六歳の時、母を亡くして侯爵家に引き取られた。
そこから長年に渡り義母と義姉から虐げられる日々が続いていたのだけれど……ある日突然、義姉の態度が豹変したのだ。
「これからは心を入れ替えて、良い姉になれるよう頑張るわ。……だから私を断罪しよう
なんて思わないで。ね、お願いよ?」
義姉が言うには、私はヒロインで、義姉は悪役令嬢なんだとか。
そして悪役令嬢である義姉を、私は断罪&処刑するのだとか。
そんな未来を避けるため、義姉は心を入れ替え、私をあの地獄な日々から救い出してくれたのだった。
果たして義姉は、その最悪の未来から逃れることはできるのかーー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-17 18:12:03
10820文字
会話率:25%
伯爵家令嬢のエマは、希少な光魔法の使い手。サポーターとして守護天使までついている。
けれど、このことが世間にバレたら、もう普通には暮らせない。希少魔法士として王城に監禁されるか、他国に誘拐されるか……。だから力を隠している。
「私は普通~~
~に、心穏やかな人生を送りたいの」
そう願っているのに、我の強い異母妹は絡んでくるし、両親はお金のことしか考えてないし、守護天使はやんちゃ小僧だし、人生が忙しなさすぎる。
おまけに凱旋した英雄騎士様に、ひょんなことから気に入られてしまって――?
★中短編くらいのボリューム感。シンプルなインスタントざまぁです。おつまみにどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-17 12:00:00
36707文字
会話率:47%
貴族令嬢ヴァレリアは、婚約者の王子によって処刑台へと送られた。
王子が第二妃として連れてきた女に嫉妬して、貶めようとした罪によって……。
ヴァレリアは実際、第二妃を侮辱し、「どうかその女を殺してくれ」と周囲に訴え、大いに騒ぎ立ててきたのだ。
――というのも、別に嫉妬心からではない。
王子が一目惚れして連れてきた第二妃は、人間ではないのだ。そいつは魔物である。
ヴァレリアだけが、この真実を知っていたのだった。
……でも、ヴァレリアは嫉妬に狂った悪役令嬢だと蔑まれ、ついには死罪となって処刑されてしまった。
――が、その直後。信じられないことに、時間が巻き戻ったのだった。
ヴァレリアはループする投獄~処刑の日々の中、ある計画を思いつく。
「最後に処刑台の上で、『アイツは魔物だ』と大声で暴露して、見物人たちに訴えてやりますわ……!」
この計画を実行するため、ヴァレリアは闘志を燃やして処刑台に立つ。
訴える時間を得るためには、まずは、瞬殺してくる処刑人と戦わなくてはならない……。
ヴァレリアを毎回真っ二つに叩っ切ってくる、めっぽう強い処刑人の男との戦いが始まった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-26 19:05:32
20307文字
会話率:20%
王都内で仲が良いと有名なラグナス公爵家姉妹。母親違いの義理関係ではあるが、そんな隔たりを感じさせないくらい、日々姉に愛情を注がれていたクレス。クレスもまた、姉であるオリエンスを心から愛し、尊敬していて、お互いが掛け替えのない存在となっていた
。
__しかし、それはただの茶番。
その事実を知ったのは、成人を迎えたクレスのデビュタントの日。姉の陰謀により、クレスと実の母親であるフロリアは濡れ衣を着せられ、死刑宣告をされてしまう。
そして命を断つ直後。とある事情で隠し持っていた“お守りのネックレス“の力により、人生をやり直せるチャンスを得たクレスは、姉への復讐を決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-17 00:00:00
153465文字
会話率:24%
貴族令嬢・レイナ・アーデルシュタインは、ある夜会の場で第一王子アルベルトから突然、婚約破棄を宣告される。その理由は、平民出身の少女エリナ・ローナに対するいじめ行為の濡れ衣。王子はエリナの涙ながらの訴えを信じ、面前でレイナを断罪する。
だ
が、それは全て仕組まれた陰謀だった。冷静さを失わなかったレイナは、あらかじめ集めていた証拠を場で公開し、エリナが主導していた嫌がらせの真相を暴露。王子の軽率な判断と不正の隠蔽を明るみに出し、会場は一転、王子とエリナへの糾弾の渦に包まれる。
