私は毛玉、小さな毛玉。親にも見捨てられた私はカァと鳴くカラスの爪に引き裂かれようとしていた。
そんな時、ヒロという男の子に助けられて拾われたんだ。
私はモモという名前をつけられてすごく幸せな時間が流れたよ。
一緒に遊んだり、一緒に寝
たり、とても幸せだった。
このままずっと、ずっと一緒に楽しく暮らしたい。
でも不幸が訪れてしまった。悲しいことに、私と御主人は病にかかってしまったんだ。
私の願い、御主人の願い、互いを助けてほしいと神様に願ったよ。
訪れてしまった終わりの時。
目を閉じた先に見えたのは真っ白な翼が生えた天使様だった。
お願いは叶えられないと告げられて、その代わり、私と御主人は異世界に転生しないかって誘われたんだ。
御主人と一緒ならきっと楽しい、そう思って頷いたよ。
生まれ変わった私は人の体に、御主人は猫の体になっちゃった。
何だかよくわからないけど、ちょっと楽しそう。
飛んで跳ねて、ご飯を食べて。
お友達を助けたり、お友達に助けられたり。
お腹ペコペコファンタジー。
猫の私が勇者様?
ワクワクする冒険も、胸躍る活躍も、感動だって与えちゃうんだ。
ねえ君、そこの君、ここは楽しいんだよ。
ちょっと覗いて見ていってね☆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-05 06:00:00
938745文字
会話率:37%
※毎週[水]曜日[18時]更新です。
※部分的にグロ注意、フラストレーションのたまる展開注意! 割と地味かつ過酷な感じのお話です。ハッピーエンド目指してますが。
「不遇な人生を歩んだ男、佐伯陽は、とある冬の日に、その生涯を終えた。だが、そ
の死は、決して彼にとって、終末でもなければ、安息でもなかった。無限に繰り返される生と死の狭間で、彼は二度と生まれないことを望んだものの、ふとしたきっかけで、結局はとある世界に転生する。『世界の欠片』なる力を手にした彼が、探し求めるものとは……」
というわけで、ありがちなチーレムものの作品……をなぞったつもりが、どうしてこうなった。特に序盤、グロ認定されましたorz
どちらかというとじっくり展開にする予定ですし、次々美少女を登場させて、次々服を引っぺがすようなつもりもありません。
基本的には週一回の更新を目標に続けています。なお、可能であればという条件付ですが、夏と冬に「不幸祭り」と称して集中連載をしていたりもします。
※済みません、とりあえずですが、タイトルを原題に戻しました!
今後どうするかは、まだもう少し考えさせていただきます m(_ _)m
※旧題「前世で不幸だった俺が異世界でも不幸な人生を歩みつつチートで不老不死を目指す」
※原題「ここではありふれた物語」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-02 18:00:00
6770395文字
会話率:45%
生まれつき不幸体質なあたし――落宮 陽菜は、今日も今日とて不幸に巻き込まれる。
歩いているだけで交通事故に巻き込まれて、死んじゃった!?
