いつものように深夜の自室で、一心不乱に自ら設計、出力したプラモデルの改造パーツのバリ取りに勤しむ機械オタクの高校二年生――蓮見識(はすみ しき)は、突然白い光に包まれ、見知らぬ森へと転移した。目の前には、常識を超えた禍々しい魔物が迫り、現代
の知識も、日々の「ものづくり」で培った技術も、ここでは何の役にも立たないことを痛感する。絶体絶命の危機に瀕した識を救ったのは、浅黒い肌に白銀の髪を持つダークエルフの少女、リリアだった。
彼女に連れられ、ダークエルフの村へとやってきた識は、村長から仲間に迎え入れることへのメリットの提示を求められる。この異世界で、自分に一体何ができるのか? 食料もなく、戦闘もできない無力な存在である識に残されていたのは、前世で培った「科学技術」だけだった。
「これだ……この知識こそが、この世界で俺が生きていくための唯一の武器だ!」
識は、村の抱える問題を解決するため、知識と技術を活かすことを決意する。風車の効率化、井戸掘り、そして強固な石壁の建設。識はものづくりに没頭する中で、自分に世界の核心に触れる異能【次元魔法】が宿っていることに気づく。
これは、底辺機械オタクに過ぎない俺が、世界に翻弄されながらも必死に生き足掻く復讐の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 15:04:26
18267文字
会話率:39%
日本の裏社会を牛耳っていた巨大極道組織『青龍会』
その組織の会長を務めていた男『久我隆也』は、気が付くと名も知らぬ子供の奴隷として異世界に転生していた。
魔法やスキルと言ったものが存在する世界でどちらも使えない「無能」として転生した
隆也は
当たり前のように人が死ぬ過酷な奴隷生活を驚異的な精神力で耐え続けた。
それから数年後、その過酷な環境を耐え続け成長した隆也は、他の奴隷達を巻き込みその環境からの脱走を試みる。
無事外の世界へと逃げ出した隆也は、奴隷の環境を生き抜き手に入れた驚異的なステータスと前世の経験を活かして異世界を堪能、そして蝕んでいく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 15:00:30
596950文字
会話率:43%
森中伊奈は、花と動物を愛する女子高生アイドル。 容姿端麗、聡明叡智、いつも明るく好き嫌い無く何でも食べる。 歌も上手いし、踊りも上手。 バラエティー番組、歌番組、ドキュメンタリーとどんな番組でも引っ張りダコだ。
まさに彼女はお茶の間の人
気者。 そんな伊奈を今日も狂信的なファンが追いかける。 私生活を知りたいとマスコミ達が追いかける。
「でも、私生活は内緒♡」
私生活は誰も知らない謎の多い女の子。
……であるはずだが、その私生活はマネージャーだけが知っていた。
彼女は大きな屋敷に一人で住んでいた。 メイド型ロボットと何人かのお手伝いが、彼女の何不自由ない私生活を支えている。
伊奈の屋敷に今日もマネージャーが依頼者を連れて来る。 白いヒゲを蓄えた初老の男性が彼女のマネージャーだ。
依頼者は皆、ココロの中に闇を持っている。 憎悪という漆黒の闇。 愛する者を奪われ、その復讐に燃える黒い炎。
いじめ、虐待、殺人、交通事故、ハラスメント。 被害者達は加害者に厳罰を求めるも、この国は加害者を擁護し、被害者を貶める。
世間や国に裏切られた被害者達が頼るのは、伊奈が持つ悪魔の力……。
「お前の復讐はお前でやりなさい……」
伊奈は依頼者にそう言って、今日も彼等に悪魔の力を授ける。
だが、その力を被害者に授ける時、伊奈は必ず一つの約束をさせた。
――身を震わすほど恐ろしく、悍ましい約束を――
その約束を受け入れた者だけが、伊奈によって悪魔の力を授けられる。 そして、今日も愛する者を殺された者達の凄惨な復讐が行われるのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 13:57:10
255883文字
会話率:32%
男はある日見知らぬ土地で目が覚めると身体が少女になっていた。
元男の時の剣術はか弱い身体ではまともに使えない。
記憶も曖昧でどうしていけば良いのかわからずゴブリンに襲われ、とある老婆に拾われる。
それからゴブリンの件もあり男装するこ
とに決めるが……。
「帰らなければ……やらなければならないことがあったはずだ……何か……大切な事が」
身体は『少女』魂は『男』が、醜くも美しい世界『アストロ』で色々巻き込まれていく話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 13:50:47
124582文字
会話率:35%
かつて天使「ルシルフル」だった存在は、神に背き堕天し、記憶を失って人間・神宮寺流威として転生した。天才陰陽士として不老の術すら完成させた彼は、性格の悪さから孤立し、日本を離れてローマへ。しかし、そこで前世の記憶を取り戻し、魂ごと異世界へ転生
する。
転生先は七つの種族国家が拮抗する戦乱の地。
ハイエルフ王族として生まれた流威は、三つ目と白翼を持つ異形ゆえに追放されるが、鬼の王のダンジョンで陰陽術・天使の力・テイムスキルを駆使し、再び頂を目指す。
これは、神にも人にも属さぬ、ひとりの堕天陰陽士が世界の理に抗う物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 13:25:40
186504文字
会話率:22%
錬金術、悪魔召喚、SNS魔法開発――
黒歴史まみれの異世界侯爵が、現代日本で宗教開祖に!?
