「ここは。」
メロスはセリヌンティウスの処刑になんとか間に合った。だがしかし、服を着ておらず恥ずかしい思いをした。ちゃんと服を着ていたら恥ずかしい思いをせずに済んだのに、もう一度戻りたい。そう思った時世界が崩れだし、タイムリープしてしまった
。これでもっと上手くことを運ぶことができる。そう思ったのも束の間、世界観が違ったり、流れが違くなっていた。そんななか、メロスは無事パラレルワールドを完走できるのか。あらすじがメロスのくせにメロス以外も書く可能性がある作者二次創作の息抜きストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-05 11:26:34
19217文字
会話率:50%
『走れメロス』が、メロスとセリヌンティウスによる計画的なものであったらこうなるのではないか。
あらすじは、ほぼ、太宰治の『走れメロス』と同じです。
最終更新:2024-04-04 17:36:26
8742文字
会話率:33%
「俺の代わりに人質になってくれ」
ある町に住む石工、セリヌンティウス、メロスに急に無茶な願いをたのまれた!仕方なく願いを聞き入れたセリヌンティウスは牢獄のなかでどんな生活を送るのか!?
みんな読んだことがある話のもう1人の主人公、セリヌン
ティウスが魅せる牢獄コメディー!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-16 22:20:59
842文字
会話率:30%
太宰治の名作短編小説「走れ、メロス」をもとにしたパロディ作品。
ホワイト企業を知らないブラック企業社畜、メロスが、ある事情で久しぶりに他の部署を訪れると、以前からなかった活気がさらになくなっていることに気が付く。
どうやらその部署の上司デ
ィオニスの恐怖政治が原因であることを知り、減給ぬ(しぬ)ことも覚悟で上司の部屋に乗り込む。あっさりと捕縛されたメロスは、上司に減給刑(しけい)を言い渡される。
しかし、メロスには初の帰宅を果たすという望みがあった。
無二の友(スマホ)セリヌンティウスを人質に、初帰宅に向けた旅へ出るが…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-15 15:24:03
10306文字
会話率:57%
私は激怒した。必ず、かの邪智暴虐の王を除かなければならないと決意した。私には政治がわからない。私は、村の牧人である。笛を吹き、羊と遊んで暮らしてきた。しかし邪悪に対しては、人一倍に敏感であった。今朝未明、私は村を出発し、野を越え山越え、十里
離れたこのシラクスの市にやって来た。私には父も母もない。女房もいない。十六の、内気な妹と二人暮らしだ。この妹は、村のある律儀な牧人を、近々、花婿として迎えることになっていた。結婚式も間近かなのである。私は、それゆえ、花嫁の衣装や祝宴のご馳走やらを買いに、はるばる市にやって来たのだ。まず、その品々を買い集め、それから都の大路をぶらぶら歩いた。
私には竹馬の友があった。セリヌンティウスである。今はこのシラクスの市で石工をしている。その友を、これから訪ねてみるつもりなのだ。久しく会っていなかったのだから、訪ねて行くのが楽しみである。歩いているうちに私は、まちの様子を怪しく思った。ひっそりしている。もう既に日も落ちて、まちの暗いのは当りまえだが、けれども、なんだか、夜のせいばかりではなく、市全体が、やけに寂しい。のんきな私も、だんだん不安になってきた。路で出会った若い衆をつかまえて、何かあったのか、二年前にこの市に来たときは、夜でも皆が歌を歌って、まちは賑やかであったはずだが、と質問した。若い衆は、首を振って答えなかった。しばらく歩いて老爺に出会い、今度はもっと、語気を強くして質問した。老爺は答えなかった。私は両手で老爺のからだを揺すぶって質問を重ねた。老爺は、周りをはばかる低い声で、わずかに答えた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-19 11:11:18
674文字
会話率:0%
兄メロスが行方不明となり、セリヌンティウスが処刑されたという知らせを聞き倒れた私。目を覚ますと結婚式の3ヶ月前に戻っていた!
