迷子になった森の民の子どもたちが王国を作る物語。
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最終更新:2025-07-27 11:10:00
335077文字
会話率:18%
その島には古い井戸があって、島に生まれた子どもたちは、五歳になるとその井戸の水を飲まされる。
水を飲んで熱を出せば、それでおしまい。
けれども、熱を出さなければ、その子どもは鬼になる。
これは、救ってくれた少女を護るために、自ら鬼になった
少年のものがたり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-02 17:01:06
475918文字
会話率:20%
金魚になって水槽を泳いだおはなし
最終更新:2022-08-23 17:32:42
5473文字
会話率:0%
異世界から地球へ魔物が現れるようになり、200年が経った。
魔物は人類の兵器では太刀打ちできず、同じ時に現れた異能を使う少女……魔法少女たちの手によって、人類は守られていた。
そんな中、世界初男の身でありながら、魔法少女の才能に目覚
めた少年、神楽井継武。
理想の自分に変身できると知った継武は、深夜テンションによって『超絶美少女』に変身することを願う。
願いによって念願の美少女になったが、あまり目立つことはしたくない継武。周りに悟られないよう、魔物との戦いも最小限に留めていた。
が、ある日。魔法少女配信者の1人のライブ配信に映り込んでしまい、『可愛すぎる魔法少女』として大バズり。
更に継武の力は、歴史上最強レベルの力を有しており、世界がその力に注目する。
容姿端麗、慈愛の心、最強の力。
全てを併せ持つ継武は、いつしか人々は『クイーン』と呼び、崇められることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 11:08:26
236664文字
会話率:44%
私立黒羽高校は男子校だ。
しかし昨今の生徒数の減少により、私立白峰女子高校と統合することになった。
俺の名前は八ツ橋葉月。──黒羽高校の生徒会長。
そして彼女は、雪宮氷花。──白峰女子高校の生徒会長だ。
統合初年度ということも
あり、任期が満了するまで生徒会長が二人という体制体制となった。
美しく、クールで、完全無欠。
氷の女神様と呼ばれている女性と。
しかしその実態は──どんなことにも手は抜かず、融通も利かない。超が付くほどバカ真面目な、真の意味で氷のような女神様だった。
しかも引越し先のお隣が、まさか雪宮氷花のお隣で。
図らずも隣人になった俺は、完全無欠と思われていた雪宮氷花の、とんでもない秘密を知ってしまったのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-03 15:06:21
174643文字
会話率:46%
どんな強敵が相手でも、決して心を揺るがすことの無い『無情の剣聖』──レビアン。
深く刻まれたシワ。消えることの無い歴戦の傷痕。鍛え抜かれた屈強な肉体は、彼が無数の死線をくぐり抜けてきたことを物語っていた。
──が、目が覚めると獣人
ロリっ子へと姿を変えていた。
「撫でるな、煩わしい」(尻尾ブンブン)
「このような死地、飽きるほど越えてきた」(尻尾ダラーン)
奇病『TS獣人化』に感染したレビアンは、病気を治すため旅に出るのだった──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-03 08:52:10
56002文字
会話率:46%
「お兄ちゃん、好きだよっ、いもこと付き合ってっ!」
停滞していた俺と幼馴染の日常は、完全無欠の妹分『妹尾妹子』の突然の告白から急速に動き出す。妹子の告白を受け入れた俺はどうやら彼女と肉体を共有する八人(格)の姉の了解を取り付けなければならな
いようで。第一人格『物部素子』は俺を冷たく脅しつけ、第二人格『花澤花子』はのらりくらりと遊びに誘い、第三人格『才川才子』はこき使い、第四人格『飛鳥明日香』は勝ち目のない勝負を課し、第五人格『歌川詩子』は難題を押し付け、第六人格『鬼ヶ島虎子』は殴り飛ばし、第七人格『眠里』と第八人格『眠唯』は深い睡眠へといざなう!
