◇イントロダクション
魔法使会社の落ちこぼれ女性社員が、特命を受けて二度と帰れない出向に赴く。行き先は戦国時代。
彼女の任務は元同僚である【織田弾正忠信長】に近付き、背中をタッチする事。
ま、どうせ会社じゃお荷物扱い。
同期のオトコたちなん
て、みんなクズ。アンタらの顔を見ないで済むなら、仰せのままに何処へなりとも行ったるし。
―― 北近江の武将、浅井長政に成りすました社内ニート女子のサバイバルストーリー ―
◇アラアラなあらすじ
時間跳躍を可能にした魔法装置を悪用し、戦国時代へ跳んだ魔法会社の元従業員、自称・織田信長。彼の目的は本物の織田信長に成り代わり、信長が果たせなかった日本統一とその先にある世界制覇だった。その彼を秘密裏に会社に連れ戻すため、閑職に追いやられていた浅井ハナヲに声がかかる。
深く考えないまま指示に従った浅井ハナヲは同装置で永禄年間に跳び、浅井長政の成り代わりとして人生を再スタートさせる。
いじめっ子の六角義治や、頑固親父の浅井久政らに辟易しながら、近江国で戦国大名生活を営み、遂に(ニセ)織田信長との対決に臨むのだった。
――浅井備前守長政に生まれ変わった魔法使いの元女子社員が、戦国時代で奮闘するお話。【完全空想歴史ファンタジー(ラブコメ)】です。東部大阪弁を話す主人公ですのでご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 11:30:00
80008文字
会話率:33%
魔女学校への入学が決まった羽黒真白が引っ越し先で片づけをしていると、引っ越しソバを持った少女があいさつにやってきた。
「あたし、隣の部屋の赤井茶緒って者や。あなたも今日引っ越ししてきたんやろ? 実はあたしもやねん!」
「……おお、その魔法
の杖。大事に使ってくれてんのやな」
彼女の言動に違和感を抱いた真白。
「あなた、本当はわたしのおばあちゃんですか?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-02 12:00:00
5702文字
会話率:59%
辺境の地でひっそりと薬館を営んでいた少女・レイ。毒草と薬草を見分け、死体の腐敗から死因を鑑定し、薬効を論理で説明する変わり者だった。
そんな彼女が、ある日“珍しい目の色”を理由に、後宮へと売られてしまう。目的は──妃候補の数合わせ。
香と
化粧が混じる毒のような世界。嘘と虚飾にまみれた後宮で、レイは静かに観察を始める。
「この女官、吐血の原因は“持病”じゃない。洗濯布に残った成分、硝酸鉛。つまり、鉛中毒だよ」
誰も気づかなかった“毒”に気づいた彼女の眼差しが、やがて後宮の闇を暴き出す。
赤子の突然死、偽薬による中毒、誰もいない密室で起こった謎の発火事件──
それは“呪い”ではない。“論理”で解明できる。だが、真実を暴いたその先に待つのは──宮廷の怒り。
「別に、英雄になりたいわけじゃない。ただ──見逃せないだけ」
少女は毒と虚飾の後宮で、医学と推理を武器に、ただ静かに、正しさを貫く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 11:24:11
30618文字
会話率:35%
現代日本で法医学者として働いていた**桜井麗奈(さくらい れいな)**は、過労死した直後に異世界へ転生する。転生先は剣と魔法の世界──エルドラント王国。
しかし転生した彼女の身分は、王都の片隅で死体処理を行う屍体処理組合の最下級職員だった
。この世界では、不審死はすべて「呪い」「悪霊の仕業」として片付けられ、まともな死因究明など行われていない。
麗奈は前世の法医学知識を活かし、「呪い」とされる事件の真相を次々と暴いていく。その能力を見込まれ、やがて王国の秘密組織**「真実の天秤」**にスカウトされることに。
魔法と科学の狭間で、美しくも毒舌な転生令嬢が今日も死体と向き合う──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 11:14:58
28661文字
会話率:60%
ーー帝国の果て、地図にすら記されぬ《辺境》の診療院で、ひっそり薬と毒に向き合っていた少女・ユウ。
だがある日、黒塗りの馬車に押し込まれ、連れて行かれた先は――王宮。
宮中では《呪殺》と囁かれる怪事件が続発。
連続する乳児の死、宦官の失踪、
そして《逆さの瞳》で死んだ侍女――
呪い? 怨念? それとも、もっと生臭い真実?
