伯爵令嬢シュネーは、政略以外の何物でもない結婚式を幸せな気分のまま終えた。
何しろ夫となる人は当代きっての炎の魔術の使い手であり、噂に違わぬ真面目さと誰もが見惚れる美しさを持つ辺境伯・ヴェルク。
結婚前に寛容にも「君はありのままでいい
」と言ってくれた優しい人で――しかも嫁ぎ先が人目を気にしなくていい、そこそこ温暖な地となれば「問題がある」シュネーにはすこぶる好条件。
しかし、うきうき気分で嫁いだ彼女を城で待っていたのは、妙なヴェルクの服装――いや、ほぼ服を着ていない夫で、彼女は悲鳴を上げる。
そう、互いの家から継いだ強大な魔力を中和する目的で婚姻が結ばれたことを忘れかけていたのだ。
水の魔力をため込む性質のシュネーが寒がりなのとは対照的に、ヴェルクは酷い暑がり。
着ぐるみさえ着込むシュネーと、家(城)では半裸で服を殆ど着ないヴェルクの新婚生活が、スムーズに行く訳がなかったのだ。
初夜を盛大に失敗したシュネーは、このままでは結婚生活の破綻だと、「旦那様に素敵な服で快適生活」計画を立案するのだが……。
※R15は念のためつけておきます。
※この作品はPixivにも掲載します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-01 19:11:40
38314文字
会話率:45%
高校三年生となった日景優羽(ひかげ ゆうわ)は飛び降りて自らの命を断った。
だが優羽は神に選ばれたことで異世界に転生する。そしてその世界で三年前に同じく自ら命を断った幼馴染の速水葵(はやみ あおい)と再会する。
優羽は葵と一緒に神に選ばれた
ロストソードの使い手として、この世に残ってしまった霊を救って未練を断ち切っていく。
本作はカクヨムhttps://kakuyomu.jp/works/16818093075279197978でも掲載しており、後追いという形でなろうでも更新していきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-01 16:22:20
267569文字
会話率:65%
この世界では10歳になると、神からの祝福としてスキルを授かる。
辺境の村生まれで幼い頃から冒険者に憧れていたジンが授かったスキルは【トラップマスター】と【アナライザー】。
どちらも聞いたこともないスキルで、能力も罠の設置や回避に解析と、かな
り地味だった。
しかも冒険者たちは魔物を倒すためのスキルや、怪我を癒やすスキルを重宝するため、ジンはなかなかパーティーに入れてもらえなかった。
そしてせっかく入れてもらえたパーティーまでもクビになってしまう。
しかし、彼は憧れだった冒険者としての人生を諦めなかった。
そして、彼を蔑んできた冒険者たちは知らなかった。
彼がいずれ伝説の冒険者へと至ることを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-01 16:13:33
113825文字
会話率:32%
皇国陸軍少尉、八朔五十槻(ほずみいつき)は十五歳にして稀代の異能の使い手である。しかし五十槻は実は──女の子だったのです。
男として育てられた彼女は、あるときは女学院の潜入捜査にぶち込まれ、あるときは異形の怪物との死闘に奮起し、あるときは
あんみつ食べたりなんやかんや。
美男美女やキツネ顔の悪い先輩に囲まれて、五十槻の明日は男なのか女なのか、それとも──?
