高校入学初日、笹崎凛太郎はなぜか「モルック部」に勝手に入部届を出されていた。断る間もなく流されるように入部した凛太郎は、当初「投げるだけの地味な遊び」とモルックを軽く見ていた。
だが、真剣に汗を流す部員たち、なかなか当たらないスティック、
文化祭での部の発信、そして悔しい初試合を通して、凛太郎は徐々にモルックに、そして仲間に心を惹かれていく。
1年目の冬、「上手くなりたい」という初めての目標が芽生え、引退していく先輩たちの背中を見送りながら、次第に彼自身が「チームを引っ張る存在」へと変化していく。
2年目には後輩も入り、主将代理としてチームをまとめる難しさを痛感する。勝利よりも大切な「伝えること」「信じること」に直面し、ぶつかりながらも本物の信頼を築いていく。
そして3年目――。
最後の大会、文化祭、そして別れの季節。
モルックという競技が、自分の居場所であり、人生そのものだったと気づいた凛太郎は、仲間たちと共に笑い、悔しがり、未来を託し、卒業していく。
3年間のすべてが詰まったスティックを後輩へと手渡すその瞬間、凛太郎は胸を張って思う。
「僕の3年間は、ここにあった」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 09:40:00
25182文字
会話率:27%
札幌国立大学4年生の小原玲子は大学の先輩たちとともに異世界へ転移します。異世界ノルトラントで、もとの世界にもどること、そして魔法をみにつけるためにがんばります。
最終更新:2025-07-29 07:20:00
193963文字
会話率:58%
先輩とちょっぴり距離感の近い後輩のゆっくり進む日常をショートストーリーにしました。毎日更新するので気になった人は要チェック!
最終更新:2025-07-29 07:00:00
10101文字
会話率:35%
【社会人×先輩後輩×百合!過去を起点に救い救われる百合ラブコメ】
橘志暮、二十七歳OL。残業続き、ストレス続き、セクハラ続き。
全てに疲れ切っていた私は、その日の飲み会でたらふくお酒を飲んだあと、人生を投げ出し電車のホームから飛び降りよう
とした。
しかしそれを止めたのは、つい最近うちの会社に転職してきた顔の良い後輩・落合楪だった。
すると私に水を飲ませるために口移しでキスをされ、家に連れ込まれた私はそのまま朝を迎え――
これは、会社で潰され壊れそうになっていた橘志暮が、転職してきたばかりの後輩社員・落合楪に迫られ、絆され、染まっていく話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 04:29:51
107502文字
会話率:36%
Solomonはあなたのダンジョン管理をより快適に、より便利にする全異世界対応のダンジョン管理術式です!
Solomonを利用することで、ダンジョンを管理する際に問題となる、モンスター、通路、照明、トラップ、宝箱や小部屋といった要素を総
合的に管理することができます!
総合ダンジョン管理術式『Solomon』に興味がございましたら、ぜひ弊社のホームページより体験版をダウンロードの上お試しください!
「……って、広告にこんな嘘ばっかり書いて! このクソ術式で快適なダンジョン管理なんて出来る訳ないじゃないですか!!」
「嘘じゃねえよ。可能であることに間違いはない。ただその方法がちょっと複雑で、術式の構築がクソで、色々な所に信じられないくらいの不具合が埋まってるだけだ」
──────
これは、いわゆるダンジョンコアを作ってる側のおなはしです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 22:51:24
928446文字
会話率:35%
……はい、推しが可愛すぎて心臓が死にました(なお、恋は生きています)。
あたし、飛鳥(あすか) ひなたは、恋をしている。
相手は学校一の美人、九条(くじょう) あまね先輩。
透き通るような白い肌、艶やかな黒髪、完璧な美貌――。
先輩は、いつでも無口で無表情。人間味がないほどに整った、憧れの存在。
廊下ですれ違うたびに、胸を高鳴らせて見送るだけの日々だった。
でも。
でもでもでも。
ある日、使われていない旧図書室で、見てしまった。
飲食禁止の場所なのに。
あの先輩が――デッカいおにぎりを頬張っている光景。
ほっぺをぷくっと膨らませて。
唇の端に米粒をくっつけて。
あたしに気づいて、耳まで真っ赤になっているところ……っ!