「それ、幻覚作用じゃない? 香りの種類から見ても、ね」
飄々と語る少女が、医学と毒、そして常識外れの発想で真実を抉り出す!
「水平思考×後宮ミステリ」、開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 08:43:36
16810文字
会話率:32%
2025年7月20日の参院選の投票締め切り直後、アクシデント的に命を落とした氷河期先頭世代の俺は、女神に転生者として選ばれた。
転生先は同じ時代の別人格で、不遇な状況から人生を切り開く必要に迫られる。
うだつの上がらない人生を過ごしただけに
、女神は追加キャストを盛り込んだ。やがて現れたのはゲーム世界から抜け出してきたと思われる悪役令嬢で……。
失われた三十年を生き直す羽目になった主人公。二度目の人生が、スタートします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 11:20:00
17140文字
会話率:28%
※こちらは、完結した作品の終盤を改稿し、題名を変更してお届けしております。従来通りの部分はそのまま、7月13日に順次公開し、改稿部分のみを連日掲載して参ります。完結は8月末頃を予定しています。
【旧タイトル】「転生婿入りモブ豪族の戦国渡世
~転移先の戦国時代に歴史SLG「戦国統一」要素が混ざってる!? 桶狭間前年の世に現れた少年歴史ゲーマー、新田護邦 関東の片隅から天下を睨む~」
戦国シミュレーションゲーム「戦国統一・オンライン」のゲーム大会の会場に向かっていた中学三年の少年・新田護邦は、ふと気付くと崖から滑り落ちていた。
熊に襲われ、絶体絶命のところを猟師の少女に救われたものの、そこはどうやら戦国時代でありながら、「戦国統一・オンライン」のゲーム世界要素も含まれているようだ。状況を訝しむ中で、立ち寄った村が襲撃されてしまう。
村人と共に立ち上がった護邦は、その流れから豪族の内輪揉めに巻き込まれ、さらに大きな流れに呑み込まれていく。
二人の少女の助けと、戦国ゲーム知識、そしてプレイヤー視点で武将ステータスが覗けるチート能力を武器に、戦国の世をどう渡っていけるか。
時は桶狭間合戦の前年、第四次川中島合戦の前々年。大荒れとなる永禄の関東を舞台にした戦国転生物語、ここに開幕。
カクヨムさまでも連載中です。
////////
【改稿前版の当初タイトル】
モブ豪族家の戦国渡世 ~転移先は戦国SLG「戦国統一」の世界!? 永禄の関東の片隅から天下を睨む~
なお、改稿前版も一度は公開したものですし、前向きのご評価を頂戴した方もいらしたため、継続公開の形を取らせていただいております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-01 23:56:36
768032文字
会話率:39%
戦国シミュレーションゲーム「戦国統一・オンライン」のゲーム大会の会場に向かっていた中学三年の少年・新田護邦は、ふと気付くと崖から滑り落ちていた。
熊に襲われ、絶体絶命のところを猟師の少女に救われたものの、そこはどうやら戦国時代でありながら
、「戦国統一・オンライン」のゲーム世界でもあるようだ。状況を訝しむ中で、立ち寄った村が襲撃されてしまう。
村人と共に立ち上がった護邦は、その流れから豪族の内輪揉めに巻き込まれ、さらに大きな流れに呑み込まれていく。
二人の少女の助けと、戦国ゲーム知識、そしてプレイヤー視点で武将ステータスが覗けるチート能力を武器に、戦国の世をどう渡っていけるか。
時は桶狭間合戦の前年、第四次川中島合戦の前々年。大荒れとなる永禄の関東を舞台にした戦国転生物語、ここに開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-01 23:52:57
637479文字
会話率:37%
「スレイパー(奴隷)」の娘マラディナは、自身の過酷な日常から、逃れる為に、突然現れた「次元の断層」に飛び込み、逃走しました。彼女は、その後、逃亡生活を送りました。しかし或るときに、肉食獣に襲われて、彼女は「瀕死の重傷」を、負いました。彼女を
助けたのは「低い前傾姿勢」で戦いに挑み「カマキリ」のように、両手に武器を、携えた若者でした。彼は、戦いに長けた「戦闘魔人」でした。
しかしマラディナは、瀕死でした。彼女は最後の言葉を、若者に伝えました。彼は、それを「承諾する」と、彼女の身体が発光しました。その光の中から「淫魔の最上位種」と、言われた「戦闘系サキュレス」こと「ノルディス」が、誕生しました。彼女は「奴隷魔人」と、呼ばれた「ノルダー(北方魔人)」でした。
