王国の片田舎の村で生まれ育った少女リナ。リナは薬師の両親に鍛えられ薬師としての知識と技術を身につけていた。ある日、盗賊団に扮した隣国の兵によって村が襲撃されたことで運命が動き始める。
13歳の少女リナは、短槍と薬が入ったカバンを持って駆け巡
る。
薬師なのに薬を武器に転用? 村の娘がいつのまにか軍人?
薬師のくせに、まったく、薬の用法用量を正しく守っていない気がするぞ!?
そんなリナの成長と、徐々に広がって来る国際的な陰謀と戦争が織りなすファンタジー物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-01 08:10:00
143761文字
会話率:23%
リュシドール子爵の長女オリアーヌは七歳のとき事故で両親を失い、自分は片足が不自由になった。
それでも残された生まれたばかりの弟ランベールを、一人で立派に育てよう、と決心する。
子爵家跡継ぎのランベールが成人するまで、親戚から暫定爵位継承の夫
婦を領地領主邸に迎えることになった。
最初愛想のよかった夫婦は、次第に家乗っ取りに向けた行動を始める。
八歳でオリアーヌは、『調理』の加護を得る。食材に限り刃物なしで切断ができる。細かい調味料などを離れたところに瞬間移動させられる。その他、調理の腕が向上する能力だ。
それを「貴族に相応しくない」と断じて、子爵はオリアーヌを厨房で働かせることにした。
また夫婦は、自分の息子をランベールと入れ替える画策を始めた。
オリアーヌが十三歳になったとき、子爵は隣領の伯爵に加護の実験台としてランベールを売り渡してしまう。
同時にオリアーヌを子爵家から追放する、と宣言した。
それを機に、オリアーヌは弟を取り戻す旅に出る。まず最初に、隣町まで少なくとも二日以上かかる危険な魔獣の出る街道を、杖つきの徒歩で、武器も護衛もなしに、不眠で、歩ききらなければならない。
弟を取り戻すまで絶対諦めない、ド根性令嬢の冒険が始まる。
主人公が酷く虐げられる描写が苦手な方は、回避をお薦めします。そういう意味もあって、R15指定をしています。
追放令嬢ものに分類されるのでしょうが、追放後の展開はあまり類を見ないものになっていると思います。
2章立てになりますが、1章終盤から2章にかけては、「令嬢」のイメージがぶち壊されるかもしれません。不快に思われる方にはご容赦いただければと存じます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-01 08:00:00
66781文字
会話率:32%
ある日突然、仕事中に見たニュースで知ったダンジョン出現。
待ちに待ったこの瞬間に私はその日に退職届を出して、クソみたいな労働に別れを告げる。
そして翌月、私は財産を纏めて処分して、愛車と共にダンジョンが多く出現した北海道へ向かった。
何
でかと言うと、そこで念願のプレッパーズ生活をする為である。
だが現地に家を買ってから、私は驚くハメになる。
そこに居たのは……
ダンジョンを利用して荒稼ぎをしようとするヤクザや半グレ、ダンジョンを利権の源として独占しようとするクソ役人や業突張りのNPO共、マスコミによって飛び交う根拠不明の『安心安全』プロパガンダ。自縄自縛で武器使用も出来ない自衛隊と、相も変わらずはした金で老人猟師をコキ使おうとする警察に、無防備なままダンジョン内へ突撃して死ぬYouTuber。
山中の畑で大麻を栽培するジャマイカ人に、信者を使って金儲けしようとする韓国のカルト団体、製薬企業や軍需企業に雇われたアメリカ人の傭兵集団、ダンジョン内に住み着いて料理店を開く中国人、そして人間とモンスターと動物の区別が付かないサイコ美女ハンター……
突如湧いて出たモンスター保護団体に、精肉加工場前で騒ぐバカなヴィーガンの集団、戦争終結で余ったアサルトライフルや戦闘車両を売り歩く戦争帰りのロシア人達、立ち並ぶユダヤ人の闇金事務所と法律事務所、それにRPG-7でカチコミを掛けるイスラム教徒の不法移民集団……
ダンジョンとその周りの住人達には、現代日本社会のルールや習慣など全く通用しなかった。
そしてありがたい事に、刻一刻と終末の時は近づいていたのだった。
いや、もうこれ既に終末だろ。
※好き嫌いがハッキリ分かれる作品なので、読む人は覚悟して読んで下さい。
※あと、不定期連載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-01 07:34:31
212438文字
会話率:71%
編み物が趣味の巻麻 結(まきま ゆう)は、トラックに轢かれて異世界転性される。
しかしラノベに有りがちな神様に出会うイベントは無く、荷物も何も無いまま森の中へ放置、しかも側には知らない幼女が一緒に寝ている。
家なし、武器なし、幼女付
き、結のこれから先はどうなってしまうのか。
我が道を行く編み物ファンタジー、ここに開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-01 07:10:00
279012文字
会話率:38%
私を監禁した彼に、お腹いっぱい食べさせたいのですが!?
