「出来ないなんてことありません」
イレインは呪術師である養父を前にうなだれていた。孤児であるイレインは養父リヴィエラの元で15年間育てられた。里の習わしである魔道を皆と同じように学ぶものの、イレインは落ちこぼれだった。
そんな自分に落ち込み
、リヴィエラから逃げたイレインは、その日洞穴で卵と出会ったことにより平凡な生活が一変する。目の前で卵から孵った”蛇竜《ヴィヴィル》”に『名もなき者』と呼ばれ、自分を目指せと言われたのだ。
自分は平凡ないち村人、特別な力もない。
なのにイレインは急に周りの時間が動き出したかのように、里から未知の世界に送り出されてしまう。”蛇《ヴィヴィル》”に出会うエンディングを目指してイレインは動き出す。
この迷路の出口に果たして間違いなく彼女はたどりつけるのだろうか。
※PRG風ファンタジーです。世界観や時代考証などすべて架空です。時代や国を問わず、実在するものを加工して引用している部分もありますのでご留意しながら読んでいただけますと幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-09 12:46:32
389749文字
会話率:31%
愛しいあの人は
誰よりも輝いているから
私もそれに恥じぬよう
自らを輝かせたい、と思うのです
周りがどれほど妬もうと
あの人さえ見てくれるのなら
他には何もいらないわ
キーワード:
最終更新:2022-10-17 07:00:00
354文字
会話率:0%
「これからお前をある時代に送る、そこにもう一人未来から来た女の子がいるはずだ」
少女は時を越え、少年と出会う。最低な街で歪んでしまった彼は少女を妹とし、心を解きほぐされていく。そこに芽生えるのは感謝か、友愛か、恋心か、それともーー。
「ボ
ク、いつまでもシャルと一緒にいたい。他には何もいらないよ」
平行世界系の時間移動もののファンタジーになります。長年虐めを受ける主人公が降りかかる理不尽な災禍の中で足掻く少し狂気的な物語に始まり、王道の冒険ストーリーへと繋がります。
現在は平均で週一更新くらいです。ノベプラの方にも同時掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-02 11:03:11
1437765文字
会話率:58%
私的日常賛歌。だって幸せなんですもの。
最終更新:2022-03-27 12:02:05
217文字
会話率:0%
大国ケントルムは、砂漠の民を蛮族と蔑み、その強大な武力をもって虐げる。
人質としてケントルムに送られた小国の王女リヤーフは、王の気まぐれにより第二王子フィーニスに嫁ぐこととなった。
心優しすぎるゆえに居場所を失った王子と砂漠の娘。王宮の片
隅で身を寄せ合うふたりは願う。他には何もいらない。ただ、この静かな日々が続けばいい、と。
しかし――。
※白ヶ音雪様主催、蛮族の嫁企画に参加させていただきました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-10 23:00:00
29975文字
会話率:33%
みなとみらい地区の線路を挟んだ向こう側、野毛というのは不思議な場所です。JR桜木町駅の西側と東側では線路を境に全く異なる世界が広がっているのです。今ではみなとみらい地区はすっかり綺麗な観光都市に見えます。ランドマークタワーに代表される高層ビ
ル群やショッピングモールなどは日本を代表するオシャレスポットになりました。しかし、野毛というのは今でも昭和の匂いが染み付いた、どこか小汚い、人間にとって等身大の飲屋街なのです。「うまい酒と肴があれば、他には何もいらない」なんていう台詞が似合う素晴らしい街です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-14 22:44:46
2282文字
会話率:52%
※時間が空きすぎてしまいストーリーを忘れてしまった為、今後更新はしません
―――――俺は願う。
それは平和、他には何もいらない。
ただ皆に笑って過ごしてほしいだけ、それだけが俺の願いだ―――――
突然異世界へと召喚されてしまった
主人公享楽園真(きょうらく えんま)。
彼は、召喚されてからその命が尽きるその時まで、ある一つの事だけを考えて生きた。
"全て"の人類が皆助け合って生きる事、それは当たり前のようで難しい事。
亜人種差別が蔓延る異世界で彼は、その命をある一人の獣人の少女の為に捧げる。
これは一人の少年が亜人の神と呼ばれる事になった経緯を記した物である……
※このお話には残酷描写が存在します。
苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-05 23:35:26
13321文字
会話率:28%
米倉潮奈と宮園昴は幼い頃からずっと二人だけで一緒にいた。何をするにも二人は一緒だったし、この日々は変わらずにずっと続いていくのだろうと思っていた。しかし中学三年の夏、昴が地元の高校には進学しないと潮奈は知ってしまう。
それによって二人が気
付かないうちに、二人の考えには少しずつ食い違いが生じてしまうようになる。お互いさえいるのならば他には何もいらない昴と、常に二人だけでいることに対して薄らと疑問を抱き始めている潮奈。食い違いはずっとあったけれどそれが表面上に出てくることはなかった。そしてその誤差を抱えたまま昴は提案した。「潮奈。二人で一緒に“反乱”しよう。」と。
そしてその反乱から一年後の現在。潮奈は電車に乗って遠く離れた地を目指す。かつて昴と反乱した地へ、昴を探しに。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-20 21:58:53
24532文字
会話率:52%
幸せだと思う、一時。それを望む。ほんの小さな、願い。他には何もいらないと思えるなら、幸せです。愛する人との幸せを感じる。そんな暖かな幸せの唄。
最終更新:2011-04-29 19:39:09
300文字
会話率:0%
いつまでも君は君でいて…他には何もいらないし、望まない。側にいてくれなくてもいい…ただ君だけがそこにそのままでいてくれたら…
最終更新:2008-10-17 01:16:28
65文字
会話率:0%