彼女は、彼との「主従契約が結ばれた」ことにより、新たな「上位魔人」として、彼の「眷属(ファミル)」として、生きることに、成りました。彼の名前は「宇津木白郎(うづき・びゃくろう)」と、言いました。彼は「紅姫(べにひめ)」と言う、主君に仕える「ファミル」でした。
紅姫達は、この「中央神の世界」に、蔓延(はびこ)んで来た、新たなるマングレイで有る「ネクソン」の討伐を、実行しました。それは「不潔で嘘つきな、凶悪なゲノム(遺伝子)を持つ魔人」でした。彼等は、この地に住んで居た「善良な魔人類達」と、入れ替わり「成り済まし」をしようと、企みました。
紅姫達は「中央神アラル」から「ネクソンを見分ける眼」を与えられ、その「怪物達の掃討作戦」に、参加しました。紅姫は、赤い体皮を持つ巨人族「タイタニオン」の娘でした。彼女は「先祖返り(トロス)」と言う「固有スキル」を持ち、それを使うと、この世界では「最強魔人」として、恐れられた「ギガンデス」に、変われました。
ギガンデスには、本来の強いファミル達が、従いました。その1人は「早いカマキリ」の異名を持つ「アリティス族の勇者・宇津木白郎」でした。そしてダルタニアの最強魔獣で有る「黄金魔獣エメリア」を、筆頭とした「バフォメトンの3聖獣」も、従えました。「紅姫の軍団」は、本来の「破壊神部隊(デスタス)」の原型を、保ちました。
☆本作は「完全版」の前半部分12話のみで、構成されたBシリーズの1つです。「第2章_神界のアンバランス解消編」の第3作品。(全30話)から。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 11:13:36
17505文字
会話率:2%
「中央神ゼビス」との神界戦争時に「魔神リーリス」の盾と成り、砕け散った眷属達が、居ました。それは消滅後、何処かの世界に転生して、新たな人生を送りました。しかし転生した先は、空間に飲み込まれる前の、危険な状態で有る「キューブィ第1世代」のとき
でした。「我が眷属達を、救いたい」魔神は、いつも気に掛けました。そして或るとき「原種の魔人」の末裔で有る少女を、助けました。意識の戻った少女に魔神は、或る交換条件を、持ち掛けました。
その少女は、美しい娘のように見えました。しかし娘では有りません。またその娘は、4匹の獣を、従えました。しかしそれは、獣では有りません。その魔人は「5種で1種を形成する」と言う「ダルタニアの伝説の固有種・キュービアン」でした。
少女の名前は「リアンナ」と、言いました。彼女は、その時代に弟を、残しました。彼女は、或るグルバンの猛毒により、大脳の一部を損傷しました。しかしそのとき「魔神リーリス」に、助けられて大脳の修復治療を、受けました。そのときの施術により、ダルタニアの最高位魔法の1つ「タイムリトア(時間遡行)」を、使えるように、成りました。彼女の能力は、規格外で有り、数百万年の時を、一気に遡ることが出来ました。「弟とリーリスの眷属達を救え」リアンナの物語が今、始まりました。
その世界には「淫魔」が、居なかった。右側神(うそくしん)も原初の魔神も、まだそこには、居ませんでした。しかしその世界は、リアンナ達が住んで居た世界の予兆で有り、まるで「雛形のような世界」でした。そしてリアンナが遡行して、現れるのを待つように、各地に「疑似の者達」が多数、出現しました。「疑似(ぎじ)」とは、淫魔のような者達のことを、言いました。そして、この世界の人々は、それを「スドレス」と呼び、恐れました。
スドレスは、他者の「バイタリティ(生命力)」を、奪って生きました。しかしそれは、彼らが、生きる為の本能で有り、淫魔本来の営みに戻れば、解決出来る問題でした。自分の本質を知らずに、自分の能力に怯えながら、潜伏した彼らを、全て探し出して、保護することも、リアンナ達の世界の目的でした。そして右側神の世界は「終りの日」を、迎えました。
☆本作は「完全版」の前半部分10話のみで、構成された01Aシリーズの1つです。「第1章_右側神の離脱編」の第5作品・最終回。(全33話)から。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-09 20:40:27
42257文字
会話率:3%
魔王リゼリアとして君臨していた私が目を覚ますと、なぜかルクレシア公爵家の長女リゼナになっていた。