騒動の責任を問われた王子は王太子の座を剥奪され、エリナは国外追放処分。失墜した二人とは対照的に、真実と誇りを貫いたレイナは王国中の尊敬と信頼を勝ち取る。
その後、レイナは新たな王太子候補として第二王子セシルを推挙。才知と人望を兼ね備えた彼と手を取り合い、王国の未来を導くこととなる。
かつて捨てられたはずの令嬢が、今や王国の象徴へ。
これは、婚約破棄という転落劇から始まった、鋼の薔薇が咲き誇る逆転の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-16 20:21:56
3472文字
会話率:45%
これは、狭い世界に囚われ、逃げ続けていた軟弱な貴族令嬢が、あるきっかけで時間が巻き戻り、幼い頃へ戻った。
彼女は逃げるように、過去とは異なる道を選び、また周囲に押されながら、徐々に世界が広がり、少しずつ強くなり、前を向いて歩み始める物語であ
る。
※この作品は長編小説として構想しています。
前半では、主人公は内気で自信がなく、優柔不断な性格のため、つい言葉を口にするよりも、心の中で活発に思考を巡らせ、物事をあれこれ考えすぎてしまいます。
その結果、狭い視野の中で悪い方向にばかり想像し、自分を責めてしまうことも多く、非常に扱いにくく、人から好かれ難いキャラクターだと感じられるかもしれません。
拙い文章ではございますが、彼女がどのように変わり、強くなっていくのか、その成長していく姿を詳細に描いていきたいと思っています。
どうか、温かく見守っていただければ嬉しいです。
※作者は外国人のため、言葉使い、単語の使用や文語などに間違えた点がございましたら、ご遠慮なく教えていただければ幸いです。
※同時掲載:小説家になろう、アルファポリス、カクヨム折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-15 21:15:20
230675文字
会話率:25%
貴族令嬢でありながら「秘匿すべき化け物」として、存在しない者のように扱われていたアリア。とうとう厄介払いとして生家を追われることになった。
ある日突然、辺境で暮らす祖父のところへ介護要員として行くよう(そして二度と戻ってくるなと)実父と義母
から命じられたのだ。
だが、義母の本性と異母妹の悪巧みを知っているアリアは、邪魔者として昔から執拗に命を狙われていた。おとぎ話の主人公のように、食事に毒を盛られたことも、一度や二度ではない。
義母はアリアの実母のドレスやアクセサリーなどの遺品を奪い、異母妹はアリアの居場所を奪った。思い出のある家屋敷からも追放された。
行き場所はもう、辺境伯である祖父のところしかない。
アリアはたった一人の従者を連れて辺境へと旅立ったのだが……。
徐々に明らかになる「秘匿すべき化け物」の真実。
辺境での新たな出会い。
エスカレートする義母たちの嫌がらせ。
果たしてアリアは生き残れるのか――!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-15 10:44:25
508710文字
会話率:24%
「……婚約を、破棄してほしい」
貴族令嬢アナベル・クラウゼは、王子アレクシスから一方的に告げられた婚約破棄の申し出を、静かに受け入れた。感情を見せず、潔く身を引いた彼女に、王子はほっと胸を撫で下ろす。
だが、それは全ての始まりだった――
。
王子の新たな婚約者として現れたのは、平民出の才女エレナ・ローゼン。民衆から「新時代の希望」として絶大な支持を得る彼女に、王宮は沸き立つ。祝賀の夜会が盛大に催されるなか、突如、アナベルが現れる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-14 11:07:47
3465文字
会話率:22%
貴族令嬢アリス・ウェールズは、誰もが憧れる“完璧な令嬢”。けれど彼女は知っていた――その“理想”が、どれほど窮屈で、退屈で、息苦しいものかを。
ある日、舞踏の稽古中にふと立ち止まったアリスは、決意する。すべてを捨てて、自分だけの人生を歩く
ため、夜の屋敷を抜け出したのだ。
初めての街。初めての自由。そして出会ったのは、酔っ払いで夢追い人の商人のオリヴァだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-25 07:00:00
