【双葉社Mノベルズさまより書籍化】【コミカライズ決定】
人に迷惑をかけないこと、目立たないこと、そして出来れば役に立つこと。それが付与術師ヴィム=シュトラウスの信条だった。新進気鋭の冒険者パーティー、竜の翼《ドラハンフルーグ》のあらゆる雑
務を一手に引き受け、雑魚の掃討を一人で担当し、大物との戦いでは皆が気持ちよく安全に戦えるよう、出来れば華を持たせられるようサポートに徹していた。
しかしある日、事件が起こる。階層主《ボス》との不意の遭遇によって竜の翼は壊滅的なダメージを受けたのである。
パーティーを守ろうとしたヴィム少年は空前絶後の火事場の馬鹿力(と本人は思っている)を発揮し、見事階層主の撃破に成功する。が、皆の無事に安堵したのも束の間、己の立場を守ろうとしたリーダーによりヴィム少年はパーティーを追放されるのであった。
途方に暮れるヴィム少年であったが、竜の翼《ドラハンフルーグ》というパーティーは彼の居場所ではなく、むしろ最強の戦士が世に放たれるまでの最後の楔であったことは、まだ知る由も無い。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-30 00:04:59
466646文字
会話率:27%
はれて中学生デビューをした、何の変哲のなさそうな主人公「鳥羽渉(トバワタル)」は、入学式の際に謎にこちらを見つめていた少女とその妹に、再度すれ違った。
彼女らと会話を進めていくうちに、その少女「霜江怜弓(シモエレイユ)」が、実は異世界
からやって来た人物であるということを知る!
彼女から異世界へのお誘いを受けるも、何と主人公はそれを拒否!?
どうしても渉を異世界へと連れていきたい怜弓は、一体どんな行動を取るのか?
そして、渉は彼女との異世界ライフを選択し、転移者としてチート、無双を楽しんでいくのか?()
ネタバレになっちゃいますが、なんと主人公は何者かに中学校を追放され、結局異世界へと行くことになります!()
そして、主人公は神様から「有能だから、賢者のスキルを授ける」と告げられ、チート能力をもらい、華麗に無双!!()
異世界で培ったチート能力でざまぁ展開も用意!!()
現実世界×異世界が融合した、心理戦やコメディ含めたファンタジーアクションです!()
昨今の異世界モノを、ちょっと違う視点から書いてみました。()
序盤はちょっと退屈ですが、是非とも読んでいってください!
※注
この小説の「本当の」あらすじは、第二話の前書きに書いてあります。どうしても主人公が異世界に行ってきたシーンから見たいという方は、こちらから読んでもいいですが、第一話を読まなければ話の方向性が理解しづらいと思われ、さらにネタバレも含んでいるので、あまりお勧めはしません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-25 21:00:00
43478文字
会話率:42%
四形態に変化する世界最硬度の剣(何でも切れるとは言ってない)
三形態に変化する世界最硬度の盾(何でも防げるとは言ってない)
スイッチ一つで全身の重さを0にする鎧(自由に空を飛べるとは言ってない)
勇者リアムは十八歳の誕生日に、村に
伝わる伝説の三種の神器を譲り受けた。女神より魔王討伐の使命を受け、旅立とうとする。魔王、それは世界制覇を企むレプラカーン(小人族)たちの親玉だ。彼らは機巧魔兵と呼ばれるカラクリ魔動兵器に搭乗し、人類を脅かしている。
「よし、これで辛い修行ともおさらばだ! 小人の魔王? 知るか、そんなもん。街に出て俺TUEEE。可愛い女の子たちに囲まれて、好きに生きていくのだ!」
面従腹背。そう目論んでいた彼の野望は三分で打ち砕かれた。三種の神器には、魔王を討ち果たすまで他人とH出来なくなるという無慈悲なギアスがかけられていたのだ。村ではまったくモテなかったのに、街に出たら続々と美人のお姉さんたちが仲間に加わっていく。
これは一体何の嫌がらせか! 負けるな、リアム! 煩悩パワーを闘志に変え、世界平和と己の欲望の為に魔王を倒すのだ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-17 17:00:00
54093文字
会話率:50%
宰相子息、騎士団長子息、魔術師団長子息、そして……己の婚約者である、王太子殿下。国の将来を担う錚々たる顔ぶれを、たかが田舎領地の子爵の娘が侍らせている事に、ロザンナは我慢ならなかった。あの恥知らずな不届き者の小娘には、身の程というものを教え
てやらなければ――そんな煮えたぎるような怒りを胸の内に秘め、不愉快極まりない光景の中心へと足を踏み出す。しかし、彼女は知らなかった。己が、これから屈辱と絶望の限りを味わう事になるのだと―― ◆◆◆ 王子や高位貴族の子息達に囲まれている少女と、王子の婚約者の令嬢が対峙して、断罪するお話です。という説明に嘘偽りは一切ありませんが、そのままを期待するとコレジャナイ感が満載となっておりますのでご了承下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-13 00:00:00
13219文字
会話率:18%
少年が掲げる正義。
少女が掲げる正義。
老人が掲げる正義。
悪党が掲げる正義。
どれも全て、本物の正義だ。
否、この世に間違った正義なんて存在しない。
正しく在りたかった少年は、自分の正義を求めた。そこで、少年は気づいてしまった。
正
しいの匙加減は人それぞれ千差万別。全てにおいて正しく在ろうなんて、机上の空論でしかないことに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-28 09:21:54
3386文字
会話率:34%
幼い頃は誰もが憧れた主人公。
そんなものがもし現れたとしたら…
20xx年、各地でアニメや漫画の様な出来事が頻繁に起こるようになった。
パンを咥えた少女が曲がり角で美男子と激突したり、平凡な少年が学校でハーレムなんて作ったり、魔法なんて
力が唐突に出てきたりと、例をあげればきりがない。
だがその事が世界中に大きな混乱をもたらしたことは言うまでもないだろう。
政府はそんな力を持った少年少女を補正持ちと名付けたらしい。
とかまあそんな壮大な話はほぼ関係ない……かどうかは置いておいて、これは補正持ちの少年少女が現実と幻想の間で苦悩する。
日常系ラブコメディー?である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-21 12:51:39
3963文字
会話率:10%
お嬢さまとは、仮の姿。
伯爵令嬢エリザベス・バートンの正体を知る者は少ない。
彼女は模範的な伯爵令嬢であり、未来の淑女――しかし、彼女は大層な猫かぶりで口の悪い田舎娘。
彼女は闇夜を駆け、義賊行為を繰り返す怪盗――しかし、彼女は
失墜した王家の生き残り。
女子力(物理)で優雅なる夜を支配してみせましょう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-02 00:09:11
94349文字
会話率:33%
一条一(いちじょう はじめ)こと俺は修学旅行へ向かうバスの中で事故に遭ってその可憐な命を散らした。本来であればそのイベントで記念すべき彼女を作る計画になっていたはずなのに……
と、まあ、結局は異世界に転生した俺はイケメンな父親と美人の母親の
元に生まれ超絶イケメンになることを運命づけられた第二の人生を再出発することになった。
喪男を地で歩んでいた俺はこの絶対的な有利を活かすべく、ここに《絶対!ハーレム宣言》を誓うのであった。
が、ハーレム第一号が実妹っていうのはまずいんじゃないかとさすがの俺でもどうかと思うのです。いや、流石にまずい……ですよね?
※悪ふざけにお付き合いください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-08 20:05:44
41770文字
会話率:45%