15歳で前世を思い出した公爵令嬢ソフィは、政略結婚から逃れるために「人柄はいいけど恋愛は興味ない」と噂の大公と契約結婚を結ぶことに。しかし、淡々と始まった生活の中でソフィは偶然にも稀有な聖女の力に覚醒。国中が大騒ぎになるが、夫の大公は「聖女
だろうと妻は妻だ」と微笑むのみ。契約結婚のはずが、いつの間にか周囲からは“愛し合う理想の夫婦”と讃えられてしまって……? 神殿からの懸命な勧誘や、前婚約者の狼狽をよそに、ふたりは毎日ラブラブに過ごす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 14:00:00
5676文字
会話率:38%
小説の悪役令嬢に転生してしまった!
私が転生したのは公爵令嬢のリザ・アプリコット。
小説のリザは金色の髪に青い目の美少女で王太子の婚約者なのだが……選民意識が強く、嫉妬深く、わがままで、性格が悪い。
男爵令嬢ファイル・ヒェンが王太子に近づく
のが許せずに、ファイル・ヒェンをいじめまくる。
ファイル・ヒェンが聖女の力に覚醒すると力関係は逆転!
リザは聖女を虐げた罪で、婚約破棄され、公爵令嬢の身分を剥奪され、地下牢に投獄され、火焙りの刑に処される……。
そんな未来は嫌だ……!
私は処刑されたくないので全力でフラグを壊すことにした!
まずは周囲の人に親切にしてイメージアップをはかろう!
娘を溺愛してる公爵を味方につけ、義弟を甘やかし仲間にし、使用人に優しく接し、貧しい民に食料を施せば、王都での私の評判はうなぎ登り。
あとはヒロインと王太子が仲良くなった頃合いを見計らって二人の不貞の証拠を押さえ、王太子の有責で婚約を解消するだけ!
しかし順調に進んでると思われた計画は、ヒロインの予想外の行動により破綻することに……。
「Copyright(C)2022-九頭竜坂まほろん」
※死ネタ有り。
※他サイトにも投稿予定です。小説家になろうに先行投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-07 12:33:11
18696文字
会話率:22%
フランドルは聖女の家に産まれた。
だが妹だけが優秀で、母に虐められて育った。
ある日フランドルは聖女の力に覚醒しなかったことを理由に、娼館に売られてしまう。
だがフランが聖女の力を使えなかった理由は、他でもない追放した家族にあった。
娼
館を訪れた兵士長ギルに聖女の力を認められ、フランは娼婦となることを免れる。
そして娼館にて聖女の力で治療を続けているうちに、いつしか「娼館の聖女」と呼ばれるようになっていた。
ある時ギルが連れてきたのは、この国の王子であるザーク・フェルディナンドだった。
ザークの不治の病を治したフランは、ザークと婚約して幸せを手に入れる。
2人の婚礼パレードに訪れた元家族は、幸せそうなフランの姿に地団駄を踏んでくやしがる。
そして彼女たちは聖女の力を失い、没落していくのだった。
※他サイトにも掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-15 12:02:08
9126文字
会話率:38%
聖女ユークンダ = リュンガーはもともと子爵家の生まれで権力欲もなく慎ましい女性であった。
聖女の力に覚醒してからは、日々神への祈りを怠らず、暇を見つけては人々を癒して歩いていた。
それは病気や怪我を聖女の力で治すこともそうだが、人々と寄り
添い悩みや問題を解決したりと多岐にわたっていた。
王家はそんな彼女を取り込むために王太子との婚約を結ばせたが、それが良く無かったのだろう。
追放もざまぁもない聖女最強世界。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-18 19:27:45
2009文字
会話率:22%
人に害をなす魔獣と呼ばれる存在を討伐するための遠征に救護スタッフとして参加していた私は、疲弊する騎士団員のために神に祈りを捧げ聖女の力に覚醒した。
「聖女様だ!」
「神が遣わした救国の聖女だ!」
聖女は国の宝である。
豪華なドレス
も眩い宝石も望めばなんでも与えられた。
しかし与えられる物品は、ちっとも私の望むものではなかった。
孤児であった私は、家族からの無条件な愛情に憧れていた。
私が欲したのは聖女という肩書きでなく、私自身を見てくれる人。
私に近づいてくるのは聖女の力を目的とした権力欲の強い貴族たち。
パーティーで向けられる媚びた視線にはうんざりだった。
そんなある日、私は追放騎士と呼ばれる少年と出会う。
聖女へのあこがれを強く語る彼は、私が聖女であることには気がつかない。
私を普通の女の子として扱うライトに、無自覚なまま次第に心を惹かれていく。
これは聖女という肩書きでしか見て貰えない孤独な少女が、自分自身を見てくれる人と出会い大切な居場所を手にするまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-14 07:04:56
18208文字
会話率:25%