次代の王を導く、ラズワルド侯爵家に生まれたカイレンは、第一王子・オハルスの婚約者だ。カイレンは【王の剣】という特殊な力をもった存在で、歴代最高の天才と呼ばれる。
そんなある日、カイレンはオハルスと彼女の義妹であるフラウンによる闇魔法にか
かり、力の全てを奪われ、【王の剣】としての権能を失ってしまう。そしてオハルスから婚約破棄をパーティーの場で言われ、カイレンの積み上げた全てを奪われてしまうのだった。
しかし、絶望の淵にいたカイレンを救い上げたのは忌み嫌われている第二王子ヴァジュラである。
そして彼はカイレンへ取引を持ち掛けた。
「俺を王にしてみせろ」
オハルスとフラウンが行使した闇魔法は禁忌であり、王国へ災厄をもたらしてしまう。それを使ったオハルスを王にすることはできない。
カイレンは王国の守護を司る【王の剣】として、嫌われ王子であるヴァジュラと共に王位継承争いに身を投じるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 10:00:00
40017文字
会話率:36%
第一王位継承権を持つ主人公『龍神の騎士姫(りゅうじんのきしひめ) 』の二つ名持ちの王女は、邪馬台国の神殿内にある魔法陣の上に突如として出現した。
邪馬台国(やまたいこく)の卑弥呼(ひみこ)女王と出会ったことで王女フラウリーデのその後の
運命は大きく変化していく。
彼女は卑弥呼から呪術能力を継承し、巨大帝国侵略軍を退け、最終的にその帝国を滅亡に追いやる。一方で、王国を盤石(ばんじゃく)な体制にするためには科学の発展が欠かせないと考え、豊富な資金と黒い水(石油)により近代国家へと変貌(へんぼう)を遂げさせる。
だが、その最中、王国を二分するような内乱が勃発する。その叛乱軍を二度の合戦で科学力と知力で鎮圧し統一した。そして王国は恒久的な平和を掴んだかの様に見えた。
彼女が生涯心血を注いだ石油を用いた産業革命による文明の進歩は世界中に富をもたらした。だがその一方で、それはやがて人類の滅亡の引き金となっていく。
彼女が天寿を全うして約千年後、進み過ぎた科学発展によりその星のあらゆる生物は死に絶えてしまった。、、、かのように思われた。
女王が最も幸せだったのは、その世界が栄華の絶頂期で没したことであろう。
あらゆる生物が死に絶えたと思われたその世界から、ある日一隻の超弩級空母(ちょうどきゅううちゅうくうぼ)が宇宙へと向かって旅立っていった。
居住可能な惑星探しの旅である。
それから約千年近くが経過し、一人の若い少女が再びその世界へと降りたった。百人の子供達と動物を連れ、そして食用となる植物の種を持って、、、。
そしてその星に新しい小さな世界を作り始めた。
彼女が創世したその世界は、時間が忘れ去られたようにゆっくり、ゆっくりと流れているようであった。
その新世界の名は耶馬台国(やまたいこく)、若い王女の名前は卑弥呼(ひみこ)だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 08:49:06
742799文字
会話率:27%
「周りとは違う」そんな自分に自信が持てない狼のクロウが花の妖精フラウと出会い、本当の幸せを見つけるほっこり系ファンタジー
最終更新:2025-07-28 08:00:00
4459文字
会話率:39%
精神感応能力(テレパシー)を持つ男子高校生・秀明。彼は今日も古本屋シャハシュピールの代理店長として読書を楽しみながら穏やかな日々を過ごし、そして人々の複雑な心の内を覗き込む。
住み込みアルバイトとしてやってきた学校の後輩である龍介との新生
活を始めた秀明。彼は自身が超能力者であることを隠しながら生活する中、自分の秘密を唯一共有している従妹の冴やクラスメイトで友人の七瀬(龍介の恋人でもある)たちと平和な日々を過ごしていた。そんな中、秀明は「シラノ・ド・ベルジュラック」という一冊の本から四人の少年少女と関わることで彼らの隠された深層心理を暴き出していく。(箱庭の魔法使い-Snail and the Angel-)
祖父の秀隆がドイツから一時帰国、龍介の兄であり探偵をしている辰彦との顔合わせなどをする中、秀明は猫をなくした少女と失恋を重ねる少年の心を読み取っていく。テレパスであることを明かすことはできない一方で全ての真実を知った秀明は「命を弄ぶ男ふたり」という物語を鍵に自分に何かできることはないかと考えるのだが、事態は思わぬ方向へと展開していくのだった。(箱庭の魔法使い-Atavism of Twilight-)
