卒業パーティでアメーリア・フェリド公爵令嬢は、幸せに包まれていた。エスコートするのは婚約者のリーク・ユリー公爵令息。卒業後は結婚する予定の令息だ。だが、いきなり国王陛下が、「アメーリア・フェリド公爵令嬢。そなたはエルド第二王子殿下と婚姻する
ことをここに命じる」
と王命を下した。
あまりのショックに崩れ落ちるアメーリア。
エルド第二王子は粗暴で尊大な王子で有名だった。
リークは最初こそ、公爵家から抗議をすると言ってくれたのだが、手のひらを返したように王命には従うべきだと言い出す始末。
傷ついたアメーリア。だが、エルド第二王子と結婚したくない。アメーリアはある方に助けを求める事にした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-18 14:30:35
6354文字
会話率:32%
男爵令嬢のシルフィは、五年間婚約していた大好きな相手を妹に奪われた。
いっさい悪びれない妹。
上から目線で謝ってる婚約者。
心を弄ばれた償いを二人にさせるべく、シルフィは復讐を決意する。
メイクによって、婚約者の好みの顔に変身したシル
フィ。
名前を偽り婚約者に再び近づいて、復讐を進めていく。
そうして復讐も大詰めとなった頃。
ひょんなことからシルフィは、学園一のイケメンに告白されるのだった。
その一方、妹と婚約者は悲劇の運命をたどっていく……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-01 18:03:10
31524文字
会話率:25%
イザベラは王国の姫であり、結婚式を明日に控えていた。
彼女の婚約者であるアレクは、王国騎士団の騎士長であり、二人は幸せな未来を夢見ていた。
しかし、結婚式当日の朝、巨大な力を持つ隣国が王国を攻めてきた。
王国は危機に瀕し、アレクは国を守るた
め死地へ向かう。
父である国王の計らいで、イザベラは密かに城からの脱出を試みる。
その途中、イザベラはふと婚礼の儀と転生にまつわる昔話を思い出すのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-20 02:00:53
6435文字
会話率:37%
リリア王国の公爵令嬢であるシエナは、隣国オルセド王国の第二王子カイルと婚約していた。しかし結婚式当日、なんとカイルに裏切られ、シエナは反逆者として処刑されてしまう。
処刑された瞬間、シエナの魂は7年前に飛ばされる。前世の記憶を持ったまま目覚
めたシエナは、カイルへの復讐を誓う。
魔法の才能に恵まれていたシエナは、その力を磨くことに専念。名だたる魔導師から教えを請い、強大な力を手に入れていく。
そして運命の日が訪れる。成長したシエナの美しさと才気に惹かれ、カイルから再び婚約を申し込まれる。シエナはこれを受諾するが、その裏で周到に復讐の準備を進めていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 12:27:27
5051文字
会話率:37%
伯爵令嬢フィオナは、魔法が使えないという理由で婚約破棄された。
勘当された先で出会ったのは、隣国の王子ヨハネ・ヴァレンタイン。
彼に触れた途端、氷属性として覚醒――!?
魔法の使い方すら分からないフィオナに、王子は「魔法の使い方を教える」と
手を差し伸べる。
しかし交換条件は”王子の仮の婚約者を演じる”ことだった。
婚約破棄されたはずが、再び婚約者ポジションになってしまったフィオナ。
自分の価値を見出せなかった少女が、魔法という奇跡を通じて愛を手に入れる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-18 06:20:46
30568文字
会話率:42%
エレオノーラ・ベル・フェリスは縁談の釣書きとして渡された肖像画を見た途端、前世の記憶を思い出す。
前の人生で無念にも婚約者に殺された彼女は、当時好きだった乙女ゲームの続編の悪役令嬢(作中での扱いはほぼモブ)として転生していた。
縁談相手は最
愛の推しキャラだが、このままではとある策略に利用され、再び婚約者に殺される末路を辿ってしま——「いやちょっと待って? 私その策略に加担する理由なくない? 私大丈夫じゃない?」
むしろ推しと婚約できるなんてラッキー!
仮に推しがヒロインとくっついても推しカプなので大歓迎!