3度目の転生先はゲーム世界! だが、存在自体がバグだった。
最終更新:2025-06-08 01:08:55
37313文字
会話率:28%
92歳で大往生を迎えた老作家。
死の間際まで執筆していた“異世界冒険小説”の世界に──なぜか転生してしまった。
舞台は、自らが描いた理想の世界「イデアワールド」。
だが、与えられたのは特典もチートもない、地味すぎる支援職。
それでも構わ
ん。
これは“努力と成長”こそがすべての物語。
老いてなお進化し、仲間を陰から支える喜びが、ここにはある。
──物語を創った男が、今度はその裏側で支える側に。
第二の人生は、支援職として始まる異世界冒険譚!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-04 21:27:10
11612文字
会話率:22%
転生を繰り返し、記憶を持ち続けていた、ある人物がいました。
1度目の人生では、異能を持ったが故に兵器扱いされ監禁生活を余儀なくされた
少女の人生。
2度目の人生では、現実社会では頑張ってはいたものの鬱症状を拗らせてしまった中年男性の人生。
3度目の人生では、気づいたら吸血鬼となって転生してしまった金髪ロング少女の人生。
このお話は、その3度目の人生を送っていた吸血鬼のお話。
争いから遠ざかって、平穏に暮らしたいと願う吸血鬼。
だが、1度目の人生で得てしまった異能が吸血鬼の人生を大きく狂わせる。
運命は既に決まっている。だが、それを争うのが人の性。
吸血鬼はどうなっていくのか。
そうして、平和とは何なのか。
吸血鬼は直面していくのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 13:23:52
155728文字
会話率:60%
目覚めると、俺はゴブリンになっていた。
最弱にして、最も醜い矮小な魔物、ゴブリン。
チート能力も転生特典も俺だけを好きなヒロインもいない、おまけに目覚めた瞬間人間に襲われるというクソみたいな転生が、俺の始まりだった。
魔王やら勇者やら、異世
界ファンタジーが知らぬところで繰り広げられている中、俺は一人、森の中で生き残りをかけたサバイバルに励んでいく。
世界を救うとかどうでもいい。ただ俺は、生き残りたい。
ただ、それだけだったんだ。
これは、俺が最悪の『魔王』になるまでの物語り。
※カクヨムにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 12:08:41
172883文字
会話率:20%
ある日目覚めると、そこは迷宮の奥だった。
脳内に響く機械音声によると、俺は「強化人間002」などというSFチックな人造人間らしい。
しかし、どうも魔法やら天使やら、時代背景はファンタジー色が強く……
何も知らずに迷宮から出るのは嫌だったので
、脳内異世界ガイドの本体を迷宮最下層から助け出す事にした。
迷宮に封じ込められていた無自覚最強女がパーティーに入ったので、俺は後ろから狙撃でもしながら異世界を旅することが出来る。
と、思っていたのだが、どうやら強化人間って強すぎるみたいで、群雄割拠に巻き込まれていく羽目に…
(※カクヨムでも掲載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-03 21:07:53
112575文字
会話率:39%
佐藤大吉は転生者である。
彼は前世から夢見た一流召喚士になるためサモナースクールに通うことになる。
だが彼が召喚できる魔物はクトゥルフ神話の魔物だけ!?
