近未来、厚生労働省は財務省と結託して、高齢者の介護施設を安い国有地に建設することを計画する。条件は日本全国津々浦々にある国有地、かつ十分な介護力が近隣に確保しやすく、「安心安全な場所」。
そこで浮上したのがなんと自衛隊駐屯地。
猛反発する防
衛省だが、リタイアした自衛隊員の処遇改善、また若年の任期制隊員の再就職先の確保、等の美味しい話を並べられ一方、他の防衛装備関連の予算について財務省も「前向きに検討、善処する」との言質をとれたことから妥協し、駐屯地内に介護施設が建設されていくのである。
その過程で「単なる大家さん」であったはずの自衛隊が怪獣の出現に伴う人道支援に駆り出されたり、はたまたその過程で周辺国との紛争にちょこっと絡んだりしながら、全国規模の介護施設を展開する「統合介護団」が成長していく過程を追って行きます。
なおこれは架空戦記でありますから、実在の組織、施設とは一切関わりありません、念のため折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-11 23:16:32
75010文字
会話率:10%
元慰安婦の問題は、大きく膨張してしまい、日韓両国の関係に立ちはだかる大問題として韓国で論じられている。日本政府が、2015年12月の日韓合意に基づき誠意を示そうとしても再び蒸し返され、簡単に解決しそうにない。その難しさ故、典型的な歴史認識の
問題とも思われるが、基礎的な事項をまとめると次の通り。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-13 16:22:20
11271文字
会話率:2%