七つの王国を股に掛ける大帝国グラン・ベザ――。
かつてそこで王女と呼ばれた少女は、時を経て、選帝侯ヴァレンティン大公家の公女としての生を全うしていた。やがて再び過去に両親と故国を奪った争い、皇帝戦が起こるであろうことを知りながら、″皇帝とな
る者”ではなく″皇帝を見定める者”として。
それで何ら、問題はなく、上手くいっているはずだった。故国ベルテセーヌで、王位を簒奪した王の息子が″婚約破棄騒動”なんて起こすまでは。
私の故郷で、よくもザマァ事件なんて起こしてくれたこと!
その上、別の国の皇子様に見初められましたですって? 冗談じゃない!
勝手に王位を奪っておきながら勝手に国を混乱させた貴様ら全員、その責任は、きっちりと支払っていただきます!
過去のしがらみと今の友情。
捨てたはずの国と捨てておけない悔恨。
そして再び訪れる皇帝戦――。
かつて王女でありそれを誇りに思っていたはずの公女が、お綺麗事をばっさりと切り捨てながら、奮闘します。
「私は、リディアーヌ……リディアーヌ・アンネレット・クリスティナ・ド・ベルテセーヌ――皇帝クロイツェン七世に両親を殺された、“墓の下の王女”よ」
たとえもう自分が帝位につくことはできずとも。
自分の手で、自分の戴くべき者へ、両親が手にできなかった冠を取り返すために――。
※多少の残酷表現などが有ります。苦手な方はご注意ください。
※ブクマ・評価などいただけるようでしたら、有難うございます!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 09:30:00
743197文字
会話率:50%
社会人になり、忙しいながらも充実した日々を送っている様子の自分。結婚に妊娠。全ては万事上手くいっているように思えた。
キーワード:
最終更新:2025-01-18 11:00:00
2123文字
会話率:57%
仕事ができて高収入で美人の妻と平凡な夫。娘が生まれ、上手くいっているはずだった夫婦のすれ違いのものがたり。
最終更新:2024-10-25 15:50:00
11513文字
会話率:12%
仕事ができて高収入で美人の妻と平凡な夫。娘が生まれ、上手くいっているはずだった夫婦のすれ違いのものがたり。
続きが気になるとのお声をいただければ、連載にしたいと考えています。
最終更新:2023-08-13 05:00:00
5459文字
会話率:2%
ある裕福な伯爵令嬢が、侯爵家の次男に熱烈な愛の詩を捧げられて婚約した。
その婚約者は大陸一と言われる金髪碧眼の美貌の貴公子で、しかも詩人としても人気の高い貴公子で、国内外のご令嬢やご婦人から人気があった。
そんな人気者がいくら裕福とは
いえ、高々伯爵家のしかもきつい顔をした可愛げのない令嬢の婿養子になることを、みんなは納得しなかった。
しかし、これは政略的な婚約なのだ。自分に文句を言われても困る。浮気者の婚約者なんて本当はこちらから婚約破棄したい、と伯爵令嬢は思っていた。
しかし、両家の親も浮気男も婚約の続行を望んだために、その後彼女は嫌々その男と結婚し、跡取りである息子を産む。
案外二人は上手くいっているのか、と誰もが思い始めた頃、馬車の事故で妻が侍従と共になくなった。
するとそれまで神妙にしていた婿が領地を好き勝手に運営するようになった。しかも使用人よ女性に次々手を出す始末。
そんなある日、領地内で幽霊騒ぎが起きる。最初はくだらない話と気にしなかった領地管理人の婿だったが、悪霊に祟られて大怪我を負う者達が続出して、やがて彼は窮地に陥るのだった。
✽✽✽✽✽
メインの四人の中の一名がクズの極悪人なのですが、残りの三人が善人かというとそうめもない少々ダークな話です。完璧な人間なんていないがモットーなので。