彼の夢には敵だらけ……彼は何を得て、何を失うのか。
それは
あぁ、窓に!窓に!
最終更新:2025-06-08 12:00:07
68393文字
会話率:36%
シルヴァーナ王国の直系王女は女神シルヴァーナの血を受け継ぎ、邪悪なるものを寄せ付けない破邪の力を持つため、世界中から尊敬と憧憬を集める存在である。
ある日大陸最大の勢力を誇るソベリオン帝国皇帝アンドレアスから、シルヴァーナの王女を側室に
もらい受けたいと申し出があった。病弱で瘴気を集めやすく、明日の命も知れない息子のヴォルフラム皇子を救うための、形式上の妃としてである。
アンドレアスにはすでに相思相愛の皇后がいるため、側室になっても夫から愛されることはなく、一生をヴォルフラムのため皇宮で飼い殺しにされる運命だ。無礼極まりない申し出だが、国力の差を考えれば断ることもできず、女王は四人いる妹王女から十五歳の第四王女、フローラを側室に差し出すと決めた。
しかしフローラは側室入りを拒みたい一心で取り巻きの貴族子弟と密通、まんまと妊娠し、側室入りは不可能な身体になってしまった。
頭を抱える女王に、幼すぎるため候補から外されていた末の第五王女、六歳のガートルードが申し出る。
「わたしが帝国に参ります」
誰もがガートルードのけなげな決意を哀れみ、称えたが、ガートルードは己の運命を悲観などしていなかった。むしろ思うつぼだったのだ。
(これでやっと帝国に行ける。三食昼寝付き、食っちゃ寝のダラダラ生活が待っているんだわ!)
なぜならガートルードには日本と呼ばれる国で、毒親のもと、十二人もの弟妹の子育てをさせられた長女、櫻井佳那の記憶が刻まれていたのだから。
そんなガートルードにはお世話欲をこじらせた異形レシェフモートが侍り、俗世とは関わらずのんびり過ごしたい心とは裏腹の波乱だらけの生活が始まる――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 12:00:00
463315文字
会話率:33%
アリスはベルギーに住む、ちょっと不思議な力を持つ女の子。しかし、両親から力のことを秘密にするよう言いつけられていたのに、世界に知れ渡ってしまった。
そんなアリスが命じられたのは、魔術界という世界へ行って、魔術師として国のために奉仕することだ
った。しかも、魔術界にはびこる魔物たちのボス、魔王の正体は実母で……!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 11:35:59
88801文字
会話率:52%
はじめに本作品には非常に過激な性描写が多く出てきます。
その後に非常な残酷な描写も出てきますから、それらが苦手な方にはお勧めできません。
本作メイン主人公の橘瑠璃(たちばなるり)はバブル崩壊後に就職活動をしますが、入社試験を受けるが悉く不採
用を告げられます。
それで、父からに指令で(就職できなければ田舎に帰って嫁に行ってもらうぞ!)しぶしぶ田舎に帰り、そこで会う素敵な叔父さんが経営する会社にコネで入社することが出来ました。
1か月遅れの入社で配属されたのは叔父さんの目が届く秘書課ですが、次第にコネ入手が社員にバレてしまい社内で壮絶ないじめに遇います。
それでおよそ1年休暇し、休暇明けの初出社日に行われた会社の健康診断から、徐々におかしな方に話が進みます。
1か月後の健康診断の結果が送られてきますが、そこから大きく瑠璃の環境が大きく変わっていきます。
そして、神になりますが、服装は小学校5年生当時に着用していたスクール水着だけです。
興味を持たれた読者さんは本編をお楽しみください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 11:20:00
1196563文字
会話率:4%
“物質としての神”、”王者の石”、“畏敬の赤”。その石には、様々な逸話と異名があった。
“創世石(そうせいせき)”。その石を託された幼竜と少年アルが出会った時、静かに物語は幕を開ける。
そして、アルが姉のように慕う少女、サファイアが迷い込ん
