勇者連合軍が魔王を倒して十年が経つ。
魔獣含む、異種族は徹底的に忌み嫌われていた。
人間の、人間による、人間のための世界。
世界は人間たちのための平和が作り出されて、魔王の配下である魔獣たちは住処を追われ、迫害を受けていた。
そして死んだ
魔王には多くの子がいた。
ただ唯一生き残ったのは一人の末っ子のみ。
娘の名はレ=ゼラネジィ=バアクシリウス。
今の世界の風潮が作り出されたきっかけは、魔王の死で、勇者たちの功績によるものだ。
そんな勇者たちを、シリウスは許さない。
実の父を殺した彼らを殺すためだけに彼女は十年の間、魔術の腕を磨いてきた。
――やがて、復讐の時はやってくる。
これは魔王の娘による復讐のための物語。
※主人公は努力済み、初めから最強です。
戦闘シーンは多くなると思われますが、人間側の成長も書く予定です。
長い目で見てあげてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 00:10:00
440616文字
会話率:41%
「魔王ゼラビロスよ、あのキモいオッサンのチ〇コ、もぎとってこい! 魔王パリピーニャ、お前は最強だからダンジョン探索に協力してくれ、あと、いったん、オッパイさわらせ――いや、なんでもない!」
「「仰せのままに、マイマスター」」
「あと、ヤクザ
の事務所に殴り込みして金とマジックアイテム盗ってきて! あと、あの偉そうな貴族をぶんなぐれ! それと、闘技場で、バレないように、コソっと協力してくれ! ギャンブルでも手を貸してくれ! それと、あれと、これと、あれも、これも!! ――ああ、くそっ、時間が足りないよ! 5分、短いって! 足りないって! バレないように注意深く、欲望を満たしていくの難しいって! でも、エグいぐらい楽しいぃいい!」
――『女神の結界によって守られた巨大都市』の外は、『魔王の称号を持つ怪物』がうじゃうじゃはびこっている。唯一『人間の生存』が許された巨大都市内部は『激しい階級制度』がはびこる超格差社会。
そんな世界に、何の力もなく転生した元日本人高校生『月光寺(げっこうじ) 時一(ときいち)』は『奴隷(どれい)』として虐げられる日々を送っていた。
ある日、そんな時一の身体に、『記憶をなくした幽霊』が取り憑(つ)く。
『力も記憶も体もなくしているが……どうやら、一日に5分だけ、お前の体を使えるっぽい』
時一の身体を使っている時だけ、その幽霊は、『召喚能力』が使える。
5分間限定だが、『街の外を跋扈(ばっこ)しているあの恐ろしい魔王たち』を、『どこでも召喚することができ、完全にコントロールできる』というチート。
巨大都市は、女神の結界によって守られているため、外敵は絶対に入れないが、幽霊の召喚能力を使えば、この巨大都市内部で暴れさせることも可能。
『時一。お前の役にたってやるから、お前も俺の役にたて。――俺はお前を利用して、なくした全てを取り戻す。お前は俺を利用して成り上がるなりなんなり好きにしろ』
こうして始まる、『地獄に転生した奴隷』と『記憶を亡くした幽霊』の、
痛快クライム成り上がりサスペンス!!
※とことん出世して大団円を向かえるハッピーエンドとなっております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 16:05:48
73453文字
会話率:31%
影に潜る能力をもつ14歳の少年、ゼラ・スヴァルトゥルは、その能力を悪用し、人から金を騙し取って生活していた。
だがある日、青年剣士アルジェント・ウリングレイに捕らえられてしまう。
アルジェントはゼラが幼い頃に家族を全員失っていることを知り、
悪事を見逃す代わりに条件を出した。
冒険者になり、自分とパーティを組め、と。
ゼラは冒険者になることを決意し、伝説の勇者のような風格をもつアルジェントから、正しい生き方を学んでいく。
知恵と工夫と能力で、冒険者ギルドのミッションを攻略しながら。
なんだかマジメな感じのあらすじになってしまいましたが、コメディ要素満載です。
更新日は毎週、火、木、土、日曜日の18:10です。
また、この作品はカクヨムにも投稿しています。
カクヨムの方が話数が多いので、よければそちらもご覧ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 18:10:00
175883文字
会話率:54%
西暦2024年、世界には魔法が存在していた。
魔法を用いて治安を維持する職業である《魔導士》を目指す鹿沼 大輔は、魔導士を養成する学校《エルゼラシュルド》に入学する。
だが測定の結果、魔導士候補生としてのランクは平均以下のDだった。
そんな彼が出会ったのは、同じくランクDを言い渡された少年、公崎 悠人。
