山田介は漫然としていた。日々に若干疲れ、いつものように100年後の未来へ思いを馳せていたその時、頭に声が響く。「お行きなさい」と。そして、目の前にボタンが現れた。混乱する介はそれを押してしまう。目を開けると、そこは見知らぬ草原だった。そこ
で彼は、困惑しながらも個性的な人たちと出会い、旅していく。
果たして、彼がその世界に呼ばれた訳とは...?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-03 21:08:43
70789文字
会話率:46%
あの問題作がかえってきた! 構想三年の禁断の劇場版サイズで、遂に物語は完結を迎える!
ある夏の日、一つの事件から追われ人となった作家国重は、反政府活動さながら、拠点を変えながら密かに自身の作品を世界に送り続ける活動をはじめていた。迫る追っ
手、手を差し伸べる協力者、かつての仲間達との邂逅、謎の女との再会。
核のボタンが押されようとしていたその時、世界を救う方法は彼の手にあった。
三年もの間、一体お前は何をやってたんだ、というお叱りごもっとも、ようやく完結にこぎ着けそうなので、約束通りにアップします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-28 09:27:10
141248文字
会話率:25%
大人気VR リアル人狼ーゲーム「ジンロー」がついに発売。
主人公である???(後で決める)は、一年前からジンローの先行体験版を毎日やっていたいわゆる"猛者"であり、この時をまっていたと言わんばかり即買いし、早速ジンロー
世界に飛び込んだ。
世界に入るとたくさんのプレイヤーが大広場に集まっていた。
ふと???はあることに気づく。
ログアウトボタンが先行体験版の位置にないことだ。
「君たちは選ばれしプレイヤーたちだ。」
見上げるとこのゲームの製作者である神上 守がホーム画面のモニター越しにしゃべっていた。
「私がこのゲームを作った意図は、絶望的状況下に置かれたとき人はどのような行動をするのか興味があったからだ。」
「メニュー画面にあったログアウトボタンが消えているのにお気づきだろうか。」
「私たち制作陣は、君たち一人一人のVRゴーグルをハッキングし、外部からの情報を遮断している。君たちは自由に現実世界に戻ることはできないのだ。」
「また、仮想世界で死ぬのと実際の死をリンクさせてある。人狼に殺されたら本当に死んでしまう。くれぐれも用心しておくように。」
「それでは頑張りたまえ。」
これが、ジンローというデスゲームのはじまりだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-26 18:00:00
4891文字
会話率:33%
飯島 小夜田は大人気VRMMORPGである、『インフィニア・ワールド』の発見されている裏技を全てフル暗記した唯一の人物である。
彼が発見した裏技は1000を優に超え、いつしか裏技(バグ)マスター、などと呼ばれていた。
ある日、飯島
が目覚めるといつもなら暗い天井が視界に入るはずなのに、綺麗な青空が広がっていた。
周りをみると、どうやら草原に寝っ転がっていたようで、髪とかを見ると自分の使っていたアバターのものだった。
飯島は、VRを付けっぱなしで寝てしまったのだと思い、ログアウトをしようとするが……ログアウトボタンがあるはずの場所がポッカリと空いている。
そして飯島は瞬時に察知した。
これ、『インフィニア・ワールド』の世界に転生したんじゃね?
と。
一応ステータスなんかを見る事はできるので見てみると『Lv1』となっていた。
かつては裏技で『Lv10000』とかだったのに……と、うなだれていると、たまたま近くに大きな石があるのに気付いた。
確かこれでできる裏技あったなーと思ったその時、飯島に電流走る!
もしもこの世界がゲームの世界ならば、裏技も使えるんじゃね!?
そう思った飯島は即行その大きな岩に向かって走るのだった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-23 08:18:43
471342文字
会話率:58%
僕は悪くない、悪くないんだ! 押せ、押すんだ、と言わんばかりに存在したボタンが悪いんだー!
最終更新:2024-09-09 13:00:00
234文字
会話率:15%
高校生のゆずが先輩のもとへ卒業式だからと第二ボタンを貰いに行く話です。
けれど、先輩のブレザーにはもうすでにボタンが一回もなかった!?諦めようとすると、とある理由があったらしい。けっこう、ギャクよりです。
最終更新:2024-08-22 02:25:48
1114文字
会話率:53%
乙女ゲームの世界に転生して自分こそがこの世の主人公! とばかりに好き勝手やらかそうとしていたヒロインが、思わぬ敵に騙されて死ぬ話。
敵は悪役令嬢だけではなかった。ただそれだけの話。
最終更新:2024-08-19 06:00:00
18303文字
会話率:10%
何の変哲もないオジさんは、仕事の移動中に突然異世界に飛ばされる。所持品を剥がされて呆然とするオジさんの視界の片隅には、やたらと自己主張する小さな【◀】の形をして点滅しているボタンが。
それはこの世界に漂着していた宇宙人が救助を待つ1000年
の間に、「暇つぶし」で作った情報ライブラリを検索するシステムの入口だった!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-16 00:00:00
1164868文字
会話率:50%
冴えないボッチのイジメられ高校三年生ヒロトはいつも彼女が欲しいモテたいと思っていたが…
作者が創作に行き詰まった時…
息抜きに書く暇潰し作品…
プロット無しでどこまで書けるか…?