この作品は中世から近代ヨーロッパ風のイメージですが、あくまでも異世界の話。宗教、思想、倫理観、社会制度は全て作者の想像の産物です。それを承知の方に読んでもらえたらと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-25 19:10:00
61723文字
会話率:15%
伯爵令嬢、メアリーは、欲しがり妹と噂されている。
ある日
姉の婚約者、第三王子に色目を使ったと断罪された。
結果、駅馬車商会に商会長として追放された。
姉が起業した商会である。姉は第三王子の婚約者、令嬢起業家として名をはせていた。
帳簿上は上手くいっているが、
実は、破産間近の寂れた商会であった。
メアリーをスケープゴートにして、
姉の名を守ろうとする策略だ。
しかし、メアリーは、前世、星苅星子(ほしがりほしこ)というOLであった。
どうせ、皆、欲しがり妹として見ないのだから、欲しがり妹として行動しようと思ったら、
商会は斜め上の方向に行く。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 18:50:54
75064文字
会話率:59%
私、マリアベル・シュミル伯爵令嬢はとても浮かれていた。
それもそのはず、姉のものは自分のものという考えの妹、エルベルにことごとく婚約者を奪われて続けていたのだけれど、現在の婚約者は私の方が好きだと言ってくれ、上手くいっているから。
そんなあ
る日、妹と私は同時に皇太子妃候補として城に強制的に招集されてしまう。
婚約者がいる私は皇太子殿下に興味はなく、皇太子殿下に群がるエルベル達を遠巻きに見ていると、男の子が聞いてきた。
「皇太子妃に興味はないのか?」
どうして子供がいるのかしらと疑問に思いつつも、少年としばらく話をして家に帰った私は、皇太子殿下に近付きもしなかったとエルベルに告げ口され、父に縁を切ると言われ家から追い出されてしまう。
婚約者を頼ったけれど、彼からはエルベルと協力して私を喜ばせて、最後には捨てるつもりだったのだと言われてしまう。
途方に暮れていた私を宿屋の人が助けてくれ、平民として生きていこうと決めた私だったけれど、皇太子殿下が私を皇太子妃に選んだという連絡が実家に届き…。
※アルファポリスにも投稿しています。
※史実とは関係なく、設定もゆるゆるでご都合主義です。
※独特の世界観です。
※中世〜近世ヨーロッパ風で貴族制度はありますが、法律、武器、食べ物など、その他諸々は現代風です。話を進めるにあたり、都合の良いものとなっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 21:01:30
167643文字
会話率:48%
剣と魔法やモンスターが溢れる世界にて、冒険者として活躍する四人の若者達。彼らは冒険者ギルド屈指の実力者、Sランクパーティーだ。
Sランクパーティーとなれば最強であり、悩みなどなく、何もかも上手くいっているだろうと誰もが思っていたが、彼らには
彼らの独特な悩みがあった。
その悩みとは、メンバー全員が抱えるそれぞれの秘密が関係しており······。
ちぐはぐな事情や思い込みが暴走し、ドタバタしたり、笑ったり、まったりしたり。そんなちょっと不思議な異世界の日常を描いたファンタジーコメディ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-11 17:28:14
199337文字
会話率:52%
死にたい。
なぜか最近、僕はそんな事ばかり思うようになった。
友人とも上手くいっている。友達は多いほうだ。成績も問題ない。でも───。
死にたい。
今日もそんな言葉を胸の中で繰り返す。
ああそうだ、僕は死にたい。苦しくて
、苦しくて、死にたい。
誰か助けて───。
「っっっさいんじゃボケェ───ッッッッ!!!!!」
そう叫んで僕を後ろから蹴り飛ばしたのは、天使?????