大輔と同じく弱いはずの彼はしかし、何故か──ものすごく強いのだった。
これは、主人公を友人の立場から眺める物語。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
現在、読みやすくするため工事中です。
行間が空いてたり空いてなかったりしますが、最終的には全部行間が空きます、ご理解の程よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 18:09:32
836641文字
会話率:54%
ルード・アルデラは凡人だ。特別な才能はない。大層な願いも志しもない。ただ選ばれた者を見上げ、静かに嫉妬することしかできない凡人だった。
そんな存在は強者に搾取されて当然であり、故に必然その日はやって来た。
『セカンド』―それはごく小数の人間
が発現させる、その者の本質に応じた異能の名。
未知の力に一方的に蹂躙され、未来を諦めたルードの前に現れたのはひとりの女だった。
女が提示し、共有した理想は一つ、逆襲だった。
そんな醜い願いを武器に、ルードは平凡な日々を捨てることに―――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 02:02:42
127543文字
会話率:37%
「君との婚約は破棄させてもらおう」
初めてお目にかかった彼が告げた言葉でした。
『どうして私が』……考える間もなく進んだ政略結婚でしたが、かの強国、クレイン王国の第二王子ゼラハルトは【死神に憑かれた】第二王女エミネイラの噂をお聞きになり、こ
の縁談こそが我がクラーラ王国の謀略だと判断されたご様子。すべてを失い国を追われたエミネイラは広大な平原で、ある男に出会ったことで生きる意味を見出すのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-10 22:35:38
80471文字
会話率:45%
先視の聖女ローゼライトはある未来を見た。その未来を回避するためにかつては賢者と言われる存在だった者達の子孫――魔女と言われて迫害されている存在に会いに行き、妙薬を伝授してもらうのだが、それで危機は去ったわけではなく……。
最終更新:2025-05-06 13:00:00
4572文字
会話率:45%
転生者リゼラは、公爵家の次女として生まれながら、とある理由から冷遇されていた。前世の知識と経験を元に生き延びていたが、成人を数日後に控えたある日、公爵家からの除籍を告げられ、第二皇子の専属の護衛騎士となることを命じられる。
刀使いの黒髪美
少女×眼帯の銀髪美青年、滅亡した古代魔術帝国など――――厨二設定満載の上、ご都合主義です。合言葉は『この世界ではこうなんです』!
どうか寛大な心でもって、暇つぶしにどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-30 02:38:17
1062802文字
会話率:39%
ゼラニウム家のメイドである私は、前世の記憶を持っている転生者である。私の前世は日本という国のどこにでもいる、ゲーム好きの普通のOLである。この世界は、私が前世プレイしていた乙女ゲーム「恋する聖女と7人の騎士」通称「恋騎士」の世界であり、私が
仕えているゼラニウム家の令嬢、アリウム・ゼラニウムは、恋騎士のヒロインの恋路を邪魔する、いわば悪役令嬢というやつだ。しかし、私はお嬢様の愛らしい姿を近くで見ており、そしてなにより、お嬢様の抱えている闇を知り、私は必ずや、お嬢様をお守りしようと心に誓った。そして、お嬢様誕生から5年後。私は、お嬢様のお父上である旦那様から、お嬢様の専属メイドになることを命令された。この世界は普通に魔法や魔力が存在しており、魔力が多ければ多いほど魔法の威力が高まる。この国では、そんな魔力が高ければ高いほど出世しやすいと言われており、実際、旦那様を含め、この国の上級貴族は皆、魔法のエキスパートである。そんな世界で、私は転生者である故か、チート級の魔力があった。そんな私ならば、お嬢様の危機に、瞬時に対応できると踏んだのだろう。お嬢様のことは命を懸けてお守りしたいと思っていた私が、お嬢様の専属メイドの件に断れるわけがなく、旦那様の命をあっさりと受け入れた。しかし、お嬢様は極度の人間不信であり、専属メイドである私にすぐには心を開いてはくれない。でも、それでも、私はあきらめるわけにはいかない。お嬢様はゲーム通りにいってしまえば、色々な人たちから裏切りにあい、破滅する運命にある。そうなる前に、私は少しだけ先輩である、ストックと協力し、お嬢様の心を開き、破滅してしまうお嬢様の運命を変えて見せる!!