可愛すぎて、心の中でファンファーレが鳴り響く。
知ってしまったその瞬間から、もう止まれない。
そんな、知らなかった“推し先輩”の姿。
九条先輩の赤くなる瞬間が、私の生きがいになってしまったから。
---
無表情で赤面症な“推し先輩”×暴走ぎみな”恋する後輩”。
甘くて、尊くて、ちょっぴり苦しい、青春百合ラブコメ。
※カクヨム、TALESにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 21:23:25
80142文字
会話率:25%
研究所で働く僕の先輩・松芽勇気(まつめゆうき)は、小柄でまるで子どものような見た目だ。でも中身は一流の研究者。
ある日、「いじめの調査をお願いしたい」という奇妙な依頼がくる。
その依頼主は小学生の女の子だった―!?
「いじめられる方が悪い」
って本当? データや論理、そして人の心を頼りに“小さな先輩”と“普通”な僕が現代社会の難題に挑む。
コミカルながらも心温まる、ちょっとだけ社会派なヒューマンドラマ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 20:41:26
4509文字
会話率:59%
15歳、高校1年生になったばかりの藤城雅臣は訳あって東京から名古屋へ引越してきた。
仕方がなくこの山王学園入るも通う意味を未だ見出せていない。
入学式のため学園まで足を運んだはいいが参加せずに帰ろうとするも、聞こえてくる喧騒につい足を止
めてしまう。
そこにいたのは同級生の2人組。
何かと騒々しい小柄な柊夕太。
態度も口も最高に悪い蓮池楓。
この出会いが、自分の運命を大きく変える事になるとも知らずに______
そんなある日。
雅臣は夕太が発案したサークルに人数が足りないからと無理やり名前だけ貸すことになってしまう。
嫌々ながらも参加させられるも、雅臣はそこで出会った4人の先輩を通じて自身の人との関わり方や考え方を思いがけず見直す事となった。
生きることにままならない子ども達は、山王学園高等部で出会う人々の価値観に触れ傷つきながらも自分の心を整理する。
「言葉にしなきゃ伝わらないだろ__!!」
言いたいことが言えるように。
自分の言葉で伝えられるように。
自分の考えを理解し、理解されるまでの成長物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 19:42:24
624995文字
会話率:35%
神の手違いで死亡した綾村圭は幼女死神の手引きで異能力を持ったまま、魔法栄える異世界で第二の素敵チートライフを送るはずだった。
しかしこれまた手違いで魔力ゼロ、異能力も未発現の状態で転生(リスタート)させられたために綾村は異世界でぼっち
になってしまう。
このまま非リアの陰キャとして一人寂しく異世界学校生活を終えてしまうのかと危惧した矢先、自分と同じく強引に異世界転生させられた美少女達が集う『魔法使い部』を見つける。
この部に隠された秘密に気がついた綾村は部員(仮)として居場所を手に入れることに成功、それからは本部員となるべく活動をしていくことになった。
クールを気どるもちょっぴりおバカで残念な美人部長と和気あいあいと罵りあったり、ゴスでロリ巨乳な先輩の愛らしさに見とれたり、虚弱体質なダウナー系ドMガールに何度も鮮血をぶっかけられたり、エセハーフのドジっ娘後輩に縛られたり、『魔法使(〇〇)い部』を守るためにかっこよくチート異能に目覚めたりして、綾村は不自由きままな異世界非リア充ライフをなんだかんだで満喫するのであった。
※12万字前後で完結予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 18:51:06
99263文字
会話率:40%
「俺はずっと待ってるんだよ……アンタがギルマスじゃなくて、ただの“女”になるまで」
ーーーーーーーーー
