気弱で冷めている故か、学校でも存在が薄く目立たない黒沼乃有真(くろぬまのありま)
密かに憧れを抱いている人はいるも片隅で眺めるだけ、高校生になったものの何も変わらない、変われる訳がない...... 陰鬱とした思いで毎日を過ごしていたそんな
折、ある転機が。
放課後、教室で一人居残りで宿題をしていたのち一段落がついた所で顔を上げると辺りは薄暗くなっていた。さすがに誰もいないか、と薄暗い教室内を見渡せば男子の注目の的、もとい自分の憧れである女子生徒(芽森文音)が居残っていたことに気づく。彼女は気持ち良さそうに寝ているが時間が時間だ、起こした方が良いのかどうか迷うものの......
『――明日の昼休みに理科室にきて――』
主人公にならざる者、黒く滞っていた彼の日常にある変化が訪れゆく。
(雰囲気に重きを置き執筆しています。ラブコメの主人公ではなく、その友人でもなく、クラスで目立たない男の子による恋愛物語です)
#投稿は未定で不定期更新です
PS、ブックマーク(pt評価)して下さった方ありがとうございます。
指摘感想を受けました故、誤解を招かないようタグ内にアンチテーゼと追記。
詳細は活動報告にて記載いたしました。
目を通して頂けますと幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 18:03:50
705087文字
会話率:31%
「恋愛は外交であって、感情であってはならないのよ」
そんなことを真顔で言ってのけるのは、この異世界に君臨する王国の第一王女にして、絶世の才媛――セリスティア・レイ・アールヴァン。
俺、水無瀬アオイは、ある日突然異世界に召喚され、気づいたら
、使節見習いとして外交任務に巻き込まれていた。
戦う力はない。剣も魔法もまるで使えない。
でもなぜか、言葉だけはやたらと通じる。おまけに「お前は妙に交渉ごとに向いてる」とか言われて、いつのまにか王女付きの使節団入り。
……で、肝心の王女様なんだけど。
いや、もうヤバい。超絶美人。頭脳明晰。気品満点。しかもツンケンした物言いが逆に刺さるタイプ。
はい、俺は完全に恋に落ちました。
だがしかし、この王女様、とにかく『恋愛』に対して冷めている。いや、冷めてるっていうか、完全に「政治的リスク」扱い。
俺の想いなんて、外交戦略の一部にしか見てない。
「アプローチ」も「言葉選び」も、全部『交渉術』として受け取られてしまう始末。
くそっ、なんで片想いがこんなにもハイレベルな駆け引きになるんだよ……!
しかも彼女の隣には、腹黒すぎる宰相候補の男・レオニスがいて、俺の行動は全て彼に監視&妨害されまくり。
さらに、他国の小悪魔姫・リリカが俺に言い寄ってくるし、周囲は完全にラブコメ戦争状態。
なのに本人だけは涼しい顔して、「これは交渉でしょう?」とか言いやがる。
だけどな――
外交が何だ。駆け引きが何だ。
俺はあんたの心を、『本気』で落としにいく。
これは、
恋を知らない王女と、恋を諦めきれない男子が、
ときに笑い、ときに傷つきながら、
『本音』という最大の不可侵領域に踏み込んでいく、
そんな恋と戦略の物語――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-18 07:00:00
46274文字
会話率:45%
新道広徒には大切な妹がいた。
妹の病気を治すには莫大な金が必要、しかし家には悪化を防ぐだけの治療費しかなかった。
だから彼は中学時代の全てを勉強とスポーツだけに注ぎ込んだ。
そして勝ち取った。名門高への推薦を、大金を手に入れる為の
未来への切符を。
入学一週間前、彼はそれを簡単に捨てた。
何故なら電話があったから
――君は妹の為に高校生活を捨てれるかい?
