私の名前はメルヴィ。ラストダンジョン最寄りの村で、定食屋「メルヴィの小さな食堂」を営んでいます。
たまに勇者様や冒険者の方が立ち寄ることはありますが、基本的には村の皆さんがのんびりと食事をするくらいで、穏やかで暇な店でした。
……あの日
までは。
ある日、扉が開き、堂々と店に入ってきたのは――まさかのラストダンジョンの魔王バルゼオン様。
それ以来、魔王様は常連になり、さらには他の魔王様やその側近、関係者の方々まで次々とやってくるようになりました。
「私は普通の定食屋をやっていただけなんですけど!?」
次々と訪れる規格外のお客様に振り回されながらも、今日も私はご飯を作ります。
これは、魔王様の胃袋を支えることになった私の奮闘記。
〜庶民派魔王×苦労人店主の異世界グルメコメディ(後半ほんのり恋愛要素予定)不定期更新です〜折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 12:13:09
72125文字
会話率:36%
正体不明のスキル『百点カード』
散々仲間に馬鹿にされ仲間外れにされていた卓郎は幾多のパーティを追放され続けてきた。今日もまた試しに組んでくれたパーティから首を言い渡され途方にくれる。またソロで活動しながら入れてくれるパーティを探そう。スキル
さえもっとマシならな……なんだい? 『百点カード』って。
『百点カード』と唱えると『百点カード』が手の中に現れる。表に『百点』と書かれたそのカードを見つめても何に使うのか、どう使うのか全く分からない。
情けなさそうに背中を曲げる卓郎の首にかかった『ギルドカード』が手にした『百点カード』とぶつかった。
「このカードと連携しますか? はい/いいえ」
目の前に音声と共にメッセージボードが現れる。
なんだコリャ?
使い方も分からない“ダメスキル”を持った少年が、偶然の“連携”から始まる人生大逆転劇!
人に笑われ、バカにされてもーー諦めなかった少年が、世界を驚かせるスキルの真価を解き明かす!
友情、成長、ほんのり恋(?)もある、笑えて燃える異世界スキル成長ファンタジー、開幕です!
10/2書籍発売中!『異世界スクロール職人はジョブを極めて無双する』
もよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 06:00:00
496047文字
会話率:41%
人と妖は決して交わらない――
これは、そんな世界に生まれた半妖の少女が、人と妖を繋ぐまでのお話。
人と人ならざるものが棲まう国、花国。
十八の誕生日を迎えた少女・雪は、ある日、養父と妖に襲われてしまう。
養父を守ろうと自らを犠
牲にしようとしたそのとき、雪は不思議な力に目覚めるが、それは「妖」の力で……!?
さらには、妖の力を顕現させた雪は、妖討伐専門の軍人・藜に偶然見つかってしまう。
藜に捕らえられ、軍部へと閉じ込められた雪は、生きて再び養父と再会するため、自らの存在価値を探すことになるが……。
ほんのり恋愛風味あり、バトル風味ありな、和風ファンタジーをどうぞお楽しみください*
※毎日21時に投稿、10万字程度で完結します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 21:00:00
79160文字
会話率:37%
香月 彩音(こうづき あやね)と双子の弟、香月 祥護(こうづき しょうご)。
ごく平凡に高校生活を送っていた二人がある日突然、住んでいる所とは異なる世界に引き込まれる。
そこは昼だけの世界と、夜だけの世界に別れた奇妙な世界。
彩音は夜の世界
の王・氷蓮(ひれん)に引き込まれ「この世界を救って欲しい」と請われた。
彩音に続き祥護も引き込まれ、氷蓮(ひれん)の願いを断った彩音は、祥護を理不尽に奪われる。
祥護を助ける術がない彩音は、氷蓮と敵対する昼の世界の王・皓緋(こうひ)の元へ身を寄せることに。
彩音と皓緋の利害が一致し、共に氷蓮に戦いを挑む事を誓う。
だがそれはこの世界の理を壊し、戦いに関係のない人達を傷つけて行くということ。
彩音は悩み、戸惑うが、それでも祥護を取り戻すためなら、荊棘の道をも歩いてみせると決意する。
それでまた、二人で一緒に生きることが出来ると信じて―。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 15:37:40
335792文字
会話率:36%
学校でも、家でも、わたしの居場所はなかった。
そんな放課後、わたしは“追い出された”。
気づけば雨の中、黒猫に導かれてたどり着いたのは――
不思議なカフェ『ねこや』。
物静かな店主と、気まぐれな猫たちが営むその店には、
なぜか毎回、“心
に何かを抱えた誰か”がやってくる。
これは、ちょっと傷ついた女子高生が、
猫と、カフェと、誰かの言葉に少しずつ救われていく物語。
癒しと成長、ほんのり恋と、ちょっと哲学。
あなたの“放課後”にも、きっと、居場所はある。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 07:48:54
63944文字
会話率:32%
女子大生の羽根谷千秋(はねやちあき)は、気がつくと夜の新宿を彷徨っていた。しかも周りの人は彼女を認識していない。おまけに千秋は悪臭のする黒いモヤ――死者に追いかけられていた。