神様みたいに人たちに囲まれて、そして知らない世界に飛ばされる。
新たな世界で幸運な人生―
―ううん、人生はそんなに甘くない。
いつでもどこでも不幸が舞い込んでくるけど……あたしは絶対負けない!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-03 21:00:00
8484文字
会話率:28%
グレゴリー家の一人娘、クラウディアはある日、鳥に襲われて前世の記憶を取り戻す。
そして、この世界は自分が前世で楽しんでいたゲームの世界であること、自分はそのゲームの中の悪役令嬢であることを知る。
ゲーム上ではどう転んでも不幸な結末しか用意
されていない上に、愛されるよう努力しようにも婚約相手の王太子は7つも歳下。
絶望したクラウディアは、王太子妃になる道を捨て、行かず後家になることを望むが、思いがけなく王太子に懐かれて…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-10 07:08:53
123194文字
会話率:30%
伯爵家の娘であるフローラは、父親と後妻によって屋敷から追い出され、婚約者だった男性もいつの間にか異母妹の婚約者になっていた。そんな状況でも不幸を嘆くこともなく、狩りをしながら森の入り口にある小屋で一人たくましく生きてきたフローラに、ある日父
親が縁談話を持ってきた。相手は女性に冷たく同性愛者の噂まである辺境伯アルフレッド・グランヴィル。しかも一年で終わる契約結婚だという。それでもここにいるよりはとフローラは嫁ぐことを決めた。アルフレッドには「君を愛することはない」と言われたが、待遇は悪くない。美味しい食事に24時間入り放題の温泉、お金も好きに使っていいというし辛く当たる人もいない。フローラは思った。ここは天国なのだと。そしてある出来事をきっかけに、アルフレッドとも徐々に心を通わせていく。
※ざまぁが主題のお話ではありません。オマケ程度です。
※アルファポリス、カクヨムにも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-24 15:50:11
176945文字
会話率:40%
赤の魔法少女、日野宮 灯
魔法少女名:ハッピーレッド
彼女は、人々を不幸にする魔族と激しい戦いをしている。
そんな彼女には、仲間がいる。
一人は、緑の魔法少女、土浦 黄緑
魔法少女名:ハッピーグリーン
灯の幼馴染で親友だ。
もう一人
は、青の魔法少女
魔法少女名:ハッピーブルー
本名は、知らない。
灯には夢がある。
それは、
【一人でも不幸な人が減って、世界が幸せになって欲しい】
そんな素晴らしい夢が。
これは、不幸な人をなくすために戦う、魔法少女の物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-31 07:50:42
5913文字
会話率:20%
『あなたが私の人生を壊した・・・あなたが全部悪いのよ!!!』
不幸体質の主人公、フェリス・エクシエルは前世で殺された記憶を持ったまま、別の世界で生まれ変わった。
そんなフェリスが望むのは”普通の幸せ”だった。
しかし、その生まれ変わった
世界でも不幸は続く。
借金を抱えた父が自殺をして、平民落ちしたフェリスは、同じく平民になった母親から、嫁が18歳になったら死ぬ呪いにかかる公爵家に嫁ぐよう、命令される。
「私はただ、普通の幸せを手に入れたかっただけなんです」
『必ず、フェリスを幸せにしてみせる。それが、俺のフェリスへの罪滅ぼしだ・・・』
互いの利益のための、形式上だけの結婚だったはずなのに・・・・
「私に、死ぬことを恐れろっていうんですか・・・・?私は、あなたのせいで死ぬのに・・・・」
『俺を残して死ぬことは・・・・認めない・・・・許さない・・・!』
終わりのある、2人だけの恋が始まる。
『ただの生贄が、あまり調子に乗らないでくださる?あなたが死んだ後、誰が公爵様の妻となるか、今、貴族の間で争奪戦なんですよ。』
安定の悪役。
「・・・・こんな思い、2度としたくなかった!!!どうせ私は生贄なんだから、優しくしないでよ!!!」
不安定になっていく情緒。
『俺を残して死ねると思うな』
闇堕ちする公爵。
最後はハッピー・・・・?のはず!
ぜひお楽しみください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-30 01:00:00
8493文字
会話率:39%
当たり前のルートを当たり前にやってきた人間が最も評価されるべきであると、俺は考えている。
別に大きな成功はなく、派手に振る舞うこともなく、淡々と積み上げる。得もしないが、損もしない。そんな普通が美しい。そう思っている。
だからこそ、友
人が「勇者の剣」を抜いた時も、別に何も感じなかった。
そうか。俺ではなかったのだ。
俺は、「普通」でいられることを許されたのだと。そう思った。
しかしーーーーーー
普通をこよなく愛する青年「萌生 賢二(もぶ けんじ)」。
小学から大学、社会人と、とくに歪むこともない当たり前のレールを歩いてきた彼は、今後もその当たり前を大切にしたいと願っていた。
しかし、彼は仕事帰りに、不運にも落雷に撃たれて死亡してしまう。
そして、賢二は異世界に転生した。
女として。