異能を操る一族の中でも、異端の能力、世界にない武器【ライフル】を扱うサラ。
妹に謀殺されかかった彼女は、辺境伯レイと婚約することで命を救われるが、そのまま監禁されてしまう。
あぶなっ
かしい色気を放つレイは、なぜか食事を取ろうとせず。
ドラゴンが舞う辺境の地。サラは宿敵たるドラゴンを狙撃する機会をうかがいながら――、今日もレイへの餌付けに励む!
ヤンデレわんこ系コミュ強辺境伯×無口無表情コミュ障スナイパーヒロインの恋物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-01 06:00:00
38804文字
会話率:33%
月刊連載 更新 毎月三回目の金曜日 AM6:00
メイドちゃん(ショタ)と奥様(武器商人)の穏やかな(メイドちゃん視点でのみ)日常。
倫敦のちいさなお屋敷の1年間。
すぐに挑戦してはすぐに負けるメイドちゃんが、にゃんにゃんちゃんと戦ったり、
お買い物したり、お留守番したりしています。
そして、夜は奥様の時間――。
「おひさま!」と「Moonlight」を合わせて1話完結です。
この作品は「エブリスタ」「note」「pixiv」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-17 06:00:00
35629文字
会話率:28%
…ここは科学と魔法が完全に等価、ファンタジーとSFが混ぜて煮こまれたような世界。
モンスターが闊歩し、時に人類の生活圏へと現れる。
奴らは人類の脅威であると同時に資源だ。
討伐を行うは、国家の最終兵器たる騎士。
魔法、スキル、オーラと
いう超常的な能力、電子・魔導兵器を用いて人類の支配圏を維持する英雄だ。
竜人のラーズは、そんな騎士を目指して騎士学園を卒業。
しかし……、限界を感じ、一般大学受験に進路を変更した。
そう、これは騎士の道を挫折した、ある大学生の物語だ。
ドギャギャギャギャッッッ!!!
「ぎゃあぁぁぁぁぁっ!? 死ぬぅぅぅっ!!!」
騎士の力は失った。
単位に焦り、部活は忙しく、合コンは緊張。
パンチで鼻血、悪霊に追われ、マフィアの銃弾が頬を掠める。
それでも、目の前の現実を楽しむ話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-01 00:14:19
666344文字
会話率:54%
現代ダンジョン! 探索者道具! モンスター食材! オカルト! ショッピング! 金策! クラフトandハックandスラッシュ! ラブコメ!