だ悪夢。
そこで出逢う眩い鎧装が、鮮烈なる”赤”の物語へと彼等を導く。
「救世主(メシア)なんて自分しかいない」
若者達は”神”に挑み、”神”を喰らい、”神”を纏う――。
『鎧醒(アームド)』。
現実を砕き、奇蹟を召(よ)ぶ、その言霊とともに。
*SF×バイオレンス×特撮÷ファンタジーといった趣向の作品です。不定期な更新になると思いますが、お楽しみいただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 11:04:26
923878文字
会話率:28%
ゴミみたいな人生を歩んできたゴミ人間がゴミの世界で王になる。そんなお話し。
最終更新:2025-06-08 10:47:17
10003文字
会話率:14%
なだらかな丘陵にオリーブ畑が広がるアウレリア王国で、若き行商人カイは、特別な力もなく、日々の糧を得るのにも苦労していた。胸に燻るのは拭いきれない無力感と、まだ見ぬ何かへの渇望。
そんな彼の運命は、謎多き老人と人語を解す風変わりな相棒と
の出会いによって、劇的に動き出す。
夜の静寂で笑う高級娼婦(クルトゥザンヌ)、差別に苦しむ寡黙な女鍛冶師。刺激的な出会いは少年を成長させ、自分だけの戦い方を見つけていく。
しかし旅路の果て、彼を待ち受けるのは絶望的な試練だった。
死闘の果てにカイが得るもの、そして失うものとは何か。
内気な一人の若者は自らの運命を切り拓き、やがて世界の深奥に隠された真実に迫っていく。
ダークで過激な王道ファンタジー、興奮と感動がここに――。
※第一章完成済み。最低でも週1更新します。始めは2日ごとの更新です。
※なるべく挿絵を挿入します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 10:46:22
29807文字
会話率:35%
主人公 天童進(てんどうすすむ)は、オカルト好きの幼馴染 真島未央(ましまみお)に教えられた、都市伝説でよく聞くエレベータに乗って異世界へ行く方法を試した。それによって異世界《ヌバモンド》へと転移させられてしまった。しかし、進はこの時まだ
知らなかった。自分がヌバモンドへ来たことが偶然ではなく、必然の出来事であることに。
進は、天才と呼ばれあらゆることを完璧にこなし、数々の闘いに勝利し負けたことがない。さらに彼は困っている人を見捨てることなく、悪人に対しては決して許すことはない正義を持っている。
先にヌバモンドへと来ていた未央は、大勢の魔物を従える魔王となっていた。
進は幼馴染との再会と元の世界へと戻る方法を探すため旅を始める。様々な人と出会い、未央の配下の魔王軍や神殿騎士たちと闘うことになるが、そうした出会いや闘いを重ねていく中、自身の持つ正義が本当に正しいモノなのか疑問に思い始める。次第に周りの仲間すら進の持つ正義が歪んでいるモノなのではないのか、その正義に支配されているのではないかと感じ始める。世界を支配しようとする魔王軍、それに対抗する進達一行、その裏で暗躍する神殿騎士達―――進はこの戦いの中で本当の正義を見つけることができるのだろうか...。
※第5章執筆スタートしました。
※第4章からは主人公の親友 唯我新(ゆいがあらた)もヌバモンドへとやって来て進と共に戦います。
※全編を通じて「生と死」、「幸福と不幸」、「勝利と敗北」といったことを主人公や仲間たち、敵対する勢力さえも真剣に考え、生きていくことをテーマにして書いていきます。
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話の本筋を変更することはありませんが、タイトルや表現は変更することがありますので、そこはご了承ください。
ブックマークや評価、感想お待ちしております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 10:30:00
1912933文字
会話率:44%
"誰かボクを殺してくれ"
そう言い続けてどれくらいが経っただろうか...?
