気づけば俺は、クマのぬいぐるみになっていた。
自分がぬいぐるみだと分かるということは、きっと前世は人間だったんだろうけれど、自分が何者なのか、記憶がまったくない。
俺は何者なんだろう。
どうしてぬいぐるみなんかになっているんだろう。
自分が
動けるぬいぐるみだとバレると部屋を追い出されるかもしれないから、ぬいぐるみのふりをして過ごす日々。
きっと何かこの世に未練があるんだろうけれど、さっぱり分からない。
これは、クマのぬいぐるみになった元・人間が自分の正体を探す物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 18:40:00
19531文字
会話率:67%
大学をある理由で休学し、現役ぬいぐるみ修繕師の、祖父の家に身を寄せることになった高橋晴翔。晴翔は小さい頃に、祖父にぬいぐるみの作り方を教えてもらって以来、ぬいぐるみ作りを続けていたため、バイトをしながら祖父の手伝いをする日々が始まった。
そんなある日、晴翔は玄関先で、いびつでぼろぼろなネコのぬいぐるみが置かれているのを見つける。不思議に思いつつ祖父に見せると、「お前が直してやれ」と言われ。なぜ現役の祖父ではなく自分が? と疑問を抱きつつも、言われるまま修繕し、元の場所に戻したのだった。
しかし、誰が取りに来るのか気になった晴翔は、その夜そっと玄関を見張る事に。そして現れたのは……。なんと、しっぽが二本あるネコだった!?
驚く晴翔に、ネコは笑いながら言う。
「よう、久しぶりだな!」
実はこのネコ、普通のネコではなく猫又で。かつて祖父母と暮らしていた時、幼い晴翔と遊んでいた野良猫だったのだ。
こうして猫又と再会した晴翔。するとこの再会をきっかけに、晴翔はもとには次々と不思議な依頼が舞い込むようになる。
そして願いや想いの詰まったぬいぐるみを繕い、人と妖の心に触れていくうちに、止まっていた晴翔の時間も、少しずつ動き始め。
これは人と妖の想いを紡ぐ、小さな工房のやさしい物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 12:00:00
86949文字
会話率:62%
この勇者、ログインするだけで世界が壊れる。
最強クラスの魔導詠唱、《千魂葬陣・アレマサ》。
それを使えるのは、ぬいぐるみの姿をしたレベル999の少女──リリア。
……でも、その正体は
“ゲーム世界にログインしたまま戻れなくなった男子高校
生・犬飼颯太”。
異常スキル、バグまみれの世界、融合バケモノ。
再構成される敵、壊れる空、そして「名前のない存在」たち。
ログインするたび、
この世界は“記録そのもの”から消えていく──
「この術式が使えるのは、あと一度だけ──」
世界がバグるなら、
そのログを全部ごと、詠唱で焼き払ってやる。
記憶・世界・存在の境界を超える、
ぬいぐるみ勇者(中身男子)の“認識書き換え”異世界ファンタジー、開幕♡折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 09:02:22
61400文字
会話率:18%
世界はもう長い間、聖剣やら、聖なる武器や武具と言うものを持つことがステータスとなっていた。
本物の聖剣がどこかにきっとあると、一匹のぬいぐるみのネコとペンダントのカエルが流浪の旅に出かけて50年余り。
謎の第二ステージに上がった途端に巻き込
まれ体質に磨きをかけて、白い世界の変なヤツがいた絡みしてくるし、神殺しなるものに祟られ、とんでもない事態に巻き込まれていく。
同じくプリティーな魔女は破天荒な人生に引き込まれて、神殺しに巻き込まれていきます。
果たして、神殺しはすべて探し出せるのか?