――そして……私は、お嬢様の裏切り者は、許さない……。
※ガールズラブ要素といっても、主人公がアリウム様に向ける感情は敬愛ですし、アリウム様が主人公に向ける感情は信頼です。見る人によっては百合じゃん……と思うかもしれませんので、地雷注意です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-28 19:10:31
23300文字
会話率:50%
幼馴染と婚約者に裏切られ、無実の罪を着せられたオルカ・マゼラン侯爵令嬢は、結婚を目前に婚約破棄を言い渡される。自身の無さからどんな仕打ちにも大人しく泣き寝入りばかりしていたが、流石に今回は理不尽過ぎる状況で抗議するも、オルカの話に耳を傾ける
人は居らず投獄されてしまう。悲しみに暮れていると、罪悪感に耐え切れなかった専属護衛が現れ、オルカを陥れる計画に加担していた事実や、オルカの家族も事実を知っていた事を打ち明けた。そして濡れ衣を着せる計画を考えたのは幼馴染で唯一の友人だと信じていたエイリーンだった。また、直接的な関与はしてないものの婚約者も真実を知っていた可能性があると伝えられ、身内の裏切りを聞いたオルカは人生に絶望し、大きな精神的ショックを受ける。無気力状態で夢と現実の区別が付かなくなっていたある日、何の前触れもなく記憶を保持したまま過去に戻れたオルカは、自身に起きた事を冷静に受け止め、濡れ衣を着せられる未来を回避しようと少しずつ行動を起こす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-26 01:18:05
273195文字
会話率:36%
「白いスイートピー」の続編。
高校1年になった中村真代の物語
自分の気持ちを胸の奥にしまい、彼、藤井道也の気持ちに寄り添う.。
最終更新:2025-04-15 00:29:15
2480文字
会話率:57%
アルゼラ王国を中心に起きている大戦下。
アルゼラ王国軍人であるキエナ・バス・サントシウダーは最前線に5年以上いた。その間、魔導軍として数々の戦績をあげ、敵国にはホルダー【狂戦姫】として恐れられた。
最後は第400魔導独立機動隊隊長として
各戦場を飛び回り、戦場にて生涯を終えた…
目覚めると、知らない綺麗な天井。窓の外にはでかい庭。そして、自分の顔が違う、汚れのない綺麗な金髪、透き通るようなエメラルドグリーンの瞳。
素晴らしい死後の世界を堪能しようと思ったが、ここは変わらずアルゼラ王国らしい。そして私の正体はアルゼラ王国王女テオレーネー。
それになんと私(キエナ)はまだ生きているようだ。計算するとあと3年ほどであの大戦が起きるみたい。
国に命を捧げてきた者として、王家の人間として、新たな人生の中で己の役目を探す物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 23:45:18
49268文字
会話率:38%
異世界への扉が開くとき、それは予想外の瞬間に訪れる――ラーメンの湯気が立ち込める店内で、食卓から広大な草原の真ん中へと放り出された少年、ハブはまさにその予想外を体験した。
この物語は、高校生のハブが現代世界から突如として異世界へ飛ばされる
ところから始まります。ラーメンへの情熱を胸に抱きながらも、不慣れな異世界でのサバイバルに挑む彼は、そこでエルフのカゼラス、精霊ロボットのシノカ、そして孤独な少女リリカと出会います。
魔法と技術が融合するこの世界では、「超水」と呼ばれる神秘的な存在が、すべてを支配する力の鍵を握っています。精霊ロボットによって作り出される「マギデバイス」との出会いが、ハブの新たな冒険の幕を開け、異世界の謎と自らの運命を探る旅へと彼を導きます。
果たして、ハブは現代の世界に戻ることができるのか? そして、彼がこの世界に来た理由とは何なのか? それはラーメンのための旅なのか、それとも――?
未知の世界で繰り広げられる友情、成長、そして自己発見の物語。現実と幻想が交錯するこの冒険譚に、ぜひ足を踏み入れてみてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-23 12:00:00
28780文字
会話率:42%
天使の末裔ルシアは、悪魔族の将軍ゼラークに家族を殺され、光の魔法が覚醒。人族に「希望の光」と担ぎ上げられるが、利用されることに気づき逃亡。エルフのミリエルやドワーフのバルグと出会い、復讐と癒しの間で葛藤しながら、ゼラークと魔王に立ち向かう。
最終的に、憎しみを捨て世界を癒すか、全てを滅ぼすかの選択を迫られる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-12 05:40:06
3986文字
会話率:45%
これは、1000年間封印されていた
最強主人公 ゼラ のお話。
最終更新:2025-03-10 22:27:43
28644文字
会話率:0%
アゼラという国のとある村で、一人の少年を除いた全ての住人が姿を消した。残された少年—カイは十年後、養子となった先で便利屋として暮らしていた。そこに一人の男が訪れ、便利屋への依頼を持ち掛ける。
その依頼の内容は、男が数日前に耳にした噂──『村
人が全て消えた』という山村の調査だった。
