「姫がさらわれたぁああ!!」
王の絶叫が城中に響き渡り、全国の勇者ギルドに緊急通達が飛んだ。
魔王級のダンジョンにさらわれた高貴なるお姫様――その報せに、数多の勇者が立ち上がる。
「姫を救えば名声と結婚が約束されている!」
「俺の嫁運命
来たこれ!」
だが、彼らはまだ知らない。
その“さらわれた姫”が――自らの意思でダンジョンに引きこもり、罠を作り、モンスターを調教し、
「はあ……また来たよ、結婚目当てのバカどもが」
とげんなりしながら勇者どもを次々と撃退しているということを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 10:05:21
2850文字
会話率:42%
転生した中年男性・佐々木は、小規模なダンジョン「クラウゼ」の地下三階にて新たにダンジョンマスターとなる。
ダンジョン統合時代と呼ばれる混沌の中、乱立する大小さまざまなダンジョンが互いにモンスターを送り込み合い、激しい生存競争を繰り広げていた
。
案内人リリエの導きでダンジョンの構造や防御、罠を学びつつ、元勇者ミナを仲間に迎え入れ、三人でダンジョンを守るために戦う日々が始まる。
彼らは大手ダンジョン「マクスウェル陣営」からの圧力と降伏勧告を受けるが、佐々木は交渉を模索し、ミナは強硬に拒絶。
リリエはダンジョンマスターである佐々木が降伏すれば、転生者としての生命を失うことを告げ、三人の間に亀裂が生じる。
やがて内部で異変が起こり、モンスターの暴走や外部からの干渉の痕跡が見つかるなど、クラウゼはさらなる危機に晒される。
三者の葛藤と絆、そしてダンジョンの秘密を抱えながら、彼らは「生き残り」をかけた戦いの渦中へと身を投じていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 09:00:00
8498文字
会話率:40%
契約した伝説級の力を秘めたモンスターが女の子になるんですが。
ゲートが出現してモンスターがあふれる世界で王親絆九(オオギミキズク)は終末を見た。
その瞬間契約していたモンスターが人になってキズクは中学生の頃に回帰する。
何もない。そう思い込
まされていた。
しかしキズクには才能があった。
今度こそ諦めることなく前に進むと決めた。
自分を慕ってくれるモンスターと共に世界を救ってみせる。
ただ、モンスターたちが女の子になって迫ってくることは、聞いてないんだけどな。
ネオページ契約作品です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 10:00:00
74482文字
会話率:40%
授業を受けていた百五十名の高校生たちが、なんの前触れもなくどことも知れない廃墟の中に転送される。
どこかで見たことのある、スキルなどを実装された上で。
「町の中心部からあふれ出るモンスターを討伐する」
というクエストを確認し、即座に行動に移
る馬酔木(あせび)恭介と宙野(そらの)彼方(かなた)、彼方の姉の遥。
この三人はパーティ「トライデント」を結成し、他の生徒たちに先行する形で実績をあげていく。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-07-18 08:30:00
997336文字
会話率:38%
ある日、部活帰りの高校生・芽衣は、クラスメイトたちと共に異世界へ召喚された。
出迎えたのは、鼻をほじりながら「お前ら勇者A〜Eってことで」と言い放つ、テキトーすぎる王様。
王冠外れているし、お腹は出てるし……それどころか、スキル診断はおろか
補助装備もなし。支給されたのは、乱雑に置かれた売れ残りみたいなスキル書だけ。
「世界を救ってきて〜」と丸投げされた芽衣たちは、絶望と笑いの入り混じる冒険へと放り出される。
でも、芽衣には誰にも負けない特技があった。
それは──「料理」。仲間の胃袋と心を支える、戦場の異世界クッキング!
