気がついたら、俺はいつの間にか死んでいて、ゾンビになっていた。
しかも、転生した先は剣と魔法となんだかちょっとゲームっぽいレベルとスキルがある世界で……。
だけど、俺には大して特別な力なんてなくて、幼女に殺されかけるわ、巨大蛙に丸呑みにさ
れるわ。
そんな雑魚な俺がなんやかんやあって森を支配する悪しきリッチを倒すことになってしまった。
一体、周りは俺をなんだと思っているんだろう。俺、ただのゾンビだよ?
生まれたばかり俺に世界は厳しい。
……よし、こうなったら意地でも強くなって生き抜いてやろう。
たとえ異形の化け物になったとしても。
――これはゾンビに転生してしまった不幸な俺の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-22 23:00:00
1660213文字
会話率:25%
この世界には、いくつもの国が存在し、それぞれがそれぞれの思惑の中、動いていた。
東の大国、西の大国の間にある諸外国ひしめく中のごく小さな国、バネルパーク皇国。
王であり、統治者であるマルファムル・ファン・バネルパーク皇女は、ヴァールとい
う不思議な力を持つ生物と共存していた。
国民にすら秘密にしていたそれを、国の権力者である右大臣に知られ、皇女は知らぬ間に罠にかけられる。
その罠のおかげで、皇女のことを信じていた国民たちにすら化物だということが露見。
ヴァールの存在を知られてはならないという、代々ファン家に伝わる伝統を守るため、皇女は、ヴァールの力を使い、バネルパーク皇国ごと飲み込み、喰い殺した。
ヴァールは、漆黒の蛇のような姿をしており、普段は皇女の影に隠れている。
だが、その正体はどんなものでも丸呑みし、喰い殺してしまう恐ろしい化物だった。
バネルパーク皇国は、マルファムル皇女の先代、先先代が築いて来た国だ。
先代から生まれ、最も才覚のある者が皇女を継ぐ。
だが、選ばれなかった者たちはどうなるのか?
その者たちは、城から街に降り、普通の人として生活を始める。
そのため、国民たちは先代、先先代の子孫であり、化物である皇女と同じ血が流れている。
バネルパーク皇国はこうして誕生したわけだが、先先代より前の皇女たちも、今のマルファムル皇女と同じ状況になったことが多々あった。
その度、自国を全て飲み込み無かったことにし、新たな国を作るため、夫探しの旅に出た。
マルファムル皇女も、新たな国を作るため、最高の夫を探す旅に出るのだった。
歴史は繰り返す。
マルファムル皇女は一体、どんな男と出会い、どんな恋をするのか、はたまた、どうすれば満足するのか、それ全てが今はまだ未知数である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 22:22:12
237199文字
会話率:35%
A級パーティに荷物持ちとして参加していたオッサン、ダンザはある日パーティのリーダーであるザイロスに囮にされ、神竜に丸呑みされる。
神竜の中は食料も水も何もない。あるのは薄ピンク色の壁……神竜の肉壁だけだ。だからダンザは肉壁から剝ぎ取った神竜
の肉で腹を満たし、剥ぎ取る際に噴き出してきた神竜の血で喉を潤した。そうやって神竜の中で過ごすこと182日……彼の体はリザードマンになっていた。
しかもどうやらただのリザードマンではないらしく、その鱗は神竜の鱗、その血液は神竜の血液、その眼は神竜の眼と同等のモノになっていた。ダンザは異形の体に戸惑いつつも、幼き頃から欲していた『強さ』を手に入れたことを喜び、それを正しく使おうと誓った。
さぁ始めよう。ずっと憧れていた英雄譚を。
……主人公はリザードマンだけどね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-29 19:39:03
160112文字
会話率:47%
――金色の髪。金色の瞳。そして始まりの勇者と同じ瞳を中心に真っ赤に爛れる肌。勇者が生まれた。
転生をした。何度目の転生だろうか。
魔王討伐後うっかり足を滑らせ、谷底に落ち、谷底に落ちてくる生物を餌とするビッグマウスなるバカデカい
幼虫のような気色の悪い生物に丸呑みされ、もうめんどくさいと思い、うんことして排出されることに抗い続け、頑丈すぎるこの体が消化されるのを待つこと五十七年。ちゃんと数えた。
今に至る。
私は何千、何万回の転生を経て、幾千、幾万の世界を救い、生後三日でのハイハイ、生後一週間での二足歩行を可能にしていた!
