ベランダから飛ばされた紙飛行機は、上手い事風に乗って寮の敷地外へと飛んで行った。
「あのカレンダー今月の!」
「見たくなかったのよ」
憂鬱そうに言うルームメイト兼親友のセリーヌの相談に乗ると、どうやら彼女は卒業式の後のプロムで婚約破棄を
されるらしい。
怒り心頭の私は彼女に尋ねる。
「ねぇ、婚約者に未練はある?」
「もう情もないわ。ただ家族の為にも破棄ではなく解消にしたいのよね」
それならば、と、私はある提案をすることにした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-07 01:42:23
1000文字
会話率:68%
ミニチュア愛好家の公爵令嬢カナンは、学園のプロムで婚約者のディミアン王子に婚約破棄を言い渡されてしまう!しかも王子の隣には幼い頃からカナンにちょっかいを出している男爵令嬢のアリサが寄り添っており、アリサを虐めた罪も捏造されていた。
悪役令嬢
として断罪されたカナンを待っていたのは、「姫妻」としてもう一人の処罰を受けた乙女・ルカと夫婦になり辺境の地を治める事で……!?やったね私!可愛い女の子と田舎でスローライフ&ミニチュア三昧よ!
しかしルカには秘密があるようで……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-23 21:30:02
30885文字
会話率:63%
「ジョセフィーヌ!! 貴様を断罪する!!」
王立学園で行われたプロムナード開催式の場で、公爵令嬢ジョセフィーヌは婚約者から婚約破棄と共に数々の罪を断罪される。
愛していた者からの宣告、親しかった者からの嫌悪、信じていた者からの侮蔑。
弁解の機会も与えられず、その場で悪名高い国外れの修道院送りが決定した。
この物語は王都を追放された悪役令嬢を修道院まで護送する下級兵士の恋物語である。
GW中一日一話完結まで投稿します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-10 12:26:39
96113文字
会話率:20%
「お前との婚約を破棄させてもらう!」
卒業式後のプロムで、アリアは婚約者から婚約破棄を言い渡された。
転生者である悪役令嬢アリアにとってそれは想定内の出来事で、この後に起こるべく転生者特典「婚約破棄されちゃたけど、スパダリから溺愛されてハッ
ピーエンド」をずっと心待ちにしていた。
だがそんなアリアを待ち受けていたのは、連帯責任からの無期謹慎処分だった。
諦めの悪い悪役令嬢アリアがスパダリをゲットするためにじたばたもがくお話。
ゆるふわ設定のため、頭からっぽにして楽しんでいただければ幸い。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-27 07:30:00
5639文字
会話率:30%
卒業プロムの最中、レインはいわれのない罪で婚約者である第三王子から糾弾されていた。彼の頼みの綱である幼なじみのオズウェルはただ静観してるのみで、レインを助けようとする気はない。婚約破棄されるとレインだけでなく、レインの家にも迷惑がかかる。レ
インは彼の崇拝する建国神へ助けを求めると、どういうわけか時間がプロム開始前に戻っていて……。
*同作品はpixivにも投稿しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-09 23:07:05
35925文字
会話率:29%
前世の記憶を持つアドリアーナはこの世界が乙女ゲームの世界で、自分が悪役令嬢だということを知っていた。乙女ゲームにありがちな学園物のストーリーで、卒業前のプロムで全生徒を前に悪役令嬢が断罪されて、ヒーローとヒロインが結ばれるというありがちなス
トーリーだ。
「でも、悪役令嬢はヒロインを虐げるから悪役令嬢なんであって、何もしなければ悪役令嬢になるはずもないわよね?」
ここはゲームの世界のようだが現実なので、ありえない罪で裁かれるはずもないとアドリアーナは楽観的に考える。むしろ容姿端麗成績優秀、お金持ちで公爵令嬢で王太子の婚約者というハイスペックなアドリアーナに転生したことを喜ぶべきではないのか!