13199文字
会話率:19%
婚約を破棄された貴族令嬢メルト・ティーナ。
だが彼女には、十年前に前世の記憶と“聖女の力”を取り戻していた秘密があった。
偽りの聖女が王都で持て囃される中、王都を救い、自らが真の聖女であることを証明したティーナは、それでも栄光や称賛を
望まなかった。
「私は……ただ、誰かを救いたいだけだから」
穢れがはびこるこの世界を巡り、小さな村を訪れては癒し、祓い、静かに人々の心を救っていく。
これは、かつて世界を救えなかった聖女が歩む、贖罪と優しさの旅路。
穏やかに、だけど確かに──世界は変わっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-13 00:00:00
2368文字
会話率:36%
近衛騎士団長アレクシス。忠誠と規律を旨とする男に、国王が命じたのは嫁探しだった。
渋々参加した夜会で、突如巻き込まれたのは貴族令嬢の婚約破棄劇。
「彼が、私の浮気相手です!」
突然「間男」に指名されたアレクシスはどうする。
最終更新:2025-06-12 12:05:11
4828文字
会話率:58%
誰か、お願い。
この悪夢から目覚めさせて。
さもなければ、いっそ――わたしを、消して。
「偽物の聖女に国の未来を託すわけにはいかない。オフェリア、お前との婚約を破棄し、真の聖女・クローディアを妃とする!」
王宮に響いた断罪の声。それは、
ただ一人を信じ、祈り続けた少女の人生を、一瞬で地獄へ突き落とした。
清らかな祈りで国を支えてきたはずの聖女・オフェリア。だが、「偽者」の烙印と共に投獄される。
すべては、聖女の名を騙る貴族令嬢クローディアと、彼女に魅せられた第一王子アムレートによる陰謀だった。
信じていた彼に裏切られ、奪われた未来。聖女が最後に望んだものは……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 19:32:31
11463文字
会話率:17%
誰か、お願い。
この悪夢から目覚めさせて。
さもなければ、いっそ――わたしを、消して。
「偽物の聖女に国の未来を託すわけにはいかない。オフェリア、お前との婚約を破棄し、真の聖女・クローディアを妃とする!」
王宮に響いた断罪の声。それは、
ただ一人を信じ、祈り続けた少女の人生を、一瞬で地獄へ突き落とした。
清らかな祈りで国を支えてきたはずの聖女・オフェリア。だが、「偽者」の烙印と共に投獄される。
すべては、聖女の名を騙る貴族令嬢クローディアと、彼女に魅せられた第一王子アムレートによる陰謀だった。
信じていた彼に裏切られ、奪われた未来。聖女が最後に望んだものは……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 19:10:00
11463文字
会話率:17%
二度の婚約破棄を経験し、すべてに疲れ果てた貴族令嬢ミゼリアは、山奥の屋敷に一人籠もることを決める。唯一の話し相手は、偶然出会った傷ついた猫・シエラル。静かな日々の中で、ミゼリアの凍った心は少しずつほぐれていった。
ある日、負傷した青年・セ
スを屋敷に迎え入れたことから、彼女の生活は少しずつ変化していく。過去に傷ついた二人と一匹の、不器用で温かな共同生活。しかし、セスはある日、何も告げず姿を消す──
「また、大切な人に置いていかれた」
残された手紙と金貨。揺れる感情と決意の中、ミゼリアはもう一度、失ったものを取り戻すため立ち上がる。
これは、孤独と再生、そして静かな愛を描いた物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 18:36:34
14430文字
会話率:46%
貴族令嬢イザリーナは、商家出身の新興貴族アドリアンと政略結婚をして四年。
次第に夫の態度は冷たくなり、言葉の暴力と侮辱に晒される日々。
そんな彼女の唯一の心の支えは、同じ境遇の親友・エルシェンヌ侯爵夫人だった。
──あの手紙を見つけるまで
は。
夫と、信じていた親友の裏切り。
崩れ落ちそうな感情を胸に、イザリーナは静かに立ち上がる。
彼女が選んだのは、感情的な報復ではなく、完璧な“断罪”。
証拠を一つずつ積み上げ、貴族社会を巻き込んだ“舞台”が幕を開ける。
冷酷に、鮮やかに、静かに燃える復讐劇。
