季節は夏真っ盛り。
花村 歩は、友人と二人で近所のレジャー施設内にあるプールへとやって来た。
目的は、プールの目玉であるウォータースライダー『ビッグマウンテンG』を体験する為だ。
今年の夏に新設された『ビッグマウンテンG』は、テレビでも
宣伝されている人気アトラクションであり、花村は何としてもコレを滑りたかったのである。…それが例え、男とでもだ。
そんな覚悟と共にプールへやってきた花村だったが、何故か全く知らない少女と一緒に『ビッグマウンテンG』を滑る事になる。それをきっかけに、二人は………どうなるのでしょうか。
この作品は、銘尾 友朗様の企画である『夏の匂い企画』の参加用に書き下ろした作品となります。
本当は短編のつもりでしたが、書いてるうちに構想がどんどん膨らんでしまい、結果的に長編で登録することになりました(汗
※三話までが企画参加用の書き下ろしです。それ以降は別途長編と認識頂ければと思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-07 11:29:37
54238文字
会話率:57%
――言霊――言葉に宿ると信じられている霊的な力が働いている現世。言霊管理省に統括された現代において、学生たちは言霊使いとして己の力量を高めることを求められていた。自身の言霊使いとしての資質を探る主人公は、力が強い生徒が集まるという国立須和第
一学園に入学する。入学後に行われた生徒同士の言霊戦で、主人公は自身の言霊を人前で発揮する機会を得るのだが―――。その日の夜、主人公は寮への帰り道の途中で謎の奇襲にあってしまう。自分を狙う人物、そしてその人物の背後にいる組織の存在。その組織の本当の目的とは、この世を揺るがす信じられない計画だった―――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-01-06 21:48:55
7744文字
会話率:42%