どうやら、気弱で魔法も使えない「落ちこぼれ令嬢」として周囲から軽んじられていたらしい。継母や妹からは露冷遇され、社交界でも笑い物にされる存在だ
ったようだ。
でも、私は元魔王。人間社会を理解するために貴族として潜入した経験もある。魔法の才能?もちろん健在よ。
私らしく優雅に生きていこうと決めた矢先、この世界にはまだ解決すべき問題があることを知る。
北部では魔獣との戦いが続いており、王都との交流も断絶状態。でも私には、元魔王としての知識がある。魔獣の生態も、その対処法も全て知っている。
北部の現状を憂いた私が解決策を提案すると、「北方の英雄」と呼ばれる冷徹な公爵レイアス・アストレイアが興味深そうに私を見つめて——
過去の幼馴染の血を引く皇太子との出会い、そして北部の危機を救う使命など――私の新しい人生は、想像以上に波乱に満ちているようね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 11:11:05
41380文字
会話率:33%
特異(悪魔)と人類が共に学ぶ、共存の先鋒――エマロ学院。
だが、世界はそんな理想をまだ受け入れていない。
政府の許可を受けた私立の実験学園にして、裏では「悪魔アカデミア」と呼ばれる場所。
ノックスは両親の意向で、この学園へ転入生として送
り込まれる。
彼に課された任務はひとつ――
「決して、自分の“本当の正体”を明かしてはならない」
目立たぬよう、波風を立てず、静かに学園生活を送るはずだった。
だが、入学の日――
校内に封印されていた「最凶の魔物」が、突如として覚醒の兆しを見せる。
それに反応したのは、ノックスの魔力だった。
なぜか封印に干渉できたのは、彼だけ。
不釣り合いな力、異常な共鳴、そして――「失われた過去」
エリートだらけのエマロ学院で、たった一人“異分子”として注目を集めるノックス。
彼の周囲で、次第に不可解な事件が連鎖し始める。
悪魔×学園×ミステリー×青春バトル!
「俺はただ、普通に学園生活を送りたかっただけなのに――」
――だが、この学園に“普通”など存在しない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 11:10:00
211826文字
会話率:29%
始まりはテンプレに倣って魂の転生者、転生先は貴族で、たぶん不遇なヒロインの『明日はどっちだ』ストーリー。
時代背景は、ブルジョワが権力を持ち始めていた頃の、なんちゃって十九世紀欧州近代風ファンタジーです。王家は空気なので無視しています。
ハ
ンディキャップのあるアイラ・サウス男爵令嬢に魂が乗り移った、ザ・北関東田舎民でかかあ天下予備軍の北橘佳奈は、迫りくるDV相手に【奥義・絶許リスト】をかざして妄想ざまあをします。当然効力はありません。
第四の権力を持つ腹黒紳士パトロン(いわゆる〈あしながおじさん〉)のランベール・ギーズ、平凡で幸せな家庭を夢見る、どう見ても平凡ではないフェロモン大王のジェシー・ウエストという二人のナイトを得て織りなす、永遠の(?)三角関係。ランベール・ギーズとジェシー・ウエストの間には、何やら因縁がありそうです。
ポンコツヒロイン始めクズな人が多いです。心拍数が上昇しそうな展開はさほどありませんので、高血圧の方々も安心して読めると思います。
序盤から登場するランベール・ギーズはストーリー全体で暗躍します。ジェシー・ウエストは途中から夢見がちに登場します。それまでは空気以下です(笑)。最後に、ポンコツヒロインに対して容赦ない(自業自得な)オチがあります。
・当て馬はいません
・ミステリー要素ありません
・アイラ/北橘佳奈にこれといったスキルはありません
初めての長編小説なので、文体に迷いがあるかもしれませんm(_ _)m 北関東成分高めですm(_ _)m ギーズ家がアモールの国の人たちなので、R15です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 11:10:00
13116文字
会話率:25%
最初のほうで主人公にからんで破滅させられる悪役の『氷邑梅雪』として、和風R-18シミュレーションRPG『剣桜鬼譚』の世界に転生した。
目覚めた時は10歳。しかしまだ取り返しがつく段階だ。これから人に嫌われないようにつつましやかに、目立
たないように生きて行けば破滅ルートにはのらないはず。
と、思っていたのに……この体、煽り耐性がゼロ!