セリヌンティウスが処刑される未来を回避するため私は兄を鍛えることにした!……たとえそれが愛する兄を死なせること
になるとしても。
カクヨムにも先行して投稿中
先が気になった場合はこちらから
https://kakuyomu.jp/works/16816927863057007744
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-13 07:00:00
10894文字
会話率:40%
セリヌンティウスは激怒した。
メロスは乱心か。
これは、友を信用できなかった哀れな男の話。
『走れメロス』のIFストーリー。
最終更新:2022-04-07 00:00:00
2158文字
会話率:17%
私は激怒した。
「全部残すまでそのままでいなさい!」
それが我がクラス五年二組の担任教師の口癖だった。
給食を無理やりに口に詰め込むクラスメイトを見ながら私は決意した。
必ず、かの邪智暴虐なるこのクラスの王を除かねばならない
と決意した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-03 20:51:15
3225文字
会話率:42%
メロスは揚げ油にちょうどいい温度を知ろうとして、油に漬かり、そのまま王を倒そうとする。油をかけられた王は、セリヌンティウスを人質としてメロスを三日間釈放するが、メロスは戻ってきて、オリーブオイルをかけられてしまう。
最終更新:2021-12-13 07:00:00
2442文字
会話率:56%
セリヌンティウスは友を信じて今日も待つ。
走れメロスを勝手にスピンオフ。
セリヌンティウスと兵士の暇潰しトーク。
最終更新:2021-09-01 07:17:09
853文字
会話率:75%
セリヌンティウスは困惑した。
なぜ、自分は牢にいるのかと……。
最終更新:2021-07-11 18:00:00
4824文字
会話率:26%
俺は今日、どうしても定時で帰りたいのだ! それなのに俺の前には上司やマドンナや同期や追い剥ぎや濁流が容赦無く立ちはだかる!! 果たして佐藤は間に合うのか?!
最終更新:2020-06-19 14:18:43
1824文字
会話率:20%
セリヌンティウスは激怒した。必ず、かの邪智暴虐《じゃちぼうぎゃく》のメロスを除かなければならぬと決意した。
少し前、友人のメロスが「ちょっと旅行しようぜ」と言ってきた。
多少だらしないところもあるが、根はいい奴だ。
……と思っていた。こ
の時までは。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-07 22:56:23
2466文字
会話率:23%
ディオニス王の暴挙によって、すっかり活気をなくしてしまったシラクス市。この市に住む若い石工であるセリヌンティウスは、2歳下の妻と、つい先日6歳になったばかりの娘と共に、静かに、けれども楽しく暮らしていた。しかしそこに、セリヌンティウスの幼馴
染である正義漢、メロスが現れ・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-13 00:38:29
4310文字
会話率:47%
セリヌンティウスは、友情のためなら命すら惜しまない男だ。
最終更新:2020-01-10 17:45:30
3018文字
会話率:15%
走りすらしないメロスとセリヌンティウスの話。
最終更新:2019-08-08 23:31:43
463文字
会話率:54%
メロスは、走った。友のために!
そんなメロスと、友:セリヌンティウス。
走れメロス。で身代わりにされて文句の一つも言わなかったセリヌンティウス。
「メロスは、子供のころと、変わっていなかった。……そう、変化という意味でも、進歩という意味で
も……。」
昔から無計画で、正直者で、正義感が強くて、単純だったメロス。そんなメロスの竹馬の友をやっていたセリヌンティウス。そんな彼らの日常とは? 走れメロスの裏側をえがいてみます。
注) 途中まで、恋愛要素は薄いと思います。
原作、走れメロスを膨らませて書いて います。
作者のメンタルが絹ごし豆腐より脆いのでヘイトをあげないでください。死んでしまいます(心が)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-13 16:11:09
950文字
会話率:30%
都の王が紅い宝石に心を奪われた。それは紅い美女になり、王に囁く。ヒトは信じたらいけませぬ。友の身代わりになった、石工のセリヌンティウス、城に向かう時に、彼は嘆きの壺を老婆より手渡される。不安になったら蓋をあける様に、貴方を助けると言われてい
た。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-03 23:44:39
5925文字
会話率:7%
メロスは死んだ。セリヌンティウスの刃に斃れ、目から光を失った。
太宰治『走れメロス』のパロディ、後日談として。
最終更新:2018-12-26 08:00:00
992文字
会話率:65%
「走れメロス」を、メロスの友人セリヌンティウスの側から書いた短編です
暇で暇でどうしようもない時にどうぞ
最終更新:2018-07-09 19:18:07
4802文字
会話率:18%