大正時代モチーフの和風ドタバタギャグファンタジーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-01 16:00:00
241559文字
会話率:49%
大陸の中心に古くから存在する国――ステラ。
聖女国家と呼ばれるこの国では、土地特有の影響か、生まれつき回復魔術の素養を持つ者が多い。
これは他の国々ではない特色であり、それがそのまま聖女国家と呼ばれる由来となっている。
ステラでは特に優
れた回復魔術の使い手を聖女として扱い、それを派遣・販売することで莫大な利益を得ている。
しかしその多大な恩恵ゆえに、陰ではおぞましい行為も横行していた。
この物語は、過酷な運命に翻弄されつつも、幸せをつかみ取った聖女達の物語――
※この作品は短編でバラバラに投稿してるシリーズの聖女関連をまとめて長編としている作品となります。
時系列順に公開予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-01 14:51:28
90374文字
会話率:40%
45歳で日本の首相だった佐藤誠は、突然の事故で命を落とす。目覚めると、彼は異世界の魔法国家アーランド王国のミナミ辺境伯家に生まれた赤ん坊、マコ・スナイダー・ミナミとして転生していた。
前世の記憶と経験を持つマコは、驚異的な速さで言語を習得
し、幼くして行政魔法の才能を開花させる。7歳で魔法学院に入学したマコは、そこで外交魔法の才能を持つ王女エリザベス、実践魔法に長けた平民の少年レイと出会い、親密な友情を築く。
10歳になったマコは、隣国ノーダリアとの水資源問題解決に尽力。その卓越した外交手腕と革新的な解決策で、国際的な注目を集める。しかし、その才能ゆえに政敵も増え、時に危険な陰謀に巻き込まれる。
成長するにつれ、マコは魔法と科学技術を融合させた新たな社会システムの構築に挑戦。教育改革、産業革命、環境保護など、多岐にわたる改革を推し進める。その過程で、戦略魔法の天才レオンや自然魔法の使い手ミーナも仲間に加わり、彼らの絆は深まっていく。
しかし、マコたちの改革は既得権益を持つ勢力の反発を招く。さらに、古代魔法文明の遺跡発見をきっかけに、世界規模の危機が迫る。マコは仲間たちと共に、前世の経験と現世での学びを総動員し、魔法世界の存続と進化のために奮闘する。
幼い体に宿る大人の魂。異世界で第二の人生を歩むマコの改革の軌跡と、仲間たちとの絆、そして彼らが直面する困難と成長の物語が、壮大なスケールで展開される。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-01 06:20:00
202904文字
会話率:40%
──国内初のVRMMO「エターナルカイザーオンライン」
使い手とともに成長する武器「エターナルカイザー」こと「EK」とともに「異世界ヴェント」を駆け抜けていくゲームであるが、主人公玉森まりもが抽選(ガチャ)で手に入れたのは最高ランクの「
EK」だったが、その見た目はおたまとフライパンだった。
そのうえ戦闘ではろくに経験値を得られない。まともに経験値を得るためには、調理をするしかないのだが、まりもは調理がまともにできなかった。
これは調理下手な主人公が苦労と発見を繰り返しながら、少しずつ成長して「英雄」へと至る物語──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-01 00:00:00
3004086文字
会話率:31%
『目立ちたくない。』
その一言を信条にクラスの中でその他(モブ)として生きてきた男子、影山亨。
そんな彼のクラスが、典型的な勇者召喚に巻き込まれた。
国民からの期待、
自分が特別だという証、
意思とは関係なく手に入れた能力。
そんなものは
彼にとって邪魔でしかない。
何とか目立たず、波風立てずに過ごそうとするが...
※この度オーバラップ文庫より同タイトルで書籍化、発売させていただいております。まだまだ未熟な作品ではありますが、これまで応援してくださった皆様に今一度お礼を感謝をこの場にて伝えさせていただきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-01 00:00:00
657578文字
会話率:35%
――その世界は鉄と蒸気と機械仕掛けの幻想で出来ている――
錆に覆われた世界に住まう人々は、【錆漠】から生まれ出る【錆】と呼ばれるモンスターから逃れるように、各地に点々とコロニーを形成し隠れるように暮らしていた。
【錆】に対抗する唯
一の手段である錬金術は、その使い手である錬金術師とともに大切に扱われ、錬金術師を目指すものも少なくない。
しかし、一握りの人間にしか与えられない力は歪みを生み出す。
