港街アーデルバードは、漁業も盛んだが、ダンジョンがあることで有名な街である。ダンジョンは、地下に広がる洞窟状の迷宮だ。そこには魔物が住んでいて、それを倒して素材をはぎ取り、地上に持ち帰ると金になる。古代の魔法使いが作ったものと言われている
が、詳しくは誰にもわからない。
浅層で小遣い稼ぎをする者、深層で己の実力を試す者、ダンジョンに挑戦する者に傷薬を売りつける者、街はダンジョン関係者で溢れていた。
働き口を見つけられなかった捨て子のパドマは、特例でダンジョンに入場することを認められた。誰にも期待されることのない薄暗い場所での金にならない仕事だった。だが、そこで少女は、ささやかな楽しみを見つけ、躍進していく。
奇跡の新星パドマとして、時に憧れられ、時にからかわれ、危険なことなど何もしたくないのに、力づくで深階層に挑戦させられる物語り。
最後まで書き上げることができたなら、最奥を覗くかもしれないし、全然関係ないベクトルに乗ってしまうかもしれない。物語りのラストは、きっとフライパンは活躍しない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-24 19:06:04
1452549文字
会話率:51%
絶望の中で悲惨な死を遂げた黒沼優美は、異次元空間にて女神と出会う。そこで言い出されるは、異世界への転生宣告。
おいおいおい。ちょっと待とうか。転生、だと?冗談じゃない!
――まさかの拒否。
「何もしたくないでござる。消えてしまいたいでござ
る」
「だめよ。もう決定したことなの。わたくしの独断で」
てな訳で、強制的に転生。前世が不幸だった分、容姿・能力・家柄・家族・運、全てに女神の祝福を受けた状態で……。
結果、転生先は公爵家の令嬢エレオノーラ・カーティス。おまけに先祖返りの吸血鬼……あれ?
恵まれた家庭に生まれても、残念、精神が既に壊れてます。
前世の影響から、女尊男卑を貫き男装する彼女。イケメン時々発狂。後にデレ……があるといいね。
そんな狂気と絶望に染まった彼女は、今日も元気に魔物の肉に齧り付き、血を啜ってます。
からの、魔物のスキルゲッツ。うまうま。色んな意味で。
野生……、いや、魔物化しつつある彼女が、公爵令嬢という立場にありながらも、どういう存在へとなっていくのか、これはそんなお話です。
※ちょいちょい鬱展開入ります。苦手な方ご注意を。
※「マグネット!」様にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-15 00:27:50
1115819文字
会話率:32%
異世界に転移して妹や弟が出来たまではいいが、なんだかんだでギルドマスターに!
2年前までは、妹や弟の面倒をみてきたが、今やすっかり面倒をみてもらう立場に逆転!!
基本的に、やる気もなく、のんびりと、流れに身を任せ、できれば何もしたくない主人
公が、いろんなことに巻き込まれ・・・・。
兄を溺愛する妹達のほのぼのストーリー!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-05 19:42:45
21343文字
会話率:32%
謝罪
こんな夢を見た。
駅のホームでベンチで電車を待っていると、ハトがてくてくと自分のそばにやってきた。きたって、やれるものは何もないし、ハトにエサをやるほど物好きじゃない。はぁ、とため息をついた。自分はこれからも何年もこうして電車
に乗り、つまらない仕事をし続けるのか。本当、私は何のために生きているのだろう。何がしたいのだろう。
何もしたくない。何もしたくないのだ。なのに、ずっと私は働いている。やめてほしい。コミュニケーション能力もないし、ストレスはたまりやすい方だし、ほんと、生きてて良いこと1つもない。
皆、何が幸せなんだろう。どうして生きているんだろう。何も面白くないじゃないか。生きてて何も面白くないじゃないか。
ハトはいつか消えていた。私はホームで一人、本を読んでいた。田舎だから、電車がなかなか来ない。まぁ、ずっと来なくて良いけど。
この何も面白くない世界で人はどうして生きているのだろう。こんなに不幸を感じているのはもしかして自分だけなのだろうか。きっとそうだ。そうに違いない。私以外は皆、幸せなのだ。私だけが、まるで世界中の不幸をゴミ箱に全部集めたみたいに、不幸なのだ。
苦しいものだ。どうしてこんなに苦しまなければならない。誰のせいだ。誰を責めればいい?神か?仏か?