ここはこの縁談を受けて推しを堂々と観察させてもらいましょう!!——とは、残念ながらならなかった。
前世の死因のせいでエレオノーラは極端な男性恐怖症に陥っていたのだ。
自分には恋愛も結婚も無理だ。
大人しくこの縁談は断ろう。
これから入学する学園では目立たず地味な学生生活を送り、卒業すれば家を出て修道女として生活しよう。
しかしエレオノーラのそんな決意を覆そうとする現実の数々。
なぜかやたらと自分に執着してくる推し!
なぜかやたらと絡んでくる王太子!
なぜかゲームと違い性格の悪いヒロイン!
挙げ句の果てに、入学式で親切にしてくれた第一作目の悪役令嬢は王太子とヒロインに陥れられて……?
「何だかよくわからないけど利用されるのはごめんです! 私は悪役令嬢に味方します!!」
将来自分を殺すはずの推しになぜか溺愛されながら、悪役令嬢を救出します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-18 11:03:26
134687文字
会話率:43%
「喜べギュスターヴよ! ストラスクライド皇国の第一皇女、アビゲイル殿下との婚約が決まったぞ!」
父である国王からこの台詞を聞いたのは、これで二度目だ。
ヴァルロワ王国の第六王子であるギュスターヴは、実は二度目の人生を送っている。
一度目の人生で、王国に、国王に、五人の兄達に、そして……たった一人の味方であると信じていた、聖女セシルに裏切られ、断頭台で処刑されて。
だが、この二度目の人生は、必ず生き残る。
自分を裏切った全ての者に復讐し、絶望と苦しみを与えるために。
そして。
「ギュスターヴ殿下。ずっと……おした――」
一度目の人生で、自分の婚約者である『ギロチン皇女』、アビゲイルの最後の言葉の続きを知るために。
これは、全ての者に裏切られた男が、死に戻った世界で笑わない皇女と共に幸せをつかむ物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-30 12:00:00
220105文字
会話率:42%
「えっ? どうして?」
「そんなことわからん」
『狂犬令嬢』とも言われるチーク子爵家のステイシーの元へ、『婚約したい令息』ランキングナンバーワンに君臨しているアルバート・セイバーヘーゲン公爵令息から婚約の打診が来た。ほとんど話したこともなけ
れば家格も違う。恐れ多いのでとりあえず断ってみたら、再び婚約の打診が。何故?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-08 07:19:56
6375文字
会話率:54%
アンドレ・ブザンソンは騎士である。
とある夏の日、彼は街道の巡回中に灰熊に襲われる車両を発見し、乗っていた5歳の幼女を救出する。
それは同行の侍女や護衛を全て失い独りで震えていた、輝く金糸雀色の髪に珍しい金色の瞳の美幼女だった。
怯え
る幼女を抱き上げると、安心したのか彼女は腕の中で眠ってしまう。
増援と幼女の迎えが現場に駆け付け、眠ったままの彼女を引き渡して彼はその場を立ち去った。
自分は騎士の職務を遂行しただけだ。どう見てもやんごとない御身分のお嬢様だし、高位貴族に関わるとロクな事がない。そっ閉じ推奨。
なのに後日、筆頭公爵家から呼び出しを食らったからさあ大変!恐る恐る公爵邸に出頭してみたら、そこに居たのはあの幼女さま。
「くまみたいなおっきなきしさま!わたくしのこんやくしゃになって下さい!」
えええええ!?
いやいやいやいや!
こちとら貧乏子爵家の三男坊ですよ!?筆頭公爵家のお姫様と結婚なんて絶対ムリ!
ていうかアナタ5歳でしょ!俺もう25なんだけど!?
さすがに父親の公爵閣下をはじめ周りの大人たち全員で説得して、何とかその場はウヤムヤにして逃れた。
なのにお姫様は全然諦めていなかった!
「改めて!よろしくお願いします!」
12歳になった姫様が再び婚約を迫る!
