他人の不幸は蜜の味という言葉がある。誰かにとっての不幸を見ることで自分が幸せであると再確認することができるという心理状態から来ているらしい。だけど私にとって不幸というのはどこまでも、
──ゲロの味がした。
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最終更新:2024-06-14 00:18:51
7993文字
会話率:62%
私には奇妙な体質が備わっている。
それは不幸な人を見ると、舌があまったるく気持ちの悪い“蜜の味”を感じてしまうという体質だ。
その味を消すため、私は人助けに奔走した。
しかし、終わりのないその日々の中で、私の心は荒んでいく。
そんなある日、
疲労の溜まった私が道端でうなだれていると、あるホットケーキ屋の娘に助けられる……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-23 16:40:14
4875文字
会話率:18%
【他人の不幸は蜜の味】
最終更新:2023-03-27 22:51:59
201文字
会話率:0%
大学のゼミで知り合い婚約までした朱美と早坂は実は破局している。
破局しているのに婚約披露パーティを行う会場へ向かう私『陽葵』は彼氏さえ居ないのに“できちゃった婚”を装うのだが…
最終更新:2022-12-26 15:42:29
997文字
会話率:25%
ラジオを入れていると、何かの拍子に聞こえてくる妙に引き込む、ミステリアスな女性の声がする。チャンネル名は『黒猫ラジオ』――誰かの不幸を流し、人の不幸を愉しむ番組だ。しかしその放送は、視聴者に代償を支払わせる物だとは、知らなかった。公共放送に
ふさわしくない、その番組の正体とは……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-21 02:15:20
12493文字
会話率:56%
好きでもない相手に惚れられた私。付き合えないと断ってもしつこく言い寄られ、いつしか相手は恋煩いで体調を崩して、病んでいく。それを周りの人間が、あんなに愛されてるのに、応えないお前のせいだと責め立てる。私もゆっくり病んでいく。
※ 「病む(
N9030GY)」のタイトルで発表したものに、加筆修正したものになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-17 22:13:14
7273文字
会話率:45%
勉強だけは出来る真面目系クズな高校生の俺、葛川聡には絶対に誰にも言えない趣味がある。
『ごめんなさい。小説投稿を止めます。一年半の間、皆様お疲れ様でした。私には才能がありません。最後まで完結させることができなくてごめんなさい。もう限界です
……』
そう、俺の趣味は——WEB作家潰し。”プロ”を目指して毎日投稿を頑張るWEB作家の筆を折り、もう二度と小説を書かせないようにするのが、俺の生き甲斐なのだ。
次の標的を誰にしようかと迷っている際に、大人気美少女WEB作家——マリンが目に入った。
アイドル並みのルックスと甘ったるい声。紫髪にゴスロリメイド服というオタク売り全開の美少女。
おまけにネット内で配信業を行い、読者との交流も欠かさない良い子という情報が。
だけど、純粋な悪である俺は順風満帆なマリンが苦しんでいる姿がどうしても見たかった。
「さぁーて、楽しもうじゃないか。マリン……お前が苦しむ姿を、俺に拝ませてくれよ」
と、思い、精神破壊攻撃を続けていたわけだが、何故か隣の席の女の子——廃進麻理が情緒不安定になった。
本来なら見て見ぬ振りをしたいのだが、外面を気にする俺は廃進麻理を介抱することに。
この物語は、他人の不幸が生き甲斐な嗜虐心持ちの男の子と、謂れ無き暴言を受けて情緒不安定になる、表では眼鏡っ娘だけど、裏では大人気WEB美少女作家の女の子が送る一風変わった危険な恋愛物語である。
***
「葛川くん……あたしのこと、大好きですよね……? あたしを一人にしませんよね?」
葛川聡の誹謗中傷で情緒不安定になるマリンこと、廃進麻理。
但し、葛川聡が見事に介抱し、廃進麻理は決して筆を折られることはない。
そして毎度のように励まされた廃進麻理は、次第に葛川聡に恋心を抱くようになるのだ。
「葛川くんだけです……あ、あたしのこと……ずっと好きで居てくれるのは」
「何、逃げているんですかー? 葛川くん、絶対に逃しませんよっ?」
『カクヨム』や『アルファポリス』にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-16 19:07:49
16631文字
会話率:40%
学校という場所では、人とは少し異なる趣味・嗜好をしていれば、グループからは排除される。そうやって省かれた奴らが俺の友人だ。ある日友人の一人からLINEで恋愛相談が送られてきた。彼の恋愛を成就させる気は全くないが、他人の不幸は蜜の味。彼の絶望
した姿でも拝むために少し手を出そうと思う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-15 18:00:00
4163文字
会話率:0%
自らの性格の悪さで破滅の道を辿った悪役令嬢、シャルロッテ
そんな他人の不幸は蜜の味を地で行く彼女が転生してしまったのは、日常の不満や愚痴が蔓延する現代社会。に、適応しちゃった悪役令嬢の軽い小話。
軽くですが日常の不満や愚痴をプギャーする内
容が含まれます。苦手な方は注意してください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-09 16:25:17
1859文字
会話率:14%
他人の不幸は蜜の味
性格の悪い人がゲームをするとどうなるのでしょうか
最終更新:2020-06-12 20:00:00
5424文字
会話率:37%
これは、ちょっと不幸な女のお話です。
日常の不幸と、非日常でしかない不幸のお話です。
他人の不幸は蜜の味。
どうぞ笑ってやってください。
最終更新:2020-03-10 01:18:53
7868文字
会話率:0%
彼は、「不幸だ……」と口癖のように呟く。
今まで死ななかったのが不思議なくらいの不幸体質な彼の傍には、いつも影が落ちている。
本当に必要な時にしか、その影は現れない。
道化師は笑っている。
他人の不幸は蜜の味。彼は、極上の蜜である
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-18 01:37:14
2450文字
会話率:23%
一学期の終わり、体育館で終業式の最中に突然――全校生徒と共に異世界に飛ばされてしまった俺。
みんなが優秀なステータスの中、俺だけ最弱っ!!