煽られるとすぐ煽り返す。挑発には必ず乗る。そのせいでつつましく生きられない!
これは煽り耐性ゼロのせいで無双するしかなくなってしまった悪役令息が、破滅ルートを回避しようとあがくお話。
※カクヨムで先行公開しております。
カクヨム版とは一部内容が異なります。
※ハーメルンでも同時連載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 11:00:00
495170文字
会話率:19%
「これは祖母から受け取ったものなんです」
落ち着いた雰囲気の美しい女性が我が社へと持ってきたのは、かの有名な『精霊王』の書いたとされる手記だった。
精霊王といえばこの大陸に覇を唱えた偉大なる王にして、当時『邪教』とされていた精霊信仰を三
大信仰の一つにまでした大神官だ。
もしも手ずから書いた手記であれば、それはかなり貴重な歴史的資料になる……
私は興奮しつつ、女性からもらった手記のページをめくった。
かなり古いものだったけれど、保存状態もよく、革の装丁は指に吸い付くようだった。
そうして、私は衝撃を受けることになる。
その内容は、かの偉大なる精霊王のことを記したとは思えないものだったのだ。
私はこの手記につけるタイトルを必死に考えた。
『偉大なる精霊王の真実』? あるいは『精霊王公記』? いや、これは、そのような立派なものではなく……
クズとヤンデレの、建国記。
そんな仮称が浮かんでしまうような、なんともひどい、『精霊王の真実』なのだった。
投稿先:小説家になろう、カクヨム折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-30 11:00:00
440564文字
会話率:11%
先天スキルと潜在スキルですべてが決まる世界。
ナギはアンダーテイルという侯爵家に生まれ、『授かるだけで将来安泰』と言われる先天スキルを二つも授かった。もう輝かしい未来が約束されている……と思いきや、十五歳の『鑑定の儀』で判明した潜在スキルが
【スカ】で家から追放されることになる。
しかし、転生者であることを思い出して【文字化け】で読めなかったスキルを読めるようになった時、人生が一変する……
ハズレスキルからの〝再逆転〟異世界ファンタジー学園もの、開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-27 11:00:00
325100文字
会話率:45%
イグニス王国の女王と、彼女に仕える一人の騎士。
激闘の末、ようやく手を取り合った二人に、新たな影が忍び寄る――。
遠征帰りの王国に届いたのは、隣国・帝国からの外交招待。
「竜を迎えたい」と告げるその申し出の裏に、王国の“加護”を巡る深い闇
があった。
やがて一人の騎士が誘拐され、再び交わる運命。
交渉と陰謀、秘密と偽り、そして誰かの“愛”が、静かに狂い始める。
――これは、「誰かを選ぶ」物語の、その先。
愛する者の名を、もう一度、胸に刻むために。
「君に、炎を捧ぐ」第二幕、開幕。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 11:00:00
44325文字
会話率:18%
民宿を営むまゆり。
祭りの最中自分の過去を知っている紫蘭という人が泊まる。
天候も異常に変わり、街の真実を知ってしまったまゆりの行先は?
最終更新:2024-09-26 12:05:59
10220文字
会話率:18%
恋した瞬間、世界が終わる
君のために何回、世界が生まれ変わったのだろう?
