その一 プロローグ をご高覧ください。
最終更新:2018-03-03 20:00:00
9025文字
会話率:13%
元上司と元部下という関係の男女が一緒にスペイン旅行をすることとなった。
元上司の男は定年退職した還暦の男で今も独身を貫いている。
元部下の女性はアラフォーの婚期を逸した女性である。
二人の年齢差は二十歳もある。
男にとって、彼女は知人の娘で
あり、齢の離れた妹といった感じで接してきた。
一方、彼女は男に尊敬の念と共に、淡い恋愛感情も持っている。
二人はスペインを仮の夫婦或いは愛人関係の二人連れとして、旅した。
スペインでは八都市を旅した。バルセロナ、バレンシア、グラナダ、コスタ・デル・ソル
にあるトレモリーノス、セビージャ(セビリア)、コルドバ、トレド、マドリッドである。
トレドではバスに乗って、コンスエグラという町に行き、風車を見物している。
二人の関係は清いままである。(いささか不自然だが、男女関係は無し)
物語では八都市を具体的に紹介しており、読者はその地を二人と一緒に旅をしている感じ
を受けるかも知れない。十篇の連載小説となっている。旅行記としても読めます。
ドン・キホーテの作者・セルバンテスの言葉を借りれば。
「閑暇なる読者よ」、お楽しみあれ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-24 20:00:00
15617文字
会話率:28%
スペインのトレドが舞台。コルドバから電車に乗って、マドリッドへ行った二人の男がバスに乗って、古都・トレドに行った。永田真一と宮本雅也は高校からの無二の親友である。二人は高校時代同様、つるんで、スペイン旅行をしている。トレド見物後、二人はバス
に乗って、風車で有名なコンスエグラに行き、丘の上に林立している風車を見物した。仲の良い二人であるが、高校卒業以来の人生はそれぞれ異なっている。旅をしながら、二人の男はそれぞれの人生を思い、語った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-03 20:00:00
26442文字
会話率:28%