六つ脚のカテキョーレディと難しいお年頃に近づきつつある貴族令嬢のドほのぼのななんかです
最終更新:2024-09-21 18:00:13
6780文字
会話率:65%
後期ヴィクトリア朝のイギリスにて。ロンドンで女家庭教師(ガヴァネス)として働いていたロビンは勤めていた屋敷を辞し、職探しの真っ最中だった。しかし、この時代、ガヴァネスはあり余っていた。ロンドンで勤め先を探すのは困難であり、ロビンは進められる
がまま移民船に乗ってシドニーに拠点を移すことを決める。しかし、船に乗る前に偶然出会ったフレデリック・イングリス准男爵がヨークシャーに来てくれるのならばロビンを雇うと言う。疲れ果てたロビンはその言葉を信じ、ヨークシャーへと旅立つが――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-02 17:00:00
132739文字
会話率:31%
没落寸前の子爵家に生まれたリディアは、家のために職業婦人を目指す。貴族令嬢が、唯一働いてお金を得ることができる仕事は「女家庭教師(ガヴァネス)」だ。しかし、リディアの暮らすサンフォード国の貴族令嬢は、結婚して子供を生んで家族のために生きるの
が普通とされている。家族のためとはいえ、貴族令嬢がお金のために外で働くことは卑しい行為だとされ蔑まれていた。それでもリディアは、持ち前の明るさで女家庭教師となり子供たちに授業を行っていく。出会った子供たちは、一筋縄ではいかない子たちばかり。悪戦苦闘しながらも、子供と一緒にリディア自身が成長していく物語。全10話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-21 09:17:59
33842文字
会話率:36%
霞ヶ関で官僚として働く「私」は、大好きな乙女ゲーム「暁のアテーネー」のスマホ移行記念の新章発表の日に、運悪く線路から転落してしまう。次に目覚めた時、「私」は、「暁のアテーネー」の悪役の王の公娼・エヴァに転生していた。おまけに、エヴァがまだ
実家にいることから、「私」はこれが本来はこれからプレイする予定だった新章の筋書きであると気づく。
エヴァは実家が破産したため、このままでは娼館送りだと兄に言われる。エヴァが娼館に行けば「暁のアテーネー」のメインストーリーの通り、王に召し上げられて権力に溺れ、王子やその側近を追放するが、最後はヒロインの力で追放したはずの王子達に殺されてしまう。10年後の死を回避するため、エヴァは自分の資産ーーー知性を武器に、ガヴァネス(家庭教師)として暮らすことを決意する。しかし、エヴァが漕ぎ着けた家庭教師先はなんと王宮で、王や皇子達と接触する羽目になる。どうにかして王の公娼になるのを避けるため、知性を持って男達の欲望と陰謀に立ち向かう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-11 23:29:47
8305文字
会話率:60%
魔法学院の卒業パーティーで婚約破棄された、人形のようだと評される公爵令嬢ルジェリエ。
そんな中、粗暴だがお人よしな魔道具科教師ノーラッドに手を差し伸べられる。
とある秘密を抱えたまま、ルジェリエはとんでも双子の家庭教師としてノーラッドの屋敷
を訪れるが──
不器用な二人が互いにほだされあい、距離感を図りかねながらつき進む、ちょっと切なめなラブコメです。
ざまあはありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-03 22:52:02
13859文字
会話率:30%
「ぼくはこの国を、この大陸でいちばん平和な国にしてみせます。だから先生、ぼくが大人になったら……ぼくの妃になってくれますか?」
日本の一般市民として生きていた小鳥遊優里は、ある日異世界のとある辺境貴族邸に住み込みで働く女家庭教師(ガヴァネ
ス)に転生した。
可愛い教え子から欲しいものを尋ねられ、「平和な国」と答えた優里は、それを贈るから結婚してほしいと求婚される。
幼い子どもの口約束と侮っていたのに、成長するにつれて教え子はどんどん約束を叶えてしまいーー?
