佐藤翔太は目立たずに空気でいることを望む男子高校生であり、そのために日々必要な時以外は存在感を消していた。そんな翔太はある日の帰り道に唯一自分を認識している親友の浅野光輝と共に異世界に召喚されてしまう。このままだと勇者として目立つことにな
ってしまうと思った翔太は、とっさの行動により何とか隠れることに成功する。スキルも本人の意思に沿った隠密系だった翔太は、器用なくせに背景を歩く顔のないモブのように異世界を満喫するのだった。
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※不定期更新ですのでご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-07 18:31:43
6405文字
会話率:60%
王子様から「お前と婚約破棄する!」と言われちゃいました。
彼の隣には幼馴染がちゃっかりおさまっています。
さあ、私どうしよう?
とにかく処刑を避けるためにとっさの行動に出たら、なんか変なことになっちゃった……。
◆カクヨム様、アルファポ
リス様に投稿したものと同じです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-07 20:54:57
2678文字
会話率:23%
冒険者ギルドのオーレン支部の前に、看板が立っていた。
『人工マッサージ講座』
雪乃は思わず遠くを見つめる。
「ちゃんと訂正したはずなのですが、なぜでしょう?」
はふうっと息を吐き出しながら、雪乃はギルドの中に入っていった。
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異世界での魔法式AEDを使用した救命講座の一幕です。シリアスもコミカルに変える樹人ワールドをお楽しみください。
『小さな樹人は異世界で薬草探しの旅をする』の番外編になりますが、単話でも楽しんでいただけるかと思います。
※アルファポリスさんにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-24 16:27:17
6857文字
会話率:42%
記憶の宮殿。それは、古くから伝わる記憶術。頭の中に宮殿を建て、内部を自由に構成し、その中に様々なものを配置する。そして、それらに記憶したいものをこじつけ、はりつけ、記憶として自由に出し入れする手段なのだ。
主人公である年老いた男は、認知症
により自身の宮殿が壊れいくさまを見て、とっさの行動に出る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-17 02:50:32
951文字
会話率:0%