しかしこんなことで驚いてもらっては困る。幼児経験何年目だと思っている。
腕立てだって、腹筋だって、、、、。
愉快さを取り繕っているうちに、ぽろぽろと、涙が溢れてきた。
勇者はもう限界だった。度重なる転生に代わり映えのない人生。最初から、目の前にはレールがあった。彼は常に勇者だったから。どんな時も。
しかしそれも、じきに終わる。
「魔王リィンカーネイションが始まりの勇者様に転生の呪いをかけ殺してから百三十年。やっと生まれた、希望の子」
やっと。やっとだ。やっと、戻ってきた‼
――無限の旅を超えた勇者は、何を語り、何を成すのか。何を残して、安らかに眠るのか。
勇者に、名前はない。
※隔日投稿。カクヨム、noteにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-09 20:00:00
20852文字
会話率:21%
「いいね」欲しさに水辺で動画を撮影している。
夏のホラー2023参加作品です。
最終更新:2023-07-10 13:00:00
319文字
会話率:0%
赤ずきんちゃんはーー、狼に丸呑みされる。
中から食い破るために。
最終更新:2022-12-02 01:05:40
200文字
会話率:0%
密林の大蛇が放たれました。
丸呑みされたいーー、とまで思ってしまいました。
最終更新:2022-11-29 01:31:09
200文字
会話率:0%
目が覚めたらライ○○イクっぽい生物になってしまった!? 突然の事実に男がとった行動とは……? 自分の性癖丸出しにした短編作品です。エロいです(爆)。
最終更新:2022-04-12 20:53:47
2682文字
会話率:22%
常人には言えない仕事をする不知火(シラヌイ)紅葉(クレハ)はある日突然事務所から呼び出しを食らう。
所長曰く、大嫌いな“狸”からお呼びが掛かったとのこと……。
いきなり突きつけられる世界の秩序、あり方。其れを丸呑みして、今日も彼女達は“新し
い敵”と戦う事となる……。
一区切りとしては三部構成の予定です。
一部の伏線が二部や三部で回収されることもあります。悪しからず……。
(大きな伏線はその部で回収致しますので、二部からでも楽しめるよう、試行錯誤を繰り返しております……。本当に頑張らねば……!!)