モルナという名で生を受けた賢二は、既に当たり前から逸脱した路線を何とか正そうと奮闘する。
酒場の店員として働くことで、モルナは異世界という非日常から逸れた生き方に軌道修正する。
それでも不幸は続く。
モルナの幼馴染であるユウノが勇者の剣を引き抜いたせいで、彼から魔王討伐パーティのメンバーに指名されてしまう。
戦略家としてパーティに強制参加させられたモルナは、徹底した隠密旅を提案。
敵にこちらの素性を知られないことが重要として、次々に非王道的な必勝プランを編み出し、モルナはユウノを強力な勇者に育て上げていく。
「コレが私の勇者論」
普通に生きたいのに、上手くいかない。それでも、いつか手にする「普通」を目指して戦いに向かうモルナの明日はどっち?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-14 20:33:58
27366文字
会話率:21%
気に入っていたバイト先で突然クビを宣告されたウェリア・アルバレス(18)は『突発的に未来を見通す』という特殊能力を有していたが、そのイレギュラーな能力に苦しめられていた。
頭痛と共に脳内に流れる『未来の欠片』はいつも突然彼を襲う。
そして
『未来の欠片』に映る未来の映像は全て人が不幸になる瞬間のみ。
クビ宣告の後、落ち込みながら河川敷を歩いているといつもの如く『未来の欠片』が脳内に流れ込んだ。
それは目の前の河川敷で少女が誘拐されるという映像。
普段であれば時の流れを不自然に歪める未来への介入を避けているウェリアであったが、少女の命を見捨てるわけにもいかず未遂犯に金銭を分け与えるという未来への介入を行なった。
このウェリアの不自然な行動が未遂犯をマークしていた探偵達の目に留まり、怪しいと疑われるとそのまま事務所まで連行されてしまう。
しかし容疑者として連行されたはずのウェリアの能力に惚れ込んだズボラな美人探偵フィリーはここで働かないかとまさかのオファーを申し出る。
再就職に成功したウェリアであったが未来への介入は大いなる危険性を秘めており……?
『未来の欠片』を持つウェリアと推理で未来を見通すフィリーが織り成すドタバタ異世界探偵ファンタジー!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-25 17:38:31
12224文字
会話率:47%
「どうやら、私は前世でやっていた乙女ゲームの悪役キャラ・フェリシアに転生してしまったみたい。わぁい、やったね。………って、なるかぁ!何も嬉しくねぇ!!どういうことだよ!!!」
ある日、乙女ゲームの3つのルートに登場する働き者だが、どのエン
ドでも不幸な目(自業自得)にあう悪役令嬢に転生したことに気付いたフェリシア。
しかもゲーム内のフェリシアは、すぐにヒロインをナイフで刺そうとする「メンヘラ・ナイフ令嬢」の異名を持つ人物。
おいおい、嘘だろ、と思ったけど、こうなってしまったのなら仕方ない。
魔術がある世界なのだから、butendを回避しつつ、楽しむ事に専念しよう!
が、フェリシアは序盤退場のいわばザコ令嬢でもあったため、肝心の魔術の才能がない。
回りには才能がある奴らばっかりなのにね。
じゃあ、せめて平穏な日常を……。
え?無理?何で?
こうして、フェリシアはツッコミどころの多い人たちに囲まれて、とんでも事件を引き起こしたり、巻き込まれたり、世界を救ったり救わなかったりする事になったのである。
「いや、なってたまるか」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-27 20:35:44
258448文字
会話率:29%
ある不運な少年が異世界転生を果たした
その世界で魔王となり暴れまくる?!
最終更新:2022-06-24 22:08:02
882文字
会話率:43%
乙女ゲーム【残華と黒竜】の悪役令嬢エステリに生まれ変わってしまった主人公。
ただ一つのルート以外はどのルートを進んでも不幸な運命を辿ることが分かっていたが、ゲームでは語られていなかった設定が自分にあることに気付きそれを利用して運命を変えよう
とする。自分が幸せになるただ一つのルートは、一番楽しみにしていたルートだったのに転生前未クリアのまま死んでしまった。
その為、恋したキャラとのハッピーエンドも見れずどんな内容なのかも分からずじまい。どうやらそのルートにはいけそうにもなかったが、皇太子との婚約破棄によりチャンスが到来する。
ゲーム立ち絵では前髪が長く髭面の山男。それが恋したキャラだった。素顔なんて知らない。
今生で初めて会った時もその格好で、二度目に会った時もむさ苦しい姿だった。
本当の姿はいつ見ることができるのか。
前世から恋していたキャラとハッピーエンドを迎えるまでのお話。
※レイティングは今後そのような描写が出てくる可能性があるため、念のために付けてあります。
※この作品は、ノベプラ、アルファポリス、pixivなどにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-09 20:42:43
59708文字
会話率:38%
超絶不幸体質の高校生がフルダイブ型VRゲームを始めるもやはりゲーム内でも不幸は変わらず。
しかし世界で唯一無二の伝説級(レジェンドスキル)を手に入れゲームで大無双!