神殺しとは何かも分からず運命に逆らい、呪いから解放されて行こうと足掻く物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 17:31:10
375599文字
会話率:27%
あるところに、うさぎのぬいぐるみがありました。名前は「モモ」。柔らかくて、耳が長くて、鼻のところには小さなハートの刺繍がありました。モモは、かつて女の子「ナナ」の一番の友だちでした。ナナがまだ小さかったころ、どこへ行くにもモモを連れていき
、夜にはぎゅっと抱きしめて眠りました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 06:04:55
1762文字
会話率:25%
ごく平凡な会社員だった俺は、いつの間にかリンネという幼女に転生していた。俺の生まれた村が、転生早々ゴブリンの襲撃を受けてピンチに! 村はすでに全滅しており、俺は絶体絶命! ステータスウィンドウを見ると土魔法の土剣を見つける。それは3メート
ルもの大きさをもつ巨大な土剣だった。土剣でピンチを乗り越えて村を脱出した俺。なんと次は森でクマさんに遭遇してしまう。しかしそのクマさんは小さく、まるでぬいぐるみのような容姿をしていた。自称聖獣フェンリルの喋るクマさんに魔法を伝授してもらいながら冒険していく俺に数々の困難が襲い掛かる。はたして俺に幸せな未来は訪れるのだろうか?
この物語は、不思議な珍獣クマさんと、転生者で会社員の男だった幼女リンネが、グルメも含めて面白おかしく冒険していく笑いと涙の物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 17:39:57
1957379文字
会話率:35%
一年前、店主であるおじいさんが亡くなってしまった為、残されたおばあさんは閉店しようと心を決める。
だが、お店にはまだ一体だけ、ぬいぐるみが残っていた。
そのぬいぐるみを不憫に思い、自分の家に連れて帰ろうとするが――。
その時。小さなお
客が訪れた。
これは、とある仲のいい老夫婦が営むぬいぐるみ屋で売れ残ってしまったぶたのぬいぐるみとそのぬいぐるみを迎い入れた摩訶不思議なお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 11:10:36
9995文字
会話率:19%
初めて作った料理の記録。
結婚4年目。旦那と2人暮らし+ぬいぐるみのはしばーず。(→848のお部屋)
料理のレパートリーは少ない&いつも〇〇の素に頼ってしまう私。
なろうの影響で料理したい気持ちになる。
目指せ初めての料理100品で完結(
完食)を目指す!
※エネルギーがある時に作るので不定期更新になります。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-07-22 00:28:34
3387文字
会話率:0%
ぬいぐるみの喜怒哀楽の話
キーワード:
最終更新:2024-08-27 12:13:38
416文字
会話率:17%
白髪紅瞳を持つ苺苺(メイメイ)は可憐な美貌を持ちながら、その容姿と特殊な異能のせいで〝白蛇妃〟と呼ばれ、後宮で忌避されている。
不平等な選定で最下級妃の位を与えられ、『灰かぶり離宮』と呼ばれる冷宮に押し込められ、明らかに虐げられる日々――の
中、苺苺は不遇に屈しなかった。たとえ離宮付きの女官が皆、初日で逃げ出そうともだ。
「じゃじゃーん、できましたわ! 苺苺特製、木蘭(ムーラン)様ぬいぐるみ! 柔らかな布地を使ったので触り心地も抜群です。今日からよろしくお願いいたしますね、ぬいぐるみの木蘭様!」
『推し』とは後宮で最近流行している言葉で、『無償の愛で妃を陰ながら御支えする』という意味を持っており、女官の嗜みのひとつになっている。
明るく変わり者の苺苺は、皇太子殿下の寵妃と噂される幼女・木蘭を推しとして崇め奉り、悠々自適な離宮で推し活を楽しみながら、全力で異能を使って木蘭に降りかかる悪意を祓っていた。
木蓮の花を刺繍し豪華な応援絹扇を作ったり、毛氈生地でぬいぐるみを製作したり……。
皇太子不在の後宮で仮初め妃生活を満喫していた、そんなある日。
苺苺の異能を使った推し活が、〝木蘭の秘密〟――実は絶世の美青年、皇太子・紫淵(シエン)が〝怪異に巻き込まれた末の姿〟であることを、明らかにしてしまい……!?