【銀の帝国】が錬金術の力を独占し、その圧倒的な武力によって世界に台頭しようとしていたのだ。
そんな折、帝国に対抗する独立機工都市アーケンローズに住む錬金術師の少年クロムは、空から迷い降りてきた月の巫女姫イオンと出会う。
二人の出会いが、この錆びる世界に新たな物語を刻んでいくのだった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-31 23:30:30
116876文字
会話率:37%
底辺社畜の俺は、バグ満載RPGの三周目に死んでゲーム世界に転生した。それも魔族に焼かれる初期村のモブという最悪キャラに。バグ技を利用して好き勝手に生きるに決めたが、主人公のハーレム要員が、次々俺になびいてくるんだが。
「ねえモーブ、私たち
ふたりっきりで、これからどうするの」
「そうだなラン、まず村の倉庫で当面必要な物を調達だ。それからゆっくり、ふたりっきりでどう暮らしていくか考えようや」
「モーブって頼もしい」
「おいおい、抱き着いたら歩けないだろ」
「えへっ。ごめん」
……かわいいなあ、ラン。早くも俺にデレたメインヒロインと、俺はこの世界で人生をやり直すんだ。
何から何まで恵まれた主人公のヒーローは、勝手に王道を歩んで魔王を倒せばいい。俺は俺でのんびり気ままに暮らすわ。悪いな、お前の仲間、全部もらっちゃって。みんな、俺とまったりするほうが好きだってよ。
――これは、即死モブに転生しながらも人生を諦めず心のままに生きる男が、世界線をゴリゴリ変えていく物語。運命は自分で変えられる――
●登場人物(第一部):
モーブ:底辺社畜がゲーム世界に転生した姿。ゲーム開発者の手抜きから「モブですぐ死ぬんだし、名前なんかモーブでいいだろ」と名付けられた悲惨なキャラ。
ラン:メインヒロイン。ゲーム内人気鉄板一位。ゲームでは、いずれ最強のヒーラーに育つ存在。貧乏な孤児。モーブに命を救われ、デレる。
ブレイズ:本来の主人公。モーブやランの幼馴染。剣術も魔法も万能。性格も良く、実家は村一番の金持ち。実は勇者の血筋。王立冒険者学園「ヘクトール」入試で卓越した成績を残し、SSS級のトップクラス「ドラゴン」に配属される。
マルグレーテ:「ヘクトール」SSSクラス。同期。モーブのバグ技を「特別な能力」と勘違いし、なにかと絡んでくる。地方貴族の娘で生来気位が高いが、タメ口で友達として扱うモーブに陥落する。ゲーム内では本来、ブレイズのハーレムパーティー要員。メイジ枠。
リーナさん:「ヘクトール」養護教諭。入試でモーブの謎の力を見て入学を許可し、なにかと助けてくれる。回復魔法と補助魔法の使い手。
居眠りじいさん:「ヘクトール」でモーブが配属された落ちこぼれ底辺クラス「Z」の担任教師。やる気皆無で、授業はすべて自習黙読。本人は授業中ずっと寝ている。
●カクヨムにて先行公開中!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-31 12:10:00
1126618文字
会話率:60%
毎朝、隣の家に住んでいる幼馴染の凱【かい】に、起こしてもらっている幸せ者の私、宮國莉羽【みやくに りは】16歳。元気と体力だけが取り柄で、朝は苦手。起こそうとしても、なかなか起きない私を、愚痴一つ言わず起こしてくれる、そんな凱に甘えっぱなし
の毎日。
しかし、そんな私でも今日に限っては、「それ」より前に起きる。
『なに?これ…。』
さっきまで見ていた夢の中で負った傷が、現実でも…?
その日から、幾度となく『夢なのか?現実なのか?』リアルすぎる夢を見続ける私…。舞台は様々。今日はどこの夢?混乱の渦に巻き込まれていく…。
夢の中で起きている不可解な事件を通し、私は自分の【使命】に気付かされ、悩み苦しみながらも、その先で出会う、たくさんの個性あふれる仲間と共に、世界をも巻き込む過酷な旅を進んでいく。
しかし、私はその【使命】を持つ者なら誰もが持つ『証』としての能力を、未だに見出せないでいる。そんな自分に、いつまで経っても自信が持てるはずもなく、時は刻一刻と迫る…。だって、昨日まで女子高生だったから…の言い訳なんて通用しない。
いたって普通の女子高生が「恋愛」「友情」「悩み」を、
また様々な「問題」を抱える仲間たちが、泣き、喚きながらもそれを乗り越え、その不可解な事件を解決していく。果たしてその先に、何が待ち受けているのか?
『夢』か『現実』か?
『恋』か『友情』か?
はたまた、『嘘』か『誠』か?
長い旅路の先に見えた『世界』に私は何を感じ、どう生きるのか?
【いくつもの世界を股にかけ、個性あふれる『魔法・異能力・剣の使い手』の仲間と共に、明日への光を求めて突き進む、もはや全員が主人公のような冒険ファンタジー】
※神遣士(しんけんし)と読みます
『偽善』の裏に隠れた人の心の『悪魔』を、どう料理し、どう消化していくか?