人類を超越した異才を発現する“超人類”が存在する現代日本で、超人類の極致たる九人(格)の幼馴染達と俺の愛と抗争の日々がここに幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 11:07:18
20479文字
会話率:60%
ある日「コズミック7」というアニメの中に悪役令嬢として転生してしまった主人公、
悪役令嬢になった筈なのに、ヒーローに何故か好かれ始めてしまう。
※女主人公逆ハーレムものです。
※短編の設定を元に書いておりますがほぼ別物になってしまったので
連載版ではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 11:02:30
119391文字
会話率:38%
いつ頃から、そう思うようになったのかはわからない。
だけど、僕は凡人である事、普通である事が、猛烈に嫌になったんだ。
平凡な自分に、強烈な嫌悪感を感じるようになった。
没個性的、周りの人たちに埋没して行く自分。
だから自分を変えよう
と思ったんだ。
そこで、近年世間を騒がせているダンジョンに行ってみたくなったんだ。
そこに行ったら、何か変わるんじゃないかと思って・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 11:00:26
758166文字
会話率:35%
ある日、人間の命が二つになった
命の保険
価値の半減
冒涜
飽和
不変
最終更新:2025-07-27 11:00:00
4031文字
会話率:90%
かつて、世界全土で戦争が勃発していた暗き時代。
そのような最中、数百という戦場を駆け、その全てを鎮めたその男は、ヴェラリオ王国の騎士長、グフストル・アンバー。
だが、人々から伝説の英雄とまで呼ばれるようになったグフストルもまた人であ
る。年を取り、とうとう天寿を全うする時が来た。
幼い頃から国のため、争い無き世界のためと尽力してきたグフストル。無論それは己の誇りであったが、ふと自分の人生を振り返れば、あろうことか戦場での記憶ばかり。
「この世界、戦場以外には何があるのだろうか?」
生涯全てを城の中と戦場のみで過ごしてきた彼はそんなことを考えながら、永遠にその目を閉じる………はずだった。
だが、その目は再び開いた。しかしそれは長年共にしてきた肉体ではなく、産まれて間もないであろう赤ん坊。しかもなぜだか女の子。
そんな神の悪戯を受け入れたグフストル改めシルカは、再びこの世界で生き、その全てを見るためにかつて自身がこの世に確立させた職業、冒険者となる。
人、魔物、竜。数々の出会い、そして戦いの果てに、シルカは何を思うのだろうか―――――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 11:00:00
1155787文字
会話率:46%
この物語は、才能のある青年、【唯野 芳一(ただの ほういち)】と言う主人公が、出版社に印税をだまし取られた事により絶望していた時に、謎の【女子高生】が声をかけて来て、【夢】を見ている間だけ、【異世界】の【部活】だけをやっている学校に入学し
て、【初等部4年生】から初めて20年間かけて卒業すれば、【句点】で区切られる一文の願いであればどんな願いも叶えてくれると聞かされて、一日辺り【半日アルバイトパート】、【主に自宅などでの創作活動パート】、【夢の異世界での部活動パート】の3パートで活動していく異色夢異世界ストーリーです。
物語が進むにつれて複雑に要素が絡みます。
プロローグ編と第1章から第7章までの第1部/【スタート・エピソード編】、第8章から第17章までの第2部/【オーバーロード・カップ編】を経て、第18部から第3部とエンドロール編とエピローグ編から構成される第3部/【アンサー・クリエイト編】となります。
一応、【覇王/オーバーロード】になった【芳一】ですが、【真の強者】と呼ばれる人外の超存在達が動き始めます。
知られざる大物達の登場と、【覇王/オーバーロード】の中でも上位の10番目、【第10覇王/テンス・オーバーロード】に選ばれるための新たなる戦いがすぐに始まります。
【現・第10覇王/テンス・オーバーロード】/【フェイマス・グローリー】と【芳一】を含めた8名の【第10覇王/テンス・オーバーロード候補】達の戦い、【第10席戦】が始まります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 11:00:00
89251文字
会話率:11%
仕事を首になった温水はボランティアに行くと、お礼として福引き券をもらうのだった。福引きで当てたロボットコスモスはそこら辺のロボットとは訳が違った。
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最終更新:2025-07-27 11:00:00
2791文字
会話率:41%
ある晩、山奥の小さな村に住む健二は、山を越えた街で行われる祭りに向かっていた。道中、ふと耳にした声が気になった。「健二、そこにいるの?」その声は、彼の名前を呼んでいる。だが、周りには誰もいない。
健二は心臓が高鳴るのを感じながら、声のする
方へと近づいた。「健二…おいで…」声はさらに大きくなり、彼は恐る恐る振り返る。振り向くと、背後に薄暗い影が立っていた。目は彼をじっと見つめ、今まで聞いたことのない寒気を感じさせる。