そんな風に思っていたアドリアーナだったが、十歳の時に婚約したヴァルフレードを前に、妄想していたハッピーライフは砕け散った。どうやらヴァルフレードはアドリアーナとの婚約が嫌で嫌で仕方がないらしい。アドリアーナとの婚約は政治的なバランスを考えて整えられた政略結婚なので恋愛感情が伴わなくても致し方ないが、夢見る乙女のような少年ヴァルフレードは、自分が好きな女性と結婚したかったのにとことあるごとにアドリアーナを詰った。
アドリアーナは自分の未来に絶望したが、学園に入学後、彼女はもっと大きな絶望を知ることになった。
アドリアーナは何もしていないのに、あっという間にヒロイン・クレーリアを虐げている性悪女だと噂になったのだ。何をしようとも状況は改善せず、悪化の一途をたどる。そしてついに訪れたプロムで、アドリアーナは婚約者ヴァルフレードから婚約破棄と東の辺境にある離宮への幽閉が言い渡された。
茫然とするアドリアーナ。しかし、アドリアーナはよく考えてみる。ヴァルフレードとの婚約破棄は、願ったりだ。そして、命が取られるわけでもない。
「ゲームはこれでエンディングだし、これ以上わたしが巻き込まれることはないわよね」。
アドリアーナは心機一転、幽閉先で悠々自適な生活を送ることを目指そうと、うきうきと幽閉先へ向かったが――
「クレーリアの能力が足りないからわたしに側妃になれってふざけてんのか‼」
しばらくして送り付けられてきたヴァルフレードの手紙にアドリアーナはブチ切れる。
それどころか「ずっとアドリアーナが好きだったんだ」と遠縁で幼馴染のジラルドまでやってくる始末で……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-13 17:20:40
82070文字
会話率:32%
いつものように牢獄で目を覚ました少女、エトワールは、アフェール領領主であるタルボット・ド・アフェールとその息子であるクリヴァールの奴隷であった。地下の牢獄につながれ、来る日も来る日も彼らの言う“お遊び”の慰み者としての日々を送って
いた。
しかし、そんなある日、彼女の元にタルボットから処分の命令が下される。暴君の娘でもあるシャルロットの助けもあり、なんとか命からがら脱出することにし成功したエトワールは脱出した先で治療を施してもらったプロムシライの信徒と呼ばれる団体の巫女に就くことになってしまった。
以前とはまるで違う生活に困惑するエトワールは、巫女としての役割を全うし、城に残してきたシャルロットに想いを馳せているさなか、先代の残したとある文書が見つかる。
曰く、タルボットは自分の妻を殺害したという先代がプロムシライからの信託を賜ったという記録だった。
ある種の予言ともいえる文書に焦りを覚え、エトワールはタルボットの城へ再び赴くことを決めたのだが……。
一人のとある少女の人生を追う、復讐と逆転劇と主従のダークファンタジー
※少しでも面白いと思っていただけたら、↓にある評価や、ブクマ等をよろしくお願いします。今後の活動の指標、励みになります。
※作中の名称な名前等が現実や他作品の名称や名詞。個人の名前等に被って居たら割と真面目に奇跡が起きただけで、現実の物とは一切関係はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-23 19:00:00
296879文字
会話率:43%
「男爵令嬢アニーミア、ただ今をもって君との婚約を破棄する!」
王立貴族学園の卒業プロムパーティの席上でギャニミード伯爵令息に婚約破棄を言い渡された主人公アニーミア。理由は海外に遊びに行きたいからだと?失恋の痛みを癒そうと、自室のバルコニーか
らお月様を見上げていたら、そこに月の化身が現れて。
1万字以内のハッピーエンドです。
拙作「雨乞いに失敗した聖女は婚約破棄され毒死を賜る~さてどうしよう?」https://ncode.syosetu.com/n7626ig/ と同じ国、3年後のお話ですが、名前が出てくるだけでキャラはかぶってません。読んでいなくて大丈夫です。
本作に出てくる教会の別棟で聖女ユリアは暮らしていたことになります。
***武 頼庵(藤谷 K介)さまご主催の『月(と)のお話し企画』参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-14 01:00:00
9465文字
会話率:47%
プロムパーティーの最中、王太子に婚約破棄と娼館行きを告げられた公爵令嬢のグウェン。王太子の従者リカルドが助け舟を出してくれるが、状況は変わらない。
だけれどグウェンは心配していなかった。彼女は転生者。この世界が乙女ゲームの世界で、自分が悪役
令嬢だと知っていたから、万端の準備をしてある。
しかも協力者もいる。闇の魔法を使うラスボスだ。
準備を最大限にいかすため、自分に禁恋魔法をかけて断罪に挑むグウェン。
だけど魔法がとけたとき、予想外のことが起こって――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-01 11:44:35
12766文字
会話率:43%
アホな王子がプロムナードで婚約破棄をし、現実が暴かれて国外追放になると言うテンプレのお話です。
本当です!