最後に笑うのは──真実を握る者だけ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-24 14:37:54
8743文字
会話率:44%
「記憶喪失なんて嘘までついて、僕の気を引きたいのか」
婚約者アーサーにそんな酷い言葉を投げつけられても、公爵令嬢ミシャは戸惑うばかりだった。原因不明で倒れ、目が覚めたときには過去の記憶をすべて失っていたから。そんなミシャをアーサーはいたわる
ことも無く、相変わらず冷遇し続ける。貴族令嬢の婚期のリミットである20歳の誕生日を迎えたミシャは──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 00:55:53
4527文字
会話率:30%
貴族令嬢のカナデアは学園で初めてできた友人ミーナからある日突然裏切られる。
「うぇーん、お友達があたしのことを生意気だってイジメるのぉ。あーあ、優しく男の子に慰めてほしいなぁー」
と相談女を装いつつ男漁りを始めたミーナの流す嘘に騙さ
れ、カナデアもまた仲の良かった令息たちからも白い目で見られることとなる。
そんなある日、一つの婚約破棄事件をきっかけにカナデアは他にもミーナの被害にあった令嬢たちと一緒に休学を決意する。
傷心旅行と称してしばしバカンスを楽しんでいたカナデアたちは、やがて都合の良い引き立て役を用意できなくなったミーナの愚行とその末路を耳にすることになり……。
※他サイトにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 08:22:33
15259文字
会話率:35%
イングリット帝国学園の学食で働いているエマ・29歳。
彼女がいつも通り生徒の注文を受けていると────。
「Aランチを頼む。ところでメアリー。君との婚約を破棄する」
「Bランチをお願いしますわ。……って、婚約破棄ですってぇぇぇ!? なぜで
すの!? フェリクス王子!?」
「なぜなら私は、このご婦人を愛しているからだ」
「この人、学食のおばさんじゃない!」
エマは突如、大国アルベールの王子フェリクスから愛の告白を受ける。
王子に婚約破棄されたテルサ国トレイユ子爵令嬢メアリーは怒り心頭。
だがエマは、あくまでも冷静に────。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 08:49:01
11725文字
会話率:40%
ロマンス小説をこよなく愛する、帝国一のロマンス脳貴族令嬢――フリル・ラティア。
ある日、通っている帝国学園のクラスメイト2人に呼び出されてしまう。
「コゼット嬢に嫌がらせをするなんて、淑女らしからぬ行為です!」
「まあまあ、落ち着いてくだ
さいよ。ねっ?」
「っ、なんとお優しい……!」
私が嫌がらせ?一体、いつ?
……いいや、そんなことよりもこの展開なんだか既視感がある。
これはまさか、小説で何度も見た『私の男を取らないで!』ってやつでは……?
どうやら、コゼット嬢は私の婚約者の皇子に恋をしているらしい。
政略的な婚約関係の私たちとは違って、仲睦まじいという噂もあったし、確かにお似合いだと私も思う。
(ヒロインとヒーロー?私はもちろん応援するわ!)
しかし、コゼット嬢が突然「フリルさんに階段から突き落とされましたの!」と言い出して……。
ちょっと待って。もしかしてあなた、ヒロインじゃなくて……性格がめちゃくちゃ悪いタイプの悪役令嬢じゃないですか?
・
ざまぁしかないです。ちょっとだけラブコメ風?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 02:34:54
7232文字
会話率:50%
生まれ変わると、貴族令嬢に生まれていたエレシア。
二度目の人生を謳歌するんだ!と生き込んでいたが、前世でミッションスクールに通い日々祈りを捧げていたのが運の月で、伝承にある“聖女の祈り”を言ってしまい、聖女としての力を発揮してしまう。
「
神とか信じてないし。信仰心も何もないし。聖女止めたい、ほんとに無理……」
そう日々愚痴を零していたエレシア。
そんな彼女の前に、「自分こそが真の聖女である!」と名乗り出た令嬢が現れた。
「お前は偽物だったんだろう!僕を助けてくれた彼女こそが本物の聖女だったんだ!だから僕はお前ではなく、真の聖女である彼女と結婚する!」
王子と、王子の傍で涙を流す令嬢。
(神様、ありがとうございます!)