嘘のような書き手の実体験も交えつつ…、描いていこうと思います。
よろしくお願いします!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-31 07:30:00
509598文字
会話率:23%
早乙女 辰馬、31歳独身、土日祭日しっかり休めるホワイトなサラリーマン。
バスで最寄り駅まで十五分、途中、美形な少年と可愛らしい双子の少女の幼馴染みみたいなリア充三人組の学生と毎日エンカウント。
その度に『リア充爆発しろ』と優しく呪う。
事
故みたいな衝撃を受けた後、それが『勇者召喚』だと知ったけど、俺はただ『巻き込まれた』だけで勇者でもなんでもなかった。
持っていた魔法が、空間魔法(アイテムボックスみたいなやつ)と、回復魔法、これはワンチャン逆転あるかと尋ねたところ、別に珍しくないと苦笑された。
空間魔法があるなら仕事があるからと、冒険者ギルドに行くように言われ、俺だけ口止め料のようなお金を少々もらって城下町へ。
異世界デビューでせめて、幸せな家庭を作れたらとリア充目指して、安定した生活を手に入れようと、思ってたんだけどね……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-31 07:10:00
590871文字
会話率:69%
村で一人暮らしをしているアンジュは、時々王都に行ってお金を稼いだり、村人たちと助け合いながら細々と生活を送っている。
人々の中には魔力を持つ者がおり、魔力があると魔法を使えることができる。
魔法は火、水、風の三つに分けられ、かつては光と闇
の魔法も存在していた。
アンジュは風の魔力を持っているが、魔法学校に通っていなかったため簡単な魔法しか使えなかった。
ある日、アンジュは王都で酔っぱらいに絡まれてしまう。
魔法を使っても逃げ切れなかったとき、一人の男性が助けてくれた。
その人物はこの国の第一王子・レイフォナーだった!
レイフォナーに出会ったことで、アンジュの生活は大きく変わっていくーーー。
さらに、滅んだはずの禁忌魔法と呼ばれた闇魔法が復活し、それによってアンジュの魔力にも変化が表れる。
どうやら二百年前の最後の光魔法士と関係がありそうで・・・?
互いに惹かれ合いながらも、身分差や婚約者候補の皇女に邪魔をされるアンジュとレイフォナーの恋の行方は・・・。
そして闇魔法の使い手と戦う運命にあるアンジュは、再び闇魔法を滅ぼし、世界に平和をもたらすことができるのかーーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-30 20:00:00
88923文字
会話率:43%
かつて世界の危機を救った伝説の勇者、その勇者が使っていた剣は、後世の勇者を誰も使い手として認めることなく、ただの象徴となっていた。
その勇者の子孫であるリオンは、伝説の物語に憧れを持ち、かの勇者の剣を手にし、同じような偉大な勇者になること
を夢にみていた。そしてとうとう、魔王が復活し、勇者の力が必要な時がきた。
伝説の勇者その子孫として、剣を手にしたリオン。しかしその剣は、あろうことかポッキリと折れてしまった。
折れた剣を手に勇者になることを定められたリオン、旅の仲間はお年寄りとその介護士、どこまでいってもしまらない、前途多難な勇者の旅が始まる。
この作品は、カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-29 21:01:19
119391文字
会話率:59%
宝石修復師×護衛騎士の年の差恋愛物です。
【主なあらすじ】
「宝石修復師」――今や鉱山が枯れ果ててほとんど産出されなくなった天然宝石を「修復魔法」で修理する職人達が居る。
魔法の腕は使い手の知識量に左右されるため「修復魔法」を使いこ
なすには「全ての宝石」に関する膨大な知識が必要だ。
それ故に、その膨大な知識を得る為の努力に見合う「技術料」として高額な依頼料が必要となり、必然的に王侯貴族や街の権力者のような「金持ち」を主な顧客として抱えることになる。つまり宝石修復師は高給取りなのである。
リーシャは「個人指名の依頼」がひっきりなしに届く腕利きの宝石修復師だ。届いた依頼をこなしながら世界各地に散り散りになった「祖母の形見」を探す旅をしている。
ある日、廃鉱山の町の酒場で行き倒れになっていた男性――オスカーを拾う。
見るからに「訳あり」で着の身着のままのオスカーに手を差し伸べ、「護衛」として雇うリーシャだが、どうやらお互い「秘密」を抱えているようで……
宝石修復師の少女と護衛騎士が祖母の形見である宝石の蒐集物(コレクション)を探して世界を旅する冒険譚です。風土や歴史、文化が異なる様々な国を宝石の修復をしながら巡ります。
魔法や信仰、食文化が異なる国で出会う人々との交流や、事件やトラブルに巻き込まれながらも絆を育む二人の関係性の変化などを楽しんで頂ければと思います。
