路銀を得るために出場した剣術大会が、剣聖を決めるための由緒正しきものだったと気づいたときにはもう遅い。
果たして優勝してしまったベルガ・トリスタッドは剣聖として国に仕えることとなった。
剣聖と呼ばれることになった彼だったが、賢者と呼ばれる
ために田舎を出てきたというのにどういうことなのと戸惑っている内に、王女様たちの剣術指南役に納まってしまう。
ゆるふわに見えて実は? 第一王女アルル。
物ぐさお姫様の中身は? 第二王女メル。
ツンツン姫様の正体は? 第三王女カタリナ。
三人のお姫様と強くなるためのお勉強を通して紡がれる絆と成長。
これは剣聖と呼ばれた男が賢者ではなく、英雄と呼ばれる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-02 18:39:15
407367文字
会話率:50%
古河藩剣術指南役の家に生まれた累は、女でありながら幼少の頃より剣術をその身に叩き込まれてきた。
男兄弟はおらず、婿養子をとる前に父親が亡くなってしまったことからお家は断絶してしまう。
婿を取りお家の復興を願う累であったが、父親の残した婿
取りの条件が『我が娘よりも剣術の腕が上回る』事であった。
また長男では婿養子にとれないので、自分より強く独身で長男以外の人間を探さなければならない。
多くの人が集う江戸であれば見つかるかもしれないと、累は江戸の町へと向かう事になる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-30 12:10:00
13486文字
会話率:56%
山名藩家老家次男の三沢新之助が学問所から戻ると、屋敷が異様な雰囲気に包まれていた。
門から入った新之助をいち早く見つけ出した安藤久秀に手を引かれ、納戸の裏を通り台所から屋内へ入った。
久秀に手を引かれ庭の見える納戸に入った新之助の目に飛び込
んだのは、今まさに切腹しようとしている父長政の姿だった。
父が正座している筵の横には変わり果てた長兄の姿がある。
「目に焼き付けてください」
久秀の声に頷いた新之助だったが、介錯の刀が振り下ろされると同時に気を失ってしまった。
新之助が意識を取り戻したのは、城下から二番目の宿場町にある旅籠だった。
「江戸に向かいます」
同行するのは三沢家剣術指南役だった安藤雅也と、新之助付き侍女咲良のみ。
父と兄の死の真相を探り、その無念を晴らす旅が始まった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-03 18:06:59
171627文字
会話率:54%
代々、将軍家に剣術指南役として務めてきた佐々木家。
その佐々木家の最年少にして最強の5歳児である小太郎は異世界に転移してしまう。
優しい女の子に拾われて、お姫様に仕える事になった小太郎は異世界で最強の剣豪を目指す。
鈍感主人公、
超モテまくり!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-26 14:20:22
2072文字
会話率:35%
ある日。須坂藩主の腹違いの三男浪人の日野唐十郎が忍びの女から妖刀を渡された。
その夜。廻船問屋讃岐屋に入った賊が何者かに斬殺され、讃岐屋の抜け荷が発覚した。斬殺された賊を検視した日野道場の主で、甥唐十郎を我が子のように思う伯父日野徳三郎
は、下手人を剣の達人と判断した。巷ではこの下手人を鎌鼬と噂した。折しも幕府が草案中の天下普請の触書が巷に漏洩し、商人が天下普請に関係する商品を値上げすることが懸念された。
翌夜。天下普請で儲けを企む談合の帰り、材木問屋紀州屋の主と味噌問屋甲州屋の主が斬殺された。仏を検視した徳三郎は、鎌鼬と呼ばれる下手人による事件と判断した。
奉行所は、下手人が剣の達人では町方に事件解決は困難とみて鎌鼬なる下手人捕縛に日野徳三郎を特使探索方に任じた。唐十郎と大工の藤兵衛と弟子正太は徳三郎に協力する。
徳三郎だけでは人手不足と考え、大老堀田正俊は剣術試合を催して勝者である日野徳三郎の甥唐十郎、子息穣之介、門人坂本右近を幕府剣術指南役補佐に抜擢し、実質は勘定吟味役直属の特使探索方に組み入れ、大工の藤兵衛と弟子の正太を徳三郎の配下に組み入れた。特使探索方は大老堀田正俊の秘密の策であった。
事件を探索するうちに、唐十郎は、天下普請にかこつけて若年寄稲葉正休が勘定奉行彦坂重治を通じて商人たちに圧力をかけて賄賂を得ているのを知った。
