人界と魔界が存在する世界。そこでは勇者達と魔王の戦いが長きに渡り繰り広げられていた。
その中で犠牲となったのは主人公【ブラッド=エンフィールド】の幼馴染であり、彼女は魔王に惨殺されて霊魂すらも塵となると蘇生することは完全に不可能となった。
しかし目の前で幼馴染を殺されたブラッドは人の身でありながら魔族の王としての血を覚醒させると、彼女を殺した魔王を虐殺し人界に別れを告げたあと魔界の統治へと乗り出した。
そこでブラッドは歴代最凶の10代目魔王として長らく魔界に君臨する。
もう自分のような悲劇を二度と起こさない為に、そして人界と魔界が互いに手を取り合えるような平和な世界を実現させるために。
……だが元は人の身であるこから遂に寿命の時が訪れると、ブラッドは最後に幼馴染との思い出の場所にて【時間遡行の剣】で自らの心臓を穿ち自害することを選ぶ。
――今度こそ必ず勇者の証を持つ彼女を救い、二度と争いを生むことのない平和な世界を実現させる為に――
これは1人の魔王が幼馴染を救い、平和な世界を実現させるまでの物語である。
その過程できっと多くの魔族や人族が仲間となることだろう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-12 23:30:00
90607文字
会話率:37%
大陸の国境間近に広がる村落――ベルグラーヴに凶刃が走った。保安隊は襲撃犯マーク・トンプソンの応戦するため、村の中心部で銃を持って出撃していくが、たった一人の襲撃犯に対して時間と血ばかりが流れていった。トンプソンは行方不明となり、ベルグラーヴ
は多数の死者を出す結果となった。
また同時刻に教会が襲撃されていた。教会に務めていた教司ランベール・ウィルソンとその守護士ジャン・ノートも死体となって発見された。襲撃犯は不明のまま、月日ばかりが過ぎていった。
王都エンフィールドでは事件を重大視し、当時のベルグラーヴの領主を廃易にすることを決定した。代わりに、交易によって財を成したカーライル家を新たなベルグラーヴの領主として任命した。カーライル家の家主アダムは、末娘のフェリルをベルグラーヴの現場統治に任せることを決めて、送り込む支度を始めた。
ベルグラーヴに到着したフェリルは、この僻地ベルグラーヴの発展を目指して、財政を鑑みながら策を実行していく。
巡視官のユーリ、事件の真相を追うカイル、王都を夢見て故郷を出た青年ハンネス、猟師生活を捨てて街に憧れたエレーナ、カーライル家の財政を扱うレイチェルとメリル、そして、ベルグラーヴの教会に新たに就任したリディアとその守護士クレア。
様々な視点からベルグラーヴの再生と、事件の謎を描く、ミステリー近代ファンタジー群像劇。
5/26現在[7/12]公開中。随時更新投稿してまいります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-06 16:00:00
227542文字
会話率:35%
それは、美しくも妖しい黄金色の薔薇が、ひとりの女、ふたりの男の運命を操る物語――。伯爵令嬢アシュリン・エンフィールドは、婚約者ライナルトとの結婚を前に穏やかな生活を送っていた。一方で自分を炎の中から助け出す男性の夢を毎夜のように見ており、そ
の謎の男が気に掛かって仕方ない。そんな時、彼女は新居の専属庭師となるクラウスを紹介される。だが、クラウスはアシュリンに冷たい態度しか取らない。それはエンフィールド家の過去となにか関係があるようで……。やがて動き出した政局のなか、アシュリン、ライナルト、そしてクラウスは、それぞれ過酷な運命に翻弄されていく。3人の運命、そしてエンフィールド家の庭に咲く黄金色の薔薇に隠された秘密とは――。
※魔法のiらんど・ノベルアッププラスにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-22 07:32:32
106346文字
会話率:39%
――人は、彼をこう呼ぶ。
青褪めた馬のエゼル、あるいは灰色のエゼルと。
黒い髪、黒い肌、緑の外套、六つの短銃。
そして異界のガンマンより受け継ぎし一丁のライフルに、天性の灰色の瞳。
やつがひとたびエンフィールドを手にすれば
、死が奏でられ、殺戮の歌が流れる。
林賊、匪賊、馬賊……世に蔓延る悪党どもよ。良い葬式を――その代金は、エゼルが支払おう。
密林で、荒野で、そして塔高き街路で。
魔法の銃火が煌めき、空も地も、真っ赤に染まる。
異世界西部劇――装いも新たに新章開幕
※本作は拙作『異世界ウェスタン』の続編作品です。
異世界に召喚された西部のガンマンが、悪いオークの盗賊とかと戦ったりするお話です
前作:http://ncode.syosetu.com/n6533cd/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-24 00:09:53
140196文字
会話率:29%
闇に潜む怪物を狩る退魔屋の一人、七ツ森麻來鴉はイギリス、チェルムスフォードにいた。
一週間前、怪物を退治しに行きそのまま消息を絶ったエンフィールド夫妻を追って来たのだ。
町はずれのいかがわしいクラブ。深夜。妖気漂う店の中へ、彼女は足を踏み入
