ボクは「ごく普通の飼い猫」の、三毛猫おかか!毎日美穂ちゃんと一緒に遊んで、謎のうまい物体をもらう。(多分)この世で一番幸せな猫‼‼
最終更新:2025-07-30 07:56:07
556文字
会話率:12%
これは、あざと可愛い悪役令息の義弟VS.あざと主人公のおはなし。
ボ
ボクの名前は、クリストファー。
突然だけど、ボクには前世の記憶がある。
ジルベスターお義兄さまと初めて会ったとき、そのご尊顔を見て
「あああ!この人、知ってるう!悪役
令息っ!」
と思い出したのだ。
あ、「この人ゲームの悪役ですよね⁈」って。
そう、俺が今いるこの世界は、ゲームの中の世界だったの!
そして、ボクは悪役令息ジルベスターの義弟に転生していたのだ。
しかも、モブ。
繰り返します。ボクはモブ!!「完全なるモブ」なのです!
ゲームの中のボクには、モブすぎて名前もキャラデザもなかった。
どおりで今まで毎日自分の顔をみてもなんにも思い出さなかったわけですね。
ちなみに、ジルベスターお義兄さまは悪役ながら非常に人気があった。
その理由の第一は、ビジュアル!
夜空に輝く月みたいにキラキラした銀髪。夜の闇を思わせる深い紺碧の瞳。
涼やかに切れ上がった眦はサイコーにクール!!
イケメンではなく美形!ビューティフル!ワンダフォー!
ありとあらゆる美辞麗句を並び立てたくなるくらいに美しい姿かたちなのだ!
当然ながらボクもそのビジュアルにノックアウトされた。
ネップリももちろんコンプリートしたし、アクスタももちろん手に入れた!
そんなボクの推しジルベスターは、その無表情のせいで「人を馬鹿にしている」「心がない」「冷酷」といわれ、悪役令息と呼ばれていた。
でもボクにはわかっていた。全部誤解なんだって。
ジルベスターは優しい人なんだって。
あの無表情の下には確かに温かなものが隠れてるはずなの!
なのに誰もそれを理解しようとしなかった。
そして最後に断罪されてしまうのだ!あのピンク頭に惑わされたあんぽんたんたちのせいで!!
ジルベスターが断罪されたときには悔し涙でボクの顔はびしょびしょになった。
なんとかジルベスターを救おうとすべてのルートを試し、ゲームをやり込みまくった。
でも何をしてもジルベスターは断罪された。
ボクはこの世界で大声で叫ぶ。
ボクのお義兄様はカッコよくて優しい最高のお義兄様なんだからっ!
ゲームの世界ならいざしらず、このボクがついてるからには断罪なんてさせないっ!
最高に可愛いハイスぺモブ令息に転生したボクは、可愛さと前世の知識を武器にお義兄さまを守りますっ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 07:20:00
86589文字
会話率:26%
「それじゃ、夏休み限定の探偵事務所を開くことにしよう。今日からよろしく、コナン君」
暑い夏、ボクは、彼女と事件に行き合った―――。
夏休みの朝、高校2年の野田耕史(のだこうじ)は同級生の葛西稔梨(かさいみのり)が、浜辺で自殺したことを刑
事である叔父から知らされる。
あんなに真面目そうな子が、自ら命を絶つなんて―――。
その日の夜、街で偶然に出会った同じクラスの湯舟敏羽(ゆふねとわ)に、葛西稔梨の自殺の件を伝えると、なぜか一緒に事件を探る羽目に。
敏羽は、稔梨と中学からの親友で、高校に入学頃から距離をおかれて悩んでいたという。
そして、二人の探偵活動は、新たな事件を引き起こし……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 06:41:23
70423文字
会話率:50%
不慮の事故により勇者に転生するはずが再び不慮の事故によって転生に失敗してしまう。いつの間にか勇者だけでなく姫や魔王様の体を手に入れたおかしな状態に。転生の地・ザンチペンスタンで三体を駆使して奮闘する主人公だったがそのおかしな状態は長くは続か
ず…… 女神様によってもたらされた衝撃の真実によって異世界は混乱をきたすことに。
決して出会ってはならない勇者と姫とついでに魔王様の恋模様をコメディータッチで描く異世界ファンタジー。
<主な登場人物>
勇者ノアとアーノ姫と魔王様。
<序盤のあらすじ>
眠いよ…… 転生した世界でもゆっくり寝かしてくれない。
俺は眠いのに眠るなと。いい夢が見たいのに夢を見るなと。
そう女神様は言う。
でも我慢出来ずに二度三度と夢を見てしまう。
異世界では勇者に転生する予定だったのにお姫様にも魔王様にも転生することに。
こうしてボクは三つの体を駆使して魔王様を倒すおかしな展開に。
まあいいか。何とかなるでしょう。ではそろそろ寝るか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 04:48:40
308832文字
会話率:29%
かつて、異世界と地球の2つの世界が交わる、歴史的大事件『交差(クロス)』が起き、それまでの常識は崩壊した。
主人公の男の子、冬馬。
その幼馴染の女の子、雪菜。
二人も交差(クロス)により、両親を失う。
孤児となった二人を受け入れてくれた孤児
院とシスター。
しかし世界中でモンスター事件が多発し、物資支援もままならない状態で、孤児院は立ち行かなくなるかもしれない。
