コンビニのイートインスペースでよく話す彼との話。
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最終更新:2025-02-07 19:40:15
1471文字
会話率:0%
大学2年に上がって半ばを過ぎた。
暇を持て余しながらコンビニバイトに勤しんでいると、制服を着た1人の少女が入店してきた。
そのままなにも買わず、イートインスペースにまっしぐら。
最初は見て見ぬふりをしていたが、テーブルに突っ伏した
ままピクリとも動かない。
心配になって声をかけると、返事の代わりにお腹の音が鳴り響く。
羞恥心に身悶える制服少女に、しょうがないと弁当を買い与える。
最初は突っぱねられたけれど、結局空腹に負けたのかぐしゃぐしゃに泣きながらお弁当をかき込みだす。
野良犬に餌を与えたような無責任な、一時の優しさ。
それだけのはずだったのに、バイトを上がると待ち伏せしていた制服少女にいきなり腕を掴まれ、ささやかな少女の胸を手に押し付けてきた。
まるで昨日の弁当はこれでチャラとでも言うようだった。
これで、豆腐素材の糸よりも脆い制服少女との関係は終わりだと思っていたのだけれど、
「私がどこにいようと勝手ですよね?」
なぜか俺のシフトの時ばかりイートインスペースに入り浸るようになってしまい、深夜だというのに俺の未来に影が差すのだった。
※この作品は「カクヨム」「小説家になろう」に投稿しております※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-05 08:00:00
97690文字
会話率:24%
交差点の先にひっそりとオープンしたヨーロピアン風のパン屋さん。そこを訪れるお客さんから王子様、と呼ばれる銀髪の店員さんが居る。
そんなお店を見つけた男子大学生である僕は、此処のパンと銀髪の彼に会うために大学帰りに通い詰めていた。
あ
る雨の日の夕刻、いつものようにパン屋さんを訪れると、僕はポイントカードのスタンプが全部埋まったことを知らされる。次回来店時に特典があると知った僕は特段興味を示さずに、いつも通りに店内のイートインスペースでパンを食べ帰宅するが、傘を店内に忘れてしまっていたことに気付く。
忘れた傘を回収しに、僕は四つ辻の向こう側にあるパン屋さんへと赴くのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-09 23:30:50
11207文字
会話率:16%
アケネは木霊の中級魔族、でも人界の介護老人保健施設で介護士として働いていて、お惣菜等を食べるのが趣味だ。
そんな彼女はいつも仕事帰りに会う食べ友で和菓子とか焼きまんじゅう好きの人界にも仕事を持ってるらしい高位上級魔族なボンさんがいる
。
いつものようにイートインスペースで食べたあと、ボンさんからオムライス食べデート? に誘われて行くことにしたアケネに職場の介護主任が、利用者家族関係者(つまりボンさん)につきまとわれてないかと声をかけてくる。
別に私、つきまとわれていませんとアケネは否定するが……介護主任は納得してないようで……
アケネはボンさんと仲良く食べ友が続けられるのか?
魔界な人々シリーズ
小説家になろう初投稿から七周年記念作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-20 08:35:38
9429文字
会話率:36%
深夜まで営業しているおにぎり屋「結び屋」。
小さなイートインスペースが設けられたその店に、今夜も一人、客が訪れる。
最終更新:2019-10-16 00:01:47
5008文字
会話率:19%
東京の池袋から少し離れた閑静な住宅街の中にひっそりとたたずむコンビニ『ファミリーセブン南池袋店』。一見すると普通のお店だが、実は様々な幽霊が集まりやすいという不思議な特徴がある。
そこに一人の女子高生がアルバイトの面接にやってきた。
見習
い巫女の浅間 麗(あさま うらら)だ。
彼女は祖母のすすめでここにやってきたという。
さっそく端整な顔立ちの青年店長、鎧屋 藤次郎(よろいや とうじろう)との面接が始まる。
しかし彼女はずっとしかめ面。
なぜなら彼の膝の上に妖艶な美女、アヤメが淫らな笑みを浮かべながら座っていたからだ。
しかも彼女は人間ではなく、狐のあやかしで……。
人を食ったような態度の女狐のあやかしと、いつでも一生懸命な見習い巫女。
デコボコな二人が怪事件に挑む!
◇◇
長坂洋子と長坂智子は、裕福な家庭の仲良しな高校生姉妹。
学校帰り、いつも一緒にコンビニに来店しては、アイスなどを買ってイートインスペースで過ごすのが彼女たちの日課だった。
しかしある日、妹の智子だけが来店してきた。
大人たちで大事な話をしている間、コンビニで待っているように、と自宅にいた姉から連絡が入ったというのだ。
しばらくして姿を現した姉の洋子。
「こんにちは。智子を迎えにきました」
彼女の何気ない一言から、事態は一変する――
◇◇
様々なあやかしや幽霊が集まる不思議なコンビニを舞台に繰り広げられるミステリー小説の第一弾!
※この物語はフィクションです
※エブリスタでも公開中です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-03 22:00:00
104551文字
会話率:22%
コンビニバイトをしている私。
そんな私が許せないこと。
最終更新:2018-06-27 16:07:15
707文字
会話率:0%