絶対に己自身を責めろだなんて言わせない。そう。何で私の責任なんだ?意味がわからない。意味がわからないんだ。私のせいじゃねぇだろ。
「違うよ」
どこかから、声が聞こえる。
「違うよ」
後ろを向いた。小学生ぐらいの男の子が立っていた。
「誰?」
「違うよ」
「・・・何が?」
「君のせいだよ」
「え?」
「他人のせいにするのは、甘えだよ」
「は?」
「他人のせいにするのは、甘えなんだよ」
「なんだよ、急に」
私は呟いた。
「自分のせいにすると、気持ち良いんだよ」
「・・・」
「自分のせいにすると、格好いいんだよ」
「・・・」
この男の子を、どこかで見たことがある。この子は・・・。
「ごめんね。僕の伝え方が悪いみたいだね」
男の子は、小さな手で、頭を掻いた。
「ごめんね。全て僕が悪いんだ」
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-09-07 10:52:43
1339文字
会話率:67%
ここはとある観光地の裏通り。
桜の木が見える小さなビルの2階にオープンしたカフェに集う人々のお話。
コーヒーの湯気とともに静かに、ちょっぴりほろ苦く過ぎていく日常。
何も起こらないけれど、疲れたとき、何もしたくないとき、優しさにふれたいとき
・・・ぜひ訪れてみてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-15 20:00:00
43351文字
会話率:45%
ソファに座り込む。
もう何もしたくない。
最終更新:2024-06-08 13:51:02
1625文字
会話率:23%
自己肯定感の欠片もない極度にネガティブで実際無能な主人公(高崎順人)は、同じくコミュ障ネガティブ陰キャ女子の金井雛と共に異世界転移して共同生活を送ることになるが、転移した先で優しい人々と出会い、交流を重ねるうちに少しずつ自己肯定感を取り戻し
ていく。
私のように、生きてるのが限界で何もしたくない人が少しでも癒される物語になれば幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-09 00:00:00
7719文字
会話率:24%
今の時代。いつ来るかも分からない脅威に立ち向かえるのが自分だけだと知った。
大切な人たちを守るために、自分の青春を捧げて戦う・・・つまりだったんだけどね?
そんな脅威は来る気配が無く。何なら脅威になりえる物が無いと分かってしまった。
じゃ
あ・・・遊ぶしか無くね?
そう考えてた俺の前に謀ったかのように現れた【謎の門】と、内部に広がる【ダンジョン】
本当ならもう何もしたくないが・・・あいつを守る為ならなんだってやるさ。
だからまず・・・仲間増やそうか?
これは、現代最後の魔剣士である俺が、この世界に新たな使い手たちを増やし、大切な何かを守る物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-23 20:00:00
94533文字
会話率:45%
心象素描(しんしょうスケッチ)実践研究
令和癸卯(ミズノトウ)肆拾 師走
弐陸捌参 伍 弐零弐参
何もしたくない症候群 詩一編
三つ目心象素描実践研究ラボ
最終更新:2023-12-23 07:24:34
464文字
会話率:0%
些細な事で悩み続ける私にとって、布団の中に居る時だけは安心した。
全ての摩擦から護ってくれる、優しい檻。
それが今は布団だけじゃなくなった。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
目覚
めの15秒は葛藤の時間です。
ハッシュドポテトかたこ焼きで悩んでます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-16 18:33:15
717文字
会話率:50%
チリトリとホウキをヘリのローター代わりにし、僕は地球重力圏からの脱出を試みる。
カクヨムにも公開中です。
最終更新:2023-10-09 01:05:44
3534文字
会話率:0%
ある日、自宅でゲームをプレイしていた御影豊(みえい ゆたか)は、エンディングを迎えると共にゲームの世界に降り立っていた。
しかも姿は、プレイしていた時のアバターの姿。
突然の事態に混乱し、現実に帰ることを熱望する。どうすればいいか分かる筈も
ないが、しかしゲームの内容を知る故に、現代へ帰る手段を思い立つ。
この世界には、あらゆる願いを叶える『遺物』がある。
その為に仲間を見つけ、多くの事件を解決すると共に必須アイテムを入手し、そして目的の場所に辿り着く。
三年もの年月を要したが、それでもこの世界に根を下ろす気にはなれなかった。
『遺物』を使用し現実へ帰還を果たす御影豊。
しかし姿はアバターのまま、時間は三年過ぎていて家も財産もなく、更には仲間も着いてきた。
頭を抱えて思い悩むも、ついでにこの日本も色々おかしい。
現実世界には魔法もなければ魔物もいない、それが当然の筈なのに……?
