仲間だと信じていた英雄パーティに僕は捨てられた。
理由は僕のスキル【アイテムボックス】が、この世界では「ハズレ」で「役立たず」だったから。
足を砕かれ、ダンジョンの最深部で災害級モンスターの生贄にされた僕。彼らは僕が苦労して運んだお宝だけ
を奪い嘲笑いながら去っていった。
――だけど彼らは知らなかった。
そのゴミスキルが、世界の理を覆す『レベル10』の奇跡であり、時間さえも停止させる力を持っていることを。
そして彼らが放った最強の魔法でさえも「保管」できるということを。
これは、全てを奪われた僕がたった一つのスキルで偽りの英雄たちに復讐し、やがて本当の伝説になるまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 15:46:57
31750文字
会話率:25%
異世界からの勇者召喚から戻ってきたブラック社畜の進藤トモアキ。実質土日で五年分働いて帰って来た彼は帰ってきても向こう側の技術がまだ利用できるように気づくが、一般人に戻ったからと出来るだけ力を封印した状態でこれから生活しようと試みる。
仕事
は相変わらず忙しいが、向こうの世界で無理やり押し付けられたクエストや魔王を倒せって話のほうがよほどブラックだと考えたところで上司のパワハラすら跳ねのけて乗り切られそうな気がしてきた。
久々のブラック仕事から家に帰るとパーティーメンバーだった聖女フィリスがアパートの玄関口で倒れ込んでいるのが発見されていた。どうやら逆召喚術式の途中で召喚陣の中に飛び込んでトモアキを追いかけてきたとのこと。ここから始まる異世界人と元勇者の生活。
休みの日にアイテムボックスの中を整理し、原則魔法もアイテムボックスも封印して、一般人として生活することをフィリスに伝えているが、アイテムボックスの中に魔王の残滓の残った魔石が紛れ込んでいることを発見する。
仕方なく魔法で浄化を試みるが、なぜか浄化されずそれどころか魔力が凝縮され、魔石から魔王の幼生体が出現することになった。魔王カルメンの幼生体であるカルミナが姿を現す。幼生体であるので力の9割以上の力が制御されているので一般人程度の力しか出せないことと、向こうの世界から離れたことで次に出現するである魔王は今回よりももっと弱くなるであろうことが伝えられる。
今更向こうの世界にこいつを送り返すこともできない。そしてこんなロリを放置して魔法をあちこちで使われたり騒ぎになって顔をお互い知っているトモアキに負担がかかることが目に見えているので、三人で合わせて生活をしていくことになる。
ブラック労働はブラックさを感じなくなったことから、メキメキと仕事ができるようになってきた。上司の無茶ぶりにも率先して先回りをして上司に文句を言われる回数も減った。上司の角田も、ようやく仕事がいっちょ前にできるようになってきたなとかみ合わない意思疎通が出来ているようになった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 08:00:00
103289文字
会話率:53%
剣と魔法の異世界に転生したマサムネ。外見は美少女、内面は中年男性という珍妙な姿で、異世界の冒険が始まる。女神から与えられたチートアイテム「アイテムボックス」には、物を99個まで収納でき、取り出しても減らないという特典がついていた。ナイフや武
器を次々に出現させ、数々のモンスターを圧倒していく彼女(心は男)の冒険が、今始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 00:29:30
5676文字
会話率:38%
私は痛くなった腰を伸ばそうと立ち上がった瞬間立ちくらみがした。
目を開けると何故か森の中に居た。
頭の中に
ステータス閲覧機能を解放しました
ステータスと念じてくださいというアナウンス
は?