冬馬と雪菜は幼心ながらに、自分たちの家族になってくれたシスターと孤児院の義兄妹の為に、ハンターとなり、皆を救う道を選ぶ。
この物語は、二人の想いと絆を描く物語。
※本作には、手術によるTS描写が含まれる予定です。苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 00:12:43
56922文字
会話率:18%
ホロウ・フォン・ハイゼンベルク。
剣術・魔法・学問、あらゆる才能に恵まれた、正真正銘の天才。
しかしその性格は、怠惰にして傲慢。
自らの才能に溺れ、努力を怠ったがゆえ、主人公に敗北する……だけに留まらない。ホロウはあらゆるルートで死亡する、
破滅エンドが約束された『歩く死亡フラグ』。
ボクはよりにもよって、この悪役貴族に転生してしまった。
「このままでは破滅する……っ。予定調和の運命、『シナリオ』に殺される……ッ」
……いや、そうはいくものか!
ボクだけが知っている原作知識を活用し、謙虚堅実に努力を重ね、悲惨な破滅エンドを回避するのだ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 23:27:59
737286文字
会話率:33%
何処にでもいる普通の中学二年生の安久谷茉莉奈は目が覚めたら友達が好きだった乙女ゲームの悪役令嬢・ペトロネアに転生していた。
「いいや、ボクは何処にでもいる普通の中学二年生などではない。特殊な力を持っているのだ…!」
という中二病罹患者で
ある茉莉奈は「せっかく転生したんだから」と婚約破棄して世界征服を目指すことにする。
アイタタタ…という感じの主人公とそれに振り回される周りの人達。果たして本当に世界征服はできるのか。
※この作品はアルファポリスにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 20:27:57
47823文字
会話率:64%
【連載】ボクの恋人はポリアモリー。どうしても別れてくれないので、ボクはボクで好きに生きたいと思う。
第一章あらすじ ヒロイン(?)、ポリアモリー 坂下紗枝。
主人公――悠斗は幼馴染と恋人として付き合っていたが、ある時、別れ話を切り出された
……はずだったのだが、話が進むにつれ、それは二股を承認して欲しいという要望だった。当然、悠斗はその要求を断るのだが……。
第二章あらすじ ヒロイン(?)ストーカー 霧島薫子。
――詳細は後述―― 公開時期、4月中旬ごろを予定。
※他サイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 08:39:18
258056文字
会話率:36%
魔導師ミラは、姉であるジュンとカラダを共有して、ミラ・ジュンと名乗っている。彼女達は仕事で様々なトラブルへ巻き込まれていくが、仲間達とそれを解決していく。
最終更新:2025-07-28 23:00:00
69476文字
会話率:52%
この学園にはアイドルがいる。美少女で、なんでもできて、周囲からも人気だ。
だけど、俺だけは知っていた。それを後ろで支えている奴がいる。
一番凄いのはそいつなんだ。だけど、アイドル様はそいつに対して酷い扱いをしやがる。
ことあるごとに、
無理難題を押し付けては自分は何もしない。失敗はそいつのせい、成功は自分のもの。
俺の好きな物語ならそんな奴は自分から破滅する。だから、待っていたが一向にそんなことにならない。
「だから俺がお前を幸せにしてやんよ」
「えっ、ぼ、ボクなんて……全然ダメダメで……」
「大丈夫だ、俺はお前を見てきた。お前は凄い奴だ、絶対に幸せにしてやる」
「む、ムリムリムリ」
「手伝ってやる。俺に任せとけばハーレムエンドだって見えてくるぞ」
「ハーレムって……男子の恰好をしているけど、ボクは本当は……」
「なんか言ったか? 相棒」
「……なんでもない。……バカ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 07:00:00
453650文字
会話率:64%
毎日の嫌な仕事を忘れる為、今日もゲームで遊び倒す三十路を折り返した社会人のカケル。しかし人間の体力なんてそう長く持つ訳がなく、遊び疲れた彼はベッドに体を潜らせ再び新しい一日を迎える…筈だった。
「ボクは”ヤツヨ”、ただのしがない女神…そのな
り損ないさ」
迷い込んだという女神様(自称)に誘われるまま、潜らされる事になるのはカケルの心の中の世界…心の傷まみれの世界だった。果たしてカケルは無事に夢から醒める事ができるのか。肉体言語で道を切り拓く予定のバトルファンタジー、ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 00:10:00
435559文字
会話率:36%
...ボクは人生切羽詰まった高齢人文ポスドク。人間の女性の姿で生まれ変わったウォーシップ達のアドミラルに何故か選ばれた。基地のある場所は異界にある幸せの島、彼女らは第二次世界大戦の艦ではあるが神話の力で動いているので現在の軍隊では対抗できな
い...