最終更新:2024-08-15 07:10:00
10897文字
会話率:50%
服飾は服だけにつけるものじゃないってご存知でしょうか。
ある日この少年は目が覚めると左目に大きなボタンが縫い付けられていることに気づきました。
異常。
当然、この少年は仰天します。
しかし、それで終わらないのが物語というもの。
果たしてこれ
が良い装飾となるのか、悪い装飾となるのか。
それはあなた自身がお確かめください折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-07-28 01:23:55
3346文字
会話率:14%
突如集められた七人の男女。その眼の前には、人数分のボタンがあった。
最終更新:2024-07-25 18:52:12
1644文字
会話率:53%
孤児院で暮らす洸夜、15歳と妹の奏、10歳は貧しいながらも平凡で幸せな日常を送っていた。しかしある日核のボタンが押され、世界は滅亡寸前に陥ってしまう。核ミサイルによって奏や大半の人類は死亡し、洸夜は絶望にくれていた。そんな時、見知らぬ男が洸
夜に襲いかかる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-08 19:06:40
479文字
会話率:72%
先輩が言った。「この前ダンジョンで不思議な板を見つけたんだ。真ん中で折れ曲がり、片方にはたくさんボタンがあって、片方は光る。名前は『のうとぱそこん』というらしい。あれこれ弄っていたら、エッチな映像が流れだした。――ニホンという異世界は素晴
らしいぞッ!」
先輩はサークルを作った。俺は巻き込まれた。
ニホンという謎の異世界に取りつかれた会長と、俺と、その他変わったサークルメンバーが送る日常系コメディ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-05 19:24:12
5858文字
会話率:45%
タイトルの通り。「いいね」ボタンが近いのに遠い。
キーワード:
最終更新:2024-06-10 23:52:58
1000文字
会話率:0%
ある不思議な端末を持っているある国の主人公祐が、隣国に追われている。両国は端末を求め争いが起こった。いち市民である平凡な祐がなぜ端末を持っているのか。その端末には4つのボタンがあり、それぞれに不思議な力がある。人を消す力、空を飛ぶ力、あと2
つは現時点ではわからない。なぜ祐が端末を持っているのかわからない。隣国に追われ、他国に逃げようとするが、隣国の首領デムと遭遇。捕まりかけるが、隣国に協力することを条件に地下通路に案内される。しかし、本当は、祐を秘密裏に殺し、端末を奪おうとするデムの策略だった。必死に逃げる祐。地下通路を抜けるとその先には広がる海、島がある。どうやら異世界に迷い込んだようだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-01 08:09:22
1216文字
会話率:0%
憧れの第二ボタン
第二ボタンが欲しいと言われたら?
最終更新:2024-05-16 17:49:36
892文字
会話率:40%
【模様替えコントローラー】を、手に取る。
それは、部屋と連動している。
部屋の柱に、フックで掛けてあって、コードで部屋と、繋がっている。
まるで、エアコンのリモコンの様だ。
【模様替えコントローラー】には、パネルボタンが九つ、並んでいる。
縦三列× 横三列の、計九つ。
上・三つと中・三つは、デフォルトで、模様替え用の空間が、設定されている。
機械に弱い人でも、これら六つのボタンを押せば、容易に、部屋の模様替え(空間替え)ができる。
下・三つは、フリー。
自由に、自分の好きな空間が、設定できる。
でも、それらは、使っていない。
今のところ、六つのローテーションで、充分だからだ。
しかして、そのローテーションも、飽きて来ている。
ローテーションが、何廻りもしてるから、飽きて来ている。
使こうてみるか。
【模様替えコントローラー】に、テキトーに、座標を打ち込む。
Xどったらこうたら、Yどったらこうたら、Zどったらこうたら。
砂嵐が、走る。
部屋全体に、砂嵐が、走る。
草原の風景は、消え去る。
大きくブレていた砂嵐の波が、小さくなって来る。
ブレの波が、小さくなる。
小さくなり、落ち着いて来る。
安定し出した砂嵐の波は、像を結び出す。
それは、うすぼんやりした輪郭を、まず結ぶ。
輪郭が、目に見えて、ハッキリとし出す。
それに伴い、色も、付いて来る。
最初は、白黒だった。
それらに、ほのかに、色が付いて来る。
モノクロがに、淡いパステル調の色が付いて来る。
薄赤、淡青、浅黄、黄緑。
それらの色が、徐々に、濃くなって来る。
深紅、紺碧、麻黄、真緑。
砂嵐は、いつの間にか消え、部屋は、新しい風景を映し出す。
形のハッキリした、色合いも冴えた風景を、映し出す。
どこや、これ?
