かつて、数多くのダンジョンが発生し続ける世界で、五つの強国はその貴重な資源を巡り長きにわたり争いを繰り広げていた。しかし、戦争の終結とともに「五国条約」が結ばれ、ダンジョンの資源を平等に管理するため、各国にはダンジョン攻略の担い手を育成する
学園が設立された。これにより、世界は一時的な平和を手に入れたかに見えた。
その一つの学園、セレスト学園に通う主人公・レイは、幼少期の恐ろしい体験から重度の魔物恐怖症を抱えている。ダンジョンの中に入ることすら嫌がるレイは、友人たちの助けを借りて、何とか日々の訓練や課題をこなしていた。
しかし、ある日、レイたちが挑むダンジョンで予期せぬ戦闘が発生し、レイは危険な状況に追い込まれる。その時、彼の中に目覚めたのは「相手のスキルを奪う」という異常な力だった。モンスター恐怖症のレイが、なぜこの能力を手にしてしまったのか。そして、この力が彼の未来にどのような影響を与えるのか――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-09 20:15:08
1366文字
会話率:29%
年上女性にひとめぼれをした高校3年生の越前 光稀(えちぜん みつき)。
笑顔の眩しいまっすぐ輝く女性、美里 響花(みさと おとか)。
光稀と仲の良い幼馴染でもあるバスケ部エース、中城 侑(なかじょう あつむ)。
光稀、侑と仲の良いカメラの魅
力にハマった沢渡 透子(さわたり とうこ)。
そんな3人の行きつけカフェ【frappé】で働く瀧本 泉(たきもと いずみ)。
そして、家族の葛藤を抱える光稀の妹、越前 未来(えちぜん みく)とペットのワタアメ。
光稀が響花に恋に落ちたことによって、複雑に絡み合い、交差していく6人の〈矢印〉。
季節の移り変わりとともに光稀の周りで巻き起こる家族の問題、将来の選択――
これらの困難に立ち向かい、少年はひとりの大人へと成長していく。
これはひとりの少年の人生と、彼を取り巻く人々を描いた一方通行な物語。
※この物語はフィクションです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-18 08:00:00
224599文字
会話率:42%
↓↓短いあらすじ。
生徒会室で女の子達が楽しく喋ってるだけのお話。
↓↓長いあらすじ。
萌舞恵女学院高等学校。百年以上前から、存在する伝統と格式のある女子校。
その学園において生徒会長を務める雲母坂音羽(きららざかおとは)は、毎日一人で
生徒会業務にあたっていた。
その理由は、書記がおバカで、副会長はサボり魔で、会計は優秀かつ真面目だけれど、部活との兼ね合いもあり、あまり来られないからである。
その為、音羽は仕事を邪魔されるのをとても嫌う。
だけど、書記を務める若王子市子(わかおうじいちこ)はいつも問題を持ち込んでくる。
「音羽ちゃん! 穿いていた下着が、急に消えましたわ!」
「急に下着が消えるわけないでしょ、このおバカ! 若王子じゃなくて、バカ王子に改名しなさい!」
とは言いつつも、音羽は市子が持ち込んできた『問題とも呼べない何か』の答えを渋々探す––––
〜作者から〜
本作は推理小説––––みたいな感じですが、内容はお嬢様高校の生徒会室を舞台にした、コミカルな雑談がメインです(タイプとしては、安楽椅子探偵です)。
ガッツリとした推理小説をお探しの方には、合わないと思われます。むしろ、コメディ小説として楽しんでいただけると嬉しいです。
事件も、笑えるものから、日常のちょっとした謎などがほとんどとなります。
基本一話完結(一話だけ、少し長めです)。
※この小説は、作者の趣味で、地名性が由来のDQNネーム、回文、倒語を使用したDQNネームが多様されます。予めご了承ください。
〜登場人物〜
雲母坂音羽(きららざかおとは)
二年生でありながら、生徒会長を務める主人公。見た目も頭もいいが、表情と胸は硬い。
優れた推理力と、洞察力で、事件とも問題とも呼べない何かを解決したりする。
若王子市子(わかおうじいちこ)
音羽の同級生であり、同じクラスの女生徒。生徒会では字が汚いのに書記を務める。
見た目はいいが頭は悪い。おバカだが、胸もバカみたいに大きい。
大体問題を持ち込む、問題児。音羽にとっては、市子こそが一番の問題。
※カクヨムにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-02 00:47:15
85502文字
会話率:59%
梅雨が明けてすぐの夏休み。
同じ高校の先輩女子と共に夏祭りに赴こうと待ち合わせにいくと、何処までも追いかけてくるカツアゲに遭遇。でも実は……
【この作品は遥彼方様主催《「夏祭りと君」企画》参加小説です】
最終更新:2019-07-30 13:05:05
15758文字
会話率:42%