こちらは1話1000字ほどで完結する、
異世界ギルドを舞台にした小さな恋のオムニバス。
恋に落ちる瞬間だけを、ひとつずつ丁寧に束ねま
した。
お品書き
1話 Fランク剣士×ラスボス魔女
2話 後輩オーク×先輩斧使い
3話 ギルド受付×引きこもり聖女
4話 雇われ魔王×ポーション屋娘
5話 フェミニスト聖騎士×クールサキュバス
6話 鍛冶屋ケット・シー×隻腕のギルマス
7話 side:隻腕のギルマス
8話 side:フェミニスト聖騎士
9話 side:ポーション屋娘
10話 side:引きこもり聖女
11話 side:後輩オーク
12話 side:元Fランク剣士
何話からでも読めます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 12:04:56
1050文字
会話率:31%
かつての栄光に縋る、隻腕のギルマス。
彼女を苦手に思っていた、ケット・シーの鍛冶屋ルブだが……。
「お前の尾は、温かいな……」
正直な尻尾が、ささいな恋の鼓動を教えてくれる。
──これは、“はじまりの恋”の物語。
+++++++++
++
1話1000字で完結。
異世界ギルドを舞台にした、小さな恋のオムニバス集です。
恋に落ちる“あの一瞬”を、異種族×ギルドの日常から切り取りました。
お品書き
1話Fランク剣士×ラスボス魔女 【再会】
2話後輩オーク×先輩斧使い【両片思い】
3話 ギルド受付×引きこもり聖女 【解放】
4話雇われ魔王×ポーション屋娘 【鈍感】
5話女好き聖騎士×クールサキュバス 【本当の顔】
6話 鍛冶屋ケット・シー×隻腕のギルマス【寄り添う】
シリーズどこからでも読めます。
更新は気まぐれに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-12 12:01:52
1140文字
会話率:37%
女好きの聖騎士様に、サキュバス(わたし)の専売特許、魅了(チャーム)をかけたら――どうなると思う?
「……もしかして、俺に魅了かけようとした?」
実はこの騎士、「女好き」は作り物のキャラ。
魅了されたのは、わたしの方だったなんて――!
──これは、“はじまりの恋”の物語。
+++++++++++
1話1000字で完結。
異世界ギルドを舞台にした、小さな恋のオムニバス集です。
恋に落ちる“あの一瞬”を、異種族×ギルドの日常から切り取りました。
お品書き
1話 Fランク剣士×ラスボス魔女 【再会】
2話 後輩オーク×先輩斧使い【両片思い】
3話 ギルド受付×引きこもり聖女 【解放】
4話 雇われ魔王×ポーション屋娘 【鈍感】
5話 女好き聖騎士×クールサキュバス 【本当の顔】
6話 鍛冶屋ケット・シー×隻腕のギルマス【寄り添う】
シリーズどこからでも読めます。
全12話予定。更新は気まぐれに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-11 12:01:16
1197文字
会話率:39%
「ミケ先輩の笑った顔見たい」
小さい頃の出来事のせいでマスクが手放せない俺、三宅光(みやけひかる)の前に現れた後輩の蜂矢昴(はちやすばる)。
アイドルみたいなイケメンのくせに、やけに人懐っこくて甘え上手なこの男に俺の日常がどんどん乱されてい
く。
一人でいるのが当たり前だった昼休みの時間がいつの間にか二人でいるのが自然になって、そのせいで距離まで近付いた。
だけどどれだけ仲良くなっても、俺はマスクが手放せない。
だってこれは俺の命綱だから。
でも蜂矢はそんな俺を否定せずに受け入れてくれて──。
猪突猛進大型犬甘えん坊後輩攻め×マスクが手放せない先輩受け
三宅光(受)
高校二年生。マスクが手放せないツンデレ気味の男子。
蜂矢昴(攻)
高校一年生。大好きが隠せない猪突猛進型の後輩。
ブクマやスタンプ、一言でも感想をいただけますと励みになります!
