部屋には未開封のシャンプーやボディソープが山積みで、買ったその日に忘れてしまうほど忘れっぽい主人公。
彼は散らかった部屋を片付けようとしていた最中、古びた箱の中から人間の手首の骨を見つけてしまう。
しかもその手首は彼自身が秘密裏に隠していた
かのような気配を帯びていたが、本人には何も記憶がない。
そして数日後、部屋の隅で大きな箱が異様な腐敗臭を放ち始める。
怯えながら開けてみると、そこにあったものは見てはいけない何か。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-08 19:36:16
3809文字
会話率:5%
推し活を始めた、桐原 美咲。
推しアイドルのライブハウスの隣に
ゲームセンターができた。
入ってみるとそこにあったものは、推しの人形だった。
最終更新:2024-12-28 20:08:39
909文字
会話率:11%
2020年、3月。
この日、東京が消失した。
原因は未だわかっておらず、世界は混乱に包まれたままだった。
東京に住んでいたものたちは消息を絶ち、消失した都市部を中心に、何十キロにも及ぶ巨大な“クレーター”が出現していた。
消失し
たエリアに侵入することは、現在の科学では不可能だった。
そこは事象の境界面と言われ、異常な重力が働いている未知の領域だと、学会により発表されていた。
人々は、そこにあったものは全て、跡形もなく消えてしまったものだと思っていた。
そこに住んでいた人たちはもちろん、東京という街そのものが、完全に消失してしまったのだと。
東京都豊島区巣鴨一丁目のアパートに暮らしていた男子高校生、灰原ハジメは、世界から東京が消失してしまったことに気づいてはいなかった。
消失したはずの都市部では、人々は普段と変わらない生活を送っていた。
何も変わってはいなかった。
グラウンドに寝そべる午後の木陰も、街を行き交う電車の音も。
——空から、「月」が消えていることを除いては。
子供の頃、隣の家に住んでいた幼馴染が、なんの連絡もなく突然彼のアパートを訪れる。
幼馴染の名前は、伊藤詩織といった。
彼女とは長い間会っていなかった。
…会えるはずもなかった。
なぜなら彼女は、小学生の時に行方不明になっていたからだ。
もうすでに8年もの時が流れていた。
この世界にはもういない。
とっくに死んでいるんじゃないか?と、周りの人たちは囁いていた。
「私とキスしてくれる?」
唐突なその言葉に、彼の頭は凍りつく。
…お前、誰だ?
顔も声も、目の色も、あの“詩織”で間違いなかった。
ただ、何かが違っていた。
突然押し倒され、無理やり唇を奪われる最中、彼は彼女の胸から、心臓の音が消えていることに気づく。
これは、世界の終わりと始まりを紡ぐ、失われた記憶の中にある物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-25 11:47:15
225文字
会話率:0%
目が覚めると辺りは一変。ゴーストタウンと化した場所を進み、我が家へと帰るとそこには──。
※この作品は「アルファポリス」にも投稿しています。
最終更新:2022-12-12 10:00:30
1000文字
会話率:17%
幽霊や心霊番組が大嫌いな私は、また後輩の奥田から都市伝説を聞いてしまった。
カラスに覆われた家、カラスの家。
不気味な話だ。
奥田は、会社の皆んなを連れて、カラスの家を見に行くことになった。
またまた、私は騙されて付いて行くことになった。
そこにあったものは⋯⋯⋯⋯
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-06 00:13:07
2465文字
会話率:24%
ある日高校生の能魔と奏は退治屋をしていたある時学校で生徒何人かが同じ悪夢を見るというのが起きた。それを調べていたがその次の日また夢を見たその夢は殺されそそうになった夢だ何とか逃げた能魔だったが夢の中で奏と会いその夢を探索したがそこには驚きな
ものがあった。そこにあったものとは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-03 00:27:14
3451文字
会話率:9%
目が覚めるとそこは暗闇。
微かな光を目指して歩き出す。
そこにあったものとは…!?