「おまえ、もう戻るな…」影が囁くと、急に風が強く吹き荒れ、周囲の木々がざわめいた。その瞬間、健二は全身の毛が逆立つのを感じ、いつの間にか声が聞こえなくなった。
健二は全速力で村へと戻り、決して振り返ることはなかった。しかし、その夜、彼の耳の奥で今も響き続ける。「健二、戻っておいで…」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 11:00:00
563916文字
会話率:29%
中学生の健太は、日常生活の中で感じる物足りなさを解消するために、いつもと違う道を選び、神秘的な「魔法の森」に迷い込んでしまう。そこで彼は、小さな妖精フリルと出会い、森の守護者であるエルフの少女リリアとも巡り合う。彼女たちは、魔法の森が悪い魔
法使いダルクの脅威にさらされていることを告げる。
健太はリリアとフリルの仲間となり、森を守るために試練に挑むことを決意する。最初の試練は、知恵の試練。木の精霊から提示された謎を解くことで、彼の中の隠れた力を引き出すことに成功する。次に訪れた心の試練では、自分自身の恐れや不安と向き合うことで成長を遂げる。
しかし、試練を乗り越えた先には、ダルクとの激しい戦いが待っていた。彼は魔法の力を駆使して健太たちに立ち向かうが、健太は仲間たちと力を合わせることで、ダルクの企みを打ち負かす。勝利を得た健太は、仲間たちと共に森を救い、彼の心には新たな自信と勇気が芽生える。
だが、健太は現実世界に帰らなくてはならないことを感し、別れの時が近づく。リリアやフリルとの再会を誓いながら、健太は毎日の生活へと戻っていく。健太の心には、魔法の森での冒険が永遠に刻まれ、帰還後も仲間たちとの絆と勇気を忘れずに生きていく決意を固める。
この冒険を通じて健太は友情の大切さや、自分自身を信じる力を学び、未来への希望を抱くようになった。再び魔法の森に足を踏み入れる日を夢見ながら、新たな冒険はまだ始まったばかりだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-14 18:00:00
9101文字
会話率:31%
国が乗っ取られそうになったことを知った主人公が、なんとか危機を脱するために力を集めて阻止していくお話。
最終更新:2025-07-27 11:00:00
40449文字
会話率:39%
毎日生きるのも厳しい状態から抜け出せたのは転生という死を伴う事象だった。でもそのおかげで俺は幸せな人生いや猫生を歩めるようになったのだ。
最終更新:2025-07-27 11:00:00
212263文字
会話率:54%
大学生になった雅則、悠介、美緒の三人は、あることがきっかけで異世界に転移する。
そこは人族以外に魔族や魔物、その他いろんな生き物が存在する世界で、乗り物は馬車、電気もなく明かりは油を灯す。学校や病院なども無い魔法を頼りにして暮らす(雅則
たちからすれば)文明の遅れた世界だった。
三人は異世界の魔力検査でレベルの高い魔術師と判定された。そして身につけた知識や力を駆使して人族や魔族などと絆を深めながら異世界で文明を開化させていく。 っていいの? これ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 10:57:31
61109文字
会話率:57%
こんな話を知ってるだろうか。
恐らく、オカルト分野では時折聞くような話題かもしれない。伝承で伝えられるような霊や怪物、そして魔術。それらが本当は実在しているという話。
その答を先に言えばそれは一部だけ本当だ。
魔術は実在する。
霊や怪物などは言ってしまえば魔術的な作用によりその存在を実にしている側面がある。
現代社会では誰かの流布した眉唾じみたでっち上げの話と思われるような事柄ではある。だが、それはこちら側の世界の人間ではない表の人間達が一般常識として認識させられている物に過ぎない。
彼らが何故そう認識するようになっているのか。それは魔術師達により結成されて世界中に根を張るようになった秘密結社、魔術協会が流布しているカバーストーリーによる物なのだ。
魔術が実在するという真実を知っているのは、魔術を操る者達だけ。
そういった理念の下に魔術協会は魔術という超自然的な奇跡を起こす方法をありとあらゆる手段で隠匿し、世界から魔術の存在をひた隠し続けている。
魔術協会奇跡管理部という魔術の存在を魔術の存在を知る者以外の人間から隠匿する組織に所属する魔術師、大神香月(おおがみかづき)はある日下された任務で誘拐されていたモデル『EVE(イヴ)』と偶然出会う。
彼女は、彼女の身にあるとある理由で誘拐されていた。
香月は自分の過去の体験から彼女を助け出すと決意する。
それを発端にして彼の運命は動き出す──
10月1日よりEpisode Ⅰ 『EVE誘拐事件編』毎日投稿。
28エピソード予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 10:56:07
584438文字
会話率:46%
一週間ほど前に行方不明になった大学の友人、守世樹を捜す俺、明保野恭也と黄葉玲士。もう一人の友人である影宮奏の無関心さに八つ当たりしたい気分だったが、ふと目に入った投稿にとある疑問が芽生えて……?
