西日本の広島湾に浮かぶ小さな島・宮島。
厳島神社で有名なこの島は、“神の島”とも呼ばれ、今も数々の伝説を抱えている。
宮島は、厳島神社や大鳥居で知られ、多くの観光客が訪れる人気の観光地だ。しかし、観光地としての賑わいの裏には、ガイドブッ
クに載らない“七つの謎”が眠っていると言われている。
それは地元の人たちの間で、密かに語り継がれてきた都市伝説。
深夜の商店街に現れる女の霊、海の中から聞こえる謎の声――。
「そんなの、ただの噂でしょ」
そう思っていた、理屈っぽくてちょっと冷めた女子高生・月乃紅葉。
けれどその夜、彼女は“その噂”の真実に足を踏み入れてしまう。
―これは、神の島に潜む“7つの謎”と、ひとりの少女の物語。
『宮島のオカルト7選』
① 商店街の幽霊
② 大鳥居の人魂伝説
③ 幽閉された巫女
④ 弥山に潜む天狗
⑤ 影を追いかける狐
⑥ 厳島神社の足音
⑦ 海の底の祭壇折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-19 01:40:38
9811文字
会話率:12%
舞台はダンジョン……迷宮が日常に存在する現代日本。
17才の高校生・吉常天麻《よしつね てんま》は、大学進学を選ばず、危険と隣り合わせの迷宮探索者として生きることを選ぶ。
冷めた瞳の裏には、母親への激しい憎悪と、母親を肯定する社会のルールへ
の反発が渦巻いていた。血の繋がらない戸籍上の父親からの養育費を使い込む母親を心底憎み、軽蔑しながら、吉常は剣を手に迷宮の闇へと飛び込む――そこには学歴も常識も通用しない、己の実力だけがものを言う世界が待っている。
そんな彼の日常に、突如現れたのは転校生の霧生夏海《きりゅう なつみ》。
おさげと眼鏡の愛らしい外見とは裏腹に、彼女はダンジョン探索に異様な興味を燃やす謎めいた少女だ。吉常の日常にグイグイ踏み込んでくる夏海に、最初は苛立ち混じりの戸惑いを感じる彼だったが、彼女の純粋な好奇心に彼もどこか興味を持っていた。
彼の運命が動き出すのは、迷宮での出会い。
ゴブリンの群れに襲われる夏海を、吉常は咄嗟に救う。
だが、なぜ彼女がそんな危険な場所に? 夏海の笑顔の裏に隠された秘密とは? そして、吉常が選んだ“自分の道”は、本当に彼を自由にするのか?
危険と謎が交錯する迷宮で、少年の反骨心と少女の情熱が火花を散らす!
※毎日深夜1時に1話ずつ更新していきます。
※本作、カクヨムでも連載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-19 01:00:00
84234文字
会話率:19%
ボクのとなりの席に座る女の子「初狩マミ」さんは魔法少女だ。彼女はどこにでもいる普通の女の子……と思いきや、かなりブッ飛んでいる。
これは世間一般の常識からかけ離れた「魔法少女」を、冷めた目線で観察した記録です。
最終更新:2025-06-18 22:50:46
100223文字
会話率:45%
17歳の高校生、緋山狂士(ひやまきょうじ)。
天涯孤独の狂士は、ある事情から他人に興味が持てず、冷めた目で世の中を見ていた。
その目付きの悪さから、毎日のように絡まれていた狂士は、まるで憂さを晴らすようにケンカに明け暮れる。
夏休みのあ
る日、狂士はガラの悪い男達に報復を受け、ついには海に放り込まれてしまう。
(なんて呆気ない……くだらいな、俺の人生)
薄れる意識の中、死を覚悟する狂士。
しかし、次に目が覚めると、そこは見知らぬ海岸。そして何故か、着物姿の人集りに囲まれていた。
混乱のまま慌てて起き上がると、突然耳に残る大声が響く。
「動かないでっ! もう描き終わるから!」
目の前には、熱心に何かを描き写す一人の少年が。
狂士は少年が描く絵を覗き込むと、まるで死体の様におぞましい自分の姿があった。
軽蔑するような目で少年を見つめ、狂士は無言でそれを破り捨てる。
「あぁぁー! なんて惨いことを!」
「惨いのはテメェだろーが! 人の事、死体みたいに描きやがって!」
「だって、死体なんてなかなかお目にかかれないし」
「死んでねーし! こんなん描く前に助けろや!」
「あぁー、確かに!」
この珍妙な男の名は周三郎(しゅうざぶろう)。
画鬼と呼ばれ、後世に名を残す日本画家となる男である。
現代の荒くれ高校生《狂士》と、未来の有名日本画家《周三郎》は、民衆や《妖怪》までも巻き込んで、江戸の町を賑やかに騒ぎ立てる。
喧嘩上等、ドタバタギャグコメディー!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-18 21:10:00
75257文字
会話率:49%
【毎日21:10頃投稿予定】
表向きは明るく社交的、でもどこか冷めた視線で周囲を観察している高校生・芝浦山手(しばうら やまて)。
彼の退屈しかけていた日常は、クラスでも異彩を放つ、クールでミステリアスな同級生・城之崎光哉(きのさき こ
うや)に興味を持ったことから、静かに色を変え始める。
誰とも深く関わろうとせず、休み時間はいつも一人で本を読んでいる城之崎。
何を考えているのか掴めない彼から、芝浦はなぜか目が離せない。
観察を続けるうちに気づいてしまったのは、城之崎が校内の人気者である後輩・鷲那豊樹(わしな とよき)だけに向ける、特別な――そして、どこか切なさを秘めた眼差しだった。
この感情は何なのか?