現代ダンジョンを生き抜く凡人の探索者が3年後に迫る自分の死期をぶち壊すために強くなろうとします
。
主人公は怪物が三体以上ならば、逃げるか隠れるか、追い払うかしか出来ません。そこから強くなる為に、ダンジョンに潜り化け物ぶっ倒して経験点稼いだり、オカルト食材を食べて力を得ます。
周りの連中がチートアイテムでキャッキャしてる中、主人公はココア飲んだりカレーやら餃子食べてパワーアップします。
凡人の探索者だけに聞こえるダンジョンのヒントを武器に恐ろしい怪物達と渡り合い、たのしい現代ダンジョンライフを送ります。
※もしおはなし気に入れば、"凡人ソロ探索者" や、"ヒロシマ〆アウト〆サバイバル"も是非ご覧頂ければ幸いです。鳥肌ポイントが高くなると思います。
※ 90話辺りからアレな感じになりますが、作者は重度のハッピーエンド主義者なのでご安心ください。半端なく気持ちいいカタルシスを用意してお待ちしております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-31 21:06:37
2097591文字
会話率:42%
国王「勇者よ、魔王討伐を命じる!」勇者「お待ちください」
【剣も魔法も平凡な勇者が選んだ武器――それは「論破」だった!?】
神託によって勇者に選ばれたアルガス。しかし、王の命令に「ちょっと待った!」と異議を唱え、魔王討伐ではなく “交渉
” を提案する。剣も魔法も頼りにならない彼の武器は、論理と知恵――つまり「言葉の刃」だった。
仲間とともに旅立ったアルガスは、襲いくる魔物、渦巻く陰謀、そして魔王の真実に挑む。
剣ではなく言葉で世界を切り開く異色の勇者譚――今、幕が上がる!
※カクヨムでも公開中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-31 20:00:00
38336文字
会話率:51%
定命の者たちは神々によって鍛えられた武器を手に取り、神々に反逆した。 追放された男は、深海から来た謎の少女と出会い、その裏で知られざる物語に巻き込まれていく。天使か悪魔か?
最終更新:2024-12-31 17:03:37
324125文字
会話率:37%
普通の高校生であるユートは、学校帰りにトラックにはねられて死んでしまった。
しかし、異世界転生サービスによって第二の人生を与えられた。
さらにさらに、運良く女神から気に入られた彼は、ある特別なチートを手にいれる。
『歩くだけで経験値が貰え
、一度見た魔法やスキルをすべて習得できる』
『毎週女神が遊びにやってくる』
最強のチートを武器に、魔王軍とかいるファンタジー世界を駆け巡る!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-31 11:36:21
29881文字
会話率:48%
暗殺剣術の使い手であり、それを正しく用いて王国を救いたいと考えている英雄願望のある青年ルクス。
幼馴染であり《天下五剣》の一人であるロベルトと共に戦場を駆け抜けて魔王軍と戦った。
しかし、ルクスの剣術は《四大門派》ではなかったので正派の武人
からは酷く疎まれていた。
ある日、正派の剣術ではないことを理由に親友であるロベルトからも邪道と宣告されて《武術連盟》を永久追放されてしまう。
この世のすべてに絶望したルクスは、武人を引退して辺境でスローライフを送ることを決意する。
新天地に到着後、全財産を使って新しい住居を購入した。
スローライフを送ろうとした矢先、それを快く思わない地元の荒くれ者たちが大量にやってくる。
最初は穏便に追い払ったが、徐々にエスカレートし、一週間後には100人を超えた。
さらに人質を取り、全員が武器を所持していた。
荒くれ者たちの暴虐な振る舞いに、普段は温厚なルクスもついにキレた。
片手で数えられる秒数で、100人以上もいる相手をすべて倒してしまったのだ。
彼らは気付いていなかった。
目の前にいるルクスは、《天下五剣》を遥かに凌駕するほどの"史上最強"の達人であることに……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-09 11:37:45
181943文字
会話率:31%
“理術”と呼ばれる精霊と通わせ、自然を操り、あるいは思いを形に創造する魔法に似た術が存在する。そしてその理術を善良の心で極めた者は天使へと転生し、未練や悪意を持ったまま死んだ魂は悪魔と化する異世界。その世界に住む、肉体と心を癒し治す事が出来