自我を失った
やり直し、未来を描き続けて書き換えた
君の抱いた感情の先を確かめずに歩く
考えたいことが何かあったはずだ
僕はあの娘をまた好きになるのだ
ろうか
ただ、もう好きになることはない
恋した瞬間、世界が終わる
ー喧騒の中で踊り、踊り終え、私たちのことを考えたー
※他サイト(星空文庫、カクヨム)との重複投稿になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 11:00:00
191612文字
会話率:21%
スペック
1 学生時代の美術の成績は5段階で2が多かった
2 色を使うのが下手で学生時代はとにかく色を混ぜるだけの感覚で使用していた。そのため、色彩の基礎知識ない。
3 以前、同人誌を作っていた。もともと漫画家を目指していたのだが、社
会人になってからの目覚めで技巧的な部分が皆無だった。そのため、スクリーントーンや、ベタ塗りを避けた書き方をしていた。線画を追求した結果、絵本のようなコマ割りを削ぎ落とした漫画にたどり着いた。だが、同人誌は30代の手前で自分の将来を見据えて生きようと考えた結果、卒業。それ以来、漫画も絵も描くことはなかった。
4 不器用。特に手先が不器用。腱鞘炎ではないと思うのだが、子供の頃から、右手の小さな震えがある。原因は不明で、左手の震えはない。緊張時に症状が出るだけでなく、手を広げたり、鉛筆など持って何か書いていると、意図せずビクっとなる。パーキンソニズムではないと思っている。橈骨と尺骨の形成がゆるい感もする。筋トレ時にダンベルを持つと不安定さがよく分かる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-31 20:29:00
4654文字
会話率:9%
私は色々な作品を読んで思うのですが、人気作ってどれも展開がパターン化されていたりして、面白いと感じないものが多いです。
人気作で文書の下手な人は1人もいませんが、文書が上手いと私が読みたいはイコールではないので。
逆にブックマーク2桁・3桁
でも多少文章が下手でも面白いものは面白い。私の趣味に合った読みたい作品は多数あります。
その中でも、私が読んでいて面白いと思ったのに、人気のない作品を紹介していこうと思います。
選定基準はブックマーク2桁(99以下)としました。
面白いというのは個人的主観なので、私の趣味に合った作品の紹介になります。
ですので、好きな作品の系統が違う方には全く合わないと思いますのでご注意ください。
私の好きな作品の傾向は、
・モンスター主人公(冒険ものとか)
・もふもふ(可愛ければ冒険ものでなくても可)
・歴史IF(主人公の魅力と勢い)
あたりですので、このあたりの趣味が同じ方は、是非とも感想か何かでお勧めの作品を紹介してほしいと思います。
1投稿1作品の紹介となりますし、最新話まで読んでからの紹介となりますので、更新頻度は数か月に1回になる場合もあるかもしれません。(人気作でも面白ければそっち優先で読みますので。)
一応紹介作品属性を考え残酷な描写あり表記をつけました。
なお、紹介タイトルのあとの括弧の中の数値は発見時のブックマーク数、タイトルの前の★のついているものは発見時完結していた作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 10:54:02
18597文字
会話率:1%
幕末の信州上田藩。
藤井松平家の下級藩士・芦田家に、柔太郎と清次郎の兄弟が居た。
兄・柔太郎は儒学を学ぶため昌平黌《しょうへいこう》へ、弟・清次郎は数学を学ぶため瑪得瑪弟加塾《まてまてかじゅく》へ、それぞれ江戸遊学をした。
嘉永6年(1
853年)、兄弟は十日の休暇をとって、浦賀まで「黒船の大きさを測定する」ための旅に向かう。
品川宿で待ち合わせをした兄弟であったが、弟・清次郎は約束の時間までにはやってこなかった。
時は経ち――。
兄・柔太郎は学問を終えて帰郷し、藩校で教鞭を執るようになった。
遅れて一時帰郷した清次郎だったが、藩命による出仕を拒み、遊学の延長を望んでいた。
----------
神童、数学者、翻訳家、兵学者、政治思想家、そして『人斬り半次郎』の犠牲者、赤松小三郎。
彼の懐にはある物が残されていた。
幕末期の兵学者・赤松小三郎先生と、その実兄で儒者の芦田柔太郎のお話。
※この作品は史実を元にしたフィクションです。
※時系列・人物の性格などは、史実と違う部分があります。
【ゆっくりのんびり更新中】
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 10:43:43
5569文字
会話率:29%
ごくフツウな小学生「龍」には親友がいる。
何でも知っている、ちょっと嫌なヤツだけど、先生に質問するよりずっと解りやすく答えてくれる。