その光景を前に、エレシアはかつてないほど、神への感謝の言葉を述べた。
・
脱・聖女希望のエレシア。
短く、ざまぁとロマンスを楽しみたい方にオススメです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 05:11:30
10886文字
会話率:38%
十歳で婚約したギルバートとクリスティーナ。純然たる政略的な婚約だった二人だが、共に過ごすうちに絆は芽生えた。だけどそれは恋にはならなかった。月日は流れ、学園に元平民の聖女候補ダリアが編入してきた。貴族令嬢とは違うダリアにギルバートは次第に魅
かれていく。そんなギルバートにクリスティーナは「真実の愛って知ってる?」と問いかける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-05 22:50:41
23866文字
会話率:43%
貴族令嬢のレイチェルはある日突然、婚約者のライアンから前世でもそのまた前世でも恋に落ちた女性と再び巡り会い、抗うことのできない運命的な恋に落ちたからと一方的に捨てられる。
傷心の中、レイチェルは立ち直るために次の相手を探すものの相手は見つか
らず、日々だけが虚しく過ぎていく。
しかし引っ越した先でレイチェルにも新たな婚約者との出会いがあり、再び幸せな日々が戻ってきたところで偶然ライアンと再会して声を掛けられる。
ところが彼の様子は以前のような自信がなく、どうも疲れている様子で……?!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-05 12:21:11
12182文字
会話率:19%
婚約者が浮気をしていた。それだけならまだ、きっと我慢できた。
けれどその相手が愛しい妹で、しかも彼女から腹の底ではずっと蔑まれていたと知れば話は別だった。
だから私は夫の睾丸に結紮(けっさつ)の呪いをかけることにし……。
最終更新:2025-06-01 20:26:30
3020文字
会話率:32%
王都の貴族令嬢リディアは、婚約者のエドガーに浮気を疑われ、身に覚えのない罪で一方的に婚約を破棄される。
だがそのとき、彼女は言い訳ひとつせず、静かに王都を去った――呆れと諦めを胸に。
数年後、ある名声とともに王都へ戻った彼女の笑顔が、すべ
てを静かに覆していく。
誤解を解くつもりは、最初からなかった。
信じなかったのは、彼の選択だったのだから。
※ざまぁ要素は入ってますのでご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 07:01:05
4254文字
会話率:29%
セレスティア王国の軍人貴族筆頭であるルヴァンサー侯爵令嬢レティシアは困惑していた。
こともあろうに王妃陛下主催の舞踏会で、婚約者を名乗る法衣貴族No.2であるブリエール伯爵家三男によって、公衆の面前で婚約破棄を告げられたからである。
は……
?へ……??と困惑するうちに、なぜか相手の『真実の愛の相手』に対する犯罪まがいの嫌がらせをあげつらわれ、家門を貶められたレティシアの怒りが臨界点を突破し、
「わたくし個人に対する中傷、冤罪は看過するとして、家門に対する侮辱は許しがたいものがあります!」
即座に着用していて長手袋を外して、相手の顔に叩きつける。
「互いの名誉と尊厳を賭けて、わたくしは貴方に決闘(デュエル)を申し込みます!!」
こうして婚約破棄騒動から始まった決闘はどう決着をつけるのか!?
婚約破棄モノを読んでいて、ふと「ヨーロッパ風世界なら侮辱されたら、間接的な『ざまぁ』とかじゃなくて、直接的な決闘だよなぁ…?」と思ったので、書いてみました。実際のヨーロッパでは令嬢は決闘の資格はありませんでしたが(やるなら親父か兄貴)、異世界ヨーロッパ風ファンタジーというわけで、それもアリにしましたw折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 00:00:00
10054文字
会話率:41%