モンスターを倒して素材を集め、タンドリザードやウマカツで体力回復。
時には回復魔法で肉を柔らかくする(倫理観どこ行った⁈)異世界飯テロで、仲間の絆をつないでいく。
剣士、魔法使い、クラフター……バラバラだった仲間たちは、芽衣の料理と存在そのものに支えられながら、少しずつ一つの「チーム」になっていく。
だが旅の終盤で彼らを待ち受けていたのは、“勇者になれなかった者”の、狂気と怨念の復讐だった。
命を賭して仲間を守る者。希望を捨てきれない者。
そして、“支える側”であろうとした芽衣自身が、「自分の意思で拳を振るう」決断を迫られる。
“誰かを支える”だけだった自分から、“誰かのために選び、戦う”存在へ。
料理で繋がった絆が、やがて力となって、彼女を前に進ませる──
これは、ただ帰るための冒険じゃない。
「自分が何者で、どう生きたいか」を選ぶための旅だった。
笑って、戦って、食べて、生き抜く。
一皿の料理が命を救う、戦場グルメ×本気の異世界ファンタジー、ここに開幕!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 08:00:00
45425文字
会話率:45%
迷宮探索――それは命を懸けた危険な仕事。
モンスターを倒し、宝を手にする……はずだった。
だが、俺には戦う必要がなかった。
代わりに手に入れたのは、《壊れたアイテムをポイントに変換できる》謎のパネル。
使い道のないガラクタ。空き瓶。折れ
た剣。
誰も見向きもしない迷宮の“ゴミ”を回収し、ポイントに換えて少しずつ装備を強化、能力をアップ――
気づけば、モンスターが勝手に避けて通るようになっていた!?
戦わずして最強。
俺は今日も、迷宮の片隅でゴミを拾い、ポイントを稼ぎ、気づけば――無双していた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 07:10:00
41213文字
会話率:14%
魔物が迷宮を探索?! 考える触手の大冒険が始まる。
脆弱たる人間。最弱より弱き者。
しかし彼らは、果敢に迷宮に挑み、強大なモンスターを打ち倒し、奥へと進んでいく。
たった一つしかない命を投げ打ち、先の見えない迷宮へと挑む者……冒険者。
ある最弱のモンスターは、そんな人間達に憧れた。
その知恵に、勇気に、死に挑み抗う姿勢を。ソレは輝かしく思ったのだ。
これはやがていつの日か、魔城の主と呼ばれる事になる、一匹の魔物の物語である。
※ハーメルン・カクヨムでマルチ投稿してます。
●いいね、感想、レビューをお待ちしております。
●ステータス表記
<更新頻度>:可能な限り毎日
<更新時間>:毎朝6時10分、夕方18時10分
<主人公の強さ>:最初は無力。少しずつ成長
<主人公の残虐さ>:控えめ。露悪趣味は無し。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 06:10:00
679579文字
会話率:27%
おっさんに唯一与えられたもの――それは【オートスキル】。
とある女神様がくれた素敵なプレゼントだった。
しかし、あまりの面倒臭がりのおっさん。なにもやる気も出なかった。長い事放置して、半年後にやっとやる気が出た。とりあえず【オートスキ
ル】を極めることにした。とはいえ、極めるもなにも【オートスキル】は自動で様々なスキルが発動するので、24時間勝手にモンスターを狩ってくれる。起きていようが眠っていようが、バリバリモンスターを狩れてしまえた。そんなチートも同然なスキルでモンスターを根こそぎ狩りまくっていれば……最強のステータスを手に入れてしまっていた。これは、そんな爆笑してしまう程の最強能力を手に入れたおっさんの冒険譚である――。
※カクヨム様でも掲載中です
※累計100万PVありがとうございます!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 00:52:05
1146298文字
会話率:47%
帝国の第三皇子・ラスティは“無能”を宣告されドヴォルザーク帝国を追放される。しかし皇子が消えた途端、帝国がなぜか不思議な力によって破滅の道へ進む。周辺国や全世界を巻き込み次々と崩壊していく。
ラスティは“謎の声”により無人島へ飛ばされ定
住。これまた不思議な能力【無人島開発】で無人島のレベルをアップ。世界最強の国に変えていく。その噂が広がると世界の国々から同盟要請や援助が殺到するも、もう遅かった。ラスティは、信頼できる仲間を手に入れていたのだ。彼らと共にスローライフを送るのであった。
【登場人物】(随時追加)
①ラスティ・ヴァーミリオン
男/十六歳/元第三皇子
②スコル・ズロニツェ
女/十六歳/聖女
【無人島】
①果物など食料豊富
②農業可能
③要塞化しやすい
④たまにモンスターが沸く
⑤ダンジョンも多数存在する
【無人島開発】(スキル)
①ラスティ専用の特殊スキル
②無人島をカスタマイズできる
③小屋や家を建てられる
④武器や罠を設置できる
⑤モンスターをペットして使役できる
【世界情勢】
①無人島(安全)
②ドヴォルザーク帝国(衰退)
③グラズノフ共和国(崩壊中)
④連合国ニールセン(崩壊中)
⑤エルフの国ボロディン(不明)
※少しスローペース更新かもです
※手直しする場合がございます
※他のサイトでも掲載中です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 23:48:44
867802文字
会話率:47%
【作品が出来た経緯】
・自分がやり込んだモンスター育成ゲームに、最強データ持ち込んでみたい……みたいな発想からこの物語が出来ました!!!
