【完結】VR世界がカオスすぎて、全然ハーレムにならないんだけど……!?
【死亡後:復活不可】【ログアウト:不可】【回復アイテム:無し】【突然のエリア消滅】
ゲームシステムに翻弄され続ける彼は、このクソゲーをクリア出来るのだろうか……?
来栖隼斗(くるすはやと)は両親と死別した結果、引きこもりになり、とんでもない馬鹿なってしまう。
……だが、VRゲームが好きだった隼斗は、インターネットで拾ってきたゲーム制作支援ツール《ウニティ》を使用し、引きこもりの特性を最大限に発揮する。
その力で隼斗が望むハーレム異世界《ワールド・オブ・ユートピア》を構築した。
だが――無能である隼斗に突きつけられたのは、決して理想郷(りそうきょう)などではなかった……。 終折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-15 12:03:15
79479文字
会話率:36%
朝目覚めると、大好きなゲームの悪役令嬢に転生していた主人公「桜井 結愛(3X)」
ここから悪役令嬢としてのバッドエンドルート回避な異世界生活が始まる…
と思っていたら、元の悪役令嬢もしっかり存在していて…?
悪役令嬢『エリカ』ならぬ『ニエ
リカ』の、バグだらけドタバタ異世界珍道中、開幕!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-28 12:02:14
94037文字
会話率:50%
公爵令嬢エインリズは濡れ衣で王子からの婚約破棄を受けている最中に、自分が乙女ゲームに転生していると理解した。
薄幸な正規ルートには見切りをつけ、神ゲー化してると聞いたことがあるバグだらけの『俺様王子』ルートに入る。
至高の幸福エンドと言われ
たエンドに向け、海神の生贄になる選択肢を経て、王国で断罪された俺様王子アークロッドと出会を果たす。
エインリズに固執していたアークロッドはその日の夜にもエインリズを口説き落としてきた!
/バグに苦笑いしつつ俺様でヒロイン想いな王子といちゃつく話です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-25 21:10:00
16442文字
会話率:25%
同盟国の裏切りにより殺されてしまった異能持ちの皇帝「リュウキ」
現世に未練を持ちつつも親友に看取られ生を全うしたはずだった。しかし気が付けば神と名乗る怪しい男の存在する空間に招かれて…
魔力が強いものが支配する異世界「アルトイオ」
一度は
諦めてしまった夢をもう一度追いながら、「神のシナリオ」という大量の「バグ」に翻弄される一人の少女を救う戦いに挑む。
「サイコパスって誉め言葉かな?教えてくれない?」
「知っているよ、君みたいのを雌豚っていうんだよね。」
「彼女が拾えない程に手袋が汚いのはどうかと思うよ。」
「僕ってそんなに強くないよ。上には上がいるんだからね。」
魔法やチートやギフトは必要ない。自分の異能のみで彼は異世界を突き進む
(注意)
主人公は前世で倫理や道徳が略ない世界で生きてきている為、性格に難があります、また読んでいて不愉快にさせる表現が多々あります。
初めから主人公は強い状態でスタートしています。でも「俺つえぇ」とか「ざまぁ」の要素は少ないです、多分。メインは彼の恋愛と夢の到達への道のりになります。
後日イラストや小話の漫画なんかをWEBにあげていく予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 14:19:35
42887文字
会話率:18%
命の値段が一円玉より軽い。そう言われるほど理不尽な死が頻発するクソゲー「dark sword man」、通称「駄剣」にそっくりな世界に突如放り出されてしまった裕二。
金なし、武器なし、装備なし。チートも魔法もありゃしない。不死の主人公と違
って、ただの人間の裕二はゲームと違って死んだらそれまで。
なのに、チュートリアルステージから死亡前提の強すぎる敵、意地悪な罠、巨大なボス、そして理不尽なバグと元NPCが裕二を待ち受ける。
だというのに、チュートリアルステージを抜けなきゃ、レベルアップすら出来ない鬼畜仕様。こんなステじゃ、最下級魔法も撃てやしねぇ!