近づきたい、知りたい。
でも踏み出すことを躊躇してしまう。
不器用な視線が交錯する彼らの少し歪で切ない青春が、静かに動き出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-18 21:10:00
134091文字
会話率:21%
「世界の危機」を救う「勇者候補」に選ばれた少年「アヌビス」と
お金に目がない、どこか冷めた少女「サヤ」と
「最低」と呼ばれ、周りから恐れられる少年「ナオヤ」が
8つの課題を解決し、成長していく衝撃と感動の物語。
最終更新:2025-06-18 20:34:19
158172文字
会話率:54%
元・某大企業の「伝説の商社マン(※自称)」が、なぜか今は小さな税理士事務所の所長に。
今日も彼は、誰も頼んでいない自慢話を語り、誰も望んでいない名言を残していく――。
そんな所長を冷めた目で見つつも、適度にスルーするのが日課の職員たち。
ツッコミ担当の椎名、ちょっと天然な森、しっかり者のパート・栄田さん。
カレーが助手席で爆発したり、武勇伝が延々と続いたり、所長の暴走は止まらない!
税理士事務所×ゆるコメディ。
今日もこの事務所は、そこそこ平和です。(※ただし所長以外)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-18 18:00:00
55187文字
会話率:89%
――怪獣が出現しても、巨大ヒーローは来ない。
だから、うちの市役所が、なんとかします。
本作『市役所防衛課、怪獣対応中。』は、架空の日本の地方都市「青柳市(あおやぎし)」を舞台に、市役所の一部門である“防衛課”の職員たちが、突如として現れ
る怪獣に対処していく姿を描いた現代型の災害対応フィクションです。
彼らが持っているのは、特撮ヒーローのような超能力でも、軍隊まがいの兵器でもありません。あるのは、冷静な判断、限られた予算、地味な装備、そして市民の安全を守るという公務員としての責任感。
怪獣という非常識に、あくまで「現実的な人間の力」で立ち向かう姿を、少しユーモラスに、しかし真面目に描いていきます。
1話完結型で、毎回1体の怪獣が出現。
戦うのは、どこにでもいそうな真面目な係長、まだ青い新人職員、建設課あがりの技術屋、無口な分析官――そう、ヒーローではなく、「市役所職員」です。
怪獣との戦いを通して、彼らがどんなふうに奮闘し、疲れ、笑い、時に失敗しながらも前に進んでいくのか。そんな人間臭さを、肩肘張らずに楽しんでいただけたら嬉しく思います。
通勤電車で。仕事の合間に。夜寝る前に。
ちょっと変わった市役所の日常、どうぞお楽しみください。
――西条係長は、今日も冷めた缶コーヒー片手に、怪獣対応に追われています。
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最終更新:2025-06-18 09:23:10
9233文字
会話率:50%
「俺の記憶を覗くな!」「待て、落ち着け!オレのせいじゃない!ライネア、ナイフを下ろせ!ナイラ、助けろよ!」「……面倒くさい」
平凡な青年・ハジメは、謎の少女二人——ナイラとライネア——との出会いをきっかけに、平凡な日常を失った。狂気のカル
ト集団による儀式が引き金となり、三人は予期せぬ絆で結ばれてしまう。
記憶を共有し、感情を感じ合い、やがて人格さえも溶け合い始める——
秘密など存在しない。ナイラの冷めた性格、ライネアの凶暴性、ハジメの小心者ぶり……すべてが丸裸だ。
「お前ら、また俺の記憶を盗み見たな!?」
「あんたが先週見たエッチな夢、バレてるわよ」
「殺す。次やったら本当に殺す」
しかし、この異常な繋がりには代償が伴う。三人の絆が深まるほど、彼らを狙う謎の勢力の影も迫っていた——
「お前たちは、選ばれた『器』だ。永遠に縛られろ」
果たしてハジメは、自分自身を保ちながら二人を守ることができるのか?