る聖女の称号を持った、この世界で誰よりも心優しい見習い癒療師のラティナが、人間に苛められ、裏切られた過去から生きながら悪魔の力を得て魔獣と恐れられる様になった人類の敵であり、人間不信で記憶喪失の青年リゼルと出会った事により、彼の心を癒しながら同じ心闇を持つ者や困っている人々を救う冒険の旅に出る事になった。天使と魔に堕ちた者達の思いが交差する愚かで優しき物語。残酷でダークな話もあれば笑い話に少々のお色気や最後にハッピーエンドだってあるダーク&ライトファンタジー、開幕。
※本作世界の名作「美女と野獣」をモチーフにした主人公達をメインに一部、童話や偉人をモチーフにしたキャラクター達が登場します。
※去年に公開していた同名を設定の見直しとエピソードを再編修したものです。
※本業の都合によって一ヶ月に1~2話を目安に投稿します。
※「カクヨム」、「ノベルアップ+」でも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-30 23:18:46
207029文字
会話率:53%
売れていないのに無駄に活動年数だけが長い底辺ダンジョン配信者、高橋伸二35歳。
彼は売名目的で立候補したダンジョンがある街の市長選に、偶然が重なり当選してしまう。
不幸なことに探索業者組合の組合長から圧力がかかり辞職もできない。
ダンジョン
を有効活用とした政策の立案に、ダンジョンを中心とした市政の運営……。慣れないこと仕事に全力で取り組まされて、彼のストレスは募る一方だった。
なのでうさ晴らしに、長年の配信で培ったダンジョン知識とトークスキルを武器に突っかかってくる老害議員達を論破しまくっていたら……。
これは不本意な形で初めてバズってしまい、全国屈指の有能な首長だと崇められた男の物語である。
この小説はカクヨムで先行連載中です。先が気になった方はこちらをご覧ください
話題作りに出馬した市長選で当選した底辺ダンジョン配信者。論破王としてバズるw
https://kakuyomu.jp/works/16818093080549226564
※この物語はフィクションであり、登場する人物名、地名、団体名は実在のものとは一切関係ありません。同時に特定の思想や個人、団体を礼賛、否定するものではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-30 12:10:00
95994文字
会話率:39%
ちょっと特殊な学園生活を送る、才能あふれる生徒たちの物語。
国に認められた、才能を持った人にしか入れない特殊な学校。
そこに今年入学することになった狛枝珀。
初日から変なことに絡まれたり、命の危機に片足突っ込みまくる現代ファンタジー。
異能力とかのなかに現代武器が組み込まれてる、わりかし現実味のある内容。
恋あり戦いありの青春(?)しまくる作品!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-29 21:38:19
66065文字
会話率:26%
『君が死ぬことを願ったのは、ほかならぬ彼女なんだから』
地球で『起りえない事件』に巻き込まれて死んだらしい少年は、異世界の神に導かれてかの地へと転生を果たす。
ここは金の魔王によって滅ぼされつつある世界。
人の思う『価値あるもの』を魔物
に変える魔王の秘術によって、世界は緩やかに衰退へと向かっていた。
『金の魔王。それを打ち滅ぼして、人の世界を取り戻しておくれよ。そうしたら、また、かの地へと……』
レベルと職業が強さを決める世界で、少年は人の英知と1つの異能を武器に、自らの世界への帰還を目指す。
ただ、自分が死んだ理由を『あいつ』に問いかけるためだけに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-29 21:01:12
1550287文字
会話率:44%
ぼくの名は、パレルレ。メタルゴーレムだ。
勇者団「蛮行の雨」のリーダーである。
異世界には、チートスキルも身体ももらわずに転移して、途方に暮れていた。
そんな所へ、呪術師のドワーフ娘が現れ、ぼく(霊体)を地面に埋まっていたオーパーツに移して
くれた。
そして「パレルレ」の名をくれたのだ。彼女は命の恩人である。
そのドワーフの少女(見た目)の名は、ミトラ、百歳。
さらに、エルフの僧侶ジュテリアン、五百歳。
人間臭い魔法使いフーコツ、年齢不詳。
が加わって、伝説の武器・防具を漁(あさ)る、じゃなくて、探す旅が始まった。
ついでに、悪党や、魔族や、魔獣や、幻魔や、妖魔や、外道魔を倒したりする事もある。
だって、ぼくたちは勇者団なんだから!