最終更新:2021-04-07 00:04:24
28194文字
会話率:47%
そこにあったものはだだっ広い空間だった
天井は…ない
右も左も何かがあるわけでもない
ただただ広いと思った
ぽっ
ぽっ
何かが現れてくる
目を凝らしてみても黒い点にしか見えない
あわてて、駆け寄ってみようとも思ったが
何故か無駄なよ
うな気がした
遠くに見えていたそれらも
少しずつ増えていき
急に隣に現れたソレを見て合点がいった
(ああ…死んでいるんだな)
ソレはどんどん増えていく
不思議と自分を感じないその頃
ただ、静かに
ソレが空いた場所を埋め尽くした
-------------------
「やあ。」
何処からを探すわけでもなく耳に響いた
あるいはイヤホンから直接聞こえるような感覚だ
「君たちはこれからある人を殺して欲しいんだ。」
唐突な言葉だったのだろう
ただ、なぜかすんなりと受け入る事が出来た
周りにいるソレらもきっとそうだったのではないかと思う
ただ、不快感は無かった
「プレゼントを1つだけ君達に贈ろう。
君達はただ目指せばいい。期待しているよ。」
そして俺は目が覚めた
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-19 09:00:00
784文字
会話率:24%
「食えよ、国民!!」
カップラーメン好きの諸君。
今日は私が体験した話をさせてもらいたい。
1つ衝撃的な体験をしたのでね。
お暇ならばぜひ、私の体験談を聞いていってほしい。
せっかくだ、好きなカップラーメンにお湯を入れてから読んでくれ
たまえ。
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別サイトで行われた、カップラーメンを題材にした企画の参加作品です。
この企画を見つけて、「面白そうやん!」となったその日に、勢いだけで書いてみました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-08 21:00:00
2073文字
会話率:0%
皇暦2082年、突如として日本国首都は消滅した。首都圏を含む関東平野一体に魔法文明を持つ異国が出現したのである。もともとそこにあったものは消滅した。日本の首都機能は停止し市民は逃げ惑った。異国の白く美しい姫は述べた。曰く、神託がありこの地を
平定するために来た、と。地球世界は戦慄した。
地球を統べるのは地球人かそれとも異国の魔法使いか。今、文明を賭けた全面戦争が始まる。
※カクヨムへも同名にて投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-11 13:59:20
2943文字
会話率:55%
神田にお使いにやってきた私は驟雨に出会い、雨宿りのため倉庫の古本屋に入るが、そこにあったものは・・・
最終更新:2019-04-15 01:54:55
1440文字
会話率:0%
あなたは覚えていますか?
そこにあったものを。そこにいた人を。
私は覚えていますか?
世界に取り残されたあなたを。
キーワード:
最終更新:2018-08-21 23:02:17
3447文字
会話率:61%
「女性」に興味がなかった男、雌雄 怜が一度不運な事故で現世では死んでしまうが、そこにあったものは「天国」でも「地獄」でも「虚無」でもない、「異世界」だった…
最終更新:2018-07-24 23:32:23
346文字
会話率:10%
旅の途中、『僕』は秋梨という駅にたどり着いた。そこで見えてくるのは、田園風景。そんな中、一つだけ異色を放つ公民館があった。そこにあったものとは一台のピアノ。そして僕はそこで、不思議な出会いを経験する――
最終更新:2016-02-20 12:17:59
3418文字
会話率:30%
京城都に住む、誰の子かも、どこで生まれたかもわからない少年が初めて外の世界へ一歩踏み出した。そこにあったものとは・・・・
最終更新:2013-12-21 22:58:32
1047文字
会話率:3%
地元の伝承に興味を持った一人の学生が、友人と共に探検をする。そこにあったものとは……■pixiv、ハーメルンでも掲載しています
最終更新:2013-03-31 22:19:11
10834文字
会話率:2%
好きな人がいた。恋人だった。
けれど彼は俺から離れていき、俺は一人になった。
今でも愛してるよ、だけど…。
王道転校生→美形×平凡
王道転校生に恋人を奪われた平凡がやっと平穏に暮らしていたのに、再び交差してしまう。
所謂非王道BLです。更
新は不定期。多分長編にはならない。
R15と残酷描写は保険です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-05-31 23:00:00
2095文字
会話率:18%
僕は変わらなくちゃいけない。
ありふれた日常の中、高校二年生の《東条直樹》は一人悩んでいた。
周りに恵まれていない訳ではない。貧乏でもない。友人もいる。成績も良い方だ。
けれど、全てが与えられたもの。振ってきたもの。いつの間にかそこ
にあったものだった。
その中に自分から手を伸ばし、掴んだものは何一つとして無かった。
そんなある日、何者かの手によって《リセット》という人生をやり直すことができる機械が送り届けられる。もちろん単なるいたずらだと思い気にも留めなかった。
ところが、憧れの女性《相澤美玲》に告白するもあっさりと振られ、更には幼馴染の《渡瀬愛》を傷つけてしまったという大きな後悔に苛まれてしまう。
直樹は藁をも掴む思いでリセットを手に取り願った。――やり直したい、と。
眩しい閃光。気付くと直樹は不思議な空間で一人の女の子と対峙していた。
「ようこそ、リセットの世界へ」
銀色の美しい髪、吸い込まれそうな青い瞳。彼女は自らを《マリー》と名のる。
未だに信じることの出来ない直樹に、彼女はリセットの概要を教えてくれた。
《リセットの有効範囲は4月7日》
《引き継げる記憶は3つまで》
――そこから彼の正解だけを選ぶ人生が始まった。
マリーの正体は……。
何故僕にリセットが送られたのか……。
二つの謎を抱えながらも、前へ前へと突き進む直樹。
見つけたのは未来か過去か。
――もし、リセットの世界へ行けたなら、あなたは何処へ向かいますか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-11-19 08:00:04
87485文字
会話率:37%