異世界転生×歳の差おねショタラブコメです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-22 00:25:10
1828文字
会話率:53%
侯爵家次男という身分に生まれたルシア・ブラドスキーはかつて日本人として生きた意識を持っていた。非力な彼が頼れるのは自身の頭脳と人脈。数奇な運命へと巻き込まれていくルシアは,もがきながらも知恵を絞って,自身の運命と対峙しなければならなかった。
◇
天は彼に恵みを与えた。美しい所領の風景。ひろいひろいブラドスキーの土地は季節とともに移ろいゆく。その土地の輝きを独占するかのように佇むブラドスキーの屋敷。彼は少年期をそこで過ごした。兄が居た。頑固で融通の利かないが,聡明な兄が居た。美しい姉君がいた。とてつも無い魔法の力をその身に宿して人々に恐れられ,誰よりも心優しい姉がいた。活発な異母弟がいた。屋敷の庭をよく駆け回っては転んでよく泣く弟がいた。無口で不思議な愛らしい異母妹もいた。彼女はなにか人に知られざる者を知るかのようだった。優しい継母がいた。あかるい中庭でよく兄弟たちと一緒にお茶をした。厳しいがどこか憎めない|女家庭教師《ガヴァネス》がいた。彼は自分の方が本当は年上なのだと思うと居たたまれなかった。美しい屋敷の中で愛すべき人たちと共に,退屈で素晴らしい日々を過ごした。だが,それも過去のこと。恵まれた日々は過去のこと。彼が自身の運命を知ったその日から……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-03 10:08:14
378157文字
会話率:48%
残酷な描写というほど直接的な表現はありませんが、性的虐待を仄めかす描写があります。
20世紀初頭英国。のどかな町のそばの丘の上に、その屋敷は建っている。男爵と夫人、後継の長男とその妹ロリータ、十人に満たない使用人が住んでいる。エリカは、
ロリータの家庭教師〈ガヴァネス〉であった。
エリカはロリータに密かに恋心を寄せる。一方のロリータは、そんなエリカの思いを知ってしまい、エリカに「愛を教えて」と迫るのだった。
わずか10歳のロリータの誘惑、その奇妙さに気づいたエリカは……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-01 00:00:00
6371文字
会話率:59%
19世紀、ヨーロッパ某国。
ロンディーノ伯爵家の一人娘、アリスティアの女家庭教師(ガヴァネス)を勤めていたエディルは、自分でない身体で目覚める。
それは、病弱で命を危ぶまれていたアリスティアの身体だった。
死にゆくアリスティアとエデ
ィルの身体を入れ替え、〈アリスティア〉という存在を生き永らえさせようとする魔術。それに、エディルは捕らわれてしまったのだ。
元の身体に戻りたい。
そう願うエディルの前に、アリスティアの兄、ライナルトが帰国する。
妹を思い、元気になったと喜ぶ優しいライナルトを騙すことに罪悪感を覚えるエディル。
真実を知ったライナルトの手を借り、エディルは自分を取り戻すために動き出す。
一応、(歴史)というジャンルに身を置かせていただきましたが、歴史上の重要人物、出来事などは一切出てきておりません。出すつもりもありません。というか出せません。(近代史、苦手)
19世紀、ヨーロッパ某国のカントリーハウスっぽい所が舞台なので、〈歴史〉とさせていただきました。〈異世界〉ってジャンルにしたほうがよかったのか。作者迷々レベルの〈歴史〉です。
※ この作品は「pixiv」にも投稿してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-03 16:50:42
51483文字
会話率:32%
アリシア・クロウは初めての社交界で『死神』と噂される紳士、ライアンと出会う。その影のあるミステリアスさに惹かれた若いアリシアはすっかり彼に逆上せあがるのだが、男は突然、彼女の前からいなくなってしまう。
数年後、ライアンは再び彼女の元に現れ、
あろうことか求婚してきて……。
ジェーン・オースティン風のリージェンシーな感じの恋愛ものを目指しています。文体はやや古い訳文調です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-08 19:16:43
138722文字
会話率:34%
拙作「教えてあげる」の後日談です。前作をお読みにならないと分からない内容です。
元教え子であるオルティア伯爵子息ジェラルドから、衝撃の告白を聞いた元ガヴァネスのアンバー・ローズは、その翌日伯爵未亡人と共に馬車の中にいた。でも、その中にはもう
一人、暗い空気を撒き散らす人物がいて……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-24 11:05:43
4771文字
会話率:46%
オルティア伯爵家に勤める元ガヴァネスのアンバー・ローズは、元生徒である伯爵子息ジェラルドと険悪な仲だった。ジェラルドはアンバーを父親を狙う卑しい女として毛嫌いしていたからだ。中等教育校へ入学したため家を離れていたジェラルドだったが、ある日ア
ンバーの不貞行為を非難するため家へと戻って来る。R15にあたる表記はありませんが、念の為つけています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-15 16:59:08
4671文字
会話率:29%