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-02 13:00:00
7031文字
会話率:37%
貴族の庶子に産まれたカイが五歳の頃に前世の記憶?を思い出したが、それには自分の事は一切思い出さずにテレビやゲーム、Web小説等を楽しんでいる記憶だけだった。
思い出したカイは同年代よりスタートダッシュをしたつもりが…
上手くいってい
ると思ったことは実はダメだったり、失敗やなんてこともないと思っていた事が結果的には世界を救っていたりするかもしれない物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-03 17:24:43
247821文字
会話率:34%
私の彼は仕事が全くできないのに、“世渡り上手”なおかげで上手くいっている!
最終更新:2023-10-28 03:00:00
1432文字
会話率:31%
僕は彼女との共通点と温度差を感じる。
でも、二人の関係は上手くいっているのだが......!?
最終更新:2018-01-29 03:00:00
1281文字
会話率:19%
無口、無愛想、堅物。シェーラはそんな夫──マティアスのことが大好きだった。
二人の間には四歳になる息子も居て、特段大きな喧嘩をしたこともない。
周りからすれば、夫婦生活は上手くいっているように見えた。
しかし、シェーラはマティアスから好き
だと言われたことがなかった。シェーラが好きだと伝えても、『ああ』と返されるだけだ。
そんな破綻寸前の結婚生活、妻が庭園に花を植える理由とは──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-01 07:05:18
5319文字
会話率:40%
国王が布告を出した。強大な魔物を倒した勇者に王女を与える--
クレシュは顔に大きな傷がある頑健な強面騎士。魔物討伐は職務を果たしただけだったのに、勇者として思わぬ報奨を得てしまい困惑する。
「……うちに美人がいるんです」
「知ってる。羨まし
いな!」
上司にもからかわれる始末。
--クレシュが女性であったために、王女の代わりに王子ヴェルディーンを婿に与えられたのだ。
彼も彼なりに事情があり結婚に前向きで…。
勇猛果敢で生真面目な27歳強面女性騎士と、穏やかだが芯の強い美貌の24歳王子。
政争やら悪者退治やら意外と上手くいっている凸凹夫婦やらの話。
嫉妬や当て馬展開はありません。
戦闘シーンがあるので一応残酷な描写ありタグを付けますが、表現は極力残酷さを抑えた全年齢です。
全18話、予約投稿済みです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-15 18:00:00
62361文字
会話率:22%
ずいぶん前に書いた“姉が悪役令嬢拾ってきた”を読み返して書いた続編です。
恋人はいないけど、自分の人生は上手くいっていると確信している男。そんな彼がある日、実家に帰省するとそこには天使がいた。彼女と結婚し、異世界に住むことになった彼は、あ
る日彼女が出かけている間、“ゴミ掃除”をすることに。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-03 19:17:04
10197文字
会話率:58%
伯爵令嬢のマーシャはある日不思議なネックレスを手に入れた。それは相手の心が聞こえるという品で、そんなことを信じるつもりは無かった。それに相手とは家同士の婚約だけどお互いに仲も良く、上手くいっていると思っていたつもりだったのに……。
よくあ
る婚約破棄のお話です。
アルファポリスでも掲載しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-22 01:00:00
16539文字
会話率:40%
オレ魔王軍の新米兵士だけど、配属先は魔王城になった。
前線からは遠いし一番安全な場所でラッキー。
先輩は優しく指導してくれる。ちょっとむかつく同僚もいるけどわりと上手くいっている。
最近、勇者とかいう馬鹿みたいに強い人間がいるらしいけど、
魔王城まで攻めてこれるわけないよな。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-05 15:21:17
5893文字
会話率:16%
高校生で起業してここまで成功したのは
【岡山トオル】
だけだろう。
この高校生は幼なじみの【宮崎ミク】と一緒に始めた
タピオカ屋をチェーン店化にすることに成功して年商1億という化け物だ。
しかし人生とは上手くいっているほど突然の不幸に襲