試しにステータス と念じると
頭の中に
情報が浮かぶ。ずらりと並ぶゲームの様な項目の最後には
スキル習得率アップ アイテムボックスの文字。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-19 12:07:16
757462文字
会話率:33%
自殺した引きこもりの男が、何の因果か異世界に「シフ」と言う名で転生した。
転生先の異世界は科学ではなく魔法が発達した……いや、魔法もなかった。
そのかわり誰もがそれぞれの<スキル>を持ち、当たり前のようにアイテムボックスを使っていた。
そ
んな世界でシフが持っていたスキルは、「アイテムボックスの中に入り込める」という異質なものだった。
しかもいったん中に入ってしまえば、他人のアイテムボックスにまで移動ができるとわかったことで、所有者が死んでしまったことで二度と取り出せないと思われていた、数々の遺品が取り出せるようになるとわかる。
かつて賢者と呼ばれていた人々の装備をまとい……
「ってそれただの墓あらしじゃん。」
と使いようによってはチートになるはずのスキルを、持ち前の卑屈さと適当さで無駄づかいする。
そんな少年の旅の物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-31 09:02:45
103924文字
会話率:28%
稀少なスキル『アイテムボックス』、そのスキルを持つ荷物持ちのホワイト。不幸なことにS級のパーティーメンバーが全滅してしまう。アイテムボックスのスキルによって彼らのアイテムを全て管理していたわけだが、冒険者のルールにより所有権はホワイトに。S
級パーティーのアイテムを狙うものたちから逃れるため南の島を目指すことにします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-18 15:30:00
4457文字
会話率:59%
スキルで荷物持ちをしている少年リオン。
しかし彼に追放が言い渡されて……?
最終更新:2023-06-13 16:27:25
5995文字
会話率:49%
チユは「痛み」を引き受ける『痛み屋』の魔女。
各地を旅しながら、人々の怪我や病気、呪いの「苦痛」を引き受けて日銭を稼いでいた。
けれどチユのスキルは病気も怪我も治せない。「痛みを取り除くだけ」の出来損ない。時には詐欺(さぎ)師と蔑まれながら
も、チユは他人の痛みに寄り添い、誰よりも痛みを知ってゆく。
「こんなに痛くて、辛かったね」
様々な人たちとの出会いと別れ、そして戦い。
静かに滅びゆくアースフィアの大地を、チユは相棒の竜馬ミーミルと旅してゆく。
どこかにある楽園、「苦痛の無い国」を見つけるために――。
【登場人物】
チユ。黒髪に黒い瞳の小柄な少女。楽園を求め旅をしている。ユニークスキル『痛み箱』(ペインボックス)を持つ出来損ないの魔女。
『痛み箱』は他人の「痛み」を受け取って蓄積する、一種のアイテムボックスのようなスキル。
怪我や病気は治癒できない。
痛みを受け取る際、チユは苦痛を伴うが『痛み箱』に収納することで消える。
蓄積した痛みは他人に「強制譲渡」することが可能で、痛覚による攻撃へ転用できる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-19 12:08:49
195515文字
会話率:47%
異世界の成人の儀をきっかけにアイテムボックスのスキルを手に入れた僕と現実世界の僕。手に入れた職業、精錬魔術師を使って冒険とお金儲けを実現していきます。どんなにたくさんお金を稼いでも金貨一枚どころかゴミの一つも持ち帰ることはできません。本当に
稼いでいるのですよ。ひどいと思いませんか?
カクヨムで先行連載している作品です。プロローグ編はすでに公開済み、ブラッシュアップしながら「小説家になろう」に連載しようと思っています。アドバイス、感想頂けると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-31 00:00:00
16011文字
会話率:45%
【魔力無限大のアイテムボックスは万能】
クラスメイト全員を異世界に召喚する勇者召喚に巻き込まれた陰キャの棚岡。
召喚者の中から召喚のメインターゲットである真の勇者を探すことになったのだが……。
棚岡に与えられたスキルは誰もが羨む魔法
使い放題の【MP消費ゼロ】の激レアスキル。
つまり、棚岡が真の勇者ということだったのだ!
クラスメイトたちには羨ましがられ、王女からは求婚され、能力が開花したことにより、今まで灰色だった人生がバラ色に染まる。
でも棚岡の天職は商人、魔法がろくに使えない不遇職だった。
最初こそ真の勇者様とちやほやされたものの弱さがバレてゴミ扱いの末、勇者パーティーから追放される事に!
甘んじて追放を受け入れた棚岡であったが、城からの追手が放たれて棚岡を闇に葬ろうとする。
棚岡が必死の思いで逃げ込んだのは冒険者でも倒すことが厳しい狂暴なモンスターであるベアウルフが棲み付いている森。
引けば城からの追っ手、目の前にはベアウルフ。
どっちに行っても待っているのはバッドエンド。
棚岡は全力で逃げ道を探り始める。
だが、決断が遅かった。
棚岡はベアウルフの群れに襲い掛かられたのだ!