ただ帰って、元通りの生活を送りたかっただけだった。でも、現実がそれを許してくれそうもない。
ゲーム世界の三年で、頑張る事にはもう疲れた。
だというのに、何もしたくないなんて、周りの環境がそれを許してくれないのか?
――ここからまた、新たな戦いが始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-07 19:34:50
2949415文字
会話率:36%
田中祐介は異世界へと転生し、リンクスとして新たな道を歩むことになった!
「このリン・クスには夢がある!!それは勇者となり、女を堕としまくる事だ!」
歳は5歳の時、貧弱なステータスの中に光る、『時間操作』の能力を見て自分のことを勇者
だと確信。
同時期、幼なじみの美幼女ルクアを洗脳していたが、徐々に性格が変貌して行き面倒なことになっていく。
(基本毎日更新ですが、新章突入やその他の都合によって一日遅れることがあります…)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-31 17:28:53
253105文字
会話率:23%
前世で学校でいじめられていた私。もう何もしたくないという希望を抱き飛び降り自殺をする。
しかし、その思いとは裏腹に異世界転生してしまう。
こんなことなら自殺なんてするんじゃなかったと思っていた私が、大きくなり学校に入ることになった。
しか
もその学校でまたもやいじめに合うが、前世とは変わりたいという思いを胸にいじめ撲滅運動を行う。
すると次から次へと仲間が出来て?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-08 23:21:28
17787文字
会話率:17%
何も分からない
何もしたくない
消えたい消えたい
今は逃げる事しか考えたくない
最終更新:2022-02-06 12:53:16
210文字
会話率:0%
不眠症のシスターと、
何もしたくない神様が。
遊ぶ計画を立てるだけの話......
最終更新:2021-04-30 21:50:50
392文字
会話率:35%
何もしたくないとき、何もやる気が起きないとき、そして未来が怖いとき。
そんなときにこの話を読んでほしい。
まずは目の前のことをするだけ。
私たちがよく知っている彼らも同じだから。
最終更新:2021-04-13 07:38:11
955文字
会話率:0%
何もしたくない男と何かが常にある世界の話。
最終更新:2020-07-24 10:22:04
267文字
会話率:34%
どこにも行きたくないし何もしたくないのにいつもなぜか生き続ける道しか選べない
最終更新:2020-07-07 07:00:00
1063文字
会話率:17%
オタク厨二病高校生、ある意味最強。な私がストーカーの神様に殺されました。
はい。で、転生しました。あれ、なんかおかしい。おかしいぞ。
私チートだよね?確かにそれは機能してるけど、この村なんかめちゃくちゃハードなんですけど。
勇者、騎士団長、
暗殺者、賢者、その他全員二つ名を持っている。なんか、私チートじゃない気がしてきた…。あー、なんか何もしたくないわー…。
と思っていたら、村から放り出されて、うん、なになに?は?「称号をもらって、有名になってこい」?!?!?!?!いやいやいや、意味わかんないから!なんで?みんな優しかったじゃん!なんで「しょうがない」みたいな顔してんの?!嫌だああああああああぁぁぁ!!!!
神様にチート能力をたくさんつけさせたオタク女子が異世界で有名になるべく奮闘する話
「有名になればいいんでしょ!こちとらチート能力がありますから?ちゃちゃっと成果を上げて村に帰ってスローライフ送ってやるから!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-11 13:00:00
29277文字
会話率:56%