「うわっ!? 床に見えるけど穴じゃないですかここ!?」
「そこ、テクスチャ抜けてるぞ」
「あの、裕二さんはどうして後ろを向いて歩いていらっしゃるんです?」
「その方がスタミナ回復が速いからだ」
果たして裕二は、なけなしのゲーム知識だけで、バットエンドだらけのこの世界を生き延びることが出来るのでしょうか? こう、ご期待!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-01 19:00:00
832217文字
会話率:39%
ブラック企業に務める主人公の喪女はパッケージ詐欺の伝説のクソ乙女ゲーを掴まされた主人公は癪に障り、クリアしてやろうと意気込むも余りのバグの多さに早々に諦め売りに行こうとしたところで高級外車に跳ねられその手に握られていた伝説のクソ乙女ゲーの世
界へ…、前世に比べ公爵令嬢であり優しい家族に囲まれ幸せライフを満喫できると思った矢先に彼女が見たものはバグだらけのクソ乙女ゲーそのままの世界。メーカーがまともだった頃の超絶人気キャラの差分だけちょっと替えられたメーカーの看板娘とも言うべきジュリアまでもが頭の中に現れて…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-26 22:15:43
13800文字
会話率:38%
ノーマルエンドで宇宙が崩壊してしまうクソゲーに転生してしまった、関西の年季の入ったゲーマー女子。二十年前にプレイしたバグだらけパクリだらけのクソゲーで、運命とブラックホールから逃れるために彼女は戦う。……こんなもんどないせいちゅーねん。
最終更新:2023-11-24 23:12:25
4667文字
会話率:16%
普通の高校生、兼留ライは女神と名乗る存在の手違いにより死亡してしまった。すぐに元通り現世へ送還されるはずるはずだったが、時空を突き抜け世界を突き抜け、女神さん共々ファンタジーRPGのような異世界に辿り着いてしまった!しかも不時着の衝撃で、異
世界は人も物も挙動がどこか怪しくなってきて……。果たしてライと女神さんは、”バグった”この異世界を生き抜くことができるのか!?
本作はカクヨムでも投稿中です。
https://kakuyomu.jp/users/UmidoriShimaneko折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-04 12:00:00
22338文字
会話率:59%
乙女ゲーム制作会社の会社員として悪役令嬢となった。
30回目の仕事。今回も上手くやろう、そう思っていた。だが、まさかの世界はバグだらけで!?…
最終更新:2023-06-13 20:16:54
10930文字
会話率:19%
「バグのなくなった世界にあなたは不要よ!! あなたをこの世界から追放させてもらうわ」
世界の穢れであるバグをたった一人で浄化していたクリアーは、ある日、我儘メスガキ女神のヘラから解雇を宣告されてしまう。
「俺をクビってマジで言っ
てます?」
「ええ、あんたなんていなくても大丈夫ですもの。汚らわしいバグを持っているあんたはこの完璧な世界には不要なの!! そもそもここ最近はバグなんて発生していないじゃないの!!」
「それは俺が事前にバグを浄化していたから、大事になっていないだけでですね……」
「うるさい!!そうやって、仕事をしているふりをしているだけだってノイズも言っていたもの!! 早く異世界に堕ちなさい!!」
「にぎゃぁぁぁーーー」
説得もむなしく異世界に追放されたクリアーを待っていたのは、空は曇っており、草木は枯れている前の世界とは違いバグに侵されまくった世界だったのだ。
そんな世界で彼は……
「うおおおおお!! バグだらけだぁぁ!! バグ選び放題じゃん。最高かよ!!」
歓喜の声を上げる。元々バグが好きのクリアーからしたらこの世界は最高の場所だったのだ。そして、彼が石化バグに侵された異世界の女神と出会いそのバグを浄化し解放することによって物語ははじまることになる。
新たな人生を楽しみながら彼はふと思う。元の世界を追放されたけど、俺が居なかったら放置されている無限増殖バグの対処ってどうするのかな?