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最終更新:2025-07-27 10:55:42
873131文字
会話率:71%
気がつくと、私は乙女ゲームの世界に転生していた。
しかもよりによって――悪役令嬢・クラリスに!
この世界のクラリスは、高慢ちきで婚約者(王太子)に嫌われ、最終的には国外追放か処刑エンドを迎えるキャラだったはず。
なのに私が中身になった途端
、なぜか攻略対象のイケメンたちが全員こっちに向かってくるんですが!?
王太子「……婚約破棄? それより君を正式に妃にしたいんだが?」
騎士団長「悪役だと? 俺にはそうは見えない。むしろ可愛い」
魔法使い「クラリス様に恋をしました。私の研究と心臓を差し上げます」
宰相の息子「おや、僕を弄んでくれるの? 好きになってしまうじゃないか」
待って、待って、みんな落ち着いて!
私は破滅エンドを回避したいだけなのに!!
逆ハー? ざまぁ? 婚約破棄?
全部ひっくるめて、私がこの世界の主人公!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 10:55:20
33549文字
会話率:32%
ーー帝国の果て、地図にすら記されぬ《辺境》の診療院で、ひっそり薬と毒に向き合っていた少女・ユウ。
だがある日、黒塗りの馬車に押し込まれ、連れて行かれた先は――王宮。
宮中では《呪殺》と囁かれる怪事件が続発。
連続する乳児の死、宦官の失踪、
そして《逆さの瞳》で死んだ侍女――
呪い? 怨念? それとも、もっと生臭い真実?
「それ、幻覚作用じゃない? 香りの種類から見ても、ね」
飄々と語る少女が、医学と毒、そして常識外れの発想で真実を抉り出す!
「水平思考×後宮ミステリ」、開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 09:30:15
25458文字
会話率:36%
後宮に仕えることになった薬草売りの娘・玲玲(れいれい)。
黙っていればただの地味な下女。しかし、薬草に関しては祖父譲りの知識と観察眼を持っていた。
ある日、女官の一人が突然倒れ、毒か病かと騒ぎになるが、玲玲はふと見た粉の匂いに違和感を覚え
る。
だが、誰がそれを仕組んだのか。そしてなぜ――。
香ではない、医でもない。
薬と毒、そして冷たい目で真実を見抜く少女の、後宮医薬ミステリー開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 11:49:01
28243文字
会話率:31%
漫画家くずれの女が汚い手段を使って、一応プロになったが、また注文がなくなった。
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最終更新:2025-07-27 10:51:17
3169文字
会話率:4%
兄弟がいない一人娘の伯爵令嬢ノーラは、次期伯爵になるために幼い頃から厳しい当主教育を受けていた。
13歳の時に母が亡くなり、当主教育に加えて女主人の仕事もこなすようになったノーラ。その過程で父の頼りない仕事ぶりを実感し、亡き母が父の仕事を補
助していたことで伯爵家が成り立っていたことを知る。
そのため、ノーラは腹心の従者ルカの手を借り、当主教育と女主人の仕事に加え、父の政務の手伝いまで行っている。
母の死から2年後、父は亡くなった愛人が生んだ庶子を伯爵家に向かい入れ、ノーラにはフィーネという1歳上の異母姉ができた。フィーネは小柄で素朴な容姿に、怖がりで人見知りだが心を許した人にだけ甘え上手な少女だ。
父はフィーネを溺愛し、ノーラの婚約者キャルムは『元平民のために周囲から浮いているフィーネが可哀想だから』と言い学園でフィーネと行動を共にしている。フィーネが姉になってからのノーラは、それまで心を許していた人たちとの距離を感じるようになっていった。