誤魔化しはぐらかし何とか1年逃げ回り、13歳になった姫様は3年間の留学へ。
ふう、これで何とか逃げ切ったか。
「戻って参りました!今度こそ婚約致しましょう!」
「いやまだ諦めてねえのか!?」
「わたくしはあの日から騎士様だけをお慕いしています!」
今日も姫様がグイグイ来る。
これはもう、逃げ切れねえかもしれねえ………!
◆『今日も姫様がグイグイ来る。』の長編版です。歳の差身分差体格差の凸凹カップル、アンドレとレティシアが出会ってからゴールインするまでの物語。
安心安全のハッピーエンド保証付き!(笑)
とはいえ書き上がっていない見切り発車(おい)。
◆短編おさらいと設定資料2編は読み飛ばしOKです。分からない設定が出たら読む、で全然構いません。
◆関連作品として、同じ国の同時期の物語『王子妃教育1日無料体験実施中!』もどうぞ!それぞれ単品で読めますが、併せて読めば2倍お得!(何が?)
◆この作品はアルファポリスで先行公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-02 21:00:00
125104文字
会話率:38%
「アンジェリカ、すまないが君とは婚約を解消させてもらう」
彼は傍らに一人の少女を伴い、そう言葉にした。
彼、セイン様は私の婚約者であり、この国の王太子殿下。
そして今彼の傍らに立つ少女、それはこの国を瘴気から救うと言われている聖女だった
。
聖女に婚約者を奪われたアンジェリカは傷付き、隣国へと留学をし忘れようとした。
しかし事件に巻き込まれ死んでしまう。
そして気付いたときには5歳の頃に戻っていた。
もう二度とあんな辛い想いはしたくない。
必死に婚約を回避しようとするがうまくいかない。
アンジェリカは再び婚約を解消されてしまうのか。
不器用な二人の二度目の人生。
二人は幸せになれるのか。
※こちらの作品は作者の世界観でなりたっております。貴族設定はゆるゆるです。
※こちらの作品は「婚約破棄された挙句死んだ侯爵令嬢と聖女を選んだ王太子の二度目の人生~アンジェリカの場合」との連動作品です。
アンジェリカの場合を先に読んでいただくほうが分かりやすいかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-16 19:31:58
4481文字
会話率:40%
「アンジェリカ、すまないが君とは婚約を解消させてもらう」
彼は傍らに一人の少女を伴い、そう言葉にした。
彼、セイン様は私の婚約者であり、この国の王太子殿下。
そして今彼の傍らに立つ少女、それはこの国を瘴気から救うと言われている聖女だった
。
聖女に婚約者を奪われたアンジェリカは傷付き、隣国へと留学をし忘れようとした。
しかし事件に巻き込まれ死んでしまう。
そして気付いたときには5歳の頃に戻っていた。
もう二度とあんな辛い想いはしたくない。
必死に婚約を回避しようとするがうまくいかない。
アンジェリカは再び婚約を解消されてしまうのか。
不器用な二人の二度目の人生。
二人は幸せになれるのか。
※こちらの作品は作者の世界観でなりたっております。貴族設定はゆるゆるです。
※こちらの作品「婚約破棄された挙句死んだ侯爵令嬢と聖女を選んだ王太子の二度目の人生~セインの場合」との連動作品です。
こちらのアンジェリカの場合を先に読んでいただくほうが分かりやすいかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-16 19:31:25
6746文字
会話率:43%
やあやあ、皆のもの、この話は俺こと、隣国の王太子が主人公だ。
側近はアイザックと言えば分かるかな。
分からないなら俺の事は「オウタイーシ・リンゴーク」とでも呼んでくれ。
俺には幼い頃からの婚約者がいた。名はヴァレリア。
だが幼稚な俺はと
ある出来事から婚約解消されてしまったんだ。
自業自得なんだがな。
その後必死に頼み込んで再び婚約してもらったんだが……。
立ちはだかる強敵(当者比)を目の前にして何だか空回りしているような……
好きなのは俺だけか?
俺は婚約者からの愛を勝ち取れるのか!?
「まぁ、頑張って下さい殿下」
側近にさえ鼻で笑われた。いつか仕返ししてやる。絶対にだ!!
