先視の聖女ローゼライトはある未来を見た。その未来を回避するためにかつては賢者と言われる存在だった者達の子孫――魔女と言われて迫害されている存在に会いに行き、妙薬を伝授してもらうのだが、それで危機は去ったわけではなく……。
最終更新:2025-05-06 13:00:00
4572文字
会話率:45%
マリーン・フィルアダムズ公爵令嬢は盗賊に襲われた際、助けに入った正体不明の男によって裸に剥かれてしまう。当時コーツェン聖王国は第一王子と第二王子で王太子争いが激化しており、マリーンを婚約者とし、フィルアダムズ公爵家をバックにつけた側が勝つと
いう情勢だった。しかしマリーンは男に裸を見られ傷物になったという理由で、両王子からの婚約の申し出を辞退してしまう。一方正体不明の男は、経験や知識、技能の全てをコストとして生まれ変わった異能転生者なのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-16 07:45:59
8943文字
会話率:31%
第一王子の婚約者であるルシア・プリエーミャは、自分に見向きもしない婚約者の命により『聖女』の世話係となった。
わがままな聖女に見下されながらも彼女の世話をする日々に辟易とするルシア。そんなルシアの心が癒され穏やかになるのは、自身の婚約者
と王太子争いをしている第二王子・ゼンがそばに居る時だった。
差し出された手。いけないことだと分かっていても、ルシアはゼンの手をとってしまう。
「触れてもいいですか?」
「可愛すぎです、ルシア様」
「愛しています」
これはルシアがゼンに溺愛され、幸せになる始まりの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-22 22:17:48
14108文字
会話率:50%
旧題:王太子争いに巻き込まれた婚約令嬢(仮)は、今日も運命の出会いを求めて宮仕えを頑張ります!
公爵令嬢クララは、内侍(王族の秘書)として城へ出仕することに。ところが内侍は、未来の妃に箔を付けるための役職だった。
おまけに、この国の王
太子は未だ定まっておらず、宰相の娘であるクララは第3王子フリードの内侍兼仮の婚約者として王位継承戦へと巻き込まれていくことに。
けれど、運命の出会いを求めるクララは、この婚約を受け入れるわけにはいかない。憧れだった宮仕えを諦めて、城から立ち去ろう。そう思っていたのだが。
「おまえはおまえの目的のために働けばいい」
フリードの側近、コーエンはそう言ってクララに手を差し伸べる。これはフリードが王太子の座を獲得するまでの契約婚約。その間にクララは城で思う存分運命の出会いを探せば良いと言うのだ。
クララは今日も、運命の出会いと婚約破棄を目指して邁進する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-12 12:02:32
131226文字
会話率:35%
運命の相手以外の異性は父親であっても弾いてしまう。
そんな体質をもった『運命の乙女』と呼ばれる公爵令嬢のアンジェ。
運命の乙女に選ばれた相手は賢王になると言われ、
その言い伝えのせいで第二王子フランツにつきまとわられ迷惑している。
そんな
時に第二王子の側近の侯爵子息ジョーゼルが訪ねてきた。
「断るにしてももう少し何とかできないだろうか?」
そんなことを言うくらいならジョーゼル様が第二王子を何とかしてほしいのですけど?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-11 15:00:00
99842文字
会話率:29%
この世界はヒロインのレーナにとって王妃になるための世界。ところが、どうも変だ。第二王子リグラスがダメ王子すぎる。悪役令嬢のユリアもおかしい。「ユリアは前世の記憶がある?」とレーナは疑う。それに、第一王子ローレンは暗殺事件に遭い、身体を悪くす
る運命だったのに? 悪役令嬢のはずのユリアは前世、農大で研究をしていた記憶があった。自分が継ぐ予定の貧しい領地で、農作物の品種改良をして暮らしていたが、第二王子リグラスの婚約者となるよう見合いさせられた。見合いの席で、小太りだったユリアは幸い(?)王子に豚と罵られ、婚約話はなくなった。安堵したのも束の間、今度は第一王子ローレンから婚約を申し込まれる。ユリアの実家コルネール公爵家は名家で、王太子争いをしているふたりの王子にとって、後ろ盾は魅力だ。ユリアはローレンの婚約者となるが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-06 20:00:00
125488文字
会話率:19%