竜が暴れていた。
それは干支のタツの形をしていた。
身体から炎をまき散らし人々を襲う。
大きさは2メートルから3メートルほど。
竜を鎮静化させ、ちょうど竜のカタチに作られた鉄の鎧の中に閉じ込めた。
私はその上に乗り、鎧が開かないように封印し
ていた。
竜が目を覚まし、鎧の中で暴れ、燃え盛る。
そこは雪の国であり、炎を抑えるために雪や氷を投入していた。
しかし。周りの人々は温泉に入りたいと言い出し、よもやその場所を温泉に変えた。
竜の熱でお湯が沸騰し、熱すぎて押さえつけていられなくなった。
「馬鹿どもめ、、、、」
私は人々へのいらつきを覚えながら、龍と対峙した。
しかし龍は逃げ惑う人々には目もくれず、こちらに近づいてきた。
それは弱った狐であった。
胴の長いきつねが頭を垂れながらこちらに近づいてきた。
私は噛みつかれるのではないかと直前まで思ったが、きつねはこちらにすり寄り体を預けてきた。
私は撫でて、抱きしめた。狐の頭を右手で出し決め、狐の頭に頬をくっつけ、抱きしめながら撫でた。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2023-07-29 14:15:02
429文字
会話率:6%
「私にすり寄り、兄に近づこうとするなど……貴女は本当に浅ましいですね」
ガーネット・ブルーレースはわがまま放題の幼稚な姫だったが、大病により生死を彷徨った事で、ここがR18のBLゲーム【エンゲージリング★ジュエル】の世界だと気付いてしまう
。
そして自分が、本命のラスボスであるコークス・ジルコニア(婚約者の弟)からプレイヤーの疑いの目を逸らすためだけの『ミスリード役の小物王女』だという設定も思い出してしまったのだった。
時期的にこの世界の"総受け主人公"であるオパールは、すでに自分のハーレム(計六人)を築いており、ガーネットの婚約者であるアダマス・ジルコニアはすでにオパールの手中に落ちた後だった。
仕方なく、有能で頭は切れるが、原作ではガーネットを利用するラスボスであり、元来の性格も非常に嫌味ったらしく捻くれ者のコークスに協力を仰ごうと動くが、冷たくあしらわれてしまって……という内容です。
※この作品は、赤井茄子先生とindigo先生の作品との同一世界観です。もし作品が投稿された際は、他のお話もチェックしていただくとより世界観の解像度が上がるかもしれません。
※他の小説サイトにも転載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-03 11:00:00
18518文字
会話率:30%
なにをしても痩せられない青年リーダイト・ファリドは太り過ぎが原因で虐められ、終いには所属していた冒険者ギルドを追放されてしまう。
そして、ファリドはギルドから追放された事をきっかけに新設されたギルドに加入する為の試験を受ける事になる。
その最中、痩せられない原因が過剰に魔力を貯め魔石を精製する事が出来る体質によるものだったと判明すると、ファリドは無事試験に受かり、新しいギルドに加入する事になる。
すると過去にファリドを馬鹿にしてきた人達や自分を追放したギルドが魔石を求めてすり寄りだし、うっざい掌返しを発動するのだが……。
「すまなかった俺が悪かった! だから頼む! ギルドに戻ってきてくれ! な、なんでも……なんでもするから!」
「土下座なんてやめてください。むしろ……感謝してるんです。ギルドを追放してくれたことを。俺をこんなクソみたいなギルドから追放してくれて……ありがとうございました!」
これはデブで虐められっ子だった主人公ファリドがチート体質により上級冒険者へと超スピードで駆け上がる物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-08 13:01:36
12370文字
会話率:52%
新年度への切り替わりにむけてニホン中がバタバタソワソワする中、芸能事務所サンサンミュージックでも来年度にむけてとある数字がカウントされていた。その数字とは、なんと権力への忖度カウント。いかにすり寄り発言をしたかをアピールするため芸人ズルヤマ
とマネージャーは今日も徹夜で頭をひねり…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-13 20:19:45
3420文字
会話率:63%
我が名は『ニャゴロー』。
今日はあなたのお家へ立ち寄るかも。
仕事という名の悪ふざけを行いに……。
※『あの人は?』シリーズにおけるサイドストーリー『仕事猫ニャゴロー』。
全作品に登場する重要なキーアニマル、三河家の飼い猫『ニャゴロー』
普段の働きぶりをご紹介。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-08 00:50:42
216807文字
会話率:10%
少年は、生まれた時から『動物に』愛された。
会ったことのない犬も足にすり寄り、妊娠後の猫でも頭に乗っかり、どんなに気性の荒い馬でも、簡単に背に乗せてくれる。
少年は、名を『アステル』といった。
そんなある日、少年は突如として『男の声』が、頭
に聞こえてきた。
その声の主は、自らを『K』と名乗り、アステルにとある使命を与えた。
その使命の内容は、
【この世界に存在する人族を、殺しまわれ】
・・・というものだった。
この物語は、獣に愛され、魔から愛された少年の、人類滅亡の物語である。
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こっちはもう一つ書いている『チート勇者』と違い、結構不定期になるかもしれません。なるべく、二週間以上はあけないよう善処します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-09 19:10:52
5528文字
会話率:56%