全体の半数ほどの人々が、魔力を生まれながらにして持つ世界。
国民の九割以上が魔力保有者となる、魔術国。
国民のおよそ半数が魔力を持ち生まれてくる、中立国。
魔力を持つ人間の誕生が稀である、魔術教育除外国。
薬草栽培がさかんな中立国・
コルギー王国のオーン山(通称・薬草山)。
過去の貢献により国から薬草山の管理をまかされ、代々が山内で暮らしていたコルドバーン家。
二百年以上、生活する一家の姿が周辺の村や町で確認されていなかったため、家督は途絶えたのだろうとおもわれていた。
しかし、コルドバーン家は住居を山のふもとから山頂付近へとうつし、山から出て買いものにいくことすらも忘れ、薬草の研究に熱中していただけだった。
長く誰も住んでいないとされていた薬草山で、十二歳のふたりの子供が発見される。
この発見から、世界の発見や再発見につながっていったり、つながらなかったりする、お噺。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-20 07:10:19
864410文字
会話率:45%
『人間観察記録(人間学入門書)』です。
新しい読書観を切り開くドキュメンタリー参考書。
背景はルンプロ(日雇い労務者・路上生活者・ブルーテント生活者・排斥された少年達・薬で人生を棒に振ってしまった青年・人知れず亡くなって逝く人・強盗・万引き
老人・痴呆・聾唖者・糖尿病のヤクザ・・・等)あらゆる底辺の人達がたむろする側溝街(Sanya)。
そこに在った『コンビニのダストボックスから拾った実例』です。
人間学の実践的体験学者『具流教授』の綴る珠玉の一冊。
コレはまさに『人間学研究の参考書』です。
面白くなかったら捨てて下さい。
但しこの店は、・・・今は在りません。
具流教授の記録ドラマはまだまだ沢山あります。何度でも読み返して下さい。人間社会の景色が変わって見えて来るかも知れません。
※ 作品は著作権を放棄したものではありせん。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-07 05:32:10
109449文字
会話率:53%
本書を通して、現在の社会の根幹にあるダンジョンそのものを解体する。ダンジョン探索の入門書として、研究職への入門書として、冒険者を夢見る子供の寝物語として誰かの役に立てれば幸いです。
最終更新:2024-02-29 00:00:00
1027文字
会話率:0%
大学の講義名やテキスト名によく使われる〇〇入門とは、初学者にとって全然入門じゃなかったりもする。 例:相対性理論入門、電磁気学入門
最終更新:2024-01-10 17:53:51
834文字
会話率:17%
「魔術などという邪悪なものに取り憑かれおって! 出ていけ! この一族の面汚しめ!」
剣術と魔術が反目しあう世界。
デュランダルは世界でも有数の剣士の一族に生まれる。
デュランダルは一族でも最弱、弱肉強食の一族では家事を押しつけられ、外の
犬小屋で寝かされ、妹からはからかわれていた。
しかしある日、デュランダルは魔術の入門書を拾い、魔術の楽しさを知る。
家族に隠れて魔術の勉強をしていたのだが、父親に見つかり追放を言い渡されてしまった。
着の身着のままであてもない旅に出るデュラン。
旅先で魔術の盛んな街にたどり着き、そこで『氷菓姫』と呼ばれるアイスクリンを盗賊の手から助ける。
アイスクリンの氷結魔術をマネしてみるデュラン。
いままで実家では隠れてしか魔術を練習できなかったが、自由になった今ではおおっぴらに魔術を使える。
そこで規格外の才能を発揮し、氷菓姫を上回る氷結魔術が暴発。
魔術の楽しさを再認識したデュランは『王立高等魔術学院』に入学。
ライバルたちと魔術を競い、切磋琢磨……するはずだったのだが、デュランの魔術は他の追随を許さなかった。
デュランは剣士の一族では最弱とされていたが、それでも最強の部類に入る腕前を持っていた。
学院での生活を通し、デュランは剣術と魔術を組み合わせ、世界初の魔剣士となる。
剣技と炎の魔術を組み合わせた『バーニングブレード』。
魔術で多数の剣を操る『サウザンドソード』。
剣では斬れない霊体を斬る『ファントムスレイヤー』。
デュランは今までにない幾多の技を編みだし、世界最強の座へと登りつめていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-02 12:05:12
215333文字
会話率:34%
アレフ・ブレイブは優秀な剣聖の家系に生まれたものの、剣の才能が全くなかった。
けれど、ひょんな事から魔法に興味を持ち、自室である物置小屋で独学で魔法をマスターしていくも、ある日父親ジャコブ・ブレイブに魔法の入門書が見つかってしまう。
「剣技も録に会得できないくせに、魔法なんぞにかまけていたのか! 剣も振れないお前など、ブレイブ家の恥さらしだ! もう出て行け!」
「そ、そんな……!」
アレフは剣の稽古をサボっていたわけでもなく、魔法の研究は空いた小さな時間でやっていたのに、ジャコブに家から追放されてしまう。
