少年は、生まれた時から『動物に』愛された。
会ったことのない犬も足にすり寄り、妊娠後の猫でも頭に乗っかり、どんなに気性の荒い馬でも、簡単に背に乗せてくれる。
少年は、名を『アステル』といった。
そんなある日、少年は突如として『男の声』が、頭
に聞こえてきた。
その声の主は、自らを『K』と名乗り、アステルにとある使命を与えた。
その使命の内容は、
【この世界に存在する人族を、殺しまわれ】
・・・というものだった。
この物語は、獣に愛され、魔から愛された少年の、人類滅亡の物語である。
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こっちはもう一つ書いている『チート勇者』と違い、結構不定期になるかもしれません。なるべく、二週間以上はあけないよう善処します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-09 19:10:52
5528文字
会話率:56%