最終更新:2022-03-20 22:04:53
10797文字
会話率:63%
餅を喉に詰まらせるというしょうもない理由で命を落としてしまった、元・日本人女性の鳴海 汐音(なるみ しおん)。
目を覚ました先は・・・なんと、主人公総受けのBLゲームの世界!?しかもライバルとして登場する、どのルートでも不幸なエンディングを
迎える悪役令嬢・シュザンヌになっちゃった!?
お先真っ暗な未来を回避するべく自分磨きを始めたシュザンヌだったが、転生してからおよそ20年、よりにもよって総受け主人公の心を射止めてしまう。
そんな総受け主人公に想いを寄せるのは貴族から平民、果てはエルフまで全員男!!そりゃそうだこの世界BLゲームだもの。
でも、私は幸せになりたいのであなた達とはできる限り関わり合うつもりはありません!!
果たしてシュザンヌはメインキャラ達から逃げ切れるのか?
はたまた攻略キャラ達をかわして総受け主人公を受け入れるのか?
それとも・・・・・・?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-04 18:17:11
4588文字
会話率:23%
高校の養護教諭をする桜庭春子は、“青春”、すなわち“学園ラブコメ”と称される類のものを愛していた。
ある日、春子は一人の男子生徒が告白されている現場に遭遇してしまう。その男子生徒の名前は『七月剣』。彼女と彼は知り合いで、保健室でよくお
しゃべりをする程の仲だった。大好物のシチュエーションに興奮するのも束の間、教え子のプライベートな部分を覗き見てしまった罪悪感から、春子はすぐにその場を離れてしまう。
しかし、不幸は終わらなかった。何故なら、その後に二度も生々しい告白現場に遭遇してしまったからだ。しかも、全員同じ生徒。つまり、『七月剣』が告白されている現場に、彼女は三度も立ち会ってしまったのだ。春子は気まずさと罪悪感に耐えあぐねていた。
しかし、それでも不幸は終わらない。何故なら、放課後、保健室を訪ねてきた『七月剣』に「誰と付き合うの?」と聞いた春子に却ってきた返答が……
「誰とも付き合う気はありません。だって、俺が好きなのは先生だから」
教師と生徒。絶対に結ばれる事のない禁断の愛の行く末は一体どうなってしまうのか。
『森原真鈴』、『式守有希』、『百瀬香奈』。
『七月剣』に想いを寄せる三人の少女の恋はどうなってしまうのか。
青くて、苦くて、ちょっぴり甘い。想いと想いが交錯する、子供のための、そして大人のための青春ラブコメ。これは、そんな物語である……
※すでに完成済なので、必ず完結します。(50話程度)
カクヨム様でも連載させていただいております!
→https://kakuyomu.jp/works/16816700429088759151折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-04 20:20:39
127941文字
会話率:23%
人々が魔王の脅威に怯えていたのは遥か昔の話に成り果てた。現代で勇者になるのは失う物が無い無敵の人ニートくらいのものである。
ニートを扶養することを負担に思った親が口減らしと言うには世間体が悪いので勇者選定という耳障りのいい言葉を使っていると
いうのが実態だ。
100年に一度の災厄?普段の生活でも不幸なんて数え切れない。そんなものに怯えている暇は現代人には無い。
そんなものに怯えているのは情弱か、現実で報われないのを誰かのせいにしたいロクでなししかいない。
そんな時代にあって大賢者というハイスペ職についている俺は合コンでもモテモテのはずだ。
俺は勝ち組そう思って臨んだ初めての合コン俺は人生で初めての挫折を味わった。
後輩のパラディンも鍛冶屋の青年もしっかり女子をお持ち帰りしている。
俺に足りないのは何なのか?大賢者の俺が辿り着いた結論、それは筋肉である。筋肉が全てを解決する。
勝ち組である筈の非モテヒョロガリ大賢者が女子にチヤホヤされるために魔王なんてそっちのけでひたすら筋トレする話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-26 13:36:25
782文字
会話率:0%
誰だって人生の主人公。
主人公になれば、私を中心に世界が回っていく。
それが幸せな世界でも不幸な世界でも。
主人公視点として複数人から見た同じ世界を、シンデレラ風に書いてみました。
最終更新:2021-02-27 17:00:00
2672文字
会話率:56%
特に幸福でも不幸でもない偏屈なおっさんが生まれ変わり、ファンタジーの世界で生きる話。できれば波風立たせず平和に、教わった狩りで生きたい。なのに。
生まれ変わった種族がフェンリル、とかいう獣人。いや、違うよね?そこは狼でしょ?ドでかい狼。
犬っぽい獣人じゃないよね?