「君は俺が木蘭の姿ではなくなった途端に態度が変わるな」
(紫淵殿下は推しじゃないです。不合格です)
美貌の皇太子殿下(最上級妃の幼女)× 白蛇と虐げられる最下級妃 による、後宮シンデレラ・ラブコメディ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 22:23:45
152422文字
会話率:36%
オリジナルホラーです。
ネコのぬいぐるみの軽いホラーです。どうか彼女の戯言を聞いていってください。
※ぬいぐるみの一部欠損の表現がある為、念のため年齢制限を付けさせていただいております。
最終更新:2025-07-20 11:49:22
791文字
会話率:12%
芥野琴音(あくのことね)(37)は秋限定でキッチンカーを借りてお菓子の販売をしている。
お店の名前は「Cafe木実花」(かふぇきみか)。
看板猫は「ぬいぐるみのマロン」だ。
最終更新:2025-07-16 22:37:22
782文字
会話率:52%
ひょんなことから怪獣のぬいぐるみと生活することになったヤンキーの弦(高校一年)
そしてぬいぐるみに興味を示した同じクラスの地味で目立たない武尊。
設定のない弦と武尊を引き寄せるぬいぐるみの正体とは?
最終更新:2024-09-11 16:35:17
11991文字
会話率:60%
中流貴族シーラ・カロンは、ある日勘当された。理由はぬいぐるみ作りしかしないから。
戸惑いながらも少量の荷物と作りかけのぬいぐるみ1つを持って家を出たシーラは1番近い町を目指すが、その日のうちに辿り着けず野宿をすることに。
暇だったので、
ぬいぐるみを完成させようと意気込み、ついに夜更けに完成させる。
疲れから眠りこけていると聞き慣れない低い声。
なんと、ぬいぐるみが喋っていた。
しかもぬいぐるみには帰りたい場所があるようで……。
天真爛漫娘✕ワケアリぬいぐるみのドタバタ冒険ファンタジジー
※この作品はアルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 22:36:06
80303文字
会話率:54%
高校に入って、友達や顔見知りがいない相楽 創(さがら そう)は高校2年の春休みに腕の取れたぬいぐるみを拾う。
そこでぬいぐるみを探していた着物の似合う傾国の美少女、麗鷲 天(うるわし てん)と出会う。創の唯一の趣味であるハンドメイドによりぬ
いぐるみの腕をその場で縫いあわせてあげると、天にぬいぐるみを助けてくれた命の恩人だと感謝されてしまう。
それはただ一度きりの出会いで、今後関わることはないと思っていた。
創はぼっちゆえに知らなかった、ぬいぐるみの探し主である麗鷲天が『極道一家のお嬢』と呼ばれる学校番外の美少女で、自分と同じ高校に通っていることに。そして、あろうことか「ぬい活」に誘われることになるなんて。
ぬいぐるみを助けたことから始まる、実はかわいいものが好きで世話焼きな極道一家のお嬢との関係。
二人でぬいを洗ったり、ぬいをお出かけに連れて行ったり、ぬいと一緒に写真を撮ったり。
いつしか天は創に重たい愛情を向け始め、ぬい活仲間以上の関係を求めるようになり……。
気づけば外堀埋められて、粘着ドロあま溺愛半同棲生活が始まってた?!
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-06-15 20:10:00
100475文字
会話率:33%
アニメを観ながら眠りにつくはずだった――
気づけば“そこ”は、知らない人々が数百人も集められた謎の施設。
目の前のモニターに映し出されたのは、喋るぬいぐるみ。
「今から皆さんには、異能力を授けま〜す♡」
突如始まる、生き残りを賭けた“ゲーム
”と“非現実”。
戸惑いながらも冷静さを取り戻していく青年・ロウと、
なぜかすべてを知っているかのような少年・風神十優(かざかみ そう)。
狂気の中で芽生える信頼と、静かに動き出す運命の歯車――
これは、人形の支配する世界で、
「選ばれた人間たち」が抗い、戦い、選択していく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-11 11:44:27
10500文字
会話率:33%
異世界に転移すればこの恋は実るのだろうか。女の子向けアニメの主人公のデフォルメされたぬいぐるみのセイント・リリーと人気シリーズのロボットアニメの主人公エルダインのプラモデルは恋人同士。だけど、両思いだけど超えられない壁は多くあり過ぎて……
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-10 13:00:00
1818文字
会話率:50%
壊れかけた心が、夜の隙間で軋んでいる。
