代々騎士団寮の寮母を務める家に生まれたレティシアは、若くして騎士団の一つである「群青の騎士団」の寮母になったが、若いことで騎士団員から揶揄われたりしてなかなか寮母としてうまく仕事ができていない。
幼少の頃から仲の良い騎士団長のアスールは、そ
んなレティシアを陰からずっと見守っていた。レティシアにとってアスールは兄のような存在だが、次第に兄としてだけではない思いを持ちはじめてしまう。
アスールにとってもレティシアは妹のような存在というだけではないようで……。
すれ違う恋心、アスールとライバルの心理戦。じれじれだけどハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-25 20:12:09
25124文字
会話率:45%
時は京の都が栄える平安。
とある村。この村にて、ある風習がある。
それは神に生贄を捧げる悍ましい風習だ。
生贄に選ばれるのは忌み子。
村の繁栄のために殺される。
そして、また一人の少女が殺された。
だが、少女は神に選ばれた。
神は少女をずっ
と見守っていた。
哀れな、清き少女を救うために神に選んだ。
神となった少女が待ち受けるのは温かな炎だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-16 16:00:00
59862文字
会話率:45%
「歌唄い聖女」によって平穏が保たれる王国。
聖女の体調不良で代役をしたジュリイ・ミノザだったが、聖女を弱らせたという濡れ衣を着せられてしまう。必死に聖女を目指していた日々を蔑ろにされ、絶望する彼女。
その裏で、ずっと見守っていた魔界の魔
人は行動の機会をうかがっていた・・・。
pixivにも同じ作品を投稿しています。
pixiv:https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19387687折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-25 22:04:36
9263文字
会話率:42%
ある屋敷の古い梅の木には、梅の精が宿っていた。屋敷の主は、有能な中央の役人。梅の精は主を好ましく思い、ずっと見守っていたいと思っていた。だがある日、同僚の讒言により遠い西の地へ左遷されてしまう。
左遷された人間の主と、それを追って来た梅の精
の、のんびり貧乏生活の話。
序+本編4話+幕間で、全6話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-05 06:00:00
18293文字
会話率:46%
婚約破棄されても世界は終わらなかった__悪役令嬢に仕立て上げられ、婚約破棄をされたエマ。虐げられ続けた彼女を、ずっと見つめていた人がいた__冷徹公爵と呼ばれるシラーは、ここぞとばかりに彼女に愛を注く。傷ついた心も癒され、自分の幸せを考えるよ
うになるエマ。反対に、エマを陥れようとした元婚約者は没落していき…。※2.3話で完結予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-29 17:50:15
18525文字
会話率:45%
昔々、世界を終わらせる神が産まれた時、神々の時代の終わりが始まった。
神々は一族で争い肉体という器をなくし、その魂に『業』という名の傷をつけて長い眠りについた。
時は流れ、神々は神話となった。
世界ではモンスターが罹る奇病が人々を脅かし
始めていた。ジャガー病と神の名を付けられたその奇病は、発病したら人間ではなくなるものだった。
そんな奇病を治そうと、とある小さな国の姫君が数人の能力のある者たちを従えて、奇病の研究や犠牲になった者たちの家族の保護をしていた。その国の端にある集落。そこに住んでいる少年の日常がある日を境に一変した。
集落と隣村しか知らない少年の世界がある者の訪問で一気に広がり、自分が住んでいた集落がどんな場所であったか、母を始めとする集落の住人たちはどのような人達であったか、大切な人々を目の前で亡くし、幼い少年に真実が突きつけられた。
少年は神の力に目覚め、姫君達と共に奇病を治す研究に加わった。
日々のフィルドワークの中で、仲間が神の力に目覚めていく。それと共に、『終わりの始まり』が近づいてくること、今周りにいる仲間は前世からの繋がりがあること、『今』の全ては前世で負った『業』が関係している事を少年は知った。
いつしか少年は、夢を渡り旅路を照らしてくれる少女に恋をする。しかし、少女は生まれながらに奇病を患ってることを知り、少女を守りたい、奇病を治してやりたいと強く思った。
その思いは眼の前で無残に破られた。
少女の命だけでなく、多くの命が奪われ、そして、『終わりの始まり』が口を開けた。
命を奪われた少女の魂が、少年たちの旅路を照らす。その先が、死の国だと分かっていて、少年たちは向かった。
そこで少年たちが見たものは、封印された『世界を終わらせる神』だった。その神の封印を、ずっと見守っていた神が解いた。
世界が激しく震え、命という命はいとも簡単に消えていく中、少年達が己の力を出し切り、崩れ行く世界を支えた。
神々の力の喪失と共に、世界の震えは止まった。生きながらえた人々は、手を取り合い新しい時代を作り始めた。少年は、旅人となった。
少年は青年となり老人となり、その全ての時間を奇病の研究と神々の語り部として過ごした。
そして、世界が滅びかけた事が昔話になった頃、再び神々は新たな器に魂と『業』という傷を持って目覚めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-18 19:20:01
344055文字
会話率:25%
「君との婚約を破棄させてもらう」と婚約者である第一王子に宣言され、見事に婚約破棄をされた悪役令嬢マリー・フォン・ゴアは父の勘気に触れ公爵家を追放になる。ところがこの公爵令嬢、転んでもただでは起きない性格だった(のか)、「冒険者になるんだ」と
嘯いて家出。持ち前の才覚を発揮してめきめき冒険者としての腕をあげていく。そんなマリーを、侍女のラナはずっと見守っていた。「……ったく好き勝手しやがって」と悪態をつきながら。しかし従者という立場で反抗的な態度をとるのはいかがなものだろうか。煩悶しながらも、ラナは今日もマリーを見守るのであった。
この作品はカクヨム様にも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-29 23:00:00
9977文字
会話率:53%
人間嫌いの博士が世界を滅ぼすだけの話。
また、それをずっと見守っていたモノの話。
最終更新:2018-05-09 19:48:15
9570文字
会話率:21%
卒業式の日の情景。オムニバスです。言いたくても言えない気持ちを抱えた彼らの恋心を見守ってください。
1話目は大好きな先輩に告白することが出来なかった女の子の話。2話と3話目がその女の子をずっと見守っていた男の子の話。4話目は先輩からみた女の
子と男の子のこと。5話と6話目は先輩に告白された女生徒から見た話。7話目は1年女子の思い。8話と9話は1年男子のこと。10話と11話は1話目と同じ女の子の話です。ほぼ彼女の独白になります。12話はサブタイトル通りに手紙です。嘘つきな彼の本当の気持ちが書かれています。何が本当で何が嘘なのか。手紙の言葉に惑わされないでくださいね。
銘尾友朗さま主催の『春センチメンタル企画』参加作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-24 08:51:32
41510文字
会話率:14%
星神と呼ばれる田舎には、伝説がある。空気が澄んでいて、星がきれいに見える夜に星に願い事すると願いがかなうと言われている。
ある日、玲奈という少女はこの田舎をずっと見守っていた星神に願い事をする。ありえない想像力と慾で星神を振り回し、最後に
は星神が驚く願い事をする!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-14 20:00:00
1517文字
会話率:58%
山の社に住む小さな神様は
人間の村をずっと見守っていた。
でも、神様であることに自信がなかった。
そこに、大きな社の神様がやってきて・・・。
時と共に移り行く村と、社に来る者たちとのかかわりを通して、
小さな神様の成長を描くSFファンタジー
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-27 00:25:48
14194文字
会話率:37%