宝石修復師×護衛騎士の年の差バディをどうぞよろしくお願いいたします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-29 18:18:19
434009文字
会話率:58%
高校生の矢上恵太と柿原綾乃は、謎の神父から「使い魔を召喚し、操る」という超常的な能力を授けられた。しかし、異世界から帰還したと言う2人の人物が現れ、衝撃の事実を告げる。神父の正体は邪神であり、与えられた使い魔は暴走し、使い手と周囲の人間を破
滅へと導くための「罠」だったのだ。
自らが養分にされるなどまっぴらだと、恵太と仲間たちは暗躍して能力者を増やし続けている神父の追跡を始める。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-29 16:30:00
239637文字
会話率:50%
魔法科と呼ばれる学科をもつ高校─『龍空(りゅうくう)高校』。生徒達は魔法の正しき使い方と知識を学ぶため、日々勉学に勤しんでいる。
蔵の奥で発見した刀─『夜桜』を手に取った瞬間、絶滅魔法に分類される魔法─『夜叉魔法』の力を覚醒させた少女─
『レビィ・サファイア』は、魔法科をもつ龍空高校へと転校することとなった。
そして転校初日、レビィは同じ絶滅魔法の1つ─『閃風魔法』の使い手である少年─『シャイン・エメラルド』と出会うのであった。
この2人の出会いが、世界をも巻き込む壮大な物語の幕開けとなるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-29 12:00:00
259144文字
会話率:50%
闇魔法の使い手だと隠している公爵令嬢ユーフェミアは、かつて婚約者である王太子アーサーが侵された"呪障"を自らに移して命を救ったが、全て光魔法の使い手である男爵令嬢アウロラの手柄にされてしまう。
全身に激しい痛みをもたらす
呪障に耐え続ける彼女は、帝国からの留学生・クロードに出会い、光魔法で勝手に治療されてしまう。惹かれあっていく二人の王道ロマンチックラブ!
__________
※カクヨムでも掲載しています
※悪役要素は薄め折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-28 14:40:00
9836文字
会話率:30%
大昔、それは神話の時代と言われるほど昔の話、人々は人同士で戦い、魔族と戦い、争いの時代を過ごした。しかし、神は篩にかけ、中でも英雄と魔王が戦う中に神は現れ、2人に試練を与えた。2人は争いをやめ、協力し、見事に試練を乗り越えた。
種を乗り
越え手を取り合い試練を乗り越えたことで、争いの時代は終焉を迎えた。そして、試練を乗り越え、協力し合う人類に神が与えたのは『スキル』。それは人類に持たされた神の能力であった。
試練の余波か、世界には魔力が暴発的に溢れ返り、各地で次々と『ダンジョン』ができた。
ダンジョンには魔力を敷き詰められた魔道具が眠っており、また、魔力で満ち溢れた魔物がいる。その魔道具と魔物の素材はとんでも高値で売れるとのこと。一攫千金を目指すもよし、魔道具の使い手になり地位と名誉を取るもよし。今、世の中はダンジョン攻略時代。神に与えられた『スキル』を駆使し、ダンジョンを攻略しようとする冒険者が数多に競合しあう世の中である。
その中で、『スキル』がない少年がいた。この時代に『スキルなし』は才能なしの使えないゴミのレッテルである。
しかし冒険者には夢があった。冒険者の最高ランク”ゴッド”に上り詰め、みんなの英雄になことである。スキル授与式で『スキルなし』となっても少年は夢を諦めなかった。
その思いに万物の理が添う。
この物語は、少年———セイバー———の冒険譚である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 06:14:18
61001文字
会話率:38%
人の時代の遥か前、古き種族であるエリアンの時代は第二の太陽によって滅んだ。エリアンはその後一部の者は第二の太陽を再び蘇らせる事のみに動く闇という幽鬼になってしまっていた。時が移り人の時代に、エリアンの都であったリイン・カラドルという場所にあ
る最大の第二の太陽に闇が迫りつつあった。リイン・カラドルの主、エリアンで闇には降らなかったクインは、第二の太陽を封印するための力ある言葉(人は魔法という)を自分の使い手である人形(ダルモンという)を三体に託して世に放った。その内の一体が主人公イリアス・ウォン・ランドール愛称イリスの住む国の森の近くで出会い力ある言葉を彼は受け取った。この事からイリスは他の力ある言葉を持つ他の二体を探し出し、リイン・カラドルへと第二の太陽を完全に封印する旅をすることに。彼の闇との闘いが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-26 10:00:00
113637文字
会話率:49%