捨てたい思いは山ほどあるのに、どれも指から零れ落ちてくれない。
涙と薬と声にならない叫びが、部屋の渦を巻いていく。
見上げてくるぬいぐるみの目に、まだ温もりを求めてしまう。
犠牲の果てに手にしたものは
、きっと泡のように消えてしまう。
それでも、崩れていくこの瞬間が、永遠であればなんて。
哀しみを唄って、灯火の消える夜を遠くに溶かしていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-03 14:59:55
323文字
会話率:0%
人間不信気味の一翔は二十歳になる夜、夢の中で幼い時から大切にしていた白熊のぬいぐるみのシロを名乗る少女に出会う。
最終更新:2025-06-03 00:39:37
4737文字
会話率:25%
ある日、小さな女の子は夢を見ました。とても幸せな夢を。いつまでも、いつまでも、眠ったままで、ずっと見ていたいとも思うような、とても幸せな夢を。
その夢の中で、小さな女の子は小さなぬいぐるみの子くまさんと出会いました。
小さな女の子と小
さなぬいぐるみの子くまはお友達になりました。
そして二人で夢の中を冒険することにしたのです。
小さな女の子の名前はみぞれ。
小さなぬいぐるみの子くまの名前は、くままる、と言いました。
長編小説 第七作目折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 21:51:36
4620文字
会話率:5%
ある日、小さな女の子は夢を見ました。とても幸せな夢を。いつまでも、いつまでも、眠ったままで、ずっと見ていたいとも思うような、とても幸せな夢を。
その夢の中で、小さな女の子は小さなぬいぐるみの子くまさんと出会いました。
小さな女の子と小
さなぬいぐるみの子くまはお友達になりました。
そして二人で夢の中を冒険することにしたのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-13 21:59:15
3606文字
会話率:6%
ふわりは大好きなくまのぬいぐるみのホープと一緒に世界を救うことにした。
最終更新:2019-11-18 01:16:35
995文字
会話率:37%
「可愛いぬいぐるみを作れ」
大国ロックミア共和国の首都、オックストンに店を構える高級服飾工房ハーディプール。
そこで働く若手服職人のネイトの元に、ある日突然思いがけない仕事が舞い込んだ。
事の発端は冗談のような話だった。
ロックミ
ア共和国は隣国ヘザーリン帝国と長きに渡って衝突してきた歴史を持つ。
両国の外交関係が悪化の一途を辿っていく中、ヘザーリン帝国は嫌がらせの一環として、国産の高級ぬいぐるみ「ベアトリス」を輸出禁止にした。
そして、この嫌がらせが思いもよらぬ波紋を起こす。
ロックミア共和国の権力者たちが、ベアトリスを欲しがる家族から非難され始めたのだ。
権力者たちからの輸入再開の訴えに耐えきれなくなった共和国の大臣は、ハーディプールに国産の高級ぬいぐるみを開発するよう命令を下し、その任務がネイトの元へと転がり込んで来る。
与えられた仕事は誰もが嫌がるものだった。
政府が絡む注文など、失敗した時のリスクを考えれば絶対に受けたくない。
そもそも彼らは服職人であって、ぬいぐるみ作りは完全な素人。
ネイトは礼儀知らずでたびたび客を怒らせ、短気で喧嘩っ早く他の職人と折り合いが悪い。
相方のラッセルは経験豊富な服職人だがハーディプールに来たばかりで、しかもネイトと同じく周囲に馴染めていない。
そんな爪弾き者2人が外れくじを引かされた。
ネイトとラッセルは当初、適当に仕事をこなしてさっさと解放されようと企てる。
しかし、事態は更に悪化する。
ロックミア共和国のモーリス元帥とヘザーリン帝国のドルフ元帥が、ぬいぐるみをきっかけに衝突。
激昂したモーリス元帥はネイトらに向かって、「このぬいぐるみ作りは共和国と軍の威信を賭けた争いだ」と叫んだ。
そして、「失敗は許さない。首を刎ねられたくなければ、最高のぬいぐるみを作れ!」と命令を下した。
ただのぬいぐるみ作りが、気がつけば命のかかった仕事に変わっていた。
ネイトとラッセルは慌てて本腰を入れだすが、彼らの前に多くの壁が立ちはだかる。
「俺にはもう、可愛いってのが何なのか分からねえ!」
こうして、2人の職人が悩み、苦しみ、ぬいぐるみに振り回される日々が始まった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 19:28:53
95019文字
会話率:20%
クマぬいの一日。
(ジャンル分けに迷った。ホッコリするという理由でコメディーに)
最終更新:2025-05-08 21:47:39
871文字
会話率:50%