ひょんなことから魔女の呪いに掛けられて、不老不死とレベル退化の呪いに掛けられた男、ミナス―――最初は不老不死なんてラッキーと思い、何も
変わらない生活を続ける。しかし、彼の家族、親友、恋人の死に顔を見て、初めて自分が歳も取らず、容姿も変わらない、死ねないことがこんなにも辛く、苦痛なのだと感じる。
絶望したミナスは死に場所を求めて、様々な時空の『最強』を冠する魔物がいる《時空の狭間》へと行く。そこで圧倒的な魔物と日々対峙することになるが、殺される度にレベルが下がる。下がっているにも関わらずロクでもないスキルを習得していく。そのロクでもないスキルを駆使して《時空の狭間》の魔物を殺戮していく。ホントは殺されたいのに―――ミナスはそう思っているだけなのに、そんなミナスを魔物達は殺すことができない。
ついにミナスは《時空の狭間》の魔物を全て駆逐してしまう。気が付けば、Lv.-9999となったミナスはやることもなく、何となく自分の元いた世界へ戻る。戻ったミナスは、そこで運命的な出会いをする。ついに見つけた自分を殺すことのできる少女リアに―――『頼む!ボクを殺してくれ!!』そう懇願したが、『えっ、イヤだけど』とあっさり断られてしまう。リアは故郷を滅ぼした帝国に復讐するという目的を持っていた。ミナスは自分を殺してもらうため、帝国に復讐を誓うリアの手伝いをすることとなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-01 20:31:12
72180文字
会話率:49%
※以前投稿していた作品と中身はほぼ同じで、1話の量を長くして読みやすくしたものとなります※
とあるゲームの悪役令嬢、エリー。彼女はゲーム中ではほとんど嫌なキャラとしか描かれなかったが、ゲームをプレイしていた、明日花(あすか)には共感でき
るところがあった。それは、
闇の組織が好きだという事!
同じ趣味を持つエリーが死んでいくのを、悲しげに眺める明日花だったが、突然画面から光が放たれる。そして、やってきたのは、見覚えのあるゲームの世界。エリーへと生まれ変わった明日花は、悪役令嬢としての死亡ルートを回避しつつ、夢であった闇の組織を立ち上げる。
エリーは死亡ルートを回避できるのか。そして、闇の組織は、世界にどんな影響をもたらすのか。ゲームが乙女ゲームとしてシナリオで殺しに掛かるのを、エリーが闇の組織の力で全力回避、いや、正面突破していく!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 10:10:18
127299文字
会話率:29%
高校一年生の雅 加喜瑠(まさ かきる)は、平凡な日常を送る少年だった。しかし、ある日突然、登校中に目の前に黒い裂け目が現れ、そこから謎の力が流れ込んでくる。この力がダンジョンを作ることができるという内容の「魔王の力」であり、加喜瑠はその瞬間
から魔王としての運命を背負うことになる。同時に、自分がその力を使って目標を達成すれば世界を支配できるという事実を知る。
新しい力を持った加喜瑠は、自らダンジョンを作り、人々がその中で職業やスキルを得ることで世界が少しずつ変わっていく様子を見守っていた。このまま世界が動いて行けば、確実に目標異を達成し世界を支配できると思いながら。
しかしそんな中、彼の計画を大きく崩すことになる存在が現れる。加喜瑠のクラスメイトであり、魔王の力を得た日から行方不明だった好井 心(すくい こころ)が突然学校へ戻ってくるのだ。そんな心は、彼にも分かるほどでありさらに言えば彼が恐れるほどの強大な力を持っていた。なんと彼女は行方不明となっていた期間中、異世界で魔王を倒すために勇者として戦い続けていたのだ。そして異世界の魔王を打ち倒し戻ってきた彼女は、現実世界に現れたダンジョンや魔王の力に関する知識を持っていた。
彼は強さの理由を分かっていないものの、その強さを自分に向けられることを恐れて仲を深めていく。そうして仲良くなっていく中で、心は現実世界にダンジョンが存在することを知り、加喜瑠と共にダンジョンを訪れる。異世界で身に付けた力を見せつけモンスターを蹂躙していき、いとも容易くダンジョンを攻略していく心に彼は戦慄。その力が野放しになってしまえば自分の目的が達成できないと考えた彼は首輪をつけることを決める。配信を行いその力を世間に見せることで、社会の目と圧力という首輪を。
彼の計画通り心の力が配信を通じて世界中に広まり、その影響で彼女を欲する国や組織が動き出す。新たな仲間や敵が現れ、加喜瑠と心の運命は複雑に絡み合っていく。
加喜瑠は自分の望みを叶えるため、魔王としての力をどう使うべきか悩みながらも心との関係を変化させ未来の可能性を広げていく。果たして、彼は平穏な日常を取り戻し目標を達成することができるのか。
※感想、誤字報告等お気軽にお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-19 13:05:12
34343文字
会話率:34%
悪役貴族に転生したけど、悪いことしてると原作主人公にひねりつぶされそう。ならどうすればいいと思う?簡単な話、主人公に陰で媚びを売ればいいんだよ!