そんな中で突然の事故に倒れた父は死の床で次期伯爵にフィーネを指定してしまう……。
伯爵家と領民と父のためにとひたむきに頑張っていたノーラは、それまでの努力や成果を顧みられず無に還され、信用してた人達に見捨てられていく。そんなノーラが困難を乗り越えようともがく様子を書いた山も谷も控えめな物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 10:51:06
84228文字
会話率:17%
10歳になった伯爵令嬢のオリーブは、前世で飼っていた猫と同じ白猫を見かけて思わず追いかけた。白猫に導かれ迷い込んだ庭園の奥でオリーブが見たのは、母とオリーブを毒殺する計画を相談している父と侍女ジョナの二人。
オリーブは父の裏切りに傷つきなが
らも、3日前に倒れベッドから出れなくなっていた母を救うのだと決意する。
幼馴染ラルフの手を借りて母の実家へ助けを求めたことで両親は離婚し、母とオリーブは無事母の実家へ戻った。
15歳になりオリーブは学園へ入学する。学園には、父と再婚した元侍女ジョナの娘で異母妹にあたるマールム、久しぶりに再会したオリーブにだけ意地悪な幼馴染のラルフ、偶然がきっかけでよく話をするようになった王弟殿下のカイル、自身と同じ日本からの転生者で第一王子殿下の婚約者の公爵令嬢フレイアなどがいた。仲良くなったフレイアから「この世界は前世に遊んだ乙女ゲームとそっくりで、その乙女ゲーム上では庶子から伯爵令嬢となったマールムがヒロインで、カイルとラルフはマールムの攻略対象だった」と言われたオリーブは、密かに好意を持っていたカイルとマールムが仲良く笑い合っている姿を目撃した。
これは、本来なら乙女ゲーム開始前に死んでいたはずのヒロインの異母姉オリーブが、自身が死ななかったことで崩れてしまった乙女ゲームのシナリオ上を生きる物語です。
※倫理観がなかったり、思いやりやモラルがない屑な登場人物が沢山います。
※アルファポリス様へ先行投稿したものを改稿しながら投稿していきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-08 08:40:00
97237文字
会話率:35%
レノン伯爵の愛人の子として伯爵家内と学園で居場所が無いミアは、唯一ミアに優しい婚約者の侯爵令息トリスタンの事が大好きだった。ミアとトリスタンは相思相愛なのだと、そう思っていた。ミアの異母妹でトリスタンの幼馴染であるジャクリーンが現れるまでは
。
元々トリスタンは平民の愛人から生まれた庶子のミアではなく、伯爵夫人から生まれた異母妹のジャクリーンと婚約する予定だったらしい。ジャクリーンは6歳の時に、急遽レノン伯爵家から親戚のハモンド公爵家に養子に出され、第一王子の婚約者候補になった。ミアはジャクリーンの代わりにトリスタンと婚約するためだけに伯爵家に引き取られたのだ。
ジャクリーンは第一王子の婚約者候補にもかかわらず養子入りした公爵家の嫡男と恋仲という噂があり、そのせいで第一王子から疎まれるようになってしまった。優しいトリスタンは孤立している幼馴染のジャクリーンを放っておけない。トリスタンが気に掛けるせいでジャクリーンはますますふしだらで男好きだと言われて立場を悪くしていく。15歳になったジャクリーンはとうとう第一王子の婚約者候補を解消され、公爵家からミアのいる伯爵家へと帰って来てしまった。
トリスタンはミアに「ジャクリーンとミアと私の3人で仲良くしよう。ジャクリーンもそうしたいと言ってるんだ」と言い、その翌日からトリスタンとジャクリーンはまるで婚約者かのように振る舞い出す。
ミアとトリスタンが魔法学園を卒業するまで、つまり、ミアとトリスタンが結婚するまであと3ヶ月となった年末のダンスパーティーの最中、トリスタンはミアと婚約破棄してジャクリーンと婚約すると宣言した。
こちらは「私のことはどうぞお気遣いなく、これまで通りにお過ごしください。」の主人公メリッサの元友達ジャクリーンとその異母姉ミアのスピンオフです。