大老堀田正俊はすでに若年寄稲葉正休の不正を知り、特使探索方に稲葉正休の魔の手が伸びると懸念して唐十郎に自分の養女で忍のあかねを妻として娶らせ、特使探索方の家族を警護させ、勘定吟味役荻原重秀に勘定奉行彦坂重治を調べさせていた。
だが、堀田正俊は唐十郎が警護できない城内で稲葉正休に刺殺され、その場にいた幕閣たちにより稲葉正休は斬殺された。御上が生類憐れみの令に反対する大老堀田正俊を、大坂淀川の治水事業に関して意見対立した稲葉正休に命じて暗殺させたと噂された。
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最終更新:2024-06-14 10:04:37
31892文字
会話率:38%
【剣 ✕ 友情 ✕ エロ 以上】
五年前に魔王を倒して世界に平和をもたらした元勇者ロン・アルクワーズのもとに、ある時、ひとつの仕事が舞い込んだ。
『元勇者である彼が三年間、《剣聖》を目指す才能豊かな少女たちと共に暮らし、彼女たちの剣術
指南役を務める』
金に困っていたロンは二つ返事でその仕事を引き受けたものの、いざ個性の豊かすぎる少女たちとの共同生活が始まると、当然のごとくトラブル続き。
さらに、お年頃の少女たちはみな、アッチのコトにも興味津々で、ロンの新生活は昼も夜もキケンがイッパイ。
果たして、ロンは彼女たちを無事に《剣聖》に育てあげることができるのか。
それとも、「夜の剣術指南」に溺れて、淫らに乱れきった禁断のハーレムを築いてしまうのか。
はたまた、その両方か──。
これは、のちに『救世の七剣聖』と呼ばれることとなる天才少女たちと、彼女たちを命懸けで守り育てた、ひとりの元勇者の物語。
※カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-01 10:07:30
181373文字
会話率:49%
キギスの国の東玄関、左京で名の通った花房道場に通う花房セン。
左京を治める加賀守城主の剣術指南役であった父・道元の跡を継いで道場主となった義兄の菊之助のもとで、侍となるために日々鍛錬に励む。
ある日、義兄と姉が胸に「逆さの水」の刺青を持つ男
に殺されてしまう。
センは仇討ちのため侍となり、復讐の剣鬼となる。
和風時代ファンタジー、復讐譚。
ゆっくり更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-23 18:00:00
27665文字
会話率:40%
獣人のみの銃士隊?!
平凡な学生だった隼人は、交通事故に巻き込まれ死んでしまう。
転生した先は獣人の生きる異世界で、なんとにゃんこの姿に!? その上、国一のレイピアの使い手になっていた。それを認められ、国王から姫の剣術指南役に選ばれ向かう
所で記憶が戻る。嫌々向かった王宮、肝心の姫は前世の恋人にそっくりだった。試し試合と姫に勝負を挑まれ、不覚にも勝ってしまう。
しかしその日の夜、継承権第一位の者が世界を旅すると言う掟に従い、姫が旅に出ると言う情報が耳に入る。それも、旅のお供は己と数名の銃士だと言う。何故自分が選ばれたのか……不信に思いつつ、旅は幕を開ける──
恋愛ありアクションあり、コメディありの長編ファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-11 08:05:25
1239593文字
会話率:52%
霞流剣法を日々、研鑽する三姉妹たちに懇意の金山官兵衛より意外な一報が舞い込む。
父、忠光が剣術指南役、霧島家に騙し討たれたのではないかという、その推察に激しく動揺する三人だったが…。
TwitterのFF様、ひなたぼっこさんのイラ
ストから私が勝手に考えました(ひなたさん承諾済み)アナザーストーリーでございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-07 07:47:57
12364文字
会話率:41%
正妻の子であり次期将軍ともいえる若富士(わかふじ)はある日、剣之助(けんのすけ)という男の剣術に魅了され剣術指南役を頼む。ふたりに絆ができかけたとき、突如として剣之助に死罪が言い渡される。そこには、大奥総取締役の陽々御前(ひようごぜん)の
策略があった。彼女は側妻の子である團藤丸(だんどうまる)を操り、裏で政を牛耳ろうと企んでいたのだ。若富士の身に忍び寄る魔の手。若富士は亡き剣之助のために報いることができるのか——!