とある追放ざまぁ系ラノベの悪役貴族家のモブに転生してしまった主人公。その身分に胡坐をかいてい
ると必ず手痛いしっぺ返しを食らうと考え、原作主人公に協力していくことを決める。しかし、原作主人公は本編開始前までいじめられ続けるため自分もそれに混ざりたくはないし過度な干渉はできない。ということで、原作開始まで息をひそめつつ原作主人公の助けになるように色々と手を回し陰から媚びを売っていって、命だけでも助かろうと優秀そうな部下を集めつつ計画を立てていくのだが……………
悪役貴族な家族と主人公の板挟みにより正義にも悪にも振り切れない綱渡りをする主人公が送る暗躍ファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-14 13:07:31
120994文字
会話率:48%
突如としてクラスメイトと共に異世界へ飛ばされた千間アサシ。勇者一行として毎日の訓練をこなす彼らの道程は順調のように思われた。
とある事件が起きるまでは。
最終更新:2025-06-08 10:08:23
495952文字
会話率:46%
高校の後輩女子を助けようと手を伸ばしたら、見知らぬ世界にいた――。
様々な種族のヒトが生きる異世界に、十歳ほどの年齢で若返って転移した主人公・立花颯汰。
颯汰は交通事故で意識を失っているヒロイン・朱堂美雪と会いたいがため、元の世界に帰る事を
決意する。
転移ではなく“転生”した七柱の魔王たちは己の欲のために強大な力を振るい、様々な思惑が錯綜する中、颯汰に宿った正体不明の力が目覚める。
颯汰が何故この世界に堕ちたのか、力の正体と呼び出した“魔王”の目的とは――?
転生! 転移! 勇者に魔王! そして復讐の物語が今、始まる――!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 10:00:00
2070005文字
会話率:26%
「今までご苦労であった。お前にはずいぶんと働いてもらったが、これからは子爵として領地の経営に励むがよい」
国王にそう言われ勇者の称号を剥奪されたディールは、王女との婚約も破棄され、何もない僻地へと追いやられる事となる。
その理由は、異世
界から新たに勇者達が召喚された為であった。
しかし、召喚された勇者達は、とんでもない外道集団だったのである。
神の啓示によると、召喚された勇者達は代行者であり、その行いは絶対なのだそうだ。
「こんな理不尽な事などあるか! すぐにディールを呼び戻すのだ!」
そんな事、今さら言われても俺はもう知りません! でも、全人類が滅ぼされてしまうのは流石に困るので、仕方がないから自分の為に戦います!
「ただの国家認定勇者が、神の代行者である俺達に敵うはずないだろ?」
そう高を括る召喚者達だったが、彼には世界最強たる秘密が有ったのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 09:13:23
541366文字
会話率:39%
神に支配された”詰みゲー”世界を、“ぼっち”の妄想で”バランス崩壊のクソゲー”に変えろ!
異星人《オーバーマインド》の絶対的支配下にある地球。人類は絶望し、管理された日常を受け入れていた。
そんな世界で、高校生・神崎シンだけは、自分が“選
ばれしヒーロー”として異星人を倒すという壮大な「妄想」を抱き続ける、生粋の”中二病”「ぼっち」だった。
誰にも理解されず、危険人物として無視される毎日……だったはずが、ある日、異星人の“謎のバイザー”を拾ったことで、シンの人生はゲームオーバーから一転、“妄想チート”を手に入れたプレイヤーへと変わる。
自分の*「妄想」を現実化する力。
そして、妄想設定通りに漆黒の炎が封印された右腕が疼き始め、物理攻撃を完全に無効化するはずの異星人ドローンを『灼熱の火球』で瞬時に破壊してしまう——。
この前代未聞の事態に、支配者《オーバーマインド》はシンを**“識別不能な脅威《イマジナリー・ワン》”として徹底的な捜索を開始。
さらに翌日——「『黒翼の使徒・シン』わたくしが貴方の従者となって闇と戦います」と、彼の“妄想キャラ”だった精霊美少女までがリアルに出現……!?
ついに、妄想と現実の境界線は曖昧となり、日常は”クソゲー”と化した。
これは、心に眠る「妄想」を「力」に変え、絶望の世界に風穴を開ける異色のダークヒーローの物語。
人類の逆襲が、今、始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 09:12:38
32039文字
会話率:32%