一方、クリアーを追放したヘラたちは彼の忠告通り世界に広がっていくバグによって自然が破壊されたり、魔物が凶暴化したりと色々な災難に巻き込まれていくのだった。
これは元の世界を追放された一人の少年が、自由を得たことによって、女神と共に新しい世界を楽しみながら救済する物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-16 12:02:37
39742文字
会話率:54%
「すげえ、あの勇者。死んでも棺桶のまま歩いてる……!」
20年前に発売された、攻略不可能と言われたRPG。
あまりにも不可解、かつ高難度。挙句にすぐに販売中止になったせいで攻略本すらない。
しかし、VRゲームが普及した現代。
何故か世界
中のプロゲーマーがクリアを目指してVRでプレイしていた。
しかし、旧石器時代のゲームをVR化したため、痒いところに手が届かない心折設計。
ゲーム自体も元々バグだらけで、誰も攻略できない鬼畜仕様になっていた。
少年時代に一度だけこのゲームをクリアしたことのある主人公は、幼馴染との再会を果たすため、再び伝説の無理ゲーの攻略を目指す!
しかし、主人公のプレイは徹底的な「やりこみスタイル」。先を急ぐ勇者たちには気にも留めず、今日も重箱の隅をつつく様なプレイを続ける。
「おい、ここの壁だけ色が違うぞ。壁の前だけ100往復すれば何か起こるかもしれん」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-15 23:05:16
189791文字
会話率:39%
大人気ファンタジー風FPSのFCO(フェアリーコマンドオンライン)。サービス開始から約1年後、突如発生したバグによってプレイヤーが次々に行方不明になる怪事件が頻繁に起きていた。
そうとも知らずに、ごく普通の女子高生の月宮冬花もこの怪事件に巻
き込まれてしまう。
本人は異世界転生(移?)だと思ったが徐々に何かしらの違和感を感じていた・・・・・。
果たして冬花たちFCOプレイヤーたちの明日はどうなることやら。
※この作品はパロディや下ネタ、時事ネタとかヒテッマンリスペクトネタが結構多いです。あと語彙力とかいろいろアレだけど気軽にどうぞ。 キャラ数がそこそこ多いのでたまに(人物名)つきますよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-20 17:14:40
190079文字
会話率:58%
あらすじですわ~~~~~~~~!!!
ワタクシ、白鳥アントワネットはお嬢様でありながらゲーム会社でファンタジーRPGのデバッガーをしておりましたわ!
徹夜続きのデバッグ作業を完遂し、ついにマスターアップを迎えた記念に最後のエナドリ
を一気飲みしたら死にましたの! エナドリは体によくないですわね!!
死んだら異世界に転生するのがこの投稿サイトのならわしですけれど、ワタクシなんと、さっきまでデバッグしていたゲーム世界へ転生いたしましたの! しかもバグだらけの初期ROM!
ゆ、許せませんわ~! せっかく潰したバグが復活しているなんて!
だったら! ワタクシが今一度すべてのバグを滅ぼして差し上げますわ!
ワタクシの武器はこの世界のすべてを知るデバッガー頭脳! バグにはバグぶつけんだよの精神でいっちょブチかましてやりますわよ~~~!!!
なお、既に最後まで書きあがっているので安心して読み始めていただいて構いませんことよ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-16 19:00:00
111178文字
会話率:69%
チート持ちの主人公が、抜本的に世界を変えるような行動を取ったら……?
たぶん、ドラマチックな展開皆無でストーリーとして成り立たず、人に読まれる話にならないんだろうなあと思いつつ、自分が読みたいので書いたお話。
最終更新:2022-10-10 01:00:00
1398文字
会話率:21%
中小IT企業の社畜だった私は、気付けば乙女ゲーの世界の登場人物になっていた。
それだけならまだ願ったり叶ったりなのだが、この乙女ゲー、バグだらけで散々な評価を受けた作品だったのである。
でもまあ、折角憧れのファンタジー世界に来られたのだから
しっかりこの世界を満喫しよーっと!