主人公が異なる歴史を背負う異なる国々の軍艦(=Warships)たちの指揮官に選ばれて彼女たちと関わることで自らの来し方行く末を見つめなおす物語...にしてみたいのですが基地のある場所が逃避願望の対象であり快楽原則の支配する小空間なのでそこまで潔い話になるかどうか...
ジャンルは艦船擬人化ものということになると思いますが、ミリタリー特化では無く、歴史やファンタジー、SF要素を雑食的に取り入れています。ハードな知識を楽しもうと考えて読んでくださる方には違和感があるかも知れません。
現在のところは性的描写はありませんが、今後の自由度が欲しいので一応R15推奨に分類させて頂きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 12:16:59
195011文字
会話率:45%
ボク、山霧 旭(やまぎり あきら)は小さな頃から普通の人には見えない存在が見えて、勝手に巻き込まれて困っている。
さらに実家の近くに霊道が通っているもんだから面倒で外を出歩かなくなったんだ。
なので、高校を卒業する事を機に実家を離れ、極
力過ごしやすい地に移った。
ウェルカムボクなりの楽しい生活!!
...だったんだ、つい最近までは...。
いとこのオカルト研究部の人数合わせで引っ張り出された先はなんといわく付きの廃村...そんな事だと思ったんだょね。
そんな廃村でボクはひとりの巫女と出逢って、中身の無い謎の鈴をもらった。
事件はその夜に起きた。
ボクは無知な人間が最も怖い事を知った。
その地に縛られていた魍魎と廃村になる原因にボクらは目をつけられていたんだ。
迫る魍魎達に、なす術なく立ちすくむ。
ボクは『今日が最後の日』という言葉が頭の中をよぎった時、鳴らないハズの鈴が鳴ったんだ。
突如現れたのは朱色の狩衣を纏った昼間出会った巫女、そして天狐の面を着けたもう1人の巫女。
妖怪大決戦が目の前で始まった。
ボクは攻撃を受けて意識が暗闇の中へと遠のいた…
意識が戻ると、そこはボクの知らない世界が広がっていた…
「えっ!?貴女達も知らない場所なの!?」
違った形で『最後の日』を迎えたボクは巫女達と共に『始まりの日』も迎えていたのだった…
チート級の神通力と戦闘力の巫女達と妖精が見えるだけの人間が送る異世界わちゃわちゃ冒険記ここに開幕…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 07:12:17
940022文字
会話率:33%
カストリ皇國唯一の最高學府である皇立鹿鳴館學園。
十五歳になると選ばれた者にだけ、入學を命じる赤紙が送られてくる。
生き延びて無事卒業できる者は、一割に満たない。
ボクは、そんな學園に、魔法少女として入学させられる。
――ええっとね、ボク、
男の子だよ。
こっ、この學園、とんでもない生徒だらけなんですけど!
皇子、皇女、悪役令嬢、勇者、賢者、聖女、海賊、科学戦隊、教皇、斎宮、魔王……。
毎日、とんでもないことが起こるんですけど!
物語が絡まり合って、わけ分かんないんですけど!