この歪んだ関係の先に待つ運命とは——?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-17 10:00:00
149779文字
会話率:26%
S県空の宮市中部に位置する中高一貫校の「私立・星花女子学園」に通う高校一年生・早瀬瑛は、元OGで現中等部養護教諭・武梓と出会う。
ひょんなことから梓に助けられた瑛は、その後も何かと自分を気にかける梓を冷めた目で見ながらも、自分の皮肉や人間関
係の不器用さにもおおらかで温かく接する梓に、次第に心を許していく。
しかし、不器用で人との関わり方を知らない瑛は、次第に梓への執着心と独占欲に苦しんでいき――――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-16 21:27:30
6241文字
会話率:26%
異世界に召喚された“異世界人”――
彼らはかつて魔王を討ち、戦争を終わらせた英雄だった。
だが、平和な時代が続く今、その記録は風化し、人々の記憶からも薄れていく。
そんな彼らの足跡を記録しようと奔走する一人の記者、アリス・イライザ
ー。
命の恩人である異世界人を追い求め、過去の真実に迫ろうとする彼女が出会ったのは、
かつて“英雄”と呼ばれた男――林藤 巧。
「英雄なんて幻想だ。俺達はただ、生き残っただけだ」
異世界の“光”と“闇”が交差する戦記風ファンタジー、ここに開幕。
これは少女の記録と、男の再生の物語。
リアル寄り異世界×報道記録×元英雄のダークサバイバル。
――これは、もう一つの「異世界転移」の真実。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-15 23:52:45
17828文字
会話率:49%
沢村尚は、どこか冷めた目で人間観察をするのが癖の高校生。ある昼休み、体育帰りの同級生・綾瀬ひよりに無意識のひと言を聞かれてしまった瞬間から、彼女との奇妙な距離感が始まる。
無邪気なふりをした天然なのか、それとも確信犯なのか。曖昧な態度で揺さ
ぶってくる彼女と、観察しながらも徐々に惹かれていく自分。
「誠実が一番エロい」なんて言ってしまう彼の視点で描かれる、静かで濃密な駆け引き。これは、わかってるふりをしていた二人が、わかり合っていくまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-14 17:07:39
9213文字
会話率:37%
公爵令嬢レティシアは、王国の大公エリアスに一目惚れし、幾度となく想いを伝えてきた。
だがある夜、不思議な魔導書に導かれ、彼女は前世の記憶を取り戻す。
若くして病に倒れた前世____その最期の時まで、ただ一人寄り添い続けてくれたのは、優しすぎ
る最愛の夫だった。
「あんな男を好きだったなんて、バカみたい……」
前世を思い出し、恋を手放した瞬間から、エリアスの様子はどこかおかしくなり始める。
一方で、魔導書をきっかけに出会った第二王子リオンとは、少しずつ距離を縮めていき……。
過去と現在、そして想いが交錯する、波乱の三角関係がいま幕を開ける。
*本編のパラレルワールド設定の短編もございます。
未読でも本編に影響はありません。
興味ある方は覗いてもらえると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-14 06:05:22
75423文字
会話率:21%
アンリエッタは第一王子クロードが口説いてくるのを冷めた気持ちで聞いていた。
茶番であることがわかっているからだ。
発端は、クロードと恋人の逢瀬を偶然不幸にも目撃したことだった。
恋人を嫉妬の対象にしたくないから身代わりになれ、と言われて婚
約者がいるからと断る。
ならば自分が一方的に口説くから適当にかわせばいいだろうと言われる。婚約者から誤解されると面倒なことになると断ろうとすると家と公爵家の忠誠を疑われ、身内や誤解されたらまずい人たちへ事情を話す許可をもらうことを条件に渋々引き受ける。
クロードの目論見通り令嬢たちの嫉妬はアンリエッタに向かい、嫌がらせを受ける。
その裏で、王太子の選出が静かに始まっていた。
※始めのうちは説明が多くなります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-11 21:56:11
311387文字
会話率:35%
冷めた家族。無口な僕。
だんだんと雪が積もってゆく。
