――今年も宇宙船「地球号」で9億キロの宇宙旅行に出かけましょう。
星新一先生の年賀状に、そう書かれていたというエピソードを読んだ。地球の公転距離は9億キロ、宇宙船「地球号」は一年をかけて太陽の周りを回る。
素晴らしい。たった一文で、しっか
りSFしているし、オチも秀逸だ。こういうのを自分でも書いてみたい。そう思った。
もう一度、星先生のショートショートを読んでみたい。そういう方の為に、一編入魂、精一杯、頑張って書いたショートショート集。
どん底だったあの日、親父と花火を見に行った。あれから三十年、親父が危篤だという知らせが届く(花火)
そのカリスマ美容師の手にかかれば、黒々とした髪の毛を取り戻すことが出来ると言う(カリスマ美容師)
磯浜村の太郎は山賊の手先として捕まった亀を助け、城塞に連れて行かれ、音宮の姫と恋に落ちた(磯浜村の周郎)
僕は一日に一回、一秒だけ、時間を止めることができる(一秒でできること)
僕は鏡の中の自分と会話する方法を思いついた(鏡)
幼い頃、私には私だけにしか見えないお姉ちゃんがいた(お姉ちゃん)
終電間際の地下鉄の車内、目が覚めると時間が止まっていた(地下鉄)
亡き妻が神社で見守ってくれている(神社)
僕には”なかよしノート”がある(なかよしノート)
目が覚めると部屋には男が三人、テーブルに四つのボタンがあった(ボタン)
山歩きの途中、けもの道を歩んでしまったら・・・一人だけ違う時空に暮らす男の話(けもの道)
お祭りの日、屋台で射的をやって不細工な人形を手に入れた(射的)
アロイカの大宇宙船団が地球を侵略するためにやって来る(アロイカ・インベージョン)
「月光石を持って来た人と結婚する」と美姫は言う(狼の血族)
人の言葉を話す鳩ジョンのお話(伝書鳩ジョン)
深夜、タクシーがお客を拾った~幽霊話をショートショートに(幽霊はタクシーに乗って)
【注】これらの作品は「カクヨム」でも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-21 07:49:23
103978文字
会話率:24%
The Woken Era 通称"TWE"
それは圧倒的グラフィック、システム、自由度から日本国内のみのリリースだったにも関わらずプレイヤー総数が異例の120万人を超えた。
リリースから1か月たったある日、突然ログア
ウトボタンが消失し楽しかったゲームから一変しデスゲームになったのだった。
主人公 斧原 陽翔(おのはらはると)もそのプレイヤーの中の1人だった。
他人の死、大切な人の死、そして自分の死と隣合わせな状況で陽翔はどのような行動を取るのだろうか…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-19 20:10:12
5587文字
会話率:38%
山田介は漫然としていた。日々に若干疲れ、いつものように100年後の未来へ思いを馳せていたその時、頭に声が響く。「お行きなさい」と。そして、目の前にボタンが現れた。混乱する介はそれを押してしまう。目を開けると、そこは見知らぬ草原だった。そこ
で彼は、困惑しながらも個性的な人たちと出会い、旅していく。
果たして、彼がその世界に呼ばれた訳とは...?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-17 18:56:12
114795文字
会話率:42%
神無月北斗(かんなづき ほくと)は、漫画・ゲームオタクの27才組込み・ITプログラマー。
ゲームや異世界転生小説や漫画が大好きで、それらがすべてクラフト・農耕系一色。
ある夜眠りにつくと、『ネオアンバー・ソメイユワールド』のオープニングと
「始める」のスイッチが。
夢と思いつつもログインすると、そこには現実としか思えない世界が広がっており、北斗は「ホクト」という15才の青年に。
