都会東京にロープウェイがあるとは知らなかった。都会を眼下に貧しい都会の生活から人間としてごく普通の生活ができる場所。その場所へ繋いでくれる一本の糸がある。それが東京異世界ロープウェイだ。
最終更新:2025-03-20 21:38:40
39642文字
会話率:31%
地球出身のジャーナリスト 真壁涼子 は、戦火を逃れた難民たちが流れ込む 宇宙コロニー・ノアズアーク へ取材に訪れる。公共交通機関である 反重力ロープウェイ を降りた彼女が目にしたのは、崩壊寸前と報じられていたはずのコロニーに満ちる 異様な活
気 だった。しかし、それは繁栄の証ではなく、抑圧と憤怒が渦巻く不穏な空気だった。
取材を進める中で、涼子は 機械義足の少年アフメド と、彼が車椅子を押す 祖母ウルファ に出会う。彼らの口から語られたのは、コロニーの人々が 地球政府に支配され、テロリスト予備軍として扱われている現実 だった。
そんな矢先、空襲警報が鳴り響く。コロニー上空に出現したのは 政府軍の無人戦闘機部隊。逃げ惑う人々、崩れ落ちる施設、燃え上がる街。涼子はアフメドたちを連れ、必死の逃亡を開始する。
果たして、彼らはこの地獄から生き延びることができるのか?
そして、コロニーを襲う政府軍の本当の目的とは——?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-12 15:26:21
1774文字
会話率:36%
あるラーメン屋に、3人の男が出向いた。僕がスマホをいじる。コップがさえぎるので僕の向かいに座る頼人はスマホの画面が見えない。
僕は開いたSNSで、驚きの投稿を見かけてしまう。そして、隣に座る圭吾に見せる。ある山のある場所の名が記されただけの
投稿だったが、投稿に添付されていた写真は、僕たちが死体を遺棄した場所そのものだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-27 06:47:53
6194文字
会話率:18%
【『イメージ』から抜け出すために一歩踏み出す女子高校生のお話】
高校入学とともについたあだ名は『リーダー』。
それ以来、私のキャラクターはしっかり作られてしまった。
本来の自分とは違う自分で過ごす高校生活。
不満を感じるほどではないが、ど
こか違和感を持っていた。
そんな中、仲良しグループのひとりに なんとなくそのことを打ち明けたことで、
『リーダー』であることに私は息苦しさを感じ始める。
―――――
2022年に発行した同人誌
『短編集 函館ルミナリエ』
収録の短編です。
【重複投稿】
こちらの作品は「カクヨム」でも公開されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-29 19:00:00
5572文字
会話率:32%
クリスマスを前にして浮かれた街並み。
その景色を尻目に僕は函館山の展望台へと向かう。
僕は死のうとしていた。
もう生きていても仕方ないと思っていた。
そんな僕に話しかける
二人の少女。シロとアカ。
「捨ててしまうなら、私にちょうだい」
僕の人生をヒカリにかえて
この街のを輝かせる光のひとつにするという。
そのためには僕の人生をたどる必要があって――
***
この作品は
2022年11月29日発行の同人誌
『短編集 函館ルミナリエ』
にて発表済みの作品です。
【重複投稿】
この作品は『カクヨム』でも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-24 20:00:00
6992文字
会話率:30%
この国に生まれた喜び
キーワード:
最終更新:2022-09-25 19:04:51
230文字
会話率:0%
人工都市「露夢衣」には天に魂のパッケージが星のように浮かび、ロープウェイの網が覆う街だった。
反抗コミュニティに属して暗殺業を行ってつつ、バタフライ・メーカーという殺人鬼を追っている少年の壱樹の元に、都市を破壊しよとする典馬のところから
、久宮という少女が助けを求めてきた。
典馬は都市を破壊するだけではなく、天の五星をつかって能力を得られる司天のコミュニティにも手をだす。
そこには、壱樹が殺し損ねた登賀という都市統治委員がいた。
登賀は、造ったという堕天使の陽慈璃によって、無き娘の姿にされる。
やがて、登賀の魂は娘の那美に取り込まれる。
都市南西部と中央の連絡を絶った典馬は、魂のない木偶であるベルナを巨大かさせて、都市破壊と天上の支配をもくろむが、堕天使に狙われたために、己の魂を殺す。
壱樹は、登賀から、自分がバタフライ・メーカーであり、要人を殺してきたと知らされた上に、同じく、天馬でもあると認識させられる。
はじめ天馬と組んでいた久宮は、あえて壱樹のところに逃げ込み、破壊願望のある天馬を殺してほしかったのだ。
陽慈璃は司天が支配する五星を木偶でできた堕天使の支配をすることで、事実上の堕天使からの連絡を絶つ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-08 09:19:28
55680文字
会話率:36%
これは機械人を中心にした、成長や恋愛に関わる未来の冒険の物語である。
家庭用ロボットの発明により、各家庭にとって不可欠な存在となった。しかし、いろんな原因により、家庭型ロボットは他のロボットをリードし、突然家庭内で警戒心のない人類を
近距離で攻撃し始めた。
大量の人類を消滅した後、ロボットたちは人間が携帯に保存した生活の状況を真似しながら地球での生活を始めた。1万2千年が経過し、ロボットも自分たちの文化や歴史を持ち、そして新しい名称である‘機械人’と自分たちを名付けた。
幼い頃のカイは神社のそばに埋めた木は未来まで生き延び、そして神木になったことを思いもしなかった。恩返しをする神木はある出来事を機にカイを助け、あの家庭用ロボットが引き起こした災難に免れる様に未来まで連れてきた。未来で迷子になったカイは少女モリに出会った。そして、モリに助けられたカイは自分が人間だということ隠し、機械城で生活し、やがて戦闘する時に用いる道具であるブラックボーンを手に入れた。