※この作品は「小説投稿サイト ノベルアップ+」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-21 19:17:14
4289文字
会話率:42%
「人を斬らねば、私は生きられぬのか……」
江戸の泰平も豊熟の極みに達し、組織からも人の心からも腐敗臭を放ちだした頃。
魔剣・念真流の次期宗家である平山清記は、夜須藩を守る刺客として、鬱々とした日々を過ごしていた。
念真流の奥義〔落鳳
〕を武器に、無明の闇を遍歴する清記であったが、門閥・奥寺家の剣術指南役を命じられた事によって、執政・犬山梅岳と中老・奥寺大和との政争に容赦なく巻き込まれていく。
己の心のままに、狼として生きるか?
権力に媚びる、走狗として生きるか?
悲しき剣の宿命という、筑前筑後オリジンと呼べる主旨を真正面から描いたハードボイルド時代小説にして、アルファポリス第一回歴史時代小説大賞特別賞「狼の裔」に繋がる、念真流サーガのエピソード1。
――受け継がれるのは、愛か憎しみか――
※この作品は「天暗の星」を底本に、9万文字を25万文字へと一から作り直した作品です。現行の「狼の裔」とは設定が違う箇所がありますので注意。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-26 17:33:54
254617文字
会話率:47%
「人を斬らねば、私は生きられぬのか……」
江戸の泰平も豊熟の極みに達し、腐敗臭を放ちだした頃。
夜須藩御手先役見習い・平山清記は、自らの役目に疑問を覚えながらも、主君を守る太刀として藩法を破る無頼漢を斬る日々を過ごしていた。
そんなあ
る日、清記は父の悌蔵に命じられ、中老・奥寺大和の剣術指南役になる。そこで出会った、運命の女。そして、友。青春の暁光を迎えようとしていた清記に、天暗の宿星が微笑む――。
寂滅の秘剣・落鳳。幾代を重ね、生き血を啜って生まれし、一族の魔剣よ。願いを訊き給へ。能うならば、我が業罪が一殺多生にならん事を。
アルファポリス第一回歴史時代小説大賞特別賞「狼の裔」に繋がる、念真流サーガのエピソード0。括目して読むべし!