だから「龍」はそいつに遭いに行く。 学校の外、曲がりくねった川の畔。雨が降った翌々日。石ころだらけの川
原。
そいつに逢えるのはその日、その場所でだけ……のハズだった。
ある暑い日、そいつと学校で逢った。
会話するまもなく、そいつは救急車にさらわれた。
男子小学生「龍」と、学校の外だけで会える友人『トラ』の、何か起きそうで、何事もなさそうな日常。
この作品は、作者個人サイト・アルファポリス・ノベルアップ+においても掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-03 17:20:52
135916文字
会話率:19%
筵を編み、草鞋を売って糊口をしのぐ少年の家には、桑の巨木が生えている。
遠い先祖が植えたその木の懐で、彼は天を仰ぐ。
少年の名は劉備。
小さな出会いをきっかけに、時は動き出した。
大きな事件は起こらない、日常系三国志小説です。
(厳密には
後漢時代ですが)
Webサイト「お姫様倶楽部petit」と「カクヨム」にも掲載されています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-06-30 15:00:00
14740文字
会話率:27%
もっている男のはずの全国ベスト8野球少年が、
高校受験に失敗、彼女にフラれて、もってない男に転落。
入学した元女子高で出会ったのは天敵の野球少女
女子野球部を舞台に一癖二癖ある先生、部員、友人に囲まれて、
右往左往する高校生の初々しい?ラ
ブストーリ(喜劇)です
*リメイク版になります
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 10:35:02
87762文字
会話率:55%
主人公西口 真は高校入学に当たり、親戚の瀬戸家に下宿することになった。そこには瀬戸家夫妻の他にいとこの梓がおり、彼女はどこかの学校の教師をしているらしい。
新たな生活が始まると同時に何やらトラブルの予感もするが、そんな中で脱変えた入学式当日
、真は驚きの事実を知る。
学園ドタバタラブコメをお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 10:33:20
8908文字
会話率:49%
主従関係にあるのは、生徒会長の矢人桃谷(やひととうや)だ。フェロモンを解除するには、他人の唾液を飲むしかない。男同士での行為に慣れた頃、会長にその先も誘われて……!?「キスしかダメ、だから」
最終更新:2025-07-24 10:33:05
15700文字
会話率:41%
◆紹介文◆
『京を奏でる2つの礎 ~平安神宮創建と文化首都への道~』 明治時代、京都復興の象徴となる平安神宮創建を舞台に、設計士・片桐陽介と庭師・野々村拓海の2人を中心に描かれる壮大な歴史小説。この物語は、彼らが先達の遺志を受け継ぎながら、
時代の要請、社会の葛藤、そして自らの使命に向き合う姿を通じて、人々の絆と夢の実現を描きます。作庭の巨匠や設計の権威たちとの知恵の交わり、住民の想いと故郷への愛が交錯し、京都の未来を形づくる挑戦の物語が展開されます。自然と建築、伝統と近代が交錯する中、明治という新時代を創り上げた人々の思いと努力が鮮やかに刻まれる作品です。
◆あらすじ◆
明治二十五年、京都の岡崎に平安神宮創建が計画される中、設計士・片桐陽介と庭師・野々村拓海は、それぞれ「歴史的再現」と「心に安らぎを与える庭」という信念を胸に、この大事業へ挑む。片桐は、師・岩倉具視が遺した「文化首都構想」を形にすべく、大極殿の壮麗な設計に励む。一方、拓海は岡崎の自然を生かし、疏水の水や土地の声を取り入れた神苑を構想。共に厳しい試練を受けながら、仲間や住民との対話を通じて新たな視点を得る。
岡崎の住民たちが抱える期待と不安、巨匠たちからの厳しい評価、そして「新しい京都の象徴」として求められる役割。このすべてが2人に大きな影響を与え、挑戦の中で成長していく姿が描かれる。住民の声や故郷の想いが設計図に反映されることで、物語はクライマックスへと向かう。京都の伝統を未来へ繋ぐために何を選び、どのような決断を下すのか――新たな歴史の礎を築く人々の感動のドラマがここに。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-07-24 10:31:58
34411文字
会話率:26%
魂管理庁・魂案内課。
そこでは、現世を離れた魂たちが、静かに次の行き先を待っている。
そこで補佐官を務めるのは、涙もろくて優しい案内鬼──蔓茘枝(つるれいし)。通称:ライチ。
穏やかな口調とちょっと天然な言動で、今日も魂たちに寄り添いなが
ら業務をこなしている。
一緒に働くのは、変わり者ぞろいの同僚たち。笑いあり、騒動あり、時々しんみり。