よろしくお願いいたします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 12:00:00
16261文字
会話率:43%
※この作品はBLの要素を含みます。
直接的な描写は手を握ったりキスしたりくらいです。
ただ手脚が再生する人達が出てくるので、手を切り落とす描写などはでてきます。苦手な方はご注意ください。
秘密を抱える後輩×心に傷を抱える先輩
『熱を知
らない虎の手は』から5年。
食いっぱぐれないからという軽い理由で警察学校に入ったスイレンは、まさかの捜査官として花形の班に配属されて初日から辞表を出したくなる日々を送っていた。
チームメンバーはいい人達だが、一番歳の近い先輩のホムラだけはやたらとスイレンへのあたりがキツい。しかもルームメイトなのに全く寮に帰ってこず、自分に関わってくるなとまで言ってくる。
ホムラへ嫌いだという気持ち以外なかったスイレンだが、自身の抱える秘密と向き合う勇気をもらったことでその想いが変化していく。
やがてホムラの抱える傷を知った時、スイレンはその心を守りたいと思うようになっていくのだった。
この作品は「NOVEL DAYS」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 06:00:00
4466文字
会話率:53%
魔法学校に入学したてのピカピカの1年生ルーク・ディアスは、可愛い彼女を作って最高に楽しい学校生活を送るのが夢!
裕福でない家を支えるためバイトばかりしてきたルークは友達もいない、勉強も訓練もしてこなかったため学業も魔法も得意ではないが、青春
できると信じている。
そんなルークはクラスに魔法を教えに来た先輩、ブレア・ユーリーに一目惚れする。
思いたったが即行動!のルークは早速ブレアに告白するがーーーー?
「好きです!!!結婚を前提に、俺と付き合ってください!!!!!」
「は?キモい、無理。」
高嶺の花?絶対に靡かない?性別不詳?噂だらけの不思議な先輩だけど、オレが絶っっっっっっ対に幸せにしてみせる!!
絶対に折れない後輩と、絶対に誰も好きにならない先輩の、好感度ゼロから始まる異世界魔法学校ラブコメ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 00:15:29
617299文字
会話率:41%
エルダー村で薬局を始めて8年目。村には欠かせない存在となった薬師のソフィーの下に同業者で先輩のリリアが一人の少女を連れて来る。彼女の名はサラ・オレイン。薬師試験に合格したばかりの新米薬師で修業先を探していたところをリリアに拾われ、ソフィーの
下で修業することを勧められたのだった。
突然のことに驚くソフィーだったがサラを弟子として受け入れ、先輩薬師として後輩を育てる新たな日々が始まるのだった。
※「新米薬師の診療録」の続編です。
※「カクヨム」様でも同一タイトルで公開中です。
※本作の成人年齢は16歳です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 21:51:33
97310文字
会話率:73%
ヒーロー協会から除名という名の追放をされた悪名高いヒーローの私は、そのヒーローで活動していたことを秘匿して郡部の町に引っ越しをした。
そこでヒーローに成りたての女の子が、私が元ヒーローであったことを知り、私に訓練をしてもらいたいと言い始
めた。
静かに、誰にも気にされず過ごすつもりだったのに、中々私を放ってくれない。
他人に教える、ということはとても難しい。
手探りで教えながら、過去を振り返る。どうやって教えられたか、どんなタイミングであったか。
先輩、あなたはどんな風に私に教えてくれていたのかな。
先輩、何を思っていたのですか。
なんてことを、ふと、人生2回目だけど頼りにならない私は思うのだ。
ハーメルンでも公開しています。
※ハーメルンで活動されている『難民180301』先生の『塵埃の魔法少女』に感化されて書きました。
こういうお話って結構好きなんですけど、『難民180301』先生が作った作品は特にグッとくるものがあるんです。