そんな俺を応援してくれたら嬉しいぞ。
※「大好きな貴方、婚約を解消しましょう」の主に【side 隣国の公爵】に出てきた王太子が主人公です。
※前作とは雰囲気が異なります。
※作者の脳内異世界のお話です。設定はゆるめです。
※アルファポリスにも掲載していますが、一部内容を変更しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-03 19:39:42
68980文字
会話率:33%
一度は婚約破棄で別れたヴィンセントとリリエル。
再び婚約し、結婚して一年が経過した。
このお話は、拙作「もう遅いですか?」の続編です。
そちらを先に読んでからを推奨します。
また、「婚約者〜阻止されます」の主人公二人も出て来ます。サラッ
と目を通して頂くと、関係性が分かりやすいです。よろしくお願いします。
(表紙のリンクから飛べます)
※このお話は、真実の愛がと言って婚約破棄した男が幸せになる為のお話です。許さん!な方はご遠慮下さい。
※誠に勝手ながら感想欄は一旦閉じさせて頂きます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-24 18:00:00
40991文字
会話率:29%
ひっそりと一人暮らしをしている魔女のソニアの元に現れた青年は、4年前にソニアが命を救ったローランドだった。
ソニアの魔力で助かったものの、その時同時に彼は魔力を失ってしまった。いや正確には魔道回路が壊れてしまったのだった。
魔力が無いからと
去っていった婚約者を忘れられないローランドは、再び婚約者を取り戻す為に、魔道回路を修復する為に、魔女に弟子入りを乞うのだった。
捨て子として先代魔女に拾われ育てられたソニアは男女の愛を知らない。愛ってどんなものと、物珍しさと好奇心から3ヶ月だけ、ローランドの弟子入りを許すのだった。
愛を知らない孤独な魔女と年下男子が過ごす3ヶ月のお話しです。
ハッピーエンドです。
魔力とか魔道回路などは、作者の妄想のゆるい世界観です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-01 20:00:00
28820文字
会話率:39%
私は罪人である。
彼は過去に婚約破棄騒動を起こして大切な人を傷つけた。
婚約破棄の代償は大きいものであった。
父である王に罰せられた彼はその存在を抹殺されると、名前を変えて罪を背負いながら生きることになった。
だが、彼の元に再び婚約破棄
騒動が起こる。
それは過去の自分が起こしたものと同じものであった。
そして、彼は再びその代償と向き合うことになるのだが・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-27 05:00:00
14263文字
会話率:26%
セリス王国に人質として向かった王女エミリア、しかし、運命に翻弄されるかのように母国とセリス王国は戦争を始める。エミリアは見せしめのため、愛する婚約者の手によって毒殺されるのだが、別の国に王女として転生することになる。そして15歳の誕生日、エ
ミリアを殺した愛しい婚約者がエミリアの国にやってきて――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-08 14:50:08
14515文字
会話率:38%
「魔法の才能が無いお前とは婚約破棄だ」と王子に言い渡されたエルフリーデは見事な階段落ちで死んだ。かと思われたが、息を吹き返す。さらに前世で美大生だったことを思い出す。この世界の魔法は「描く」ことで力を発揮すると知ったエルフリーデは再起を図る
ために美大生の知識でチートを試みるが、現代美術は何の役にも立たなかった。それどころか「お前は美術を馬鹿にしている」と学園を追放されてしまう。領地に戻ったエルフリーデはそれでも描くのをやめなかった。描いたものが魔法になるのが楽しくて仕方なかったからだ。日々ファクトリーのごとく生み出される現代美術魔法に領民は迷惑し、両親から家を追い出される。しかし、領民も両親も知らなかった。エルフリーデの生み出した岡本太郎魔法『太陽の塔』が辺境に侵略しようとした帝国軍を退けていたことに。さらに王子と婚約を新たに結んだ女の実家が、実は帝国軍を手引きした裏切り者であったことがバレた。王子はエルフリーデを学園に呼び戻すために、エルフリーデのために美術コンクールを開く。王子はどれがエルフリーデの作品か分からないまま、「君の魔法は素晴らしい。再び婚約しよう」と持ち掛けたが、王子が直前にゴミだと思って捨てさせた小便器こそエルフリーデが提出した作品だったのだ。もちろん婚約は破断。王子は恥をかき、世界の美術の概念が爆発した。そしてエルフリーデは今日もでたらめを描き続ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-14 21:58:33