「「「「エミルか。こんなところで何をしている?」」」」
て、オイィ!? いきなり攻略対象キャラである王太子殿下が四人に分裂するバグが発生してんじゃねぇかよ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-04 18:16:10
6130文字
会話率:32%
デビューを目指して執筆活動中の小説家、岡本唯は今日もアイデア探しに四苦八苦。ふて寝の末にたどり着いたのは、なんと異世界だった。
ステータスバグによりレベル1にして最強になった唯は、アイデア探しの冒険にくりだした。襲い来る強敵もなんのその、
ラスボスすら逃げ出す無双生活が今はじまる。
小説家のタマゴである岡本唯は、今日も自宅で缶詰状態。アイデアが浮かばず、いつものようにふて寝を開始した。大好きな「クマのぬいぐるみ」を抱えて。
気がつくと目の前には「クマ」が。ぬいぐるみではなく、本物の。夢のなかでアイデアが浮かび、ちょっと浮かれる唯だったが、夢ではないことに気がつき絶叫する。
表示されたステータス画面から「異世界」であることを悟るが、そのステータス画面には「バグ」があって…。
【小説の内容について】
・本作は異世界を舞台とし、現実世界から転移した主人公を中心とした物語です。
・本作はフィクションです。実在の団体等とは一切関係ありません。また、作中の描写は違法行為等を助長するものではありません。
【重複投稿について】
・本作は別の小説投稿サイト(カクヨム様)でも公開しております。
・構成の都合上、一部内容等が異なる場合があります。ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-20 21:04:17
391314文字
会話率:38%
バグだらけの乙女ゲーム世界に転生。
クリアが先か? フリーズが先か?
やりこんだ乙女ゲーム『王妃(仮)』の世界に転生した主人公。
だが、このゲームはバグだらけ。
RTA(リアルタイムアタック)の世界記録保持者である主人公は、あらゆるバグ技
を使いこなし、世界最速でざまぁする。
愛しのイェーリオ様と世界最速で結ばれるために――。
カクヨムにも投稿してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-25 20:03:54
13457文字
会話率:2%
世界滅亡。
冗談ではなくそのニュースは瞬く間に全世界に衝撃をもたらした。
核戦争でもなく、パンデミックでもなく、環境汚染でもなく、
突然人類及び全生命に降ってわいた脅威は人災とは無縁の完全な物理的な脅威だった。
そして、滅亡の日。世界はバ
グで救われた!
そう、バグったのだ。
そして、世界中にモンスターやダンジョンといったファンタジーが出現した。
この段階では、異世界が融合したとの主張が大部分を占めていたが、状況が判明する度、この主張も下火になった。
なんてことはない。突然出現したファンタジーがバグだらけだったためだ。
人々の間ではこの世界自体が壊れたのだと理解していった。
ただし、その後の調査でバグは解決可能だと判明した。
バグを突き詰めるとバグは斜め上の方向で改善するのである。
バグを改善するデバッガーとして動き始める人々。
ただし、そんな時代は別の話であり、過去の話である。
レベルやスキルなんてメリットの方が多いチート能力もバグとして凡そ消失し、
現在残すバグはダンジョンの存在のみになっている。
ダンジョン専用のデバッガーはダンジョンデバッガーと呼ばれている。
ダンジョンは現在特殊な方法でデバッグが進んでいる。
カードゲームをするような方法で進むデバッグ作業。
最後のバグが解決するまでの物語。
[補足]過去の時代の影響でシリアスな環境は残っていますが、結局はカードゲームなので悲惨な方向には進みません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-10 07:14:10
139931文字
会話率:24%
ダークファンタジー系MMORPG<エルザリングオンライン>の開発者の一人、宮野陽奈<みやの・ひな>は窮地に立たされていた。
「社命を賭けたゲームがバグだらけで炎上してる……なんでええええ!?」
完璧にデバッグしたはずの正式版だったが――
まるで湧いて出てきたかのように、数々のバグがプレイヤーによって見つかってしまい、ネットはお祭り騒ぎ。バグを見つけた者が次々と動画を投稿し、マイナス方向で話題作になってしまった。
ついた蔑称は<バグリングオンライン>、略称バグ林。
・チュートリアルボスが、終盤ボスのモーションを使用してきて、進行不可。
・ジャンプ攻撃連打で壁抜け
・補助系ジョブである吟遊詩人で脳筋にするのが最適解なビルド
…… etcetc.