ほとんど会話で状況説明はほぼ皆無ですが漫才の台本なんかじゃありません!
笑いたい方はご一読くださいね。
最終更新:2023-08-12 12:50:19
5670文字
会話率:72%
学術院の卒業を迎えた初夏。プロムが控える卒業シーズンに学内は浮き足立った雰囲気に包まれていた。式典や新生活の準備に忙しいリアンに、周囲は「プロムの準備はできたか?」と聞く。
最終更新:2023-07-26 18:00:00
28696文字
会話率:56%
公爵令嬢であるディアナ・プロムナールは、王太子から婚約破棄をされたその日に誘拐されてしまう。彼女を攫ったのは隣国の王子であるルイスという男。無表情で冷酷な彼は、未来の王太子妃を利用するために誘拐したらしいが…。
「私、既に婚約破棄されてお
ります…」
「…!?」
ディアナの口から語られる真実。婚約破棄に至るまで彼女の身に起こったいくつかの事件。そこから徐々に事態はおかしな方向へと突き進んでいく。
ディアナは囚われのままなのか、ルイスは何を考えているのか。そして、王太子に擦り寄り、ディアナの立場を我がものにしようとしたリルノという少女は、一体何者なのか…。
立場に翻弄されてきたディアナとルイスが、それぞれ大切なものを見つけ、幸せになるまでの不器用ラブストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-31 03:34:44
48942文字
会話率:60%
ルイ16世と王妃マリー・アントワネットの娘、マリー・テレーズ・シャルロット・ド・フランス。
捕虜五人と引き換えにタンプル塔から釈放された、元王女。閉じ込められていた三年と二カ月の間に、彼女の家族は全員命を奪われていた。
彼女の身柄はウィーン
に移され、従姉妹のクレメンティーナ以外からは腫れ物扱いを受けている。テレーズの心は何も感じなくなっていた。
そんなある日、アントワネットの弟・ケルン大司教マクシミリアンが現れる。彼はオーストリア側で唯一テレーズの両親と叔母と面識がある人物だった。テレーズは叔父とクレメンティーナとともに、プラーターへと出かける。
――生き残った王女が、前を向くためのプロムナードを歩く物語。
★この作品は【カクヨム】にも載せています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-07 20:00:00
10401文字
会話率:42%
女子高生×人外先生
People cannot live without loving someone.
Even though it is a tragic ending, we will fall back in love with
someone beyond nation, culture, race, religion and tribe.
No matter how many times we are reborn, we’ll fall in love again.