喫茶店シャンゼリゼでのひと時。店内で別れ話をしている高校生・由魅と祥夫。と、その隣の席で、花屋イル・フラウト・マジコで買ったのであろうオレンジ色のラナンキュラスの鉢植えをぼんやりと眺める、何らかの超能力を持った少女。その三者の深層心理を読み取っていくことで、秀明は非常に興味深い愛と嫉妬と欲望の世界を垣間見ることになるのだった。(箱庭の魔法使い-Swans Reflecting Elephants-(1))
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 11:25:05
133942文字
会話率:64%
死を克服した永遠の街リリカポリス。
8人の女王が統べるこの街は”一番楽しかったあの頃”をいつまでも繰り返す。
筆頭女王フラウタの膝枕で目を覚ましたつむじは、何も成すことができなかった無為な青春を取り戻すがごとく、学生として新たな人生を踏み出
した。
転校生と持て囃され、この街が忘れていた流行を振りまいて、一躍脚光を浴びる。
しかしその行いが女王の一人フレオの怒りを買い、決闘を申し込まれてしまう。
失うもののないはずの勝負だったが、つむじに芽生えたささやかな野心が大きな賭けに挑ませる。
-----------------------------------------------------------------------------------
初出は百合展2018です。
連載予定でネームも完成していましたが、諸々の事情で執筆に時間を割く余裕がなくなり、長い事塩漬けになっていたものです。
ですが時間が経つ間に風化してしまうネタも多くなってきたことで、今回プロットを大幅に補綴して小説としてまとめてみました。
内容はカクヨムで先に公開しているのと同じものです。
投稿のタイミングは合わせられないので、ご了承ください。
それでは本編をお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 17:00:00
330988文字
会話率:50%
小説『アストレア帝国記』シリーズに登場する悪役侯爵ノインを激推しする雨宮渚は、ひょんなことから小説世界に転生する。が、転生したのはノインの妹で悪役令嬢のフラウ=フレイムローズだった。
大好きな推しキャラであるお兄様と恋愛フラグを建てよう
とする女を全員抹殺し、お兄様を独占することを彼女は決意する。異世界転生ヤンデレ兄妹ラブストーリー。
※第6話まで執筆済み。需要ありそうなら続き書きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-16 15:32:51
318824文字
会話率:41%
魔王と勇者の戦いで勇者が負け人類が滅んだ世界。
最下級の身分でありながら、魔族と亜人が集う学園で日々を過ごすフラウ。
力もなければ意志もない、食事と膝の上が好きなだけの彼女は。
なぜか魔王候補や吸血鬼、蜘蛛の姫といった強者たちに執着されて
いた。
きっかけは、些細なふれあい。
それだけで、彼女たちは堕ちていく。
暴走し、争い、奪い合う。
当の本人は、パンを食べたり、お風呂でうとうとしたり、今日もとても静かに暮らしている。
最下級の少女を巡る、可愛さと狂気の百合バトルファンタジー。
主人公の出番は、ちょっと少なめです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-12 21:00:00
26731文字
会話率:20%
目力が強すぎる聖女フラウワは、勇者パーティーでも倒せなかった魔王を目力だけでねじ伏せたり、辺境伯の一人娘で悪役令嬢のマリアンヌを目力だけでねじ伏せたりと、とにかく何でも目力で乗り切ってきた。
そんな彼女はダンスパーティーで襲われた王子を目力
で助け、求婚される。
王子からのラブレターにはこう書かれていた。「あなたの目力に、恋に落ちました」
いや、だから、目力って……何?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 20:10:14
5382文字
会話率:26%
【第1章あらすじ】
現代日本にて、大親友のタツとシンは、待ちに待った新作のゲームをプレイする。アクシデントに見舞われながらも、互いのアバターを作り合いゲームを開始する2人。