こんなステータスでどうやって生き抜けと言うのか……!?
唯一の可能性は固有スキル【他人の不幸は蜜
の味】だ。
このスキルで便利道具屋へ行けると喜ぶも、通貨は『不幸』だと!?
「不幸」で買い物しながら異世界サバイバルする最弱の俺の物語が今、始まる。
【毎日更新!!】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-14 18:49:30
275559文字
会話率:31%
他人の不幸は蜜の味。それがこの物語の主人公――美川京の信条であった。
明確に悟ったのは、兄が挫折したときだった。誰もが沈黙し、食事に手をつけない重苦しい空気に包まれた晩餐。空気に耐えかねた両親と兄の会話が口論に発展し、最後には部屋に逃げる
兄とそれを追いかける両親。一人残されたテーブルの上で食したステーキは、まさに――極上の蜜の味であった。
それこそが、流されることしか知らなかった美川京という人間の本当の始まりだったことは彼自身しか知らない。
兄の挫折から2年後、京は日常を楽しんでいた。日々苛立たしいことは多くある。しかし、世の中そう捨てたものではない。そこら中に不幸は転がっているのだから。わざわざ突き落とさなくても、勝手に転げ落ちていくものばかりだ。あとはそれを見て楽しむだけでいい。地球にやさしい、とてもエコな趣味である。最近は暴徒化事件などという愉快な事件による被害者も多く出ており、不幸に事欠かない。
まこと、良き世の中になったものだなぁと京は世界をあざ笑う。
しかし、彼は気づいてはいない。
対岸の火事と見て笑っていることの危険さに。
今まさに、自分の足元に火種が転がっていることに。
そう――神はすべてを見ているのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-11 21:39:18
77707文字
会話率:23%
俺様は神様だ。神様の仕事は多種多様。それぞれの神様に役割がある。ある日、俺様は女子大生三人の悪戯を手伝うことにした。俺様の仕事って何?俺様は一体何の神様?
このお話は、ショートショートです。オチを考えながら読み進めていただけたら嬉しいで
す。
※今回は読者様からいただいたネタをもとに書きました。てと様、お題をいただきありがとうございます。
直ぐに読みきれる短いお話ですので、楽しんでいただけたら嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-18 01:09:09
1837文字
会話率:69%
恋愛小説は好きだけど、どうして好きなのかは説明しにくい。それが甘い幻想だから気持ちがいい、というわけでは必ずしもないし、だとしたら不倫小説なんて読むわけがない。他人の不幸は蜜の味? そんなことをマジメに考えるときりがないのだが、ある日後輩
がやってきてから妙にそんなことを考えるようになった。見ず知らずのへんなやつを相手にしているうちに、ぼく自身、恋愛小説の読み方が変わってしまうことに気がついた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-01 19:27:52
36363文字
会話率:43%
ある日地球に落ちた隕石は生態系全てを変えてしまった
不幸な少年はそのまま不幸な青年となりなんだかんだで頑張って生きています
最終更新:2017-06-12 01:10:21
611文字
会話率:10%
腕輪をはめた人間達…
腕輪の色が朱色に染まるときグレーゴルになる。
最終更新:2015-07-25 20:19:26
228文字
会話率:0%
性格の悪く歪んだ彼女の話
最終更新:2014-12-31 23:52:41
2575文字
会話率:13%
ある日何も知らない人間が、異常の存在に気づくと
果たしてどうなってしまうのでしょうか。
狂ったり、狂ったり、狂ったり、人間は正気を保てなくなりやがて狂人となるでしょう。
邪なる者達は狂える人を見て、嘲り笑う。
他人の不幸は蜜の味。
最終更新:2014-06-03 18:56:14
683文字
会話率:10%