……口減らし、マジですか。我儘言えないけど、捨てるんですか。
人狼?いえ、獣人です、って!矢を撃ってきてる!
冒険者?いえ、興味ないです。狩りさえできれば…………え、やらなきゃダメ?エエエ…………
ドラゴン?いやだこわい。火も吐くしデカいし棘もあるし顔も怖いし近づきたく……ちょい待ち、その肉おいしい?美味いんだな?ヒャッハア!
ちょっとダークな雰囲気が漂うこともあるどこかおかしい世界で、彼はふざけている様で真面目に狩りをして生きていく…………かもしれない話。
作者小説など書いたことないのでいろいろ出来悪いと思います。グロエロは控えめの表現ですが、一部ありますのでご注意ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-26 00:00:00
2350229文字
会話率:40%
公爵令嬢シェリーは、『弟』に出会った瞬間前世の記憶を取り戻し、今生きる世界は前世で遊んだ乙女ゲームの世界だと気づく。このまま物語が進めば、自分のみならず家族も、そして前世の最推しであった弟マシュウまでも不幸になると気付いたシェリーは、その日
から『模範的な公爵令嬢』として生きていくことを決めた。マシュウが幸せになるルートはヒロインとのハッピーエンドのみ。そのためならどんな犠牲もいとわない。どうせこの人生はおまけみたいなもの、そう割り切って”推し”(と書いて”おとうと”と読む)を幸せにしてみせます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-04 23:03:15
33623文字
会話率:49%
主人公藍川 蓮人(あいかわ れんと)は幼少期をいじめられてすごしていた。両親が共働きで常に忙しくしていたため、なるべく迷惑をかけないように我儘を言わずに育ってきた。そんな内向的な一面に付け込まれ、容赦のないいじめを受けてしまう。
ある日
彼は自殺を決意した。小学生だったため、まだ死について完全に理解できてはおらず、軽い気持ちで学校の屋上から飛び降りてしまった。辛い日常から逃れるために、それが彼の最善の手立てだった。しかし彼は次の日の朝、もう一度自室のベッドで目を覚ました。
彼はこれがゲームなどにあるリトライに似た現象であることを理解した。死ねばもう一度同じ一日を繰り返すことができると。それから彼はその能力を使って上手くいじめを回避しつつ生きるようになった。
中学生になった彼はようやくいじめから解放された。
しかし丁度そのタイミングで両親が死んでしまった。何度リトライしようとも両親を助けることはできなかった。丁度11111回目、彼は両親の死を選択する。つまり助けることを諦めてしまった。彼の中であやふやになっていた死の概念が明確になった瞬間だった。
彼はそれ以来その能力を封印することにした。
それでも不幸体質である彼に降りかかる不幸は止まることはなく、彼は命を落としてしまう。
そしてもう一度目が覚めた時、彼は異世界に転生していた。
何度もリトライを使用したせいか、ある特殊な能力を手に入れ、異世界にてもう一度新しい人生を歩み始めることになった。
そこは剣と魔法が支配する小説の中のような異世界。
これは後悔ばかりだった人生を今度は別の世界で歩みなおす藍川蓮人の物語である。
毎日投稿 → 隔日投稿へ変更いたします。
投稿を休む場合前日の後書きにて告知
隔日23:00投稿
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-11 23:00:00
107879文字
会話率:38%