よくある転生物語のように、自分は死んだのかとあせった北斗は、テンプレのステータスオープンの言葉でステータスウィンドウを表示し、そこにログアウトボタンがあったので慌ててログアウト。目が覚めるとそこは現実の世界で、出勤起床の30分前で、ほっと一息。
次の日の夜も眠りにつくと、やはり同じ画面が登場して、こんどは「続きから」に。
なんか初回特典とかで、大量のガチャチケットやらスキルポイントがもらえたりと、チート無双してくれと言わんばかりの状況に北斗は、この世界で生産・クラフトを楽しむこととする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-16 16:00:00
63182文字
会話率:17%
何の変哲もないオジさんは、仕事の移動中に突然異世界に飛ばされる。所持品を剥がされて呆然とするオジさんの視界の片隅には、やたらと自己主張する小さな【◀】の形をして点滅しているボタンが。
それはこの世界に漂着していた宇宙人が救助を待つ1000年
の間に、「暇つぶし」で作った情報ライブラリを検索するシステムの入口だった!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-05 00:00:00
1289723文字
会話率:49%
ただのサラリーマンのおっさん「田中 末」
交通事故で……とかでは、無くただある日「押すなよ絶対に押すなよ……押すなよ」という押したくなるボタンがありそのボタンを押してしまってなんとなんと転生したのです。転生して、なんか神様に合う流れだが、
しかし神様には、「あ、すますまん転生するときの特典をわすれちゃた。てへぺろ」という最悪な展開にさらに転生したが仲間がなんと………折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-04 09:28:18
5238文字
会話率:69%
飯島 小夜田は大人気VRMMORPGである、『インフィニア・ワールド』の発見されている裏技を全てフル暗記した唯一の人物である。
彼が発見した裏技は1000を優に超え、いつしか裏技(バグ)マスター、などと呼ばれていた。
ある日、飯島
が目覚めるといつもなら暗い天井が視界に入るはずなのに、綺麗な青空が広がっていた。
周りをみると、どうやら草原に寝っ転がっていたようで、髪とかを見ると自分の使っていたアバターのものだった。
飯島は、VRを付けっぱなしで寝てしまったのだと思い、ログアウトをしようとするが……ログアウトボタンがあるはずの場所がポッカリと空いている。
そして飯島は瞬時に察知した。
これ、『インフィニア・ワールド』の世界に転生したんじゃね?
と。
一応ステータスなんかを見る事はできるので見てみると『Lv1』となっていた。
かつては裏技で『Lv10000』とかだったのに……と、うなだれていると、たまたま近くに大きな石があるのに気付いた。
確かこれでできる裏技あったなーと思ったその時、飯島に電流走る!
もしもこの世界がゲームの世界ならば、裏技も使えるんじゃね!?
そう思った飯島は即行その大きな岩に向かって走るのだった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-31 08:31:08
480423文字
会話率:58%
今日は卒業式。私は今日で、中学生を卒業する。
けどその前に──好きな人の……平田君の第二ボタンが欲しい。
けど、引っ込み思案だから、どう声かけていいかわからなくて──
最終更新:2024-12-08 20:13:26
1000文字
会話率:20%
お題「ボタン」
背中にボタンが生えてきた少年の話。
キーワード:
最終更新:2024-11-12 23:14:24
1167文字
会話率:60%
あの問題作がかえってきた! 構想三年の禁断の劇場版サイズで、遂に物語は完結を迎える!