いい匂いにつられて千秋が逃げ込んだのは、新宿に似つかわしくない店
。その店主、凪(なぎ)はどうやら訳知り顔で、千秋は彼女に手助けを求めるが――。
心霊×ミステリー×しんみり×ほんのり恋愛な物語です。
どうぞ宜しくお願い致します!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 23:30:00
138328文字
会話率:36%
側寫術(プロファイリング)を駆使した、継母後宮ミステリー。母である皇后を喪った4歳の蒼海(ツァンハイ)皇女。未来視の異能を持つ皇女は後宮で気味悪がられ、養育者は見つからない。妃嬪の一人である玲華(リンホア)は皇女の継母となることを誓う、皇女
を立派な公主として育てるために。しかし隣国の王太子である玲華の兄が、不穏な動きをする。そんな折、玲華の元にやって来たのは侍女に扮した麗しの青年、凌星(リンシー)だった。凌星は皇子であり、未来を語る蒼海の監視と玲華の兄の様子を探るために、後宮に派遣された。玲華は凌星と共に、兄の陰謀を阻止すべく事件を解決する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 11:46:18
171433文字
会話率:32%
自殺しようとした私、高校一年の桜麒星凛(さくらき せいりん)は、ある一人の男に助けられる。その人は鬼面者という仕事らしい・・・私は鬼面者になるために生まれた子らしいけど、えっ、私って結構すごい鬼面者なんですか!?
ほんのり恋と戦いと私
の正体を知る《今》の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-11 12:57:34
13864文字
会話率:59%
「仕事と結婚生活、両立は無理じゃないのかね?」
結婚を機に退職を迫られた私は、少し前に小さな命も失っていた。
疲れ切ってベッドに突っ伏したまま、静かに息を引き取った──はずが、
目覚めると“貴族の後妻エリシア”として異世界で目を覚ましてい
た。
愛されることなく、王子に婚約を破棄され、冷たい貴族の家に嫁いでいた女。
彼女の残したものは、病弱で無垢な幼い息子──リオン。
「もう恋なんてしない。けど、この子だけは絶対に守る」
そう心に決めた私の、家族を取り戻す物語が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 22:10:00
56896文字
会話率:38%
喉を“封印”され6音しか喋れない少年サティ。
旅人を案内するだけのモブ――のはずが、
全裸土下座を指南した瞬間、《奇跡》と《レム(動く死体)》を同時に呼んでしまった。
三本足の羊だけが友達
犬っぽい“自称”聖女アウグル
剣だけ最強のお
姫さまクリトマ
腐る犬、水鏡の籠手、燃える村。逃げ道はない。だから走る。
4日間の逃走劇が、やがて少年を“賢者”へ導く――
〈ダーク×友情成長〉〈ほんのり恋愛〉〈時々ヒドいギャグ〉
全7万字・週末一気読み推奨
「どうか――喉の奥で腐ったこの声よ、
あなたの夜に届いてくれ。」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 20:20:00
71580文字
会話率:25%
おいしいお酒においしいおつまみ、好きなひとがいればなおもよし。めざせ飯テロ小説!
→思いもよらない出来事に、心が沸き立つ夜もある。
世は花金。何の予定もないので帰ろうとした三鳥(みどり)は同期の戎(えびす)の代打で或る居酒屋に向かう。そこに
は3年先輩の顔が怖いことで有名な旭(あさひ)が座っていて……。『酒』をテーマにしたほんのり恋物語、コロンさん主催『酒祭り』に参加させて頂いております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-04 12:03:27
4293文字
会話率:36%
七海美桜様が主宰された春のアンソロ本・春色幻想曲に寄稿した作品です。
四季シリーズ・春夏秋冬の4冊はBOOTHにて販売中
王国の植物園で働くエマは、騎士である幼馴染・シエルから奇妙な依頼を受ける。
彼の神器だと言って、不可思議な卵を預かっ
たのだ。
やがて何かに孵化するはずだが、それが何かは誰にも分からない。
未知の存在である卵の成長を、エマはシエルと共に見守ることになる。
他サイトにも重複投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-23 12:39:36
11252文字
会話率:10%
今から五年前に執筆した短編です。
主人公が生まれる前に亡くなり、既に土へ埋まっている祖母を再度土へ還す日の話。
ほんのり恋愛表現があります。
最終更新:2025-03-31 15:54:36
4410文字
会話率:33%
「治癒の女神」や「聖女」ってあだ名、私は大嫌いなんだ
最終更新:2025-02-17 15:13:55
25612文字
会話率:53%
小さな町の教会で神官として働くリザはある雨の日、ひどい怪我を負った傭兵の男の治療をする。
アーチボルドと名乗った彼はわけありのようで、子ども二人を連れて故郷から逃げてきたそうだ。
リザがそんな3人に教会で暮らすことを提案したことで、少し騒が