【あらすじ】
・廃人ゲーマーが死んだ後に【やり込んだモンスターゲーム】の【歴代最弱】と言われる【ライ
バル枠】に転生する!!
さらに、前世で育て尽くした最強のモンスターを数千体引き連れて……
──なお、元の世界では世界ランキング1位の模様
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 23:05:05
149219文字
会話率:46%
かつて、世界を救うために戦った男。
今、カズマは安いウイスキーを飲み、眠らず、死んだ街で二流のフリーランス写真家として日々を過ごしている。
過去に縛られ、英雄としての希望をとうに捨てた男。かつてはモンスターを狩っていたが、今では自分自身が
モンスターになってしまった。そして、そんな彼を信じ続けるモンスターたちがいる。
神話と悪夢から生まれた少女たち。人間の世界に居場所を持たない彼女たちが、カズマの周りに集まってきた。忠実な犬神、彼を「オーナー」と呼ぶ。戦場で作られたオートマトンは、今やメイドとしての義務に苦しむ。耳が鋭く、言葉は少ないが、背中を撫でると喉を鳴らす少女。
彼女たちはカズマを信じている。カズマは、そんな彼女たちに信じられる価値がないことを願っている。
しかし、謎のカルト、古の遺物、そして一連の超自然的な殺人事件が、カズマを再び過去の影の中に引き戻す。カズマは決断を迫られる。
歩き続けるか、それとも今、彼が唯一持っている家族を守るか。
世界を救うことはない。だが、彼は自分の側にいるモンスターたちを守るかもしれない。
そして、もしかしたら—彼女たちが彼を救うのかもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 22:57:38
82481文字
会話率:44%
青山鈴音(あおやますずね)、28歳。
少し性格に難ありの、どこにでもいる普通の女性。
久しぶりにできた彼氏。猫カフェとの出会い。
そして、傷ついた動物たちと過ごすうちに、私の中の何かが少しずつ変わっていった。
そんなある日、私は不思議な夢
を見た。
羽のある猫のような生き物。
人に傷つけられ、命を落としていくモンスターと呼ばれる存在たち。
その光景に胸が締めつけられ、私は思わず叫んでいた――「やめてっ!」
気づいた時には、私はその夢の中にいた。
見知らぬ空、知らない大地。
そこには、確かにあの子たちが存在していた。
彼らと向き合い、同じ目線で、ただそばにいたいと思った。
これは、不器用でちょっとダメな私が、命と対等に向き合う物語。
そして私は知った――奇跡って、特別な誰かにだけ起きるんじゃない。
きっと、それは、誰の中にも起きるものなんだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 21:15:31
60381文字
会話率:27%
ダンジョンは、世界にとって富であり、脅威であった。
管理されたダンジョンは、魔石やアイテムを生み出し、富として、所有する国家の経済を支えていた。
一方で、管理の行き届かないダンジョンは、モンスターを吐き出し、脅威として、近隣の人々の生活を脅
かしていた。
ダンジョンの管理者たるダンジョンマスター。
黒目黒髪という唯一の特徴を持つ彼らが、どこからどのように現れるのか。
辺境の地に、新しいダンジョンが生まれ、新しいダンジョンマスターが誕生する。彼はその本能に従い近隣の村を脅かし、村は生け贄として少女を捧げる。