ある夏の日、一つの事件から追われ人となった作家国重は、反政府活動さながら、拠点を変えながら密かに自身の作品を世界に送り続ける活動をはじめていた。迫る追っ
手、手を差し伸べる協力者、かつての仲間達との邂逅、謎の女との再会。
核のボタンが押されようとしていたその時、世界を救う方法は彼の手にあった。
三年もの間、一体お前は何をやってたんだ、というお叱りごもっとも、ようやく完結にこぎ着けそうなので、約束通りにアップします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-28 09:27:10
141248文字
会話率:25%
大人気VR リアル人狼ーゲーム「ジンロー」がついに発売。
主人公である???(後で決める)は、一年前からジンローの先行体験版を毎日やっていたいわゆる"猛者"であり、この時をまっていたと言わんばかり即買いし、早速ジンロー
世界に飛び込んだ。
世界に入るとたくさんのプレイヤーが大広場に集まっていた。
ふと???はあることに気づく。
ログアウトボタンが先行体験版の位置にないことだ。
「君たちは選ばれしプレイヤーたちだ。」
見上げるとこのゲームの製作者である神上 守がホーム画面のモニター越しにしゃべっていた。
「私がこのゲームを作った意図は、絶望的状況下に置かれたとき人はどのような行動をするのか興味があったからだ。」
「メニュー画面にあったログアウトボタンが消えているのにお気づきだろうか。」
「私たち制作陣は、君たち一人一人のVRゴーグルをハッキングし、外部からの情報を遮断している。君たちは自由に現実世界に戻ることはできないのだ。」
「また、仮想世界で死ぬのと実際の死をリンクさせてある。人狼に殺されたら本当に死んでしまう。くれぐれも用心しておくように。」
「それでは頑張りたまえ。」
これが、ジンローというデスゲームのはじまりだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-26 18:00:00
4891文字
会話率:33%
僕は悪くない、悪くないんだ! 押せ、押すんだ、と言わんばかりに存在したボタンが悪いんだー!
最終更新:2024-09-09 13:00:00
234文字
会話率:15%
高校生のゆずが先輩のもとへ卒業式だからと第二ボタンを貰いに行く話です。
けれど、先輩のブレザーにはもうすでにボタンが一回もなかった!?諦めようとすると、とある理由があったらしい。けっこう、ギャクよりです。
最終更新:2024-08-22 02:25:48
1114文字
会話率:53%
乙女ゲームの世界に転生して自分こそがこの世の主人公! とばかりに好き勝手やらかそうとしていたヒロインが、思わぬ敵に騙されて死ぬ話。
敵は悪役令嬢だけではなかった。ただそれだけの話。
最終更新:2024-08-19 06:00:00
18303文字
会話率:10%
冴えないボッチのイジメられ高校三年生ヒロトはいつも彼女が欲しいモテたいと思っていたが…
作者が創作に行き詰まった時…
息抜きに書く暇潰し作品…
プロット無しでどこまで書けるか…?
最終更新:2024-08-15 07:10:00
10203文字
会話率:48%
服飾は服だけにつけるものじゃないってご存知でしょうか。
ある日この少年は目が覚めると左目に大きなボタンが縫い付けられていることに気づきました。
異常。
当然、この少年は仰天します。
しかし、それで終わらないのが物語というもの。
果たしてこれ
が良い装飾となるのか、悪い装飾となるのか。
それはあなた自身がお確かめください折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-07-28 01:23:55
3346文字
会話率:14%
突如集められた七人の男女。その眼の前には、人数分のボタンがあった。
最終更新:2024-07-25 18:52:12
1644文字
会話率:53%
孤児院で暮らす洸夜、15歳と妹の奏、10歳は貧しいながらも平凡で幸せな日常を送っていた。しかしある日核のボタンが押され、世界は滅亡寸前に陥ってしまう。核ミサイルによって奏や大半の人類は死亡し、洸夜は絶望にくれていた。そんな時、見知らぬ男が洸
夜に襲いかかる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-08 19:06:40
479文字
会話率:72%
先輩が言った。「この前ダンジョンで不思議な板を見つけたんだ。真ん中で折れ曲がり、片方にはたくさんボタンがあって、片方は光る。名前は『のうとぱそこん』というらしい。あれこれ弄っていたら、エッチな映像が流れだした。――ニホンという異世界は素晴
らしいぞッ!」
先輩はサークルを作った。俺は巻き込まれた。
ニホンという謎の異世界に取りつかれた会長と、俺と、その他変わったサークルメンバーが送る日常系コメディ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-05 19:24:12
5858文字
会話率:45%
タイトルの通り。「いいね」ボタンが近いのに遠い。
キーワード:
最終更新:2024-06-10 23:52:58
1000文字
会話率:0%