――受け継がれるのは、愛か憎しみか――
<アルファポリス第三回歴史時代小説大賞最終選考作品>
※この物語はフィクションです。実在の人物・団体・地名とは一切関係ありません。
※この物語は、「巷説江戸演義」と題した筑前筑後オリジナル作品企画の作品群です。舞台は江戸時代ですが、オリジナル解釈の江戸時代ですので、史実とは違う部分も多数ございますので、どうぞご注意ください。また、作中には実際の地名が登場しますが、実在のものとは違いますので、併せてご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-29 22:07:09
95282文字
会話率:45%
剣術指南役原田辿険典越、彼が手にするは妖刀鬼殺し。
しかし果たして、鬼を殺したのは人か、剣か。
最終更新:2020-06-15 03:28:59
9241文字
会話率:12%
「少年は、廃墟と化した地底都市で闘い続ける。ただ生き延びるために」
―――――
僕の名は、柱飛健太郎(はしらと・けんたろう)
親しい友人からは『ケンタ』って呼ばれている。
日本全国どこにでもある中規模地方都市の、いちおう進学校という
ことになっている私立高校に通っていた。
学校の成績は可もなく不可もなく。
父親は地元の銀行に勤めるサラリーマン。母は市役所の職員。
まあ要するに『平凡』を絵に書いたような高校生という訳だ。
強いて自慢できる部分があるとすれば、他の高校生よりガタイが大きく、運動部に所属していない割には運動神経が良い事くらいだろうか。
それと……別に自慢できる事でもないが、家系は少し特殊かもしれない。
僕の生まれた柱飛の家系は、かつてこの地方を治めていた領主に剣術指南役として代々仕えていた。
柱飛流と呼ばれるその剣術は、明治維新以降も僕ら一族に受け継がれた。
これは、そんな『ガタイが良くて、運動神経が良くて、剣術を継承する家系に生まれたこと以外は、ごく平凡な高校生』だった僕が、化け物の跋扈する異世界の地底都市に飛ばされ、そこでサバイブし続ける物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-03 07:24:29
8134文字
会話率:16%
アキクレの国にて武芸に秀で、自身が開祖である「草源流」剣術は国に認められ、剣術指南役を長年勤め多くの弟子を育て上げ、ついには剣豪と呼ばれ称え恐れられてきたジュウロウ。
60歳になり自分の老いを感じだしたジュウロウはある日唐突に思い立つ。
「そうじゃ、『ぼうけんしゃ』になろう!」
60歳になりヨボヨボの老いぼれ武士として旅に出る事にした。
これは老いた剣豪が老いや肩こり、腰痛にも負けず、冒険者として伝説(?)を残していく、壮大な物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-31 00:00:00
5778文字
会話率:40%
第四回ワラキア皇国後宮ドラフト会議の模様を現地よりお届けいたします。
最終更新:2019-11-15 17:05:04
6766文字
会話率:61%
ベテラン冒険者カインは勇者ダイチの剣術指南役として招致される。
戦いなど出来そうもないダイチにカインは途方に暮れるも、ダイチの意外な才能によって予想外の方向へ成長して……
最終更新:2019-10-04 11:44:41
2734文字
会話率:45%
騎士の称号を持つナディエール・カシュイン。
王子の剣術指南役に選ばれ順風満帆な毎日を送っている。
最終更新:2019-09-14 18:00:00
40195文字
会話率:28%
多種多様な種族が存在する世界、アルドバース。
国同士の争いが絶えない弱肉強食の世に統制をもたらすために設立された政治組織『インペリアル』
しかしそれは混沌への第一歩となってしまう――
地図の東に位置する『カイリーン王国』
国王
の剣術指南役を祖父に持つ主人公アスカは幼い頃から王家との関わりを持っていた。
国王の一人娘であり幼馴染とも言えるルーミアとその従者ライカ。
時は流れ2人は騎士となり各々の道を歩み始める。
平穏な日々が続くと思われたある日――大事件が起こる…
次第にそれは世界中の運命を変えていくこととなる――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-22 14:22:38
15872文字
会話率:53%
坂崎直盛は、裏切り者のレッテルを貼られた愚将である。
時は1615年5月。
大坂城の千姫を助けたら結婚を許すと言われ、その褒美欲しさに小勢を連れて大坂城へ乗り込むのであった。
主な登場人物
・坂崎直盛 岩見津和野藩の大名
・柳生宗矩 将軍
の剣術指南役
・小野寺義道 元出羽国の大名、現在は坂崎家臣
※この作品はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-18 18:00:00
82572文字
会話率:40%
五大陸の一大陸であるオリエンス大陸に在るサルバーナ王国。
その国の都ヴァエリエ郊外で然る人物が死んだ。
次期宮廷剣術指南役と謳われた剣士である。
正確な出自は不明だが50試合以上を全勝で飾るなど高い実力で知られた剣士だが、その剣士を誰
が殺したかは今もって不明とされている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-16 22:40:48
3218文字
会話率:6%