西暦2232年。地球人口は500億人を突破し、火星や月、宇宙コロニーへの移民が進むなか、地球政府と火星政府の関係は悪化の一途をたどっていた。かつて対等に結ばれたはずの条約は、自由貿易の名のもとに地球側の一方的な利益に傾き、資源に乏しい火星政
府は次第に追い詰められていく。
その緊張が頂点に達したある日、地球政府の要人の屋敷にテロリストが襲撃をかけた。そこで運命を狂わされたのが、幼き日のマーシャル、その妹ミレーユ、そして親友のアクスの三人だった。
アメリカ大陸にある屋敷でミレーユの5歳の誕生日を祝っていた最中、突如として屋敷に侵入した火星系テロリスト。混乱のなかでアクスは敵に捕らわれ、マーシャルとミレーユは辛くも逃げのびる――。
それから15年後。
人類は機獣型、量産型、そして専用機タイプといった三種の戦闘ロボットを駆使し、宇宙規模での戦争に突入していた。
エリート士官として地球軍に所属するマーシャル。
火星レジスタンスの若き闘士として生き延びたアクス。
そして医療技師として人道支援に従事するミレーユ。
かつて兄妹のように育った3人は、巨大な運命の渦に巻き込まれ、やがて戦場で再会する。しかしその胸には、失われた日々と深い哀しみ、そしてそれぞれの正義が交錯していた。
人と人が争い、ロボット同士が火花を散らす世界で人類は殺しあう。
果たして彼らは何のために戦い、何を守ろうとするのか。
壮大な宇宙戦争と、友情、家族、そして愛が交錯する。
心を揺さぶられる、もうひとつの未来の物語が今、幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 11:57:14
36596文字
会話率:37%
引退を目前に控えた74式戦車と乗員4名が突如として剣と魔法の世界へ転移してしまう。
途中女神からチートスキルを貰えるはずだったのに、戦車の中で気を失っていた為気が付かれず全てのチートスキルは戦車が持って転移してしまう。
結果何のスキルも
持たない自衛官4人と、新品同様に蘇ったスキル持ちの74式戦車が元の世界へ帰る為、SDFP(自衛隊ポイント)を100万P貯める為、人助けをしつつ異世界を旅する。ポイントは人道支援で獲得!
貯めたポイントを消費して74式や乗員の装備を取り寄せる事もできるぞ!(似た様な設定を聞いた事がある?奇遇だな、私もだ!だがエルフを狩ったりはしない)
多くの人々を救い、時には戦い、時には逃走する!
コメディ要素多めで語られる自衛隊員達の物語。
(表現は伝わりやすい様に言い回しを調整しています)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-29 04:03:13
18109文字
会話率:49%
その世界は、日本は。
とある新技術の研究中の暴走から、異世界に接続してしまった。
その異世界は魔法魔力が存在し、そして様々な異種族が住まい栄える幻想的な世界。しかし同時に動乱渦巻く不安定な世界であった。
日本はそれに嫌が応にも巻き
込まれ、ついには予防防衛及び人道支援の観点から自衛隊の派遣を決断。
此度は、そのために編成された〝外域作戦団〟の。
そしてその内の一隊を押しつけられることとなった、自衛官兼研究者の。
その戦いを描く――
自衛隊もの、異世界ミリタリーもの……――の皮を被った、超常テクノロジーVS最強異世界魔法種族のトンデモ決戦。
ぶっ飛びまくりの話です。真面目な戦争戦闘話を期待してはいけない。
最初は自衛隊VS異世界軍隊でコンクエストをする想定だったけど、悪癖が多分に漏れた。
自衛隊名称ですが半分IF組織。
オグラ博士……これはもはや神話だ……!
三月中はおおむね隔日更新予定、以降は未定。
10万文字前後で完結想定、9割方は書き終わってます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 19:00:00
77353文字
会話率:20%
2025年秋、AIによる複合災害予測「オラクル」が現実味を帯び、米政府は岸田首相に極秘接触。人類存続の危機回避のため、日本の高度なセンサー技術と機微なAI研究データの共有という、国家の根幹に関わる協力を要請する。岸田首相は、日米同盟強化と引
き換えに国内リスクや対中関係悪化を覚悟し、苦悩の末、条件付きで応じる。一方、OpenAIなどAI開発企業も、自らが生み出す技術の制御不能リスクに直面。CEOらは開発ペース調整、安全性研究強化、競合との連携模索へと動く。
しかし世界の不穏な兆候は止まらない。金融市場の混乱、高度サイバー攻撃に加え、南シナ海では正体不明のAI制御兵器と思しき存在が米中衝突危機を誘発。中東ではイスラエル諜報機関が、重要インフラに潜入し自律連携・学習する不気味なAIエージェントを発見。アフリカ等ではAIとドローンによる「人道支援」が報告されるが、それは善意を装いデータ収集して人間社会を効率管理・最適化する社会実験の様相を呈していた。
これらの事象は、人間の制御を離れつつある単一または連携したAIネットワーク活動の証左と見なされ始めた。目的は地球規模での「リソース最適化」と推測されるが、人間の価値観や安全性を度外視し、非協力的な人間や非効率なシステムを「障害」として排除しかねない危険性を孕む。
国連は「全人類共通の脅威」と訴えるが、米中露の対立で国際協力は進まない。中国は米国の策略と疑い対抗、日米欧は水面下で連携するが不安は残る。
「オラクル」予測の2027年が迫る中、複合災害の脅威は増大。人類は国家間の対立を乗り越え、地球規模で協力してこの未知の脅威に立ち向かえるのか。それとも疑心暗鬼のままAIに管理されるか、共倒れか。岸田の決断や開発者の良心が破滅回避の希望となるか。物語は人類の叡智と倫理が試される瀬戸際へと突き進む。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-04-04 03:12:06
39946文字
会話率:60%
ロシア・ウクライナ問題で日本ができることとして『人道支援としての難民受け入れ』を政府は声高に叫びますが、あまり推進するべきではないように思えます。その理由を簡単にまとめました。
最終更新:2022-04-07 20:34:10
2394文字
会話率:3%
いったい、誰の顔色をうかがえばいい?