これはもう、無事に完結できないよね――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 08:02:09
600864文字
会話率:10%
一年前、店主であるおじいさんが亡くなってしまった為、残されたおばあさんは閉店しようと心を決める。
だが、お店にはまだ一体だけ、ぬいぐるみが残っていた。
そのぬいぐるみを不憫に思い、自分の家に連れて帰ろうとするが――。
その時。小さなお
客が訪れた。
これは、とある仲のいい老夫婦が営むぬいぐるみ屋で売れ残ってしまったぶたのぬいぐるみとそのぬいぐるみを迎い入れた摩訶不思議なお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 11:10:36
9995文字
会話率:19%
「偽の聖女であるお前とは婚約破棄だ! ボクは真の聖女である彼女と婚約する」 私の耳にこれでもかってくらいのテンプレセリフが聞こえてきた。 「ええっと、わたくしが偽物で義妹が本物って根拠はございますか? 法的な」 この国では聖女の認定も解
除も、法律でぎっちり決まっているんだけどなー 短編版に多少加筆+後日談の聖女の休日をアップします。 ジャンルはヒューマンドラマに変更しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 15:00:00
18579文字
会話率:36%
「偽の聖女であるお前とは婚約破棄だ! ボクは真の聖女である彼女と婚約する」 私の耳にこれでもかってくらいのテンプレセリフが聞こえてきた。 「ええっと、わたくしが偽物で義妹が本物って根拠はございますか? 法的な」 この国では聖女の認定も解
除も、法律でぎっちり決まっているんだけどなー 殿下も義妹も知らなかったみたいで残念ねえってお話♪折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 16:49:31
3865文字
会話率:36%
「よ、よりによって『聖女』の加護を得るとは! とんだ恥さらしだ! お前なぞ追放だ!」
男子しか領主貴族の跡を継げないケラエス王国で。三人姉妹の末っ子でありながらマーチン男爵家の跡取り息子として育てられたレオナルドは、『聖女』の加護を授かった
ことで女性とバレてしまった。もう家は継げない。実家から追放されたレオナルドは冒険者として魔法の技を磨いていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 08:01:06
8407文字
会話率:33%
「で、ボクは君を婚約破棄したいんだ」
カルカウ王国唯一の王子であるエルズワースは、聖女ライカとの婚約破棄を望んだ。他に好きな令嬢ができたからという、軽薄な理由で。国王夫妻は聖女よりも高位貴族の令嬢と結ばれることを是としたし、聖女ライカの後見
者である大司教は慰謝料に満足したし、聖女ライカは目の前のオレンジのあまりの美味しさに心を奪われていた。婚約破棄成立後、聖女ライカは傷心を癒すという名目で旅に出る。一年後に帰還すると、エルズワースも国王夫妻も病死したカルカウ王国は大変なことになっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 07:31:19
6602文字
会話率:45%
「ロザリンド・ヒースクロック公爵令嬢! ボクは君との婚約を破棄するのさあ!」
ロザリンドは王太子ギデオンに婚約破棄されるが、あり得ることだと考えていたので特に悲観もしなかった。ロザリンドはヒースクロック公爵家を継ぐことになるので、早急に婚約
者を探さねばならない。夢の中でものの良し悪しがわかる『夢印良品』のギフトを持っていたロザリンドは、夢に登場する紛れもなく『良品』の令息を探すことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 07:43:27
7259文字
会話率:47%
「また転生してしまった」
とある赤ん坊レクスは、英雄と賢者という二つの前世を持つ転生者だった。
「今度の人生では陰謀や騒動に巻き込まれないように気をつけよう」
前世の記憶から目立つ事の危険を学んでいたレクスは地味に生きる事を誓う。
「そして
前世からの憧れの職業、自由の象徴である冒険者になるんだ!」
念願叶って冒険者となったレクスは、目立たない様地味な依頼で日銭を稼ぐ毎日を満喫する。
「すみませーん、薬草採取してたらドラゴンに襲われたんでついでに狩ってきましたー」
レクスは気づいていなかった。
自分の地味が滅茶苦茶派手だという事実に。
「それにしても冒険者ランクって簡単にあがるんだなぁ」
それに気づかない少年は今日も平然と周囲の人間の度肝を抜く。
アーススターノベル様より書籍発売中です!
マンガUPさんで4/15よりコミカライズが始まりました!
これも皆さんが応援してくださったお陰です!
ありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 07:00:00
1945484文字
会話率:48%
「地味キャラのボクが美少女になってる!」
高校入学を控えたボク、一色白(いっしきつくも)は不思議な夢を見て朝起きると白髪ロングの美少女にTSしていた。しかもゲームのようなステータス画面が現れ、表示された職業(クラス)はなんと『魔王』。たぶ
ん、原因は全世界に出現している『異界迷宮』にあるんじゃないかと結論付ける。謎を解くには『異界迷宮』を攻略するしかないけど、メンタル弱者のボクには無理に決まってる。そんなボクに……。
「私、『探宮者《たんきゅうしゃ》』になりたいの」
片想いしている同級生の幼馴染が学費を稼ぐため『探宮者』になろうとしていることを知り、ボクは彼女と共にS級迷宮を目指すことを決意する。二人とも同じ高校に入学を果たすが、地味キャラ属性のボクとしては目立たず高校生活を送りたいと願っていたのだけれど……。
第一部は攻略準備編として高校生活がメインとなる予定です。
カクヨムでも掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 00:01:25
251970文字
会話率:44%
・前回のお復習いとあらすじ
異世界召喚に巻き込まれ、異世界カドゥール・ハアレツへとやってきた、三十代前半のしがないサラリーマンなボクこと──平野 円は巻き込まれなので異世界においてコレといってやる事も無く、思い付きで、カドゥール・ハアレ
ツを見て回る旅に出ました。
そして、旅を始めて二週間が経った頃、立ち寄った街でボクは十年前に異世界召喚よって拉致されて行方不明になっていた幼馴染みで伴侶の平野 良藍と再会!
さらに、旅の路銀を稼ごうと受けた依頼に携わった折、ボクはなんと、自分の前世である少女を復活させる為の生け贄に!?
たが、しかし、復活したボクの前世である少女に宿った意識は──
──なんと! ボク!?
そこからなんやかんやとあったけど、無事に依頼をこなし、宿がある街までの帰り道。途中、寄り道した『精霊の祠』で精霊たちと契約を結びました。。
そして、良藍とサーハ君旅のお供に迎えた矢先、良藍が言います。
「ルニーンに拠点を持とうよ」
と。
そこで、拠点を確保するのに資金をどう調達するかと悩んでいたその時、ガメッツと名乗る宝探し屋がボクたちに声を掛けてきました。
そこから、ボクたちはガメッツさんたちと共に“ニーショの遺産”という財宝を求め、ニーショの館へ。
そして、其処の隠された地下空間で、ボクたちは“ニーショの遺産”の番人のニーショの亡霊『妄執のニーショ』と対峙。さらに、『妄執のニーショ』が取り憑いた巨大ゴーレムと戦闘になり、ボクたちは力を合わせてなんとか撃破!
遂にボクたちは“ニーショの遺産”を手にして無事に帰還。
こうして、財宝を手に入れたボクたちは、その財宝のほんの僅か一部を使えるお金に換金して、ルニーンの街に拠点──家を持ち、旅を続けるのでした。
──それから二ヶ月ほど経った、ある日、ボクたちの家に一緒に宝探しをしたガメッツさんがやってきて、開口一番────
「──頼む! 金を貸してくれ!!──」
そう懇願してきました。そして、その一言が、運命を動かす最初の歯車だったのだと、誰が気付きましょうか?
まさか、あんな大事に巻き込まれるなんて……────
異世界で××2、ここに開幕!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 20:14:22
105669文字
会話率:42%
──いつもと変わらない当たり前の日常。
そんなある日、会社の同僚との飲み会からの帰り道────
ホロ酔い気分で繁華街を歩いて家路を行くボクの前に、彼等は現れた。
一人は後ろに縋り付く友人とおぼしき少年を詞では「離せ! 俺を巻き込む
な!!」と罵りながらも、その表情はこれから起こるであろう事に期待を膨らませている少年。
一人は先の少年に「自分一人だけで異世界に行くのは淋しいから一緒に来てよ!」と縋り付いている少年。
そして最後の一人は「まもなく、召喚陣が起動しますから大人しくしていて下さい、勇者様!」と言いながら一番前を行く少年に縋り付く少年を引き止めようとするも引き摺られてしまっている、端から見たらファンタジー漫画に出てくるキャラのコスプレをしたような少女。
ボクはそんな彼等を見て、なんとなしに微笑ましくなり、進行方向が真逆の彼等の邪魔にならないよう延いては彼等の異世界召喚に巻き込まれないように道を譲ろうとした──まさにその瞬間────
──一番先頭にいた少年がやにわにボクへと急接近してきて、ボクの手を掴み、言外に「おっさんも、異世界ライフ楽しもうや♪」と、表情で伝えてきたのだった────
────そして────
────ボクは否応なしに異世界『カドゥール・ハアレツ』へと降り立ったのだった。
────其処で待ち受けている運命があるとも知らずに────
────────な~んてのは嘘ぴょんで、気ままなぶらり旅行譚♪
──始まり始まり──
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 14:33:31
132735文字
会話率:45%