────暗転する世界。目を覚ました2人が目にしたのは、燃えたぎ
るマグマと、子供と老人になった親友の姿だった。
ここは一体どこなのか・・・懐かしく感じるのは何故なのか。何も分からない状況で歩き出す2人。
「ステータスオープン!」
しかし何も起きなかった。神様とやらが何かを授けてくれた様子もない。
だが、決して悲観的ではなかった。なぜなら、信頼出来る親友が一緒だから。少しずつ、自分たちに何が出来るのかを探っていく子供と老人。
今までと変わらない、2人で平穏に過ごしていく────だがそれは間違いだった。
タツとシンは、この世界にやってきた意味を知っていくことになる。
【第2章あらすじ】
タツとシンが目覚めた時を同じくして、ある少女がライヴィア王国という国に来ていた。
A・S【オールシフター】と呼ばれる変幻自在の魂を持つ女性達。そのA・Sである少女 "フラウエル" は治癒士として活動しており、戦時下にあるライヴィア王国で怪我人を治癒していた。
多くの人を助けたいと願う心優しき少女。だが、そんな少女の願いは最も残酷な形で裏切られる事になる。
怪我をした騎士の一団、いつもと変わらず怪我を治癒するフラウエル。フラウエルに涙を流し感謝する騎士達。しかしその夜────彼らは変貌した。
人々の悲鳴、燃える家々。医師であった両親を殺され、自身も襲われるフラウエル。絶望の中、意識の途絶えた少女を救ったのは、ある傭兵団だった。
傭兵団のリーダーである、オウガという名の白銀の騎士。このオウガとの出会いが、フラウエルを運命の旅へと誘うことになる。
【第3章あらすじ】
─────そして集う、運命の仲間達。
──────────────
*カクヨムにも掲載しています。時系列が一緒のため、一章と二章を【甲編】【乙編】として同時掲載していますが、こちらではそれができない為、甲編にあたるタツとシンの物語から掲載していきます。
*この小説は地の文の視点が切り替わることがあります。
*作品内に伏線等の匂わせが含まれます。苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-27 08:24:03
692323文字
会話率:56%
「初めて会ったのに、私はその声を知っている気がした」
事故により記憶を失った見習い修道女の少女フラウリアは、ある時、役目を嫌がる友人に代わり、治療士ベリトに届け物をすることになる。
ベリトは人嫌いで無愛想なことから修道院の子達からは恐れ
られていたが、フラウリアは彼女にそのような印象を抱かなかった。それどころか、初対面なのにベリトの声を知っている気がした。
ベリトを怖いと感じなかったフラウリアは、友人の役目を代わることに。その際、修道院長から約束させられたのは、ベリトに触れないことだった。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-26 14:16:42
621408文字
会話率:34%
伯爵令嬢フラウの婚約者リオンは気難しく、ほとんど会話もない冷え切った間柄。
ある日、リオンの兄アルドが惚れた女性を追い掛けて出奔してしまう。アルドの代わりに弟のリオンが侯爵家の跡取りとなるのは明らか。フラウは一人娘で、結婚相手の婿入りは絶対
外せない条件。侯爵家の跡を継がねばならないリオンに配慮し、あちらからは言い出しにくいだろうからと先回りして婚約の撤回を申し出る。アルド出奔という事情があれば婚約破棄しても周りから咎められずに済むし、新たな婚約者を見つけることも容易だろうと考えてのこと。
ところが、リオンはフラウの申し出を拒否して彼女を監禁した。勝手に貴族学院を休まされ、部屋から出してもらえなくなってしまった。
フラウは侯爵家の別邸から逃げることができるのか?
【完結保証!6万字ちょいのお話です】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 17:47:29
60800文字
会話率:47%
イビト山 201X年
それは 「のぼったものは にどと もどらない」といわれる でんせつの山でした。
そこにニンゲンがひとりおちました。
そして目をさますと...そこには枯れた花がたくさんありました。
そのなかに1りんだけ枯れていない花があ
りました、その花はフラウィーとなのり、ニンゲンといっしょにちじょうに出るたびをはじめました...