彼女と出会った瞬間、ダンジョンマスターは藤谷達己(ふじたにたつき)という人格に目覚めた。
現代知識を持ったダンジョンマスターと、生け贄の少女が紡ぐ物語。
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…R15と残酷描写は保険です
…基本ほのぼのいちゃらぶ展開を予定。
…週1更新を目標としています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 20:30:00
258239文字
会話率:38%
とある理由が原因で2年前に東京を離れて地方へと逃げ出した常盤 大河は、たった一人の親友の自死の報せを聞き久しぶりに東京へと戻って来ていた。
そこでかつての中学の同級生である、成美悠理と偶然の再会を果たす。
親友の死の報告の後、なぜ
か大河と別れたがらない悠理を疑問に思いながら、新宿中央公園をデートする事になる二人を、経験した事のない規模の地震が襲う。
同時になんの脈絡も無く、東京都庁の側に騎士甲冑姿の大剣を担いだ歪な巨人が現れ、都庁や高層ビル群をまるで積み木を崩すかの様に薙ぎ倒していく。
次いで地面から湧く様に出現した様々な姿の奇々怪々な異形の生物が、周囲の人間を無惨にも食い散らかしていく。
混乱しながらもなんとか新宿駅構内へと駆け込む二人のスマホに、突如鳴り響く奇妙なアラーム音。
『チュートリアルクエスト モンスターを10体討伐せよ』
『クエストレベル☆ 三日間生き残れ』
全てのアプリが消え去り、代わりに表示された見覚えのないアプリに表示される謎の文章。
右手の甲に現れた、剣の形をした刺青。
太陽を覆い隠す様に天に鎮座する、謎の黒い球体。
全てが全て理解の追いつかないまま、やがて異形の生物たちはタイミングを図っていたかのように駅構内へと侵入する。
東京はこの日を境に、絶望的な変容を遂げた。
それは魔が闊歩し、生者が追い詰められる世界。
出来の悪いロールプレイングゲームの様なシステム。
明らかに理不尽を押し付けてくる高難易度のイベント。
拡大し、縮小し、樹海化や砂漠化、果ては凍土や焦熱地獄へと成り代わる23区。
生き残った人々は最初に与えられた『剣』を戦う事で進化させ、マジックアイテムを駆使し、レベルを上げて肉体を強化し、生き残る事を強いられる。
誰一人として理解の及ばない土地と化した東京で、ただ一人。
大河だけが奇妙な既視感を抱いていた。
モンスターのその姿や習性。
特徴的で纏まりのない、出来の悪いゲームシステム。
イベントギミックや設定に垣間見える、懐かしさ。
それは、自殺した親友が長年妄想していた理想のゲーム。
『東京ナイトメア』の世界と全く一緒だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 20:08:37
789295文字
会話率:36%
「風俗嬢を守った勇者が、異世界最強の冒険者に?」
常盤流星(ときわ りゅうせい)は、現代社会でバリバリ働く45歳のサラリーマン課長。仕事後に毎日風俗に通うのが生き甲斐だったが、ある日、風俗店内での一幕が運命を変える。風俗嬢が他の客に刺され
そうになる場面で、流星はその命を救おうと身を挺して助けるが、代わりに自らが刺されて命を落としてしまう。
気づくと異世界に転生していた流星。そこで彼は、風俗に通うために冒険を始めることに決意。モンスターを倒して報酬を得、かつての生活を取り戻すため、果てしない戦いに挑むことになる。しかし、その強さが目立ち、異世界最強の冒険者として知られるようになり、やがて「娼館通いの勇者」として異世界に名を刻むことになる。