社員一同でバグ修正をするも、一つ潰せば二つ増える謎現象で、そこはバグの無限地獄と化していた。
一週間家に帰っておらず、歩く死体と化していた陽奈は、朦朧とした意識のままネットでたまたま見た〝デバッグ神社〟なるものを作ってしまう。
「ううう……もう神頼みしかないよお……デバッグ神様あああ」
「呼んだ?」
「なんか出たあああああああああ!?」
出てきたのは、バクという動物に似た、謎のモフモフ神様――バグ神様だった。
「バグ魔を倒さない限り、バグは消えないだろうねえ」
「倒すってどうやんの!?」
「ゲーム内でやるしかないねえ。僕の力でゲーム世界に行けるようにしてあげよう。自分の作ったゲームだから、余裕でしょ?」
こうして陽奈はバグりまくったゲーム世界と現実を行き来しつつ、<バグ魔>退治に奔走するのだった。
開発者だからこそ知り得る知識をフル動員しつつ、バグを使うことを厭わない<覚悟の攻略>を開始した陽奈。
それはやがて彼女の同僚のみではなく、一般プレイヤー達も巻き込み、一大騒動となっていく。
そして彼女はこう叫んだと言う。
「誰だこんなバグゲー作ったのはあああ!!! 私や……」
・掲示板回あり
・このお話はフィクションであり、既存の企業・団体・作品とは一切関係はありません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-01 12:00:00
19955文字
会話率:48%
「″賢者″になれなくて、″小説家″!? なんだそのしょぼい職業は!」
「スキルも『小説を書く』だけ? 戦闘の役に立たないじゃない!」
「悪いけど、パーティのことを思うと、解雇せざるを得ないんだ」
「わかった。今夜中に荷物をまとめて、田舎
へ帰るよ」
田舎で気ままに暮らしていたベル・ノーライトは、上位職″賢者″になれる素養を買われ、有力な冒険者のパーティに誘致された。しかし、上位職にレベルアップしたところ、彼は――聞いたこともない魔法職″小説家″になっていた。
期待されていた″賢者″でもなく、戦闘の役にも立たないので、パーティを解雇されるベル。
彼は去るとき、置き土産にスキルによって書いた小説を数作、残していく。
ベルが去ったのち。心ない元仲間は、こんもんいらねーよ……と、よく見もせず貰った小説の紙束を焚火の材料にしてしまうが・・。
残ったのはすべて前半部だけ。試しに読んでみたところ・・「なんだこれ、めちゃくちゃおもしれえ!」「続きが気になる!!」
しかし後の祭り。すべて、後半はきれいに燃えて灰になっていたのだ・・・。
物語の続きが気になって、″小説家″を追いやったことを後悔して悶絶する元仲間たち……。
一方、田舎へ帰る道中のベルは、各地で、思いがけない出会いをする。
とある街で出会ったのは、猫耳少女″シィナ″。
ベルはその少女の名に覚えがあった。元仲間へと書き残した小説『手癖の悪い猫』・・その登場人物だったのである!
他にも、彼は自身が書いた小説の登場人物たちと出会うこととなる。
『バグだらけの勇者』――なぜか魔法職″女勇者″になってしまった少年…マルク、
『戦うお医者さん』――屈強な肉体を持ちながら治癒術を扱う鬼族…モルジ、
『JKストーリー』――魔法職″JK″、永遠の17歳となった少女は舞台に立つ…リセ、
『二人の燃える恋』――お嬢様と執事の恋、立ち塞がる障害は身分の差だけでなく…種族の差?ヴァイオレット&トウザ
ベルは新たに彼らを仲間とし、共に旅をしていくのだった……。
※表題はあくまで見出し。本タイトルは″ベルズノベル″折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-29 15:27:29
82002文字
会話率:28%