彼はその言葉を受け、今までの全てを捨てた。
そして受けてしまったのだ、厄介で面倒な依頼を。
傲岸無礼で傲慢過ぎる少女――九条彩奈の学園生活を支えるという。
そうして始まった広徒の学園生活は、ある事件を境に九条を主人とし、自分は従順に仕える者『従者』に任命されてしまう。
「今回のお礼に貴方を私の従者にしてあげるわ!」
「お礼という言葉を辞書で引いてみる事を勧める」
「私みたいな美少女の従者になれて幸せ者ね。それに私は結構ペットを大事にするタイプなのよ?」
「せめて人間扱いをしてくれ……」
非常に面倒見が良いがどこか冷めている自称コミュ症の新道広徒と、どこまでも自分本位で自尊心が高い、自称完璧美少女のポンコツ娘の九条 彩奈。
これは、似ても似つかぬデコボコな二人が次第に惹かれ合っていき、両思いのはずなのに中々付き合わない。そんなじれじれであまあまな恋の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-25 20:49:25
89368文字
会話率:45%
施設で暮らしていた彰子は、思いもよらぬ形で従姉の皐月と再会した。
就職までの繋ぎで同居するだけだったのに、いつしか親愛以上の気持ちが芽生えてしまう。
この人とそういう関係は望んではならないのに。
※エピソードタイトルに「◆」とあるお話は
性描写を含みます
登場人物
光岡彰子(みつおか あきこ)
施設育ち。冷めている。ちょっと不良。VB。
日野皐月(ひの さつき)
従姉。教科担任。ちょっと抜けている。DB。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-29 18:05:38
240889文字
会話率:28%
婚約者と親友が浮気の果てに妊娠し、婚約を破棄された前世を持つ魔女のジャンヌ。
前世のトラウマから、彼女は他者との関りを断ち、恋愛とは縁遠い生活を送っていた。
そんな中、彼女は森の入り口で親から捨てられてしまった赤子を見つける。保護し
てもらおうと神殿に連れて行くも、己の子供と疑われた挙句冷たく追い返され、ジャンヌは仕方なくその子供を自分で育てることに。
それから六年。捨て子はマリアと名付けられ、ジャンヌと共に暮らしていた。
けれど何の因果か、マリアは次の聖女に選ばれてしまう。
これで厄介払いができる――――ジャンヌはマリアを神官セドリックに託し、断食魔女としての生活を謳歌しようと決心。けれど、セドリックはジャンヌの元に足繁く通い始め――――?
ずぼらで面倒くさがり、けれど実は情に篤く『絶対恋をしたくない』魔女ジャンヌと、
見目麗しく、冷めているように見えて実は熱い『愛したい男』神官セドリックの攻防劇。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-23 12:32:31
118305文字
会話率:39%
16年間 恋したことない男子で
どこか冷めている性格の
黒東星(こくとうせい)。
一方 常にマイペースな女子の
赤井安希(あかいあき)。
その二人は はたして
どうなるのでしょうか?
お楽しみに。
最終更新:2024-03-05 22:08:58
1056文字
会話率:0%
埼玉県所沢市は異世界と繋がった。
あらゆる異世界から多種多様な種族が所沢市に流入し、気が付いたら所沢は特別行政区と呼ばれる異世界人の暮らす街へと変貌を遂げる。
主人公・小手指守は典型的なダメ人間。就活が上手くいかずに酒に溺れていたとこ
ろ、縁あって私立学校教員の職にありつけることになった。
しかし、紹介された学校は異世界の青年たちが通う学校で、主人公は獣人、魔王の娘、勇者、神様、天使、悪魔、吸血鬼といった癖の強い生徒たちを担任として指導することになる。
趣味は酒、タバコ、ギャンブル、冷めているようで意外と熱血系の主人公と、個性豊かな異世界人が紡ぐ、とても愉快な日常・学園コメディー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-15 22:56:24
121577文字
会話率:47%
山間の村で暮らすエステラには、勇者に憧れるセルヒオという幼馴染がいた。子供みたいな夢なんていい加減諦めろと思っていた所、聖女が現れてセルヒオは勇者に選ばれる。そして何故かエステラは魔界へと拉致されてしまう。勇者が魔王を倒しに来る為の人質と
説明されても、エステラには理解が出来ない。しかも人質の割には賓客待遇で――?
複雑な事情を抱える魔王と冷めている村娘の交流、時々勇者一行の話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-01 21:27:47
97226文字
会話率:64%
このヒロイン、実は…冷めている割にお人好しな性格だったりする。ざまぁもあるよ。
レオナは前世の記憶を持つ悪役令嬢。自分が将来捨てられるのを知っているので、周り全てに塩対応ではあるが中身がお人好しなため結局婚約者から好かれることになる。そん
な彼女はある日「乙女ゲーム」の主人公から婚約者を解放しろと言われて…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-14 12:20:30
4189文字
会話率:72%
大人っぽい見た目なのに、子供のように負けづ嫌いな上原。
茶色に髪を染めた、少し冷めている篠崎。
高校で出会った二人の関係は、クラスメイトとは少し違う、特別な関係。
特別教室の隅、二人でいる時間の中で、絡まった糸が少しづつほどけていく──
最終更新:2022-05-08 22:55:35
49438文字
会話率:26%
心が冷めている"私"の昔の話。
最終更新:2022-03-25 18:51:42
1436文字
会話率:3%
【神の人形~動かざるもの食らうことなかれ~】神に創られた名もなき主人公は、同じ顔をした男が悪事を働いていたので逃亡者となった。逃げながらも普通ではない仲間と出会って名を貰うのだった。