この小説で感想、質問、*リクエスト(短編集に記載したいと思います)等、御座いましたらお気軽にどうぞ<(_ _)>
*制作者は著作権という言葉に恐怖を覚える次第ですので、私が投稿した作品の中からお願いします<(_ _)>折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-03 09:17:25
72578文字
会話率:38%
とある王国の闘技場にて。黄金の錠に手足を拘束された罪人たちが、釈放への望みを賭け、身の毛もよだつような怪物たちに立ち向かう。しかしこれは事実上の「処刑」であり、ほとんどの罪人は喰われてしまうだろう。
ショーの本番は夜だ。今度は心身を鍛
え上げた闘獣士たちが登場し、昼の怪物たちと一戦を交える。彼らは倒した猛獣の腹をさばき、罪人たちが着けていた黄金の錠を報酬として手に入れるのだ。
——ヴァランクロス。この凄惨な催し物を、人々はそう呼んでいた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-08 22:43:55
9177文字
会話率:49%
戦争は敗色濃厚。死の恐怖に追い込まれた男たちが、残忍なミノタウロスに斬り殺されるくらいならと、竜人、魔女、サキュバス、ラミア、蛇使いなど、容姿端麗な女性妖魔の元へ駆け込んでいくお話です。
最終更新:2021-12-10 08:18:07
32168文字
会話率:45%
前作(https://ncode.syosetu.com/n5679hd/)の翌日。
最終更新:2021-10-26 18:07:16
19069文字
会話率:57%
邪神様にどうしても食べられたい女の子の話。
最終更新:2021-06-19 15:37:55
1716文字
会話率:5%
安酒場に黒のサテンのドレスを着た上玉のスケがいた
彼女が俺を誘ってきた
そして、モーテルにしけこんだ…
ノベルアッププラス掲載
最終更新:2021-03-14 14:38:46
1690文字
会話率:0%
世界が終焉に向けて加速する中、朝寝坊常習犯の騎士が目覚めると彼に跨っていたのは艶めかしい美女でも甘えんぼな新妻でもなく、魂ごと丸呑みにされそうな恐ろしい仮面をつけた魔女だった。
突然の来訪者に寝こみを襲われ困惑する騎士に対し、魔女は悪びれも
せず可憐な声で告げた。
「魔王が禁じ手を使いました。いずれ世界は糸が切れるように破滅します。騎士様に、この世界を救って欲しいのです」
その日、世界と異なる時間軸を持ち、周囲の時を歪ませ、傷を受けてもたちどころに回復してしまう事からかつて『悪魔』と称された騎士と、ある非道な儀式により体内時計の歯車が全て欠けてしまい、その身が時を刻まなくなることで不老と同時に孤独と成り果てた魔女の、奇怪なパーティが誕生した。
大陸の極西から南東へ目指すは魔王の居城。たどる道筋で、魔王討伐に必要なアイテム『クロノカリバー』の材料を手に入れなければいけないのに、自称・地獄の番犬の邪魔が入ったり、城塞都市の喰えない大司教に領主殺害の容疑で投獄されたり、仮面の魔女より遥かにセクシーな魔女に誘惑されたりと、様々な難関が騎士たちを待ち受けていた。
そんな中、彼らは多くの者たちとの邂逅を果たす。義賊と共に村を守る復讐の火くすぶる暗殺者、成樹となる日を目前に生贄の危機にさらされる修道女のアルラウネ、幾多の傷で醜悪となり戦い勝つ事でしか肯定されることのないオーク、下卑た陰謀に巻き込まれゆく誇り高く騎士に憧れる奴隷闘士の娘、物語を代金に怪しい骨董品をさばき真実の愛を探す万事屋、長くは続かないと知りながら人と暮らす事を選んだニンフ……。
場の空気に馴染めない男と、場の空気を読めない魔女が、運命に翻弄される幾多の命に背を押され、罵り合い、ごく稀に手を取り合い、絶望の怒涛に飲まれながらも希望の糸を紡ぎ織りなす冒険譚折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-09 21:01:04
55246文字
会話率:63%
邪神の暇潰しにより、ミジンコ以下の微生物・ゾウリムシへと転生させられてしまった主人公。スキルやステータスといったお助け要素など何もない、本当にただの単細胞生物である。
目すら見えない状況に右往左往する主人公だが、原住民の捕食者たちは知っ
たことかと次々に襲い掛かる。
高速移動に加え串刺し攻撃を持つ丸呑み野郎。ねばねばの触手で相手を捕まえ取り込むヤバい奴。ウニの如く針だらけな危険生物。微生物界は正しく魔境だ。
その魔境を、主人公はゾウリムシならではの力を持って生き抜いていく。
分裂増殖、繊毛遊泳、槍状物質の生成。意外なことに、この単細胞生物は多くの手札を持っていた。人の知略をもってすれば、捕食者たちをも蹴散らせるほどに。
情報は出そろった。無差別級微生物バトルの開幕である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-13 12:08:11
6666文字
会話率:0%
黒ビキニの巨乳軍団ブラックパイル!