さらには、ジャコブにより『アレフ・ブレイブ』は病死したことにされてしまい、アレフは名前すら失ってしまった。
「うっ……」
今までずっと住んできた屋敷から追い出され、それによりアレフ――否、名無しの少年が得たものは不安だけだった。
大粒の涙をこぼして、追い出された屋敷の近くの森の中で静かに泣いた。外はもう暗くなっていて、そこら中から獣のうめき声が聞こえる。
とてつもない悲しみに少年は打ちひしがれていた。けれど、彼は立ち上がる。
「……行かなきゃ」
ぽつぽつと一人、少年は歩み始めた。――生まれ育った屋敷に背を向けて。
「アレフ・ブレイブは……死んじゃったんだ……僕はもう、アレフじゃないんだ……」
名前を失った少年はただ暗い森の中を歩く。
その先に明日があるのかも分からないけれど、とにかく歩いた。
少年はぼそっと呟く。
「……そうだ。まずは僕が誰なのか、名前をつけないと……僕が僕であるために……」
「名前……そういえば、男の魔法使いはウィザードって呼ばれることがあるんだっけ……。なら僕は……」
「――ウィズ。そう名乗ろう」
足を止めていたウィズはまた歩き出した。その先には何があるのか分からないけど、後ろには戻れない。
「……さようなら、アレフ・ブレイブ」
ウィズは今までの自分に別れを告げると、暗闇の中に消えていったのだった。
――物語が動き出すのは、『ウィズ』と名乗る青年が雑貨店を営み始め、数年後のことになる――。
*
同タイトルをカクヨム、アルファポリスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-25 20:33:03
317563文字
会話率:34%
【pixivより転載】
私としては、ここpixivでは珍しく「非18禁」の短編です。
舞台は江戸時代です。
タイトルどおり、アソコが「馬並み」(!)のお侍さんが主人公なので、モロに性的なストーリーではありますが、直接的な官能描写や
官能表現は「一切」ありません。
このお話は江戸時代の南町奉行、根岸 鎮衛(1737-1815)が書き記した「耳嚢」(みみぶくろ)の巻之一「異物亦(また)奇遇あること」という短い記述をベースにしています。
個人的に江戸時代が好きで、よく当時書かれたものを読んでいるのですが、ダントツに面白いのが、下級旗本(町人という説も!)から驚異的な出世を遂げ、勘定奉行から南町奉行までを歴任した根岸 鎮衛(ねぎし やすもり)が江戸の事件、噂話、珍談、奇談、猥談から怪談にいたるまでを、30年以上に渡って書き溜めた「耳嚢」でしょう。
岩波文庫から全三巻で注釈付きの良書が出ているので江戸時代の入門書としても最適です。
耳嚢の中には、今回ベースにした並外れた巨根の男性のエピソードの類話が数話あったように記憶しています。
約七千文字のハッピーエンドの短編、お気軽にお読みください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-12 21:45:36
7786文字
会話率:31%
「別世界通信」 荒俣宏 著 (幻想文学・ファンタジー文学・ロマン主義文学への入門書) マイブックレビュー
キーワード:
最終更新:2022-11-24 11:07:18
1426文字
会話率:0%
些細なきっかけで始めたフェアリウム。それが、私の運命を変えることになった。
フェアリウムというのは、御伽噺にある妖精に似た植物を育てる趣味のことだ。入門書に従って育てたはずなのに、なぜか私が育てた妖精はどうにも非常識になるらしく。
※
とりあえず投稿です。続きは未定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-26 01:39:16
6060文字
会話率:38%
森 風作(もり ふうさく)は京都市内の立志大学の学生である。英語への関心が非常に強く、英語会話は堪能である。あるとき、ネイティヴとのディベート(討論)を試みようと、外国人留学生であるデイビッド・ハンセンに声をかける。しかし、風作は議論を自
分のペースで進めることができず、逆に自分が日本について無知であることを知らされる。デイビッドは特に大乗仏教について質問を重ねたが、風作は黙り込むほかなかった。風作はデイビッドと再会するまでに仏教を学習し、デイビッドに大乗仏教の何たるかを教えることを約束する。
あるとき、風作は友人の三井に誘われ養世寺で開かれた御講話に参加し、アメリカ人僧侶、アーネスト氏と出会う。風作はアーネスト氏の慈悲深い人格に心打たれ、以後、仏教研究に専心するようになる。風作は仏教入門書を読み、悲劇や不幸を抱える人々の生き様を知ることで、いっそう仏の説く真理を求めようとする。
ある夜、養世寺が大火災に見舞われる。アーネスト氏はご本尊を護るために燃え盛る本堂に入り、炎の中で絶命する。アーネスト氏の、言葉を超えた信仰者としてのあり方が、風作に信仰と悟りの本質を伝える。風作は、デイビッドに仏教を語る時が来たことを知り、彼と再会することを約束する。
風作はデイビッドに仏教の核心部を語るが、逆にデイビッドから大乗経典が釈尊直説の経典ではないことを知らされる。また同時に、欧米人から見た日本国は理解不能の不思議の国家として映っていることを教えられる。