しい4人暮らしが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-07 20:00:00
97272文字
会話率:42%
アルテナ王国の調薬師であるリベカは、平穏な生活を愛している。
揉めごととか高貴な方との関わりとかなんて、結構。平穏無事な日々を愛するリベカ。
それなのにある日出会った、半透明の謎生物――命名もちぷるると出会ったことにより、平穏な生活は終わり
を告げる。
――このままでは、第二王子が成人の儀を迎えられない。
リベカは魔術師の青年・イザークと共に、王家が抱える問題に関わっていくことになるが……。
全26話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-14 20:00:00
80106文字
会話率:45%
レティシアは、オルドラント公国の田舎に住む15歳の少女。
平凡な毎日を過ごしていた少女は、ある日自分の出生の秘密と運命を知らされる。
自分は、聖都クインエリア大司教の娘であること。
魔道士の才能を秘めていること。
少女は、魔道士としての
人生を歩み始める。心強い、仲間たちと共に。
※トリップ、転生要素なし
※主人公の成長メインです
※2016年12月23日 完結しました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-23 17:00:00
797874文字
会話率:39%
“境ノ森町(さかいのもりまち)”に引っ越してきた小学五年生の女の子、彗崎(はくさき) 玲奈(れな)は、いきなりすごいワクワクに出会う。
なんと『夜空をホウキで飛ぶ男の子』と『小さなドラゴン』を見てしまったのだ。
ホウキで空を飛ぶ人間も、ドラ
ゴンも、玲奈は今まで見たことがない。
しかもその男の子を玲奈は転校初日に同じクラスで見つけてしまった。
名前は、宝城(たからぎ) ヒスイ。
彼の正体は、なんと魔法使い!?
「オレの役目は『ちがう世界から入り込んできた悪い魔法使いたち』を、元の世界へ送り返すことなんだ」
「キュー! キュキュ!」
「……オレと、ドラゴンのキューイの役目は」
「キュ!」
普通なら見えないはずの『魔法使いたち』が見えちゃう玲奈は、ヒスイのお手伝いをすることに?
元気な女の子とちょっぴりひねくれた男の子、そして意外と可愛いドラゴンの、ほのぼの日常物語。
イラスト:銀タ篇様折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-02 11:15:31
52384文字
会話率:53%
とある商家の夫婦の一幕。穏やかな幸せに昔風味を添えて。
※ヒューマンドラマとしましたが、恋愛もののタグにするか迷った作品なので、ほんのり恋愛風味かもしれません!
最終更新:2024-11-04 14:26:15
6189文字
会話率:56%
芳氏が治める大陸一の大国、峯紅国。
草心高は紫紅峰に棲む仙人の泰慈先生に弟子入りし、日々過ごしていた。
ある日、病で伏せる母親のために薬を分けてほしいと少女が訪ねてきた。
泰慈先生の代わりに村へ行くことになった兄弟子の尹文承に従い
、心高も少女の村へ向かう。
たどり着いた少女の村では病が蔓延していた。しかしそれはただの病ではなく……。
心高は口の悪い兄弟子の文承、そして旅の途中で出会った剣術に長けた若者、李孟起と共に少女の村を救えるのか。
⭐︎蒼国シリーズの紅国編です。まずは山村編、そして宮城編へと続きます。
(ご注意)
・中華風ですが、あくまで異世界とお考えください。(ゆるい感じで見守ってください……)
・制度など中国のものを参考にしていますが、ところどころアレンジをしています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-16 00:18:59
119175文字
会話率:49%
「わたくしと婚約してくださらない?」双子の姉が護衛を務めている王女からそんなことを言われたセドリック。なぜ? え、まさか? 漢前すぎる姉・グロリアのとばっちりはすべて弟の自分に向かってくると理不尽に愚痴りながらもせっせと跳ね除けていく有能な
がら少し不憫な少年の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-29 00:04:08
6822文字
会話率:45%
高校生の安彦梨々は、幼馴染の小川真人に片想いしている。
学校帰りに公園で絵を描く真人を、陰ながら見守るのを日課としているが、親友である浅長玲香には『ストーカー』とからかわれる始末。
だが、そんなある日。
〝幼馴染一筋〟の彼女が、公園で見掛
けた老紳士に、ビビビッと強烈にときめいてしまう。
「アンタ、いつから枯れ専になったの?」
驚き呆れる玲香に、梨々は『枯れ専じゃない』と否定し、
「私が真人くん以外にときめくなんてあり得ない! これはきっと『先祖の記憶』よ、遺伝よ!」
と意味不明なことを言い出して……?
※数ヶ月間noteに(一時なろうにも)掲載していた作品ですが、現在はこちらとカクヨム、エブリスタで公開しています。
1万字ほどの短編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 23:55:21
9924文字
会話率:38%