【あらすじ】
高校生の理子は、白金髪(トウヘッド)の青年と出会い、彼と恋に堕ちる。
しかし彼の正体は人ならざる者……怪物だった。
そして、理子と同じく……
メアリーとエミリーの姉妹もプロムを目前にして
、白金髪(トウヘッド)の青年と出会う。
理子の恋を縦軸に、姉妹の恋を横軸に、物語は進行する。
やがて二つの物語が繋がり、全ての秘密と謎が解けた時、理子の恋は結末を迎える。
pixiv、ノベルアップ+にも連載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-30 18:45:45
686151文字
会話率:39%
バスケス侯爵令嬢、貴様との婚約を破棄する!!」傍に男爵令嬢を侍らせた第一王子が、高らかに婚約者であるわたくしを指差して宣言します。喧騒に包まれていたプロムナードの会場が、ぴたりと静まり帰りました。「これまで学院という場で権力を笠に来て、度々
彼女……このカベーロ男爵令嬢に危害を加えていたようだが、それも今日まで。今ここで、貴様の悪行の全てを白日の元に晒してやろう!」——それでどうして、あの方はそんなにも自慢げなのでしょうか。【「婚約破棄と、胃痛の俺」のB面+ボーナストラックとなる侯爵令嬢視点です】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-22 23:00:00
16645文字
会話率:50%
「バスケス侯爵令嬢、貴様との婚約を破棄する!!」
傍に男爵令嬢を侍らせた第一王子が、高らかに婚約者である侯爵令嬢を指差して宣言する。
喧騒に包まれていたプロムナードの会場が、ぴたりと静まる。
あいつ、本当にやりやがった…。
俺はキリ
キリと痛む胃を服の上から掴んだ。
これは、王子の暴走に巻き込まれた胃痛持ちの俺の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-24 21:29:33
7829文字
会話率:43%
魔王は異世界から来た勇者が倒した。
1000年前の話である。
それからずっと平和だった。
だが王には悩みがあった。
一人娘が男勝りで治安維持の特殊部隊の隊長をしていて結婚しようとしないのだ。
王女が結婚して子供を生んで
くれないことには王家存続の危機である。
そこで、王は間者に王女の好きなタイプの男性を密かに調べさせた。
すると、なんと王女は、異世界恋愛ものラノベばかりを読んでおり、理想の相手は異世界人で、しかも日本という異世界の若者にあこがれてるらしいのだ。
王は考えた。
「しかたがない。王家存続の危機だ」
臣下たちを呼び寄せた。
「異世界の日本から若者を召喚するぞ」
「まさか、魔王が復活したのですか!?」
「いや。王女の婿探しだ」
そうして、1000年ぶりに王は異世界の若者を王国に召喚することになった。
そんなさなか、魔王が復活したとの知らせが……。
王は、王国存亡の危機を乗り越えるために、王女のハートを射止める勇者と、魔王を倒すことのできる勇者とを召還しなくてはならなかった。
異世界の日本から……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-24 09:44:09
77621文字
会話率:41%
『愛と悲しみのプロムナード』、略して『愛プロ』の悪役令嬢レティシアに転生してしまった主人公。
よくて追放、最悪は処刑のレティシアだが、イレギュラーな事態に遭遇していた。
この世界にいるはずのないゾンビがいるのだ。
アホギャグですが、グ
ロ、残酷描写あり。
頭を空っぽにして、深く考えずにお読みください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-27 21:22:15
15043文字
会話率:42%
上流階級の子息子女だけが入学を許される名門校「海星高等学校」に「一般庶民」枠で招待入学をすることとなった壱波 一朗。
|海星《かいせい》
そこでは一癖も二癖もある貴族や一流企業、財閥の子供と言うだけではなく、どのような亜人種さえも条件さえ合
えば入学できる混合学校。
何処をとっても普通、平凡、一般な一朗は無事にこの学校を卒業できるのか。
そんな中、入学して数週間が立ち、一年生にとっての最初の目玉である[ ブループロム ]の開催が近づく。
関係ない、そう思っていた一朗にとって最初の転機が訪れるのであった。|壱波 一朗《ひとなみ いちろう》折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-16 10:00:00
44024文字
会話率:46%
争いごとは~の続編If 断罪イベント
どんな女も自分に惚れてると思わないでくれる?
最終更新:2022-05-10 16:05:21
2190文字
会話率:62%
王子ツィティアスと、侯爵家の長女アムラコーティアは、生まれる前から結婚が約束されていた。
王都にある学園の卒業記念パーティで、王子が突然婚約破棄を告げる。
©2022 弓良 十矢
最終更新:2022-03-14 09:32:14
14685文字
会話率:46%