風作は驚愕し、自らのアイデンティティー喪失の危機に瀕する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-03 17:00:00
57076文字
会話率:46%
干からびていたスライムの核に雨が当たる。
そうして男は蘇った。
何にもする事のないスラ生。
ある日、人間とコミュニケーションをとろうとするスライムだったが魔法で攻撃され逃げた。
魔法に人化の望みを見出したスライム。
一時的に逃げた奥地で遺跡
を発見。
遺跡にはゴーレムとプログラムという名の魔法の手引書があった。
見習い魔法使いになったスライム。
魔法制御のゴーレムに乗り込み、「いざ行かん、まだ見ぬ地よ」と冒険の旅に出るのだった。
カクヨム、小説家になろうに掲載しています。
プログラム入門書になったら良いなとの思いで書いています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-16 12:14:18
11963文字
会話率:3%
資料として学業に活かせる程度の中身を目指していますが、間違いなどあるかと思います。そうした際は是非ご一報ください。また参考文献を記述しているので、そちらをご確認ください。「カクヨム」にも投稿しております。世界史シリーズの第一作となる予定です
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-05 22:07:57
66192文字
会話率:3%
――読書をしながらも、人はちゃんと歩ける。
それを証明しようとした、とある文学少女が執筆した本がここにッ!!
最終更新:2020-03-15 21:00:00
605文字
会話率:0%
現代発達している科学すら も廃れ、
人類は新たな進化を果たした未来のお話。
魔法学が研究を成され、社会に根付き、
生活の中心となった世界。
中でも個々に芽生える潜在固有魔法《オリジン》が
人々の生活には欠かせないファクターとなっていた。
これは自分の潜在固有魔法を模索する少女と
魔法学の祖とも言われる天文魔法を潜在固有魔法として持つ大宇宙先生の
現代人でも潜在固有魔法が開花できる魔法学入門書である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-07 21:40:52
1725文字
会話率:30%
吾川文人(あがわふみと)が部長として所属する天領高校文学部はギリギリで廃部を免れる部員二人の零細もいいところ。普段の活動も真面目とは言い切れない日常を繰り返すたった一人の部員、本条佳乃(ほんじょうよしの)のことは気になるが、関係はただの先輩
と後輩。今日も今日とていつもと変わらない部活の風景の筈が本条佳乃が読んでいた催眠術の入門書に興味を示し試してみることに・・・?
注1:エロいことにはなりません。
注2:R15タグは念のためです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-08 18:01:13
6321文字
会話率:46%
魔法について体系的に分け、その研究の歴史の紹介とともに魔法現象がどういうものかを説明する入門書。
最終更新:2019-06-26 23:44:32
1475文字
会話率:0%
異世界ではあるが、異なる選択をした所謂if物で、数多ある平行世界を覗き見てレポートしたモノで娯楽番組仕立ての学問の入門書風の物。
アイデアのネタ帳に近く、日頃のニュースからこんな社会に発展していれば良かったんじゃないか的コメント集です。
連
載形式ですが、読み切り短編が基本で、思い立ったら書き留めて投稿の不定期ですので、定期更新を期待しないでください。書き溜まれば、ネタのジャンルで章分け編纂や別シリーズに分散編集もありますので、予め御承知置き下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-17 02:00:00
6716文字
会話率:0%
哲学入門書を自分で書いてみることにした。
最終更新:2019-02-11 19:22:29
28420文字
会話率:1%
5ちゃんねるのカテゴリ実況ch。ここに市況2と言われるギャンブラーが集う板がある。その中の某スレッドにスポットを当て億万長者という夢を追いかける住人の日常は果たしてどの様なものなのか
億万長者の夢を実現する者は果たして出るのか?
残酷な現
実に挫折する者が向かう末路とは?
相場格言や簡単なトレードテクニックなどを紹介しながらFX入門書の更に前のしおりを目指します折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-06 12:39:54
1424文字
会話率:0%
異世界転移もない。異世界転生もない。魔法もない。剣もない。恋愛もない。
これは、高校生が哲学する、ただそれだけの物語。
なろう初(?)の哲学入門書。
最終更新:2019-01-21 13:11:17
4134文字
会話率:0%