山奥で発生する恐怖の事件!!
血と肉弾が弾け飛ぶフルボディコンタクト!!
最終更新:2020-08-28 23:00:00
1665文字
会話率:32%
カイジュウとそれを生み出す謎のカイジン、そしてそれに対抗する謎の美少年集団が現れて半年以上、週に数回訪れるイレギュラーに人々は慣れつつあった。
今日もまたカイジュウとカイジンと謎の美少年集団が出没したらしく、SNSで話題となっていた。
動画も上がっていたので見てみることに、カイジュウ達の造形はそんなに好みではないが、それでも多少は興味がある。
映っていたのは見覚えのある十字路と、カイジンと美少年集団と――そして、見覚えのありすぎるカイジュウの姿だった。
クリオネ色の、象よりも大きな猫。
見た目は綺麗で可愛いが、実は頭に見える部分がぱかっと開いてそこから生き物を丸呑みにする。
動画に映っていたのは、自分が描いた架空の生物と全く同じ姿をしたバケモノだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-24 14:17:41
16202文字
会話率:0%
ある所に『赤ずきん』と呼ばれる女の子がおりました。
皆さまご存知の通り『赤ずきん』はお使いで、風邪をひいたおばあさんのところに行き、途中つい寄り道をしてしまい、先におばあさんを丸呑みにしていたオオカミに丸呑みにされ、オオカミが寝てい
たところを猟師達に助けてもらったことがありました。
その時、『赤ずきん』は、ある憧れ を持ったのでした………
そんな『赤ずきん』の数年後の話………
~~~以下作者より~~~
童話「赤ずきん」の2次創作 的なもの
*朗読動画を作っていただきました* URL↓
https://www.youtube.com/watch?v=la-nh8ZrRhc
*総pv1000記念談話公開しました!*
とりあえず書いてみました。
感想、評価 等お待ちしております。
*ブックマークありがとうございます!*
*総PV1000突破ありがとうございます*
*ただいま次話作成中~お楽しみに~*
by シナ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-11 12:00:00
9761文字
会話率:58%
大学の卒業式、意を決して告白するもあっさりフラれ、街中で他の女と付き合っている姿を目撃した。ショックで気を失いマンホールに落下。
死してなお収まらず。転生早々、モンスターに拳を振るい続けた。何匹と何十匹と何千何万何十万……
前世の
恨みが晴れた頃、心も体もすっかり疲れ切っていた。空腹だったとはいえ、助けてくれた狐まで丸呑みに……?
街に出れば不条理に避けられ、警察から冒険者にまで襲われ、終いには手を出せず困っているドラゴンの討伐を依頼される。押し付けの恩を無下に出来ず、致し方なく戦いに。
終わる頃には精神を病まされ、のんびり過ごしたいのスローライフ精神に溢れていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-24 20:18:28
8413文字
会話率:26%
ことわざって面白いし考え方の宝庫だなと思う
この詩は
metanotionのblog
http://metanotion.livedoor.blog/
にも掲載しています
最終更新:2020-02-25 18:53:35
240文字
会話率:0%
常識とは18才までに積み上げられた先入観の堆積物にすぎない
真実を丸呑みで覚えるな
自分の血、命で真実を調べろ
牧原優希と共に俺はこの世の真実を知ることになる
最終更新:2018-09-07 20:13:44
1683文字
会話率:78%
地域最底辺高校の優等生、実苦木大輔は自堕落な春休みを満喫していた。しかし、突然その身に意味不明で理不尽な超常現象が降りかかる。なんと、宮内庁が管理下に置く皇后島の墳墓から脱走した石棺に丸呑みにされてしまったのだ。その後、気絶から目覚めた時、
彼は異世界で魔法サバイバルゲーム大会の優勝賞品にされていた。これまでの平穏な日々はどこへやら。生きるため、あくせく戦う日々が唐突に始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-14 09:00:00
216文字
会話率:58%