れる。
乱杭歯を覗かせる怪物の口の中へ――……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-12 23:33:33
9967文字
会話率:45%
「イリーナ、今日を持ってお前を帝国から追放する」
魔法大国の皇女として生まれたイリーナ・エンフィールドは生まれてから魔法がまったく使えなかった。
それを理由に実の父である皇帝によって帝国を追放されてしまう。
しかし追放先にはかつて人間と争っ
た魔王が封印されていた。
彼はイリーナは魔法が使えないのではなく、破壊しているといい、その力を使って復讐をしないかと持ちかける。
これは追放された皇女と封印された魔王の復讐の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-01 19:21:11
3574文字
会話率:41%
「首刎ね騎士の求婚理由」と「廃品王子の婿入り事情」の番外編置き場です。
登場人物のその後とか、過去の話とかをきまぐれに載せます。
前書きに説明を載せますが、時系列はお話によってバラバラです。
※各本編のネタばれがあるかもしれません。
最終更新:2020-10-23 21:00:00
52720文字
会話率:33%
エンフィールド王国王女にお抱え魔法薬師として仕えるエレンは、政略結婚する主君に随行して北の国・リュドミラに赴くことになる。
リュドミラは3年前にエンフィールドで革命が起きた際、新女王率いる革命軍に助力してくれた国で、エレンはそのときに知り合
った青年騎士のことを懐かしく思っていた。
だが再会した騎士・ミハイルは1年前に主君を喪ったことでかつての明るさを失っており、戦いに明け暮れて「首刎ね騎士」と呼ばれるようになっていた。
とはいえ懐かしい友人と再会できたことに安堵するエレンだが、ひょんなことからミハイルに求婚され、彼と結婚することに。
ミハイルとの結婚生活を始めるエレンは、まずは恋人のような関係から始めたいと願う。
だが、彼にはエレンとの結婚に何か思わくがあったようで……。
雪に包まれる北の国で、夫は自分の生きる意味を、妻は自分の生きる場所を、それぞれ見出していく。
※とても格好いい王道ヒーローはいません
※物語の舞台となる国はロシアの文化や人名を参考にしていますが、フィクションです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-21 19:03:32
130418文字
会話率:37%
【第1巻、ファンタジア文庫より7月17日に発売】
隣国の侵攻を受けて父と母と兄を殺され、“自らの意思に関係なく”二人の姉をこの手で殺した、ラストロンツ王国第三王女トルテ・リアム・ラストロンツ。13歳という若さゆえか、ラストロンツ王族の中で
唯一殺されずに済んだものの奴隷に堕とされてしまい……。
これは、希望はおろか絶望すら抱けぬほどに心が壊れかけてしまったトルテが、〝道化の死神〟の名で恐れられている凄腕の暗殺者ラグラス・エンフィールドと出会うまでの物語。
特設サイトURL
https://fantasiabunko.jp/special/202007lonelyassassin/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-11 00:06:50
8631文字
会話率:25%
少女ーーレナ・エンフィールドは幼少期から遊園地『イースターワールド』が大好きだった。
イースターを題材としたテーマパークで、人々から絶大な人気を誇っていた。中でもマスコットキャラクター『ラビットエッグ』は、園内でしか見ることの出来ない生き物
である。
12歳になったレナは、明日弟が産まれると笑顔で母の病室を後にする。
大通りを走り抜け、道を曲がった所で怪しい不気味な黒フードの少年とぶつかった。
少年は不気味に笑いながら、突如レナを車道に突き飛ばしーートラックに轢かれて人生の幕を閉じる。
しかし次の瞬間、レナは何故か『イースターワールド』で目を覚ます。
そこで待ち受けていたのは、死者を集めた復活祭『イースター』の幕開けだった。
生き返るため、レナは最後の一人になるまで戦い抜く。
「終わらないイースター始まるよ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-08 19:00:00
44940文字
会話率:41%
インド・アメリカ・日本…世界中で使われた名銃、エンフィールドP1853。そんな中の一丁である「私」が記した自叙伝。
最終更新:2018-12-02 23:46:40
989文字
会話率:0%
13人の神様に創られたご先祖様は、神様に従う事をよしとせず、呪われし種族《ジャルヴァナータ》と呼ばれ廃棄世界に落とされました。
世界の名はヴェルム。
先に廃棄世界に落とされていた14番目の神様ヴェルムの亡骸から産まれた数々の浮遊する島
が私達が住まう場所。
リゼッタ・エンフィールド18歳。 騎士団所属。
セクハラ上司を絞めたのでこの度、 『ゴミ溜騎士団』で副団長をする事になりました。
ぐうたらな団員と、 戦闘以外役に立たない団長を更生させるため頑張ります!