風俗と冒険が交差する奇妙な人生が、今、幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 20:00:00
253795文字
会話率:41%
高校生の灰崎 楓真(はいさき ふうま)が家に帰ると、部屋の中にダンジョンへの入り口が出現していた。
ダンジョン内には有用なものが眠っていて、また入った者は特殊な力を得ることができた。【E】という類を見ない能力を得た灰崎は、ダンジョン内
で掘れる鉱山を経験値が掘れるように変化させたり、回復のポーションを飲めば体力ではなく経験値が増えるように変化させたりと、様々な手段も利用しながらレベル上げ活動に没頭している。
ある時、灰崎が通り過ぎた場所を別の探索者が通りがかり、鉱物ではなく経験値が掘れる鉱山を発見する。探索者の常識では、モンスターを倒す以外で経験値を得ることはありえないことだった。ダンジョン内に存在するギルドはこの異常事態に色めきだち、この【経験値の奇跡】を手にしてダンジョンでの優位を確立しようと、奇跡を巡った一大覇権争いが始まった。
だが灰崎は、その騒動も知らずいつも通りにレベリングをしていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 19:10:00
47760文字
会話率:17%
突然世界中で激しい地震が起きた。大きく揺れ地面には穴が空き、そしてダンジョンが現れた。
ダンジョンにはあらゆる脅威があったが人類は必死に耐え、抗い、そして克服した。
人類がダンジョンと共生するようになって数十年、高校二年生の大乗直哉はダンジ
ョン探索者に憧れていた。
ダンジョン内で得られる特別な力『スキル』は、おとぎ話に出て来る魔法のような不思議な力。
直哉はおとぎ話のようなその力が欲しくて、ダンジョン探索者となるべくダンジョンギルドの試験を受けに来たのだった。
決して安くない受講料を払い、モンスターを倒して自身が得たスキル・・・それは残機だった。
欲しがった能力では無かったことに落ち込む直哉。
しかし、自分が持つスキルの真の価値を知って、彼は更にダンジョンの奥に進んで行くことになるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 18:20:00
6583文字
会話率:25%
〜転生なし、スキルなし、魔法なし、勇者も魔王もいない異世界ファンタジー〜
危険なモンスターが生態系の頂点に君臨。
蔓延る詐欺、盗賊、犯罪組織。
人の命は軽く殺伐とした世界。
冒険者がモンスターを狩り、騎士団が犯罪を取り締まる。
人々は商
売で金を稼ぎ、たくましく生きていく。
そんな厳しい世界の中で、現状の生活に満足している田舎住まいのおっさん冒険者がいた。
三十三歳のCランク冒険者マルディン・ルトレーゼ。
実は『糸使い』の異名を持つ凄腕の騎士隊長だったマルディンだが、祖国に新王政が樹立したことで国外追放を言い渡された。
マルディンの国外追放は国家の損失とまで言われたが、あっさりと受け入れ国を出る。
流れ着いた異国の田舎町で、正体を隠し冒険者として生活開始。
若い冒険者たちが夢見て都会へ出る中、出世に興味がないマルディンは田舎の港町で日々のんびりと楽しく生きる。
無理難題?だったらやらないごめんなさい。
『頑張らない、無理しない、のんびり生きる』をモットーに、独身おっさん冒険者の気ままなスローライフ!
