エステリアという東ヨーロッパの国が、ゼルブという巨大軍事大国によって突然侵攻されるところから物語が始まる。
主人公は日本からエステリア宇宙研究所へロケット開発のために出向している大船という若い男の研究員で、彼はアーニャというエステリア人
の女性研究者に想いを寄せていた。
エステリアはGDPこそ低い国ではあったが、平和な国だった。だが、突然のゼルブによる侵攻により、多くのエステリア国民が犠牲となり、命を落としてゆく。
※この小説のモデルはロシアのウクライナへ侵攻です。戦争の非道さと無意味さを訴える小説として書きました。よろしくお願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-12 21:00:00
118808文字
会話率:38%
日本のとある山中に、鳳仙院と号された古刹がある。
それは代々、「綾神」の名を持つ者の棲処だった。
綾神、それは舞神にして武神。幾多の戦乱を平定したと伝えられる、
人外の業の継承者である。
当代の綾神、綾神弥雲は、国際研究機関「ウィズダム」
の宇宙研究所へ招かれる。
時を同じくして、ウィズダムは謎の武装集団によって襲撃を受けた。
人工知能「アリス」によって支配され、弾雨に蹂躙されるウィズダム。
そんな中、弥雲は名を持たぬ少年と出会う。
彼を冬弥と名づけた弥雲は、共にウィズダムという巨大な閉鎖空間を彷徨うことになる。
一方、多くの科学者が非業の死を遂げる中、若き電子工学者、彩花・F・エンフィールドは生き残った。
死屍累々たるウィズダムで、彩花と弥雲、冬弥は出会う。
そして姿を現すアリス。美しい少女の姿をとる「それ」は、ウィズダムを占拠し、太陽エネルギー集束衛星「ヘリアンサス」を用いて、地球に天変地異をもたらそうとしていた。
「そう、今の貴方たちは人類の希望です。……生き残れたらね」
不遜に嗤うアリス。刻一刻と迫るヘリアンサス発射。ウィズダムを徘徊する武装集団。
弥雲たちは地球の命運を背負い、アリスとの戦いに身を投じる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-26 18:11:44
71137文字
会話率:44%
クロボシ・ハズムは国立航空宇宙研究所所属の腕利きテストパイロットである。
いや、テストパイロットで『あった』
彼は次元跳躍実験機『パイオニアⅢ』の運用実験中に謎の存在に襲われ、そこで出遭った『管理者』と名乗る存在に別世界へと跳ばされて
しまうのだった。
異邦人、クロボシ・ハズムの冒険が今始まる!
★:いや、したくないから。還って家でテレビ見てごろ寝してたいから。
※ 二作短篇で投稿した作品の長編化です。最初の二話は短篇の加筆修正版になります。
●:結局長編というか短篇連作というかそんなもんになるんだな。
○:まぁ本編が進まないので気分転換で書き始めたら思ったより書けるんでまとめる気になったんだろ?
●:ココも加筆修正終了後は多分修正されるだろうなぁ。
○:修正しない方がどうかしてるぜ。
●:……ってまだ加筆修正されてないのに三話目投稿しとるわ。
○:まぁ、するもしないも社怪人《さくしゃ》の勝手でしょ。
●:そりゃまぁそうなんだけど……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-25 10:15:30
3661文字
会話率:2%
波留希と蹴夜と嘉苗はなぞの生物に吸い込まれて未来の宇宙研究所に連れて行かれてしまう。
三人はなぜ宇宙研究所に連れてこられたのか?
三人がこれからすることとは!?
最終更新:2011-10-02 20:52:33
25832文字
会話率:55%