だが、彼の笑顔の奥には、まだ昇華しきれない「闇」と「記憶」があった。
やがて、“記録にない魂”が迷い込み、常世全体を揺るがす小さな波紋が広がっていく。
魂を導くということ。
生きた意味に触れるということ。
これは、ひとりの鬼が、魂と寄り添いながら“日常”を送る物語。
愉快で、どこか切なくて、優しい常世スピリチュアルファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 10:30:00
123026文字
会話率:27%
春になると、桜の下に毎年現れる老人。
それは、途絶えた祀りを待ち続ける者の影だった。
「道を歩む者がいるからこそ、桜も花を咲かせるんです」
拝み屋・結環朧月(オボロ)は、先祖の祀りを“今”に結び直す。
消えかけた記憶にそっと灯をともす
、小さな祈りの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-09 10:43:56
776文字
会話率:30%
主人公達は、自然災害により命を落とす。
目を覚ますと、六道と名乗る男に転生する事を命じられるが、主人公と数名は自分の意思で転生することができず、六道の強制的に転生させられる。
主人公の転生先は、幸福が満ち溢れる世界でありながら、試練の多い世
界。矛盾していて歪んだ世界。
そんな世界で、主人公はどう生きるのか……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 10:27:52
10254文字
会話率:69%
理不尽な理由で屋敷の別邸に軟禁されて育った侯爵令嬢コルネリア。父は義妹ばかりを可愛がるし、義妹は何かと嫌味たらしく絡んでくる。
ある日、コルネリアは敵国との政略結婚を命じられる。嫁ぎ先は格下の子爵家。しかも、領地は辺境。長女でありながら、
義妹が嫌がったせいでコルネリアにお鉢が回ってきたのだ。
それでも、長年閉じ込められていた屋敷から解放され外の世界を見てみたいコルネリアは政略結婚を了承し、敵国の辺境へと旅立つ。
そこで、コルネリアを待っていたのは、婚約者からの溺愛と、初めて感じる安らぎ、そして、正当な評価を受ける喜びだった。
やがて、実家侯爵家の領地が災害で壊滅的被害を受けたと、コルネリアに助けを求めてくるが……、知ったことではありませんわよ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 10:20:00
433697文字
会話率:42%
結局のところ、貴族令嬢の運命など後ろ盾次第だ。
幼くしてお母様を亡くし、公爵だったお父様を12歳で亡くして5年。
わたし、公爵令嬢フェリシア・ストゥーレは、よく持ちこたえた方だと思う。
婚約者の第3王子に婚約破棄を突きつけられ、お飾り同然の
結婚をしたわたし。
嫁ぎ先から向かったのは、亡き両親の眠る辺境の地。
3年ぶりに眼鏡をかけ、大好きな本に囲まれて過ごすうちに、どうやら、わたしは夫に溺愛されているらしい。
けれど、生憎とわたしはまったく気付かない。
なぜって?
本が面白くて、それどころじゃないから!
これは、亡き両親の墓守をしながら、第2の人生を謳歌しようとした公爵令嬢の物語。
......え? 陰謀? 何か企んでるんじゃないかって?
まさか、まさか。
わたしはただ、静かに暮らしたいだけですのよ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-28 18:10:00
32262文字
会話率:34%
ハンドメイド好きの主人公、藤崎真美(ふじさきまみ)。SNSでの名前はトウマ
夏休みを利用した旅行中に異世界へと転移してしまったトウマは、転移した先で様々な事件に巻き込まれる。
自分の世界とは違うそこでの「普通」に戸惑いを隠せなかったトウマ
は、「普通の違い」から自身も様々な事柄を引き起こしてしまう。
元いた世界へ帰るために情報を収集していくうちに、ある事件の中核へと近付いてしまったトウマは、何者かに命を狙われるように――――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 10:10:00
18601文字
会話率:42%
ハンドメイド好きの主人公藍華《あいか》が仕事休みの連休で買い出しに行った先でひょんなことから現実世界と似通ったところのある異世界へと飛ばされる。
その世界ではハンドメイドの作品たちがリアルに魔道具のようなもの (アーティファクト) として
重用されていた。
素敵な作品たちを発掘しながら現地の資材でハンドメイド(アーティファクト製作)を続ける藍華と魔道具を狙う不穏な影が───折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 12:00:00
648628文字
会話率:42%