そんなお話がかけたらいいな、と思って書きました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 19:39:03
41627文字
会話率:29%
前作の「村に来る歩荷さん、強すぎない?」の続きで、黒竜さえも倒してしまう歩荷の田中先輩が後輩に語った体験談を山上君の私生活を通して聞いていく話です。
靴屋の倅だった田中先輩はどういう経緯で歩荷になったのやら。。。
という触れ込みで書き始め
たものの、実態は江戸時代風の異世界譚で、山上くんの歩荷としての生活を中心(?)に、黒竜からの力の継承、更科さんとの結婚などのイベントとそれにまつわる体験を書きつつ、時々思い出したかのように先輩の過去を聞く物語となっております。
あと、後書きでいろいろと遊んでいます。
江戸時代のちょいネタとかもあるので、そこだけ拾って読むのもありかもしれません。
* 2019/08/17
各話のタイトルを修正しました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 18:00:00
2109537文字
会話率:29%
『それは、まだ「好き」と言わない。―両片思いアンソロジー―』
恋が始まる、ほんの少し前の気持ち。
惹かれ合っているのに、気づかないふりをする。
気づいてしまっても、伝える勇気が出ない。
幼なじみ、先輩後輩、クラスメイト、敵対関係、バイト
仲間。
さまざまな関係性の中で、それぞれの“好き”がすれ違い、交差していく。
これは、付き合う一歩手前。
まだ「好き」と言えない、だけどそれでも、確かに恋している物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 20:00:00
17043文字
会話率:41%
高校生の黒山胡星はふとしたきっかけで先輩の奄美雛の恋愛成就に協力していた。
その日々の中で二年生となり間もなく、一年生にして雛の妹でもある奄美葵が黒山の前に現れて頼み事をしてきた。
「私の彼氏を演じてほしいんです」
校内でも一二を争え
そうな美貌を持つ葵はどうやら男避けに偽彼氏を求めている模様。
面倒を避けたい黒山はこれを拒否するも葵はめげず毎日のように黒山の元を訪ねて遊びに誘うようになる。
さらに黒山には他にも色んな女子達と関わりがあるようで……?
これはできることなら一人で過ごしたい先輩と、その先輩とどうにかして交流してみたい後輩の話。
ハーメルン、ネオページにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 03:10:00
214353文字
会話率:50%
全ては一通のラブレターから始まった。
普通科二年、南雲悠太は、魔導師でもないのに魔導系スポーツの部活を立ち上げることに。ハイテンションで感性に生きる魔導科一年の後輩と、コミュ障気味で色々な問題を抱える魔導科三年の先輩。二人に関わって始まる
現代ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 01:00:00
506671文字
会話率:48%
高校二年生の天見優人(あまみ ゆうと)が通う学校には、飛び抜けて有名な美少女の空森雛(そらもり ひな)がいる。学業に優れ、礼儀正しく、生真面目ではあるけどいつも頑張り屋な女の子。
たまたま荷物持ちを手伝って、その流れで優人が趣味で作った
お菓子をあげたりすることはあれど、学年も違う以上、不愛想気味な自分と彼女が関わる機会なんてそうそうあるわけもない。
――そんな風に思っていたのだが。
「……家出、してきたんです」
「……は?」
「だから……家出です。私、家出してきちゃいました」
偶然夜の街で出会った雛から言われた、予想外の出来事。結局、優人の伝手を頼って彼が住むアパートの隣に引っ越すことになり、二人はお隣さんとしての緩やかな始まりを迎える。
食事を共にしたり、ご褒美に甘い物を作ってあげたり、時にはデートみたいなお出かけもしてみたり。
ただの先輩・後輩から隣人へ、そしてかけがえのない存在へと。ゆっくり距離を縮める遅効性ラブコメディ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 00:10:54
701346文字
会話率:45%