機械城主であるコロアイルに出会い、今まで困惑していたカイは目標を持つようになり、ドリームキャッスルである百城を創ることを決めた。このため、カイは全ての城主に認められなくてはいけないのである。
そして、カイは友達とロープウェイが有名である機械城、トロッコが有名である地下にある永夜城、機械が盛んである甲鉄城、美しい造花城、未来の技術が中心である技術城、仮面かぶりが必要な仮面城、音楽城、アニマル城、グルメ城、砂の城などを訪れた。
各城主は先祖から受け継がれたロボットの秘密を守っている。カイは城主の承認を受ける旅でこの世界の暗黒な面を目の当たりにした。
承認の旅で、カイたちはいろんな種類の機械人に出会い、そして無法地帯に追放されている人類も目にした。この世界では、機械人と人間の間だけではなく、種類が異なる機械人の間でも衝突が続いていることを知り、お互いの衝突をなくす努力をした。
百城の支配者になる最後の一戦で、カイは狡猾な敵に元の時代にもどされてしまい、仲間たちとしばらく離れた。
ロボットの秘密を知ったカイは現在を変えることと未来を守ることの二択をしなければいけない状況に陥った……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-26 15:21:00
150415文字
会話率:38%
漫才の台本です。ロープウェイについての友人同士のやり取りを描いています。
最終更新:2020-03-23 02:22:39
1902文字
会話率:100%
秩父の奥深くで暮らす老人、立花源次郎。ロープウェイが引かれた荒山に登ろうとする彼を、顔なじみの新聞配達員は必死で引き留める。だが、当の本人は話を訊く素振りも見せず、登山道の入口へ向かった。
最終更新:2018-03-29 19:44:43
6082文字
会話率:42%
彼に出逢ったのは、本当に偶然だった。
大学とアルバイトに明け暮れる苦学生の東俊介(あずましゅんすけ)は、ふとしたことから街のごみ溜めのような場所に傷だらけで倒れている青年・省吾を助けたのだが。
しかし「青年」と思った彼には、実は大きな秘密が
あった……。
拙作「赤いロープウェイにのって」に連なるシリーズですが、これ単体でも読めます。
厳密にはボーイズラブとは言えませんが、その免疫のない方には読みづらいかと思い、タグ付けしております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-12 00:00:00
86295文字
会話率:36%
大学一年生の内藤には、高校時代から付き合っている男がいる。
ある日、内藤はひょんなことから、男子学生たちに目をつけられている、とある女の子を助けることに。
彼女の名前は篠原さん。とても清楚で可憐な可愛い女の子……と、思ったのだが。
実は「彼
女」には、とても大きな秘密があった――。
拙作「白き鎧 黒き鎧」のキャラたちと、「赤いロープウェイにのって」のキャラたちとのクロスオーバー&コラボレーション作品。
どちらかひとつはお読み頂いていたほうが分かりやすいかとは思いますが、一応、初見でも分かるようには書くつもりでおります。
※BLやMLの苦手なかたはブラウザバックをお願いします。
※佐竹と内藤はすでにお付き合いをしています。この二人の顛末は「秋暮れて」と「君と、桜の下で。」で語られています。
※ほづしのの顛末についてはR18作品のため、ムーンライトに連載しました。ペンネームが異なっておりますので、18歳以上でそちらをご覧になりたい方は、お手数ですが作者までメッセージをください。個別に対応させていただきます。
それやこれやで、大変不親切な仕様で申し訳ありません。
ほんっと、作者の妄想の産物に過ぎなくてもうね……(苦笑)。
こんなんですが、お楽しみいただければ幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-28 00:00:00
141509文字
会話率:31%
柚木美優(ゆのぽん)と、篠原和馬(しのりん)。
ふたりは、いわゆる「腐仲間」。
ふたりには、よく似ているけれど本当はとても違っている秘密がある。
それでもふたりは仲良しで、放課後や休日にはいつもどこかへ出かけたり、夏や冬の大きなイベントに
は一緒に参加して過ごすのだ。
浮遊するふたりのその先には、何があるのか。
そんなことを、筆の向くまま書いてゆく所存です。
家庭内暴力、児童虐待、鬱病、自傷や性同一性障がい、「腐女子」「腐男子」に関する様々の描写があります。
なお、この作品を書くにあたり、作者は決してこうした人たちのことを興味本位にとりあげているつもりはありません。
クラスに数名は必ず居るとさえ言われている人たちのこと、なるべく誠実に描けたらと考えております。
※カクヨムにても同時公開。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-19 00:00:00
121747文字
会話率:26%
普通の24歳の女の子つぐみの前に、ひょんな形で現れた素敵なハンサム2人。それぞれの男性との交流の中で、悩み苦しむつぐみのお話です。
最終更新:2014-11-26 14:56:48
43443文字
会話率:29%
マウント・ステーションと呼ばれる縦長の駅がある。
アカシとレミとベイクの3人はマウント・ステーションを上へ上へと駆け上る。
目的はマウント・ステーションのてっぺんにある町の外へ出る最終便、稲妻号。
目的地に近づきながらアカシはいつかの光景を
思い出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-22 16:45:48
6078文字
会話率:9%