新しい模様替えの地は、岩場。
岩が、ゴロゴロ、そこら中に、転がっている。
岩と岩の間に、かろうじてと云う感じで、土の見える地面がある。
ひと際大きい岩が、ある。
岩の上に、細い岩が、立っている。
いや、突き刺さっている感じ。
よく見ると、岩では無い。
木か?
木、でも無い。
もっと、硬質。
それは、よく見ると、真っ直ぐでもなかった。
少し反りが、ある。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-17 10:17:22
54526文字
会話率:18%
「イチゴンザレス、です」
「いや、それは ‥ 」
‥ 分かる。
なんで、イチゴンザレスが、『現実化して、存在してるか』と云うのが、問題。
イチゴンザレスは、ミカッパと並ぶ、ゆるキャラ案。
有力候補にまで上がったが、最終的にプレゼンに出
したのは、ミカッパ。
イチゴンザレスは、ミカッパに比べて、かわいさが足りなかった。
「なんで、イチゴンザレスが、生きてここにおんねん?」
「分かりません」
「ワシも、分からんねヤ」
ヨシノとイチゴンザレスが、揃って答える。
ミラノ(ミカッパ)のプレゼン資料は、リュースケのノートパソコンで、
イチゴンザレスのプレゼン資料は、ヨシノのノートパソコンで、
各々、独立して作っていた。
‥ ああ ‥ なんや分かったような気がする。
「ヨシノ」
「はい」
「お前の使っていたプレゼン・ソフトは、何や?」
「センパイとおんなじやつ、です」
「いつも使てるプレゼン・ソフト、やないんか?」
「こっちもプレゼンに掛ける可能性あったから、
『センパイのソフトと合わせといた方が、ええかな』と思て、
センパイからもらったソフトで作ってました」
‥ ああ ‥ それでか。
「 ‥ それやな」
「どれです?」
「PP」
「えっ?」
「プレゼン・パスポート」
「センパイから、もらったソフト」
「元凶は、そいつやな」
ヨシノは、小首を傾げる。
「はい?」
「いや、PPが元凶」
「いや、意味が分かりません」
「俺もよう分からんのやけど、
PPに載ったゆるキャラは、現実化するらしい」
「そんなアホな」
ヨシノが笑い飛ばそうとした時、リュースケの胸元が震える。
ガサゴソと、微かに音を立て、動く。
リュースケのYシャツの、第二ボタンが外れる。
ジリジリ、ジリジリ、外れる。
第二ボタンが外れると、一呼吸置く。
一呼吸置いて、そいつは急に、顔を出す。
バッと云う風に、顔を出す。
オレンジ楕円形で、頭に水平に乗せた、緑の五芒星。
確かに、ボタンを外さないと、顔を出せない。
「よっ」
そいつは、ヨシノに挨拶する。
ヨシノとそいつの眼が、合う。
ヨシノはそのまま、眼をズラして、リュースケの眼を捕らえる。
「センパ~イ」
「なんや?」
「これ、何ですか?」
ヨシノは、リュースケの視線を捕らえたまま、黒目だけをピョコンと一回、下方に動かす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-12 10:35:16
25317文字
会話率:43%
ある日落ちこぼれ高校1年生の春樹はVRMMOゲームをやっているとログアウトボタンが消えていることに気づく。「これはゲームではなく、VRMMOの世界が現実になったもの」突如現れたアバターはそう説明する。ステータス画面を見ると、レベル100の状
態が引き継がれていた。やがてゲームが現実にもなり春樹が最強ステータスで現実世界で無双状態に!?
そんな春樹には麗美という中学時代に彼女候補だった同級生がいた。今はエリート高に通う麗美に落ちこぼれ高に通う春樹は劣等感を抱いている。やがてゲーム世界は多くの人を巻き込み、それは春樹や身近な人にも変化をもたらした。その末に彼は麗美と向き合うことになるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-26 17:21:30
203361文字
会話率:80%
N氏は一人暮らしの研究者である。K大学の研究室に長年いたが、数年前に退職して自宅の地下室で好きな研究に没頭するようになっていた。
昨晩、とある実験をした後、そのまま深い眠りに落ちてしまった。
翌朝、起きてみると、机の上には不気味な青
いカプセルが6つ。記憶が全くないN氏は、研究ノートに手がかりを求めるも、昨晩の実験だけがスッポリ空白なのだ。
そこに訪れた謎の男。男と薬との関係とは?
AIに世界を乗っ取られ、核のボタンが押されるのは、目前に迫っていた。それを阻止するために、国が押し進める"科学者量産計画"。
薬の開発の本当の目的とは?
科学者は、果たして、地球の素晴らしい未来を作り上げる立役者となれるのか?!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-07 13:22:53
7190文字
会話率:12%
初めてなろうに小説を投稿する小心者の主人公が、勇気を出して投稿するまでの話です。
なろう20周年記念の特別公式企画を見てておもいついたはいいのですが、対象ジャンルに純文学が含まれないことに半分くらい書いてから気づいたので、普通にあげ
ます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-21 20:14:59
4167文字
会話率:2%