※のんびり更新予定となります。気長にお付き合い頂ければ嬉しいです※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-31 12:00:00
420650文字
会話率:34%
高校生の瀬尾エリオは学校に行く途中で不思議な光に包まれる。彼の行き着いた先は東京に酷似した遺跡を有するエンフィールド王国だった。
エンフィールドは燃料危機に瀕しており、結果的に召喚されてしまったエリオはエンフィールド王家から1つの願いを
聞く。
「キミ自身に力がなくとも、キミの力が必要だ。私たちを助けてくれないか」
グロス王はそう言いながらも強引にエリオをトーキョー遺跡へと送るのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-17 18:46:24
34446文字
会話率:31%
明治中期、四ツ葉という島があった。東京湾に浮かぶその島で、一人の女は一つの別れを引きずっていた。過ちだったのか、運命だったのか。それすら分からぬまま、時は経つ。
「だけど、このままじゃ」
女の名はレイン・エンフィールド。過去の痛みを抱え
つつ、彼女は新たな一歩を踏み出す。
http://ncode.syosetu.com/n9728bl/
名作"明治蒸気幻想 パンクノスタルヂア"の著者、留龍隆先生公認の外伝です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-28 21:25:36
27514文字
会話率:49%
別段、特別な能力を持っている訳でもない16歳の少年ウィル・アレンスと同い年の幼馴染、見習いヒーラーのエリー・エンフィールドはとある事件をきっかけに冒険者になることに……これは、そんな二人の日常と冒険の物語。になる予定です。
ちなみに別に主
人公は強くないです。ヒロインも強くないです。
話が進むごとに多少、強くはなって行くかと思います。が、
どちらかといえば泥臭い戦いがメインになるかと思いますのでご了承ください。
初投稿というところで、いたらない点が数多く存在するかと思いますが、よろしくお願い致します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-03 21:09:16
8167文字
会話率:39%
日本のとある山中に、鳳仙院と号された古刹がある。
それは代々、「綾神」の名を持つ者の棲処だった。
綾神、それは舞神にして武神。幾多の戦乱を平定したと伝えられる、
人外の業の継承者である。
当代の綾神、綾神弥雲は、国際研究機関「ウィズダム」
の宇宙研究所へ招かれる。
時を同じくして、ウィズダムは謎の武装集団によって襲撃を受けた。
人工知能「アリス」によって支配され、弾雨に蹂躙されるウィズダム。
そんな中、弥雲は名を持たぬ少年と出会う。
彼を冬弥と名づけた弥雲は、共にウィズダムという巨大な閉鎖空間を彷徨うことになる。
一方、多くの科学者が非業の死を遂げる中、若き電子工学者、彩花・F・エンフィールドは生き残った。
死屍累々たるウィズダムで、彩花と弥雲、冬弥は出会う。
そして姿を現すアリス。美しい少女の姿をとる「それ」は、ウィズダムを占拠し、太陽エネルギー集束衛星「ヘリアンサス」を用いて、地球に天変地異をもたらそうとしていた。
「そう、今の貴方たちは人類の希望です。……生き残れたらね」
不遜に嗤うアリス。刻一刻と迫るヘリアンサス発射。ウィズダムを徘徊する武装集団。
弥雲たちは地球の命運を背負い、アリスとの戦いに身を投じる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-26 18:11:44
71137文字
会話率:44%