ネット小説大賞11の二次選考を通過したお祝いとして描き始めました。
本編を読まなくても楽しめるように書いているつもりですが、本編も読んでいただいた方がより楽しめると思います。(本編にミアとトリスタンは出てきません)
※アルファポリスへ先行投稿しているものを改稿して投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-01 18:34:42
85171文字
会話率:26%
政治的な陰謀によって家が没落し、田舎町に移り住むことになったエラーラ。彼女は前世の調香師としての知識と経験を活かし、香水やアロマキャンドル、薬草の軟膏などを作る小さな店を開く。近くの森で採れる魔法の植物を使い、彼女にしか作れない特別な香りの
製品を生み出していく。
不眠に悩む騎士団長は、彼女の店から漂う心安らぐ香りに導かれて店を訪れる。彼は店の常連となり、エラーラは彼のために特別な安眠効果のあるハーブを調合する。共に過ごす時間が増えるにつれ、彼は自身の過去や苦しみを打ち明け、エラーラもまた、彼の静かな強さと優しさに惹かれていく。
しかし、彼女の穏やかな生活は、かつて彼女の家を没落させた政治勢力が、彼女の持つ特別な能力に目をつけたことで脅かされる。彼らは人の心を操る香水や毒薬など、彼女の才能を悪用しようと企む。エラーラは、騎士団長や町で出会った友人たちの助けを借りて、自分の店と新しい生活を守るために立ち向かう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 10:49:52
1500文字
会話率:41%
母子家庭で育った大学生、黒崎陽斗。生活費を稼ぐため、彼は高額な報酬につられ、シンクロニカ社が開発する最新鋭VRMMORPG「シンクロ・ワールド」のβテスターに応募する。シンクロニカは、大型粒子加速器を用いた実験で、VR空間を極限まで現実に近
づける技術を研究していた。
陽斗は、脳波インターフェース型VRデバイス「ニューロ・コネクト」を装着し、期待に胸を膨らませて「シンクロ・ワールド」へとダイブする。しかし、全システム接続の瞬間、事態は暗転する。加速器が想定外の挙動を示し、制御不能な高エネルギー状態が発生。その結果、時空に歪みが生じ、世界各地に「ゲート」と呼ばれる不気味な渦が出現するようになった。
ゲートの先には「ダンジョン」と呼ばれる異空間が広がり、放置すれば、そこからこの世界には存在しないはずのモンスターが現れ、人々を襲う。世界は混乱に陥るが、同時に、「覚醒者」と呼ばれる特殊能力者たちが現れ始める。彼らは、様々な特殊能力を駆使し、モンスターと戦い、ゲートを封鎖するための活動を行っていた。
陽斗もまた、覚醒者の一人。しかし、ハンター試験の結果は、最弱のF級。周囲から嘲笑され、失意の底に沈む陽斗。だが、彼は諦めなかった。ある日、「シンクロ・ワールド」でのレベルアップが、現実世界にも反映されることに気付いた陽斗は、再びゲームの世界へと戻ることを決意する。
「シンクロ・ワールド」内で「影使い」というユニークスキルを駆使し、陽斗は困難を乗り越え、急速に成長。レベルアップは現実の肉体をも強化し、彼はF級ハンターから、一躍、最強の存在へと成り上がっていく。
しかし、強大な力を手に入れた陽斗は、次第にその力に溺れ、欲望に支配されていく。富と名声、そして、さらなる力を求める陽斗。彼は、本当に大切なものを見失ってしまうのだろうか? そして、世界を蝕む「ゲート」と「ダンジョン」の謎を解き明かし、世界を救うことができるのだろうか――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-22 19:50:07
60011文字
会話率:35%
夜寝てるうちに異世界転生されのっぺらぼうになったおっさん(記憶喪失)が冒険したりしなかったり転職したりとグダグダする話
最終更新:2025-07-27 10:47:52
63382文字
会話率:54%