※カクヨムでも連載してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 18:10:00
441176文字
会話率:53%
モンスターテイマーは複数のモンスターを使役し、連携して敵を倒す。
でも私――アイラは、テイム上限が1匹というハンデのせいで冒険者ギルドの底辺をさまよっていた。
そんな私の前に現れたのは、ケセララという丸っこい毛玉のモンスター。
低ランクモ
ンスターのはずだけど、そいつは金色の目をしていた。
実は、金色の目をしたケセララは激レアモンスターですさまじい防御力を持っていたのだ。
そういう私は戦闘の発想力に長けていて、機転が利くという点ではギルドでも評価されていた。
非力だけど戦いのバリエーションはたくさんある私。
攻撃はできないけど最強のもふもふ盾であるケセララ。
奇妙なタッグで、底辺を脱出してやる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 17:20:00
83378文字
会話率:52%
あらすじ
ある南の学園で各地に暴れているモンスターを討伐するべく集められた12人の才能ある生徒達。1期生として面接、トライアウトをクリアした彼等は1組2組と振り分けられこの不思議な学園で生き残りを賭けた授業(ゲーム)に挑む
最終更新:2025-07-17 17:02:04
194219文字
会話率:43%
王都の中央にそびえる白亜の塔――その頂には、選ばれし者のみが入ることを許された「王都学院」が存在する。魔法と剣の才を持つ貴族の子弟たちが集い、王国の未来を担う人材が育つこの学院に、一人の少女が通っていた。
名はベアトリス=ローデリア。金
糸を編んだような髪と、透き通るような青い瞳を持つ、美しき伯爵令嬢。気品と誇りを備えた彼女は、その立ち居振る舞いひとつで周囲の目を奪う、まさに「王都の金の薔薇」と謳われる存在であった。
だが、彼女には胸に秘めた切ない想いがあった。
――婚約者、シャルル=フォンティーヌ。
同じ伯爵家の息子であり、王都学院でも才気あふれる青年として知られる彼は、ベアトリスの幼馴染であり、未来を誓い合った相手でもある。だが、学院に入ってからというもの、シャルルは王女殿下と共に生徒会での活動に没頭するようになり、ベアトリスの前に姿を見せることすら稀になっていった。
「ベア、また一人で昼食か?」
友人の一人が声をかけても、彼女は微笑みで答えるだけだった。その微笑は、どこか寂しげで、冷たい風のようだった。
「私は平気よ。彼には……王女殿下という、ふさわしい方がいらっしゃるもの」
そう言ってベアトリスは、手にしていた魔導書を閉じ、立ち上がる。そして学院を離れ、城壁の外れにある「旧市街の地下迷宮」へと足を運ぶのだった。
かつて王都を守るために築かれたその地下迷宮は、今では訓練場として解放されており、一定以上の許可を得た生徒ならば立ち入りが認められていた。だが、危険な魔物が潜むその場所に足を踏み入れる者はそう多くはない。
しかし、ベアトリスは違った。
「──火よ、我が敵を焼き尽くせ。“クリムゾン・レイン”!」
紅蓮の雨が降り注ぎ、現れた魔物たちが一瞬で灰と化す。彼女の魔力は学院でも屈指のものであり、その戦闘技術もまた実戦経験に裏打ちされたものだった。
怒り、悲しみ、失望。シャルルへの報われぬ想いが、彼女の心に炎を灯し、それが戦場での強さとなって現れる。何度も迷宮に足を運び、何百、何千という魔物を打ち倒すうち、いつしか彼女は「地下の女王」とまで呼ばれるようになっていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 16:10:00
205145文字
会話率:38%
未来の地球。
突如発生したモンスターが人々を襲う荒廃した世界となったそこで、人類は生存権の殆どをモンスターに明け渡していた。
塀に囲まれた街。
危険な荒野。
悪化する治安。
そんな荒廃した世界で、モンスターを狩り、人々の依頼をこなして生
計を立てる者達――ハンター。
これは人類が滅亡の危機に瀕した終末世界で、『モグリ』のハンターから心機一転、正規ハンターに鞍替えする青年ユーリのお話。
「おい、コイツは悪者だから殺していい――え? 駄目なの?」
「じゃあコイツ……も駄目なのね」
常識なし。倫理観なし。やりたい放題、己が進む道が正道というユーリが、裏社会から表舞台に出てきたのには訳があって――
ユーリの目的。
突如現れたモンスターの謎。
暗躍する謎の組織。
人類統括者たちの陰謀。
それらが一つに繋がる時、この世界に隠された真実が大きく動き出す。
「はぁ? 猫探しだ? そんなもん別の……え? そんなにくれるの? 全力でやらせて頂きます!」
今より進んだ文明と、それを滅ぼさんとするモンスター。そんな世界観の中、時にシリアスに時にコメディちっくに生きた、新米(?)ハンターユーリとその仲間達の生き様を描きます。
ぜひご一読下さい。
※この物語はフィクションであり、登場する人物・団体、及び宗教は現実のものと一切関係がございません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 16:00:00
129198文字
会話率:34%