ベアウルフに襲われ非力な棚岡は食われ死んだのだった!
って、俺死んでねえし、死にたくねぇ!
元陰キャの棚岡がスキルの使い方を工夫し、仲間たちを作り、やがて最強の冒険者となるまでの異世界コメディ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-26 21:45:05
99982文字
会話率:32%
クラスメイト全員を巻き込む勇者大召喚に巻き込まれた俺。ファンタジー世界にせっかく来たんだから勇者として活躍すると決めたぜ! 俺に与えられたスキルは誰もが羨む【MP消費ゼロ】の神スキル。つまり魔法使い放題って事だ! でも俺の天職は商人、魔法
がろくに使えない不遇職だった。最初こそ真の勇者様とちやほやされたものの弱さがバレてゴミ扱いの末、追放される事に! でも大丈夫。俺にはアイテムボックスと言う切り札が有る! これで奴らを見返してやる!と思ったんだが……このスキル超強過ぎね? 他の勇者達がどう見ても雑魚にしか見えないんだが! 俺はアイテムボックスを武器に成り上がる事を決めた!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-12 11:33:44
112684文字
会話率:29%
ゲームのやり過ぎが祟って死亡した楠木美音。
人気プレイヤーだった自身のアバターを運営に譲渡する代わりに、ミオンとしてゲーム内で極めたスキルを持って異世界に転生する。
ゲームでは、アイテムボックスと無効スキルを武器に“無限空間”の異名をとった
ミオンは、異世界でもその力を存分に発揮するのだった。
病気の村人を救うため悪竜と戦ったり、海の怪物を討伐したり、アイテムボックスの特性を活かした商売をしたり、国のダンジョン攻略部隊に選ばれたり……
触れた敵を瞬間的に収納できるうえに、毒も炎もあらゆる攻撃を無効化するミオンの名は、異世界にどんどん広まっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-18 20:52:52
80321文字
会話率:41%
「アイテムボックス発動 収納 自分自身!」
これしかないと思った!
自宅で休んでいたら突然異世界に拉致され、邪蒼竜と名乗る強大なドラゴンを前にして絶対絶命のピンチに陥っていたのだから。
奴に言われるがままステータスと叫んだら、アイテ
ムボックスというスキルを持っていることが分かった。
得た能力を使って何とかピンチを逃れようとし、思いついたアイデアを咄嗟に実行に移したんだ。
直後、俺の体はアイテムボックスの中に入り、難を逃れることができた。
このまま戻っても捻りつぶされるだけだ。
そこで、アイテムボックスの中は時間が流れないことを利用し、チュートリアルバトルを繰り返すこと1億回。ついにレベルがカンストする。
アイテムボックスの外に出た俺はドラゴンの角を折り、危機を脱する。
助けた竜の巫女と共に彼女の村へ向かうことになった俺だったが――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-29 14:45:40
158122文字
会話率:46%
世界最高の冒険者と謳われた大賢者ワーヴェルは転生した。
人に使われることに嫌気が差して、次の人生をぐーたら過ごして楽しむためだ。
しかし、転生は失敗。
転生後の姿であるレントには大賢者の記憶も能力も受け継がれなかった。
それど
ころか能力も最低で成長までしにくいデメリット付き。
別にレントが悪いワケではないのに彼は周りから『失敗賢者』と揶揄されていた。
冒険者の街であるオルダームで最大のパーティーに所属する彼だったが、
それも『大賢者の生まれ変わり』という金看板があるからで、
誰も彼自身のことを必要とはしておらず、ついには追放されてしまう。
餞別としてもらったのは、使えないアイテムボックス一つだけ。
冒険者ギルドからも見捨てられて、いよいよ諦めかけるレントであった。
しかし、ふと思い出した呪文を口にして、
彼はアイテムボックスの中に吸い込まれてしまう。
すると、中にあったのは大賢者が遺した人造の異世界エルシオンだった。
エルシオンの管理者である少女はレントに言った。
「ここは、あなたのための楽園です」
彼女との出会いから、レントの無双が始まる。
少女を嫁にして、規格外の強さも手に入れて、最強への道を歩み出したりして。
やりたいことをやり尽くし、果ては大賢者をも超えて大冒険者に至る。
一方、レントを追放したパーティーは没落することとなる。
最強の逆転成り上がりストーリーがここに始まる!!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-12 20:39:42
124198文字
会話率:40%
村に住む青年ネロ。突然夢で神様を名乗る者から「転生させる本人が生き返ったから、その力はキミにあげるよー」と渡されたのは生き物を生きたまま収納できるアイテムボックス。
2年後、苦労しながらも冒険者として活動するネル。
しかし、彼のアイテ
ムボックスの中ではとんでもない事態が起こっていて……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-21 22:10:30
9477文字
会話率:32%
世界に1人しか居ない聖獣使いと従魔や妖精と精霊の愛し子という特別なスキルを持って異世界へと転生したが、目を開けると「えっ?」赤ちゃんになってる?
