ライカ・フランドルフ伯爵家では、元悪役令嬢であった祖母が取り仕切っている。
商売から何から優れた洞察力を持ち、父には「悪役令嬢は金の草鞋を履いてでも探せ」と言っていた程のお婆様。祖父は何故こんな元悪役令嬢であった祖母と結婚したのか不思議だっ
たが、それは一つ年上の兄……ノザン・フランドルフの愚行で明らかとなる。
学園では【悪役令嬢のローザンヌ・フォルデア公爵令嬢】と呼ばれているその女性は、兄が取り巻きをしている『リリー・フィフィリアン男爵令嬢』の天敵でもあった。
天使と名高いリリーと、その取り巻きの兄ノザン。
でもその関係はとても歪に見えて……次男である俺は、悪役令嬢のローザンヌと何気ない出会いをして、お互いに惹かれていく――。
★他サイトにも載せています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-15 12:00:00
35313文字
会話率:58%
フランドルは聖女の家に産まれた。
だが妹だけが優秀で、母に虐められて育った。
ある日フランドルは聖女の力に覚醒しなかったことを理由に、娼館に売られてしまう。
だがフランが聖女の力を使えなかった理由は、他でもない追放した家族にあった。
娼
館を訪れた兵士長ギルに聖女の力を認められ、フランは娼婦となることを免れる。
そして娼館にて聖女の力で治療を続けているうちに、いつしか「娼館の聖女」と呼ばれるようになっていた。
ある時ギルが連れてきたのは、この国の王子であるザーク・フェルディナンドだった。
ザークの不治の病を治したフランは、ザークと婚約して幸せを手に入れる。
2人の婚礼パレードに訪れた元家族は、幸せそうなフランの姿に地団駄を踏んでくやしがる。
そして彼女たちは聖女の力を失い、没落していくのだった。
※他サイトにも掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-15 12:02:08
9126文字
会話率:38%
十六世紀のアントウェルペン。
貧しい絵描きの父を亡くした少女マリア。
葬儀の日に出会った少年ペーテルに心を揺さぶられ、
画家になる希望を強めていく。
しかし、家族のために犠牲を強いられてきた姉のマルタは、そんな二人の関係を許さなかった。
――「イカロスの墜落のある風景」や「農民の婚礼」、「子供の遊び」など寓話的な画風で知られる巨匠画家ペーテル・ブリューゲルにヒントを得た作品です。
ちなみに、彼と同時代に対照的な作風で活躍した「小風景の画家」の正体は、今も謎に包まれているそうです。
――他サイトとの重複投稿です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-14 20:42:51
12602文字
会話率:42%
星暦1891年、北方大陸では二つの勢力がにらみ合っていた。東部を支配するロカルノ帝国と西部を支配するガリア連邦である。その二国の間では小国フランドル共和国が巧妙な外交で独立を維持していた。だが帝国に一人の名君が誕生したとき、その均衡は脆くも
崩れ去る。帝国要人の暗殺事件を口実にに帝国は連邦に宣戦布告。そして共和国は帝国軍の進撃路となる運命にあった。戦火に包まれた共和国を舞台に、叩き上げの軍人と人斬り少女が戦場を駆ける!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-10 00:37:43
5755文字
会話率:61%
中世イングランドのなだらかな丘陵地帯。草原と森。とある女剣士が旅の途中に出合った一件。
最終更新:2017-05-10 20:25:35
14293文字
会話率:59%
会社を休んで大病院にやってきた「僕」は、ふだんは馴染みのない病院のシステムや他の患者たちの様子に戸惑いながら、順番待ちのための長い時間を過ごすことになる。
そして、いつ呼ばれるとも知れない時間を持て余しながら、過去にどこかで見た絵、いつか訪
れた旅先でのことなどを不意に思い出し、これまでは意識したこともなかったような思いがけないことを次々に考え始めてしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-25 21:20:06
18440文字
会話率:16%
この物語は静岡から名古屋へ仕事の都合で向かっていたが、突然の大雨、しかも異常気象により梅雨なのに霰(あられ)を伴う暴風となってしまい、安全な場所で雨宿りをしていたら、突然現れた殺意を持った青年に殺されてしまった41歳のおっさんが異世界でと
ある領主の幼女に転生する話である。
そのおっさんの名は今川義元。そして死んだ年は1560年(戦国時代)の桶狭間山。上記の説明は何も間違ってない。ただの現代語訳である。
この作品には 幼女同士の百合展開 戦国的思考 戦国的決断 が含まれております。
なお、東方projectとは一切の関連がありません。(でも多少の影響は受けてます)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-22 16:57:11
37424文字
会話率:34%
肥沃な大地と気候に囲まれた、まるで大国に相応しい王国、フランドル王国。古来よりイギリシア王国の侵攻によって始まった百年戦争により、国土は疲弊し、民は飢え、兵は傷ついていた。しかし後にフランドルに「英雄」と称される皇太子、リチャード・フランク
リンが現れる。彼の大改革的な政治と戦術はフランドル王国を繁栄へいざなうのか。否、滅亡へと向かうのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-07-22 22:59:43
879文字
会話率:0%
酸素は残りわずか。数時間後宇宙船内の酸素が無くなり中に居るものは生命活動を維持できなくなる。つまり、たった一人宇宙船内に取り残された「宇宙学校」パイロット、ナナカ・フランドルの命はこの地上から400キロメートル離れた地で終わろうとしていた。
地上に残されたスタッフは彼女の救命のため、二人の男に白羽の矢を立てた。目的の為ならば手段を悪魔に売る男「先生」と一番遅い男「坂井景」三時間以内に彼らは軌道上の彼女を助けなければならない。その為の手段は一つ。「ユニコーン・クレイブ」それが彼らの切り札。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2008-06-15 12:24:58
48060文字
会話率:50%