ちょっとR15なので、ちょっと残酷シーンがあるかも知れません。そしてちょっと、時々エッチかも知れません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-29 14:15:10
284948文字
会話率:37%
ボクシング・チャンピオンを目指していた32歳のナジ六条は、リング上で悲劇的な最期を遂げる。この奇妙な新世界を極めようと決意したカイは、禁断の黒魔術に没頭し、血を武器として操る珍しい能力を発見する。スライムナイトのヴェロリアを怪物ベイクラット
から助けた彼は、彼女に導かれて祭壇にたどり着く。強力な血液操作で武装したカイは、闇の勢力と戦い、王国を救い、強力な味方や致命的な敵の注目を集めながら、魔法と紛争の領域で生き残り、周囲の人々を守ろうと努力する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-29 05:13:55
27548文字
会話率:23%
「わり、いつ言おうか迷ってたけど、お前との婚約は破棄させてもらうわ」
それは唐突な婚約破棄だった。
彼のために尽くしていきたいと思っていたはずなのに、簡単に捨てられた玲蘭は、ただ彼を”ぶっ飛ばした”
「──ん?」
元恋人を殴り飛ばした
瞬間、そこは異世界だった。
「異界の聖女よ。我が名はフィリーディア国王、カルザード三世。この国を治める者である。そなたをこの場に呼び寄せたのは、余の命令によるものだ。感謝するがよい」
玲蘭を召喚した首謀者である王は、あまりにも横柄な態度でそう言い放つ。
隣にいる王子である勇者ランスも偉そうな態度ばかりで、こんな奴らに従うのは死んでもゴメンだと勇者を殴り、拒否する玲蘭。
しかし、聖女にしか扱えない『聖女の武具』を扱えずに笑い物にされ、追放される玲蘭だったが、唯一まともなもう一人の勇者であるウィルズの世話になる。
聖女の武具すらも扱えない玲蘭をわからせてやりたい勇者は自分で聖女召喚の儀を行い、見せつけるようにその力を暴力に使う。
「聖女の力など本当に持たぬ証拠だなぁっはっはっは! 偽聖女の無様な姿を拝ませてもらおうじゃないか!」
ただ見せ物として利用してくる勇者ランスに、玲蘭の怒りが爆発する──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-28 23:30:28
21600文字
会話率:40%
「わり、いつ言おうか迷ってたけど、お前との婚約は破棄させてもらうわ」
それは唐突な婚約破棄だった。
彼のために尽くしていきたいと思っていたはずなのに、簡単に捨てられた玲蘭は、こんな理不尽すらもぶっ飛ばしたいと強く願った。
「――ん?」
元恋人を殴り飛ばしたと思った瞬間、そこは異世界だった。
「異界の聖女よ。我が名はフィリーディア国王、カルザード三世。この国を治める者である。そなたをこの場に呼び寄せたのは、余の命令によるものだ。感謝するがよい」
玲蘭を召喚した首謀者である王は、あまりにも横柄な態度でそう言い放つ。
隣にいる王子である勇者ランスも偉そうな態度ばかりで、こんな奴らに従うのは死んでもゴメンだと勇者を殴り、拒否する玲蘭。
しかし、聖女にしか扱えない『聖女の武具』を扱えずに笑い物にされ、追放される玲蘭だったが、唯一まともなもう一人の勇者であるウィルズの世話になる。
聖女の武具すらも扱えない玲蘭をわからせてやりたい勇者は自分で聖女召喚の儀を行い、見せつけるようにその力を暴力に使う。
「聖女の力など本当に持たぬ証拠だなぁっはっはっは! 偽聖女の無様な姿を拝ませてもらおうじゃないか!」
ただ見せ物として利用してくる勇者ランスに、玲蘭の怒りが爆発する――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-07 15:10:09
21475文字
会話率:40%
厄介体質の不器用男とその仲間達による、藁しべ武器開発ファンタジー!