【人選采配を間違えた神は何を間違えたのかやっつけで俺を
主人公にした】神の部下である天使ディカンドは人間の魂をどこへ生まれるかを調整する役職。あまりに主人公が決まらないとキレた神に暴挙に出られた。
【神が執拗に命を狙う】主人公アルドは英雄の父とは違い魔法が絶対の世界で魔力を器用に扱えない落ちこぼれ。火属性なのに熱血でなく冷めている。
【学園決闘ペリアデス~最高の地位は実力で勝ち取る】主人公の勇斗の学園はバトルがあり優勝したペアは安定した将来が手に入る。
【概念の神】主人公パルストは神すら抗えぬ宇宙の概念。勝利した者を己の肉体とする(恋愛皆無)
【彼女は生きていた】主人公の正幸は三年前に死んだ初恋の少女を見つけゲーム世界から出られなくなる。
【世界を破壊し君を求める~】主人公ハルオは管理者を倒す事にした。
【普通の殺し屋】主人公パトンテンは新たな主神を決める戦いに巻き込まれた。恋愛無。
【アンチマジョリティ~消えた記憶と異能力者】主人公の秋和はバラという謎の人物に出会う。(カップル乱立)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-19 13:07:37
21437文字
会話率:56%
百香(ももか)は夫・直人(なおと)の身の回りの世話を甲斐甲斐しく、完璧にこなす専業主婦。
しかし、二人の間に子供はなく、直人の愛は冷めている。
ある日、直人は百香にあることを切り出して……。
本作は、家紋武範さま主催「知略企画」参加作品で
す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-15 22:25:59
2867文字
会話率:21%
クラスで中心的な人物猫又日和と、思考が冷めているいわゆるクール系男子の犬飼悠斗。そんな性格真反対の凸凹カップルが学校で破局寸前との噂が流れた。でも本当はお互いにしっかり好き同士で・・・。
最終更新:2021-07-17 13:37:50
3445文字
会話率:45%
何に関しても冷めている現代的な考え方の少女が異世界人の少女と出会って世界を巻き込んで変わっていくお話。
百合成分あり。7割日常2割ラブコメ1割シリアス
最終更新:2021-03-25 02:25:17
645文字
会話率:56%
私の家族を紹介しよう。
まずは大黒柱である父、須藤真。工場勤めのサラリーマンであり、一家を支えている。昼勤、夜勤を繰り返している。
次に母、須藤薫子。父と同い年で母は子供服で働いている。いわゆる共働きという奴だ。
共働きだから
と言って愛情がない、と言われるのは少し不服であるぐらい愛情を与えてくれていた、妹に。
次に妹である、須藤美代。妹とは三つほど離れており、とても可愛げがあり、誰にでも好かれている妹である。
姉妹仲は上々、と言った所だろう。
そして私、須藤恵美。
須藤家はこの四人家族である。
ここまで見れば普通の、ごく一般的な幸せな家族に見えるだろう。
問題はここからだった。
世間での家族は二パターンに別れる。
まずは両親、夫婦仲が最高であり愛し合っている夫婦がいる家庭。
もう一つはお互いに冷め切っており、子供を育てるために離婚していない夫婦がいる家庭だろう。
最近は二パターン目の方が多いだろう。
私の家族はギリギリ、まだ愛がある方だろう。
しかし、私が小さい頃より冷めているのは間違いない。紛れもない事実だろう。
そして二人は共通して、美代をとても可愛がっている……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-06 17:47:21
5326文字
会話率:57%
主人公の柚は、他の人に比べると冷めた性格をしていた。周りのみんなに好きな人や恋人がいる中、恋というものが分からなかった。それなりに学校は楽しいし、充実した生活を送れていて満足している。恋ってしないといけないものなの?別になくてもいいんじゃな
い?そんな風に思っている柚だが、なんだかんだこの感情を持っている自分が不安。恋を知りたいようで知りたくない。いまいち自分自身に自信を持てない柚。そんな柚が、友人や部活の仲間との関わりで変わっていく。冷めていると自分で思っていたはずなのに、だんだん恋がどうなものなのかに気づいていく主人公の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-21 15:03:44
4388文字
会話率:39%
人間的に冷めていると人から評価される青年しかし彼の心の中には熱い想いがあった
最終更新:2018-10-30 21:35:16
655文字
会話率:0%
友人の半強制的勧めによって、王子補佐官という仕事を任されたユーリ。民衆の間では、まるで天使が舞い降りたかのような王子だと噂されていたが、そんな王子の第一印象は俺様ナルシストでアホな王子だった。そんな、彼に振り回されながら何故か男だと勘違いさ
れているがまあ、いいとして。
そんな、面倒なことに関わりたくない基本冷めている王子補佐官(中性的な女の子)と、自分の初恋に気づくはずがない俺様なアホ王子。さてさて、いつこの2人はくっつくのやら?
(ノロノロ更新だと思います。ブクマお願いします)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-06 22:00:00
9717文字
会話率:34%
思い返せば、どうだろう?
僕は何歩か前に進めたのだろうか。
こんな弱気な自分で良いんだろうか。
人と喋るのが苦手で、冷めている男子大学生の想人。
周りと比べてしまい落ち込む日々。彼の心は冷めた気持ちでいっぱい。
彼の視界は、先の見えない
不安や恐怖で真っ暗。
そんな彼が自問自答する日々の中で、あることがきっかけとなり
彼の見える世界が少しずつ変わってゆく物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-18 19:48:02
727文字
会話率:10%