われるのだ。
二人はトラックにはねられて死んでしまう。
だが目を覚ますとそこには見知らぬ光景が広がる。
異世界であった。
二人は異世界で起業した時の経験を使って異世界で成功することが出来るのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-16 11:34:19
1966文字
会話率:39%
「夢蚊」という濃い紫に、白く浮き上がるスナックのような看板。そこには蚊を飼う男がいた。男性の飼っている蚊は、人の血を吸う時にその人の夢を吸う。そして、血を吐き出す時に夢を見せる。彼のもとには、様々な人生を送る人々(人生上手くいっているように
みえる若者・唇のシミを隠すため、365日リップを変える女・仲のいい親友)が集う。彼らに見せられるのは、どんな夢なのか。夢から覚めたとき何を思うのか。人生の中で、本当に伝えたいことは何か。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-01 10:32:57
4003文字
会話率:27%
人生が上手くいっているように見える男の子の話。
最終更新:2020-07-10 21:15:13
4411文字
会話率:37%
※主人公が活躍して、モテまくって、やりたい放題やるストーリーである。
来栖怜司(33)は、現代日本を賢く生きる個人投資家である。しかし彼は、上手くいっているはずの人生に物足りなさを感じていた。
ある日、秋葉原から帰る電車にて、怜司は
謎のメールを受け取る。
『異世界転移したいですか?』
『はい』を選択した彼は異世界に転移され、そこでS級武器と金髪碧眼の姫を嫁に貰う。
そこから始まる怜司の異世界冒険譚。
イケメン貴族を取り潰し、人間と魔族の折衝地帯に国を造り、異世界初の大学を建学する。
ステータス高くて、金が有って、権力も有る。後はどうなるか……異世界チーレムQEDッ。
愉快痛快な『異世界成り上がりストーリー』ここに開幕。
※本作は、私の過去作
『最強賢王の異世界統治~転生したら、ステータスが魔王水準だった件について』を長期連載仕様に改稿したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-26 22:29:01
77910文字
会話率:38%
主人公が活躍して、モテまくって、やりたい放題やるストーリーである。
来栖怜司(33)は、現代日本を賢く生きる個人投資家である。しかし彼は、上手くいっているはずの人生に物足りなさを感じていた。
ある日、秋葉原から帰る電車にて、怜司は
謎のメールを受け取る。
『異世界転移したいですか?』
『はい』を選択した彼は異世界に転移され、そこでS級武器と金髪碧眼の姫を嫁に貰う。
そこから始まる怜司の異世界冒険譚。
世間知らずのイケメン貴族を取り潰し、ギルドを民営化し、王国と魔国の折衝地帯に国を造り、異世界初の大学を建学する。
ステータス高くて、金が有って、権力も有る。後はどうなるか……異世界チーレムQEDッ。
愉快痛快な『異世界成り上がりストーリー』ここに開幕。
※追記2018/12/28
大幅改稿の後、長期連載仕様に書き換える準備を始めました。
※追記2019/07/31
8月中にやれるはずです。
※追記2019/09/03
改稿完了しました。
最強賢王の異世界統治~新天地で始める世界征服(https://ncode.syosetu.com/n6210fs/)
↑改稿した本作の後継です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-03 14:00:00
67586文字
会話率:47%
「益田、昼メシ食いに行こうぜ。」
同期の吉岡が声をかけてくる。
お昼休みまでは残り三分という微妙なタイミング。
ほんの少し周囲の視線がチクチクする。
「いいよ。で、今日は何食うよ?」
俺は少し無理をして、おどけた雰囲気を演出。
仕事場での
キャラクター。
人を笑わせ、場の空気を柔らかくするという本当の俺とは180度違う設定なのだが、何故だかコレが上手くいっている。
最初の頃は苦労したけれど、今ではスイッチを切り替える感じで演じる事が出来るようになっていた。
「そうだなぁ。あ。アレ行こう。駅の反対側にあるボロっちいカレー屋。あの店って実は有名らしいんだ。」
吉岡のその提案に俺も乗っかる。
その店の事は知っていた。
ただ入るのに勇気が必要なタイプの店だったので、今まで一度もトライ出来ずにいたのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-17 03:31:44
4053文字
会話率:27%