はるか北に真竜の住まいたる山脈を望む、広大ながら名も無き森林。
魔獣の跋扈するこの森を相手に、人の生存領域を押し広げんと募られた開拓者達によって、開拓の最前線となるべき集
落が築かれた。
集落の名はドゥーロン。ドゥーロンの里と人は呼ぶ。
このドゥーロンの里にて魔獣と対峙する役目を担う武装開拓者の中に、ザインという一人の男がいる。
人並外れて腕が悪い、という訳でもないこの男が開拓者の中でも最下級に留まっているのは、馬鹿真面目で正直過ぎる……いわゆる損な性格と、とある厄介な『体質』によるものだった。
だがある日、一人の少女の導きによって、ザインは運命の出会いを果たす――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-28 21:57:28
61247文字
会話率:20%
ある冒険者パーティー『蒼銀の翼』。彼らはパーティーの足を引っ張る無能な盾役・ガイルを追放する決断を下した。
守る力だけは人並み以上だが、それ以外は全て劣等。仲間を庇うどころか戦闘のたびに足手まといとなるガイルに、リーダーのレインは見切りを
つけたのだ。
追放の場面で激昂するガイルを冷酷に蹴り飛ばし、彼を魔獣が徘徊する森に置き去りにした4人。これで新たな未来が切り開かれるはずだった。
だが、森で命を落とすはずのガイルが手にしたのは、伝説の盾だった。絶望の中で力を得たガイルは、かつての仲間たちへの復讐を決意する。一方、ガイルを切り捨てた『蒼銀の翼』の面々は、彼を追放したことで新たな危機を招くことに。
追放する者とされた者の運命が、再び交錯する時が迫る――。\n\n冒険者の世界で繰り広げられる復讐と因果の物語、ここに開幕。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-28 04:00:26
17805文字
会話率:45%
S級冒険者を目指す冒険者パーティー「蒼銀の翼」。彼らはパーティーの足を引っ張る無能な盾役・ガイルを追放する決断を下した。
守る力だけは人並み以上だが、それ以外は全て劣等。仲間を庇うどころか戦闘のたびに足手まといとなるガイルに、リーダーのレ
インは見切りをつけたのだ。
追放の場面で激昂するガイルを冷酷に蹴り飛ばし、彼を魔獣が徘徊する森に置き去りにしたメンバーたち。これで新たな未来が切り開かれるはずだった。
だが、森で命を落とすはずのガイルが手にしたのは、伝説級の盾だった。絶望の中で力を得たガイルは、かつての仲間たちへの復讐を決意する。
一方、ガイルを切り捨てた「蒼銀の翼」の面々は、彼を追放したことで新たな危機を招くことに。
追放する者とされた者の運命が、再び交錯する時が迫る――。
冒険者の世界で繰り広げられる復讐と因果の物語、ここに開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-24 12:02:53
3099文字
会話率:45%
俺、飯山界人(24)はブラック企業の出版社で働く毎日を送っていた。
ある日、痴漢されてるJKを助けようとして、えん罪をふっかけられる。誤解は解けたがそのせいで会社を理不尽にクビになった。
都会での暮らしに辟易した俺は、田舎の実家へと戻る
。両親は他界しており、祖母だけしか居ないのだ。
俺は祖母の家の土蔵で不思議な鏡を見つける。異世界へのゲートで、俺は別の世界と現実とを行き来できる力を得た。
実は祖母がすごい魔女だったことが判明、家にあった武器やアイテムを使って俺は超レベルアップ、ドラゴンもワンパンできるようになる。
現実では田舎で働かずに過ごし、暇になったら異世界で無双し金を稼ぐ、そんなスローライフを俺は楽しんでいるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-25 16:00:56
322961文字
会話率:44%
「ごめん。あなたとの婚約を破棄させてほしいの」
主人公で鍛冶師のヴィル・クラフトは、結婚前日に新しい店と婚約者を、弟に奪われてしまう。
死んだ父の代わりに一生懸命働いていたのに、ひどい仕打ちを受け、裏切られたヴィルは激怒する。
「もう知
らん! 俺は出て行く!」
彼は王都を出て、好きに生きることを決意する。
一方でヴィルを追い出した弟は、後になって知ることになる。
「ヴィル様は街の結界や勇者様の聖剣をメンテなさっておられました。1日に9999本のA級武器を作る傍らに」
実はヴィルは伝説の職人、八宝斎として、いろんなものを治していたのだ。
彼がいなくなったことで、店は潰れる。
また、元婚約者の商人は、知ることになる。
「ヴィル様の武器が買えるから取引していたのです。彼がいない以上、もうあなたの商会とは取引しません」
ヴィルにひどい仕打ちをした弟も婚約者も破滅の道を歩むことになる。
その一方で、ヴィルが関わった人たちはみな、彼の作るとんでもない伝説のアイテムおかげで、幸せになっていくのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-10 09:23:30
355884文字
会話率:39%