高校1年生の周祥は、転勤続きのために友達も彼女もできず、孤独なクリスマスを迎えることに。
塾帰りに人混みに酔ってしまった彼は、路地裏でしゃがみ込んでしまう。
その時、彼に声を
かけてきたのは・・・
クリスマスから始まるラブストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-11 21:00:00
40341文字
会話率:56%
ここは「真・エターナルラブ~生徒との禁断の恋~」という乙女ゲームと同じ世界。
私はその攻略対象の妹。いわゆるモブだ。それはいいのだが、兄を含めた攻略対象四人とヒロインが盛大にやらかして、卒業を前に断罪された。おかげで次年度入学した私にとって
、学園は針の筵。おかげでボッチ街道まっしぐらかと思いきや、兄のせいで白紙になった私の婚約先の侯爵家嫡男――の、弟がなにかと絡んでくる。
***主人公は転生者です。ちょっと冷めた次期女伯爵の令嬢と、一途だけど不器用な侯爵家次男のお話。主人公視点の一人称。ハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 00:40:42
32414文字
会話率:36%
ゲーム配信歴5年のストリーマー・タカアキ(斉藤貴明)は、Vtuber文化には無関心。
むしろ「作られたキャラ」とどこか冷めた目で見ていた。
だがある日、企業主催の大型コラボ企画に参加することに。
相方となったのは、銀髪ツインテの人気Vtub
er《星灯ミラ》。
その配信中、無知から来る不用意な発言で彼女の界隈を炎上させてしまうが、
彼女はその場で明るくフォローし、空気を変えてくれた。
——あの日、画面の向こうで笑ってくれたあの声が、心から離れない。
「中の人」なんてどうでもいいと思っていた俺が、
彼女を知りたいと思った。声の主に、会いたいと思った。
これは、一人のストリーマーと、一人のVtuberの、
すれ違いながらも惹かれ合っていく恋の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-05 07:00:00
67687文字
会話率:28%
親の都合で、ほぼ毎日ひとりでお惣菜屋さんでご飯を買う少年。
レンジも使えず冷めたご飯を食べる日々に内心うんざりしていた。
そんな中、お惣菜屋さんで中学生の少女と出会う。
彼女がこれから一緒にご飯を食べようと誘ってくれて、
温かいごはんで幸せ
になる少年。
手料理を食べてくれる人が増えて喜ぶ少女。
幸せな日々はこれからも続くと思っていた。
まだまだこの生活を続けられると思っていたのに、
少女はある日忽然と姿を消した………
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-04 11:29:02
28390文字
会話率:34%
目が冷めたら、平安時代でした。
言葉が伝わりません。
いや普通にどうするんだ……?
最終更新:2025-06-03 18:56:25
25028文字
会話率:25%
団地に住む小学5年生、吉本レン。
なんでもそこそこ器用にこなせるけど、特に夢もない。
「別にオレ、困ってないし」
「やってもムダっしょ」
そんなちょっと冷めたレンの毎日は、団地の友だち・いっちー(市川一馬)にかき回されている。
ある日
、いっちーがまたバカみたいなことを言い出す。
「オレ、将来YouTuberになるわ!」
「いや、それ才能ある人がやるやつでしょ」
そう言いながらも、なんとなく気になるレン。
そんな時、団地の裏にあるボロい小屋——未来屋商店の存在を思い出す。
未来屋商店。
そこは、謎のおっさん・未来田銀次(通称ミラジイ)が営む、不思議な店。
なんと「なりたい未来を1日だけ体験できる」店らしい。
「やってみろよ。未来ってのは、見てから文句言え」
ミラジイに乗せられ、レンは渋々「YouTuber体験」に挑戦する。
最初は楽しい。でも、次第に現実の厳しさにぶち当たる。
うまくいかない。めんどくさい。誰も見てくれない。
ボロボロになって帰ってきたレンに、ミラジイはぼそっと言う。
「未来はな、最初は遊びからでいいんだよ」
——そうかもしれない。
上手くいかなくても、ダサくても、ちょっと楽しいなら、それでいいかも。
そんなレンが、今日も未来屋の井戸をのぞき込む。
団地で、自分だけの未来を探すために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-25 12:00:00
46759文字
会話率:24%