シルフィア・ハーヴェストはお飾り聖女だ。
彼女は本来聖女を継ぐべきであるマリリアンヌが〝独身最後の思い出作り〟を満喫するあいだ身代わりに祈っているのである。
(大丈夫かな、精霊の怒りを買わなきゃいいけど……)
ちなみに精霊の怒りを買い天災が
起きた場合、シルフィアは偽聖女として処刑される。そういう決まりであった。
祈りの作法など知らないままにせっせと祈るシルフィアのもとへ、ある日精霊が降臨する。
「ついに精霊の怒りが!? 処刑ですか!?」
『シルフィア、いつもありがとう。ぼくらは君を真の聖女と認め力を与えることにした』
「えっ!?」
そんなやりとりを知らないマリリアンヌが、婚約者である第一王子アントニオと神殿へ戻ってくる。
「さあシルフィア、あなたはもうお役御免よ」
「いえ、あの……どうやらわたしが真の聖女みたいで……」
真の聖女となったシルフィアは精霊の力を借り土地を豊かに導いてゆく。
一方、事態に納得のいかないマリリアンヌは、不用意に精霊を使役しようとして怒りを買い……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-17 12:31:19
48565文字
会話率:41%
マリリアは、義姉エメルディシアに言ったのだ。
「お義姉様なんて大嫌い。何で私よりいい物を持っているの?何で婚約者はダレス王太子殿下なの?何でお義姉様だけ最高の物を与えられているの?ズルいズルいズルいっ」
でも、エメルディシアに説得されて、自
分を高める為に、マナーを学び勉学に励むエメルディシア。やっと夜会に出る許可が出て、夜会で素敵な令息に出会った。マルク・エンデルク伯爵令息である。身体の関係までもってしまったマリリア。そしてマルクはとんでもない男だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-08 16:19:51
8650文字
会話率:32%
マリリア・ファレット男爵令嬢はカレント王太子の婚約者となった。シャルロッテ・ブランドン公爵令嬢が不貞を働いたからだ。しかし、エレンシア王妃は、マリリアを嫌い、「絶対に許さない。もし、この女と結婚するというのだったら、カレント、お前を王太子か
ら降ろすわ」取り乱して叫ぶ。
どうして、エレンシア王妃は自分を嫌うのか。王妃とはどうあるべきか。そんな王妃の器の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-23 16:03:36
8373文字
会話率:29%
マリリアはカフェでお茶を楽しんでいた。やっと嫌な男から離れられたのに、あまりにもしつかいから、魔法を使って姿をくらました。マリリアは思いが募って本当に好きな人に魔法を使ってしまう。彼をブックマークし、いいねを押したら彼がすっとんで来た。そん
な不思議な魔法を使うマリリアと、騎士団長ジェルドの物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-09 21:29:10
5083文字
会話率:39%
あるあるの異世界転生。前世思い出しちゃった系です。
主人公である公爵令嬢マリリアナ・フォーワルドは奮闘します。
そう。身分を変えるために。
何でって、このままだと小説のシナリオ通りに〜とか以前に、公爵という身分のせいで肩っ苦しい生活を強い
られるじゃないですか。
無理っす。前世も結構裕福な過程で育って。まあ、ありがたかったんですけど…自由ってものに凄く憧れてるんですぅ。
なので身分チェンジしてみようかなと!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-24 17:17:15
2265文字
会話率:29%
すでに同じ人生を3回繰り返しているアマリリア・オーレアンは、3回目の断罪イベントの最中に前世を思い出し、ここが自分の知らない乙女ゲームの世界だと気付く。
過去3回国外追放されたアマリリアは、最後の人生はどうにかして国外追放を免れたいが、シ
ナリオ中はゲームの強制力が働いてどうしても悪役令嬢ムーブを止められない。
そんなとき、アマリリアの目の前に現れたのは、2回目の人生で自分を救ってくれた隣国の王子、イオルウェルスだった。
一方、アマリリアの前世である莉里と時を同じくして死んでしまった茉麻は、自分の好きな人である伊織が莉里と仲良くしているところを見て莉里を恨んでいた。
莉里と同じ世界に生まれ変わった茉麻は、この世界で伊織を手に入れるためにヒロインであるマーサとして莉里を追い詰めていく。
これは莉里ことアマリリアと、莉里の好きな人である伊織が、同じ世界に生まれ変わって新しい関係を築いていく物語。
◆◆◆
※しばらくは2日に1回更新します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-01 16:55:10
28641文字
会話率:30%
アマンダ・マリリアは無敵である。
馬に乗り、剣を操って戦場を駆け抜ける。
美しい公爵令嬢だ。
そんな彼女の唯一の弱点は僕だけが知っている。
最終更新:2020-07-26 20:39:19
1319文字
会話率:24%
「マリリアが死ぬなんて嫌!」
自分主役の恋愛小説で悪役令嬢が実はいい子だったと知ったヒロイン、ミャウールがマリリアを救うために奮闘する話。
現在更新中の『転生ヒロイン』シリーズの、第二作。
また『かきつくりシリーズ』です。
最終更新:2020-05-17 19:34:03
6213文字
会話率:53%
とある異世界は、数多の『乙女ゲーム』が組み込まれた世界だった。『乙女ゲーム』事案が発覚すると、周囲に甚大な被害を及ぼすことがある。世界中の賢者たちが対策を検討した結果、【悪役令嬢】を断罪することが最良との結論に至ったのだった。
伯爵令
嬢であるアマリリア・アルカナ・シーガルは、不慮の事故を負った際に自身が【悪役令嬢】であることを認識した。このまま『乙女ゲーム』事案に突入すると、処刑されてしまう。そんな絶望するアマリリアに、『トゥルーヒロインの会』なる非合法組織からの封書が届いた。
果たしてアマリリアは、生き長らえることが出来るのだろうか!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-16 16:21:57
5382文字
会話率:23%
ミズラニール王子から婚約破棄を言い渡されたエンリカ。王子の愛を射止めたマリリアと王子の仲睦まじさに、エンリカはそれを受け入れる。
※嘘は書いてません。ジャンルも間違ってません。
※カクヨムにも掲載しています。
最終更新:2018-08-07 21:45:11
1137文字
会話率:59%
ランラン家の王女、マリリアント・クォリンガルル・ランラン。彼女は未来の旦那様を捜している。しかしそこには悪友、執事との戦いが待っていた。早く言ってしまえばただの内輪モメ。注!全て王女がしゃべっています。
最終更新:2007-10-28 12:53:09
55896文字
会話率:1%