ーーこの小説は【Undertale】と言うゲームの二次創作(AU)ですーー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-11 00:43:38
785文字
会話率:71%
文明崩壊後の世界でポンコツドルイドやってるイゼルダが、雪山に幻の素材キノコを採りに行く、自然描写にこだわった、お手軽日帰りクエストです。アーサー王伝説をベースに、おちゃらけブリテンな世界観でお送りいたします。
最終更新:2025-04-06 19:55:39
13969文字
会話率:43%
冒険者の少女、エッダは相棒の空を飛ぶ白き神獣の女の子、フラウと一緒に大自然の中を自由気ままに冒険する。
最終更新:2025-04-06 02:44:58
1600文字
会話率:5%
王妃アイリーンは「花の盛りは過ぎた」と突然の離縁を告げられる。息子と娘を育て上げ、妻としての務めを果たし終えた彼女は、故国エルダーフラウ王国に戻る。そこで再会したのは、若い頃に魔術師になる道を諦めさせた金髪の魔術師だった。
「あの時はごめ
ん。……苦労したんだってね、あっちで」
「終わった話だわ。謝罪もいらない。魔術を教えて。今なら、魔術をならってもぶってくる父も家庭教師もいないから。ね?」
自由の身になったアイリーンは趣味として魔術を学び始め、同好の士と交流を深めたり、自由で穏やかな余生をいきいきと過ごす。
魔術の腕が上がるにつれ彼女の体は若返り、『魔術師』の素質が現れることに。そして次第に金髪の魔術師が、かつて彼女に夢を諦めさせた真意にも気付いていき――
人生の終わりと思えた離縁から、新たな人生が始まる物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 12:27:32
10742文字
会話率:31%
主人公がよくみる夢があった
はっきりとは聞こえなくて見えないが
何かを訴えてくる
いつも同じところで夢が覚める
ある日主人公はその夢で聞く声が日常でも
聞こえるようになった
最初は幻聴と思い気にしなかったが
日に日に「声」が増えるようになっ
た
そしてそのか「声」の正体がわかり…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-23 08:05:17
3354文字
会話率:58%
今から遠くない未来
クイズが盛んな都市 大門市
数多くのクイズプレイヤーが群雄割拠している。その頂点に立つNO.1クイズプレイヤー皆藤遊莉(かいとう ゆうり)
は、妹の遊姫(ゆうひ)と叔父さんの拓三(たくぞう)と一緒に暮らしている。
遊莉は
幼い頃に両親が突如行方不明になってしまった。
クイズプレイヤーをしながら手がかりを探している。
そんな中、裏の組織フラウドが人攫いをしている現場を発見し、人助けをしながら真相とこの世の不条理を追い求めるストーリー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-07 17:44:38
8100文字
会話率:64%
まもなくお披露目(デビュタント)を迎える伯爵令嬢──ノラ・グレイはその内気な性格と自信のなさから、自室にこもりがちな日々を送っていた。人と関わるのが苦手な彼女の唯一の癒しは、部屋から眺められる白薔薇の庭園。
変わりたいけれど一歩踏み出せ
ない。
人の目が怖くて足がすくんでしまう。
うつむいて過ごすなか、ノラはとあるきっかけでひとりの男性を匿うことになり……?
わけあり指名手配者×内気な伯爵令嬢
これは、いずれ宝物となるひとときの物語。
※企画参加作品です。
1)35歳以上の男性が主要人物として登場すること。
2)文字数が5千字以上3万字以内であること。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-22 18:50:09
14950文字
会話率:36%
「エレオノーレ・ヴィルヘルミーネ、貴女との婚約をここに破棄する!」
エルツラント王立高等学院の卒業パーティーという晴れの場で、王太子ゲオルグ・フリードリヒは、婚約者であるフラウエンシュタイン公爵令嬢エレオノーレ・ヴィルヘルミーネに対して
高らかに婚約破棄を宣言した。
婚約破棄の理由として、王太子とその取り巻き連が目を掛けている平民出身の学院生エマ・ミュラーへのいじめの首謀者であることが挙げられたが、エマはエレオノーレではないことを知っていて、会場を出て行ったエレオノーレを追いかけるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-22 22:35:44
8933文字
会話率:56%
アルナは、冒険者の中でも希少な存在、神聖術士(ヒーラー)であった。
その希少性を利用して、アルナは聖女と呼ばれることを目指していた。
ある日アルナは、駆け出しの冒険者フラウと出会う。
アルナはフラウのような若い冒険者を利用し、自らの聖女っ
ぷりを宣伝する作戦を思い付いた。
しかしその作戦は、きつい・汚い・給料が安いの3Kが伴った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-16 22:11:18
21979文字
会話率:47%