私が3歳半くらいの時に王宮内でドラゴンに攫われ、従魔のケルベロス3体のうち1体のルルと妖精の
リンが私を追って来てくれた。
みんなのところに帰る途中でアイテムボックスの秘密が分かり大喜びしたり。新たな魔獣との戦いや、新たな聖獣との出会い。負けずと困難にも立ち向かい……絶対に帰ってみせると願いながら、みんなが待つ国を目指す。
実の子ではない私を赤ちゃんの頃から愛情たっぷりに育ててくれる公爵家のみんなと格好良い王子様は私を溺愛、カッコイイ従魔と聖獣や可愛い妖精と精霊達とでまったりな日々だが波乱万丈な日もあるけどみんなと一緒に頑張っていこうと思います。
恋愛異世界ファンタジーとなっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-09 22:04:52
65825文字
会話率:37%
勇者召喚に巻き込まれた主人公はアイテムボックスの能力しかなかった。
そのせいで城から追放されてしまうは、冒険者ギルドでは絡まれるは災難が続く。
だが主人公はアイテムボックスの真の力に気付く。
最終更新:2021-09-23 10:00:00
3046文字
会話率:49%
念願の最強職である無職へついた主人公。
余生をただ謳歌して過ごすだけ。
であったはずが、ひょんなことから異世界へ飛ばされ、肉体そのままに、チート級のアイテムボックスのみで奮闘するオワタ式ヒューマンドラマ。
お気に入りのバックパックを背負っ
て、お祭りに行っただけなのに…
気付けば、森の中で素っ裸。
底がなくなったバックパック。
死の淵に見える幻覚。
九死に一生を得た後の窮地。
歩けば波乱が巻き起こる主人公は現実世界へ帰るため、切磋琢磨して今日も生きていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-13 19:21:21
28953文字
会話率:27%
ある日、大学からの帰り道ですっかり道に迷ってしまった私。
そこは神の土地で、そこに迷い込んでしまった私はよくわからない異世界へ転生させられることになった。
私はまだまだ二十代! これからが人生と言うはずだったのに! なんて私は親不孝者
なんだ!
そんな悲しみも、神によって捻じ曲げられた。
私は激怒した。必ず、かの邪智暴虐な神に私が望むままの能力をつけさせることを決意した。
それで私は、制限付きながら、中に入れたものを複製できる(つまり、使っても減らない!)というまさに「チート」なアイテムボックスを能力として、異世界へと旅立った。
けれど神様? 私はアイテムボックスの能力がほしいとはいいましたけど、アイテムボックスそのものに転生するなんて聞いてないんですけれど!!!!!
R-15は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-24 21:00:00
27338文字
会話率:22%
アイテムボックスの大本となった空間魔法【時の牢獄】。
この物語は冤罪で捕まった主人公が時の牢獄の中で過ごす姿を淡々と描いたものです。
過度な期待はしないで下さい。
書いておいてアレですが相当にダウナー系の短編です。
最終更新:2021-05-10 12:00:00
5164文字
会話率:35%
【1話ずつ読み切り形式です】
異世界はブライトネスなんだ。
だから俺は、俺たちは時に挫けそうになり、時に裏切られても立ち上がれる。
だって異世界だから。
ブライトネスなら、なんだって魔導書なんだ。
そこにアイテムボックスの魔法がある限り、ド
ラゴンテイマーが仲間になりたがってくる限り、戦い続けるのが、なろう勇者の称号を一身に受ける俺たちだ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-17 22:33:19
6297文字
会話率:58%