18496文字
会話率:37%
18歳で事故死し、乙女ゲームの悪役令嬢に転生した私。
色々頑張ったけど、結局私は悪役令嬢でしかないみたい。
婚約者であるルイス王子にあっけなく婚約破棄されてしまったので、前世と同じようにアイドルとして生きていくことを決めました。
アイドルの
私に惚れた王子から再び婚約の申し出?笑わせないでくださいます?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-23 10:16:08
5924文字
会話率:22%
アデリオール王国魔法省で魔法書士として
働くわたしに、ある日王命が下った。
かつて魅了に囚われ、婚約破棄を言い渡してきた相手、
ワルター=ブライスと再び婚約を結ぶようにと。
「え?もう一度あなたと?」
国王は王太子に巻き込まれる形で魅了
に掛けられた者達への
救済措置のつもりだろうけど、はっきり言って迷惑だ。
だって魅了に掛けられなくても、
あの人はわたしになんて興味はなかったもの。
しかもわたしは聞いてしまった。
とりあえずは王命に従って、頃合いを見て再び婚約解消をすればいいと、彼が仲間と話している所を……。
OK、そう言う事ならこちらにも考えがある。
どうせ再びフラれるとわかっているなら、この状況、利用させてもらいましょう。
アルファポリスでも連載中。
HOTランキング2位をいただきました。
完全ご都合主義、ノーリアリティ展開で進行します。
生暖かい目で見ていただけると幸いです。
作中、イライラする男がわんさか出て来ます。
苦手な方は回れ右をお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-17 17:23:16
98182文字
会話率:24%
引っ込み思案だったクラリス・ビューラーは、ある時、散々な風評で知られるノヴァ・バーネットと婚約を結ぶ事になった。
それが、クラリスにとっての人生最大の失敗。
それからというもの、ノヴァ・バーネットの婚約者というだけで降り掛かる不幸の数々。
婚約破棄をしようにも、実家の立場が弱くなっていたが故にバーネット侯爵家と縁を持とうとした実家の思惑もあってそれは叶わなかった。
そして、クラリスは20歳という若さで命を落とし、散々な生を終えた───筈だった。
気づいた時、クラリスは婚約を結ぶ5年前。
13歳の頃にまで遡っていた。
クラリスは決めた。
だったら、あの時のような散々な生だけは送らないで済むようにしよう。
ノヴァと再び婚約を結ぶ事になったとしても、今度は婚約破棄出来るように実家以外の味方を増やしておこう────と!
そんな思惑を持ったクラリスは、引っ込み思案だった過去の性格を無理矢理矯正し、ループ前の記憶を使って己の味方を作ろうと画策するのだが、それがとんでもない溺愛ルートに続く第一歩とはまだクラリス自身も知らなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-08 15:41:20
15933文字
会話率:27%
ヴィオラはずっと彼が好きだった。
だから、婚約破棄を望み真実の愛を求めた。
ヴィオラが国を捨てても何も変わらない。彼女の真実の愛は静かに密かに続く。
一人目の王子と婚約破棄させられ、その弟と婚約を結ばされた侯爵令嬢が再び婚約破棄されて幸
せになる話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-17 18:02:33
6910文字
会話率:21%
「アリエル、キミとの婚約を解消する」
アルケイナス王国のジフル第一殿下から告げられた一言により、その言葉を素直に受け入れるアリエル。
しかし、素直に受け入れたアリエルに不満を持ち敵意を見せるジフル殿下。
そこにアリツ第二殿下が現れ、アリエ
ルを守る様に立ち塞がる。
自分勝手で理不尽な訴えを周囲にまき散らしながら、王であるキグオス陛下に伝える。
あまりに身勝手なジフル殿下に対して、アリエルは切り札を出すのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-01 19:00:00
4519文字
会話率:33%