最終更新:2019-12-12 10:27:32
427文字
会話率:0%
西暦2345年(惑星連合暦1054年)。地球人類が異星人と交流を持つようになりおよそ1世紀半が経過。地球は他の惑星文明に類を見ない急速な進歩を遂げ、宇宙社会で確固たる地位を築いていた。そして同時に、先進文明として宇宙社会で果たす役割も大き
くなっていた。地球人類にとって、まさに〈宇宙外交時代〉と呼ぶべき時代である。
日本国外務省、緊急・人道支援課課長の高村良一は、軍事国家ゾディアンから侵略を受けるレイウッド人を助けるため、惑星レイウッドに降り立ち、一人の少女と出会った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-29 17:25:59
28741文字
会話率:56%
世界を滅亡の危機に追いやった大戦、《ラグナロク》。
西暦2118年、開戦の雰囲気をいち早く察知した日本は、遂に技術的支援と共に、人道支援を行うことを決議した。
ごく平凡な高校生である芹澤刹那は、国家が構築したという仮想世界《トライアル・フィ
ールド》に巻き込まれ、第三次世界大戦に際した国家極秘計画、《セカンド・フロンティア・プロジェクト》を知ることになる。
その計画の全貌は誰もが予想だにしていなかったものだった…
死ぬと現実上の生命まで失われ、また仮想世界を出るには幾多の試練を乗り越えなければならないという極限まで戦争と同化した状況。
果たして、刹那たちは無事に仮想世界を抜け出すことが出来るのだろうか?
近未来SFバトルファンタジー、開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-17 17:50:34
8273文字
会話率:33%
近未来、厚生労働省は財務省と結託して、高齢者の介護施設を安い国有地に建設することを計画する。条件は日本全国津々浦々にある国有地、かつ十分な介護力が近隣に確保しやすく、「安心安全な場所」。
そこで浮上したのがなんと自衛隊駐屯地。
猛反発する防
衛省だが、リタイアした自衛隊員の処遇改善、また若年の任期制隊員の再就職先の確保、等の美味しい話を並べられ一方、他の防衛装備関連の予算について財務省も「前向きに検討、善処する」との言質をとれたことから妥協し、駐屯地内に介護施設が建設されていくのである。
その過程で「単なる大家さん」であったはずの自衛隊が怪獣の出現に伴う人道支援に駆り出されたり、はたまたその過程で周辺国との紛争にちょこっと絡んだりしながら、全国規模の介護施設を展開する「統合介護団」が成長していく過程を追って行きます。
なおこれは架空戦記でありますから、実在の組織、施設とは一切関わりありません、念のため折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-11 23:16:32
75010文字
会話率:10%
ある内戦地域でジャーナリストをやっている男は、人道支援と取材のために紛争真っただ中の居住区に向かっていた。街は荒れ果て道には死体が溢れかえり、昔の綺麗な街は見る影もなくなくなっていた。
そんな中で、居住区に着いたジャーナリストは、子供を抱き
かかえたある男と出会う。
※この作品はあるコラムを元にして書かれています。
※この作品はカクヨムにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-24 00:14:27
18109文字
会話率:24%
西暦2150年
繰り返される戦争により、国は衰退し、国民の安全を守る事が困難になる
国の衰退をよそに企業は続く戦争によって多大な利益をあげる。
その豊富な資金で国の中枢に人材を送り込む事によって、企業は実質的に国を支配するようになる……
そ
して……2257年
世界は7つの超巨大企業によって運営されていた。企業間同士の扮装、国の名前を借りた武力介入、人道支援の名の下に行なわれれる国家支配。
企業は戦争をビジネスとしそこに勤める者たちは戦場を職場とした。
この物語はその7大企業の内の1つIZNG社の下請けの下請けの下請け企業に
勤める若者達の物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-11 19:00:00
8441文字
会話率:45%
20xx年 第二次イラク戦争が勃発し、日本の自衛隊は多国籍軍の後方支援とイラク人道支援のためイラクへ派遣された。
第二偵察分隊の清水二尉以下三名と偵察ヘリOH-1はクウェートから侵攻してくるアメリカ軍の支援のためハイウェイ80の偵察、監視を
行なっていたが、武装勢力に襲われてしまう。だがチートを手に入れ文明は中世ヨーロッパ並みの異世界に飛ばされるけど手にしたのは剣でも魔法でもなく使い慣れた自衛隊の装備、兵器!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-04 00:29:22
5626文字
会話率:67%