かつて自分の村で起きた謎の事態を忘れられないカイは、警戒心を抱きつつもその依頼を引き受ける──。
初投稿です。不定期での更新予定。念の為、R15とさせてもらいます。
過去に作ろうとして挫折したオリジナルアドベンチャーゲームのシナリオをもとにした小説です。拙い所や至らぬ点はなにとぞ温かい目で見てやって下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-06 18:17:33
304765文字
会話率:32%
力を失ったデビルデビデビルビルビーは
ゲマン、ルラン、キギワ、チビルビーと旅出る中
共に行動していたヴァールノマが悪魔になった天使ハゼラスと対峙するのだった
ハゼラスはデビルデビデビルビルビーたちを魅闇の塔へ誘い
ルランの育て親ラミアが磔に
されてルランの隠された過去を知らされた。
父親が七大悪魔のウィソラで母親が閻魔の娘メリンである真実を
目の当たりにして
ルランの祖父、閻魔を手にかけたのが自分だと絶望するのだった。
ルランは親のほとんどを遊び半分で殺したトラウラに
怒りを露わにしたがトラウラの手でキメラに変えられてしまった。
そんな中、ゲマンの叫びにより目が醒めた
デビルデビデビルビルビーはトラウラと戦うのだった。
一方でゲマンはハゼラスとの戦いで何者にも負けない力
極める能力を手に入れて倒した。
キメラになったルランは呪いの剣キギワの命懸けの戻す能力で
元に戻ったが朽ち果ててしまった。
デビルデビデビルビルビーは死ぬ以上の苦しみをトラウラに与えて
倒すことには成功するが不死身のトラウラは死ななかった。
すると、七大悪魔全員が魅闇の塔に現れ、用済みの
トラウラの能力を奪うとトラウラ自身が絶望し、消滅するのだった。
そしてゲマンは自分の父親グマンが七大悪魔ナムギクスになっていた事を知り、
この魅闇の塔は悪魔の生まれた場所で
七大悪魔の魂を二つ捧げたことで
悪魔のゲートが開かれ宣戦布告されるのだった。
デビルデビデビルビルビーの能力は残り28個で全て取り戻せる
これは12天使と七大悪魔の最後の戦いである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-06 15:15:30
25723文字
会話率:78%
デビルデビデビルビルビーとゲマンは七大悪魔の1人死神セズザを倒した。
しかしセズザを倒す最中、兎の天使エンデュが犠牲になってしまう。
兎の天使はエンデュのひ孫スレイドが後継者となった。
その後行った会議にて牛の天使ハゼラスが
虎の天使シュウ
ビャの手によって抹殺されてしまうが
死体は七大悪魔の手に渡り、ハゼラスは悪魔となった。
ハゼラスは牛の天使の後継者を皆殺しにして
ゲマンたちをルクシュニアに呼び込むのだった。
一方でルクシュニアに鳥の天使ラミアがいると知ったルランは
遂に旅の終わりが近づいてくるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-19 12:27:01
26501文字
会話率:81%
変えられない現実、それを直面しながら生きる哀しい少女の物語。月が照らすその先は…
最終更新:2025-01-18 10:26:08
2616文字
会話率:75%
ある日、現実と悪夢の境界が溶けるように崩れ、主人公は両親や友人、想いを寄せる女の子が次々と異形の存在へ変貌する光景を目撃する。不気味に歪む校舎、腐ったように融解する街並み。逃げようと走っても足元はゼラチンのように沈み、見慣れた人々の姿は粘着
質な視線で追いすがる。さらに彼らは執拗な精神攻撃を仕掛け、主人公を絶望へと引きずり込もうとする。懺悔や自己犠牲を示しても救いは得られず、繰り返される悪夢の回廊をさまよううちに、主人公は自らの心すらも蝕まれていく。かろうじて抜け出した先にもさらなる罠が待ち受け、理性の境界は再び揺らぐ。出口はあるのか、それとも悪夢は終わらないのか。漂う恐怖は終わりのない苦悶を呼び起こし、誰ひとり逃れられぬ奈落へと誘う。主人公が必死に足掻いても、叫びは虚空に吸い込まれ、希望は溶解していく。はたしてこの悪夢に救済はあるのか、それともさらなる深淵へ堕ちていくのか――闇のみぞ知る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-14 19:44:59
6653文字
会話率:15%
大商会の娘シェリーは、王国第四王子と婚約をしていた。
しかし王子は貴族令嬢であるゼラに夢中で、冷たくあしらわれる。
婚約者とまともに話をすることすらできない状況に、シェリーは次第に自信を失っていく。
そんな中、シェリーは王子とゼラがすでに
爛れた関係であることを知る。
失意の中、向かったのは旅一座の公演だった。
そこで目にした演劇に心を動かされ、自分もそうなりたいと強く願っていく。
ある日、演劇団の主役である女神役の女性が失踪。
その時、シェリーの胸に火が着いた。
「私……やってみたい」
こうしてシェリーは舞台の主役として、ライネスの前で女神役を演じることになる。
自信を失った少女が自信を取り戻していく逆転劇。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-28 21:31:53
9994文字
会話率:35%