森の奥のダンジョンボスを倒し、町に戻って仲間たちと祝杯をあげる。
翌朝――目が覚めると、俺は女になっていた。
脱衣所の鏡に映る姿を見て、自分が『女勇者』になっていることに気づく。
嘘だろ……? と、背筋に冷たい汗が伝った。
実は、俺には
前世の記憶がある。
ここは勇者が魔王を倒すという王道RPGの世界だ。
ただこのゲーム、他のゲームと違うところがあった。
最初の選択――主人公を男の勇者にするか、女の勇者にするかでエンディングが変わるのだ。
男勇者を選べば、魔王を倒した後、姫との甘々ラブラブエンド。
女勇者を選んだ場合は……。
「――パーティー仲間たちとの逆ハーレム、エロエロエンド……?」
ちょっと待て。そんなエンドは望まない!
女になった呪い――『種付けブレス』を解呪すべく、仲間にバレないうちに、一人でこそこそと旅に出た。
「なのに、なんでお前らがいるの!?」
行く先々で仲間に出会う。
正体はバレていないはずなのに、徐々に距離が近くなっている気がする?(気のせいであってくれ!!)
嫌だ……! 俺は絶対『男』に戻る……!!
「絶対に戻ってやるんだからな!!」
※カクヨム様にて先行投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 17:22:57
74405文字
会話率:32%
「貴方の従者辞めます」
唐突に目の前で始まった一幕に目を瞬かせている内に、ダメ令息として嘲笑されることに。
何故か素行不良の輝くイケメンに成り代わってしまったようなので、別人と気付かれるまでこそこそと生存活動に励むことにしました。
出先で集
団暴行に遭ったのをいいことに、色んなショックで都合良く記憶喪失ということに。
白々しくても惚け切ってみせます。
馴染みのない高い視線と大きい手、腕力と各種筋力も鍛えて体力を付けたら、憧れのイケメン騎士に?
なってみるのも悪くないかと割り切ってみた、異世界転移者のお話しです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 21:42:02
1000238文字
会話率:40%
第一部全文掲載。以降分割版を毎週更新します。
私の心臓は、私の胸と同じ痣を右手に持つ勇者が取り出し、魔王討伐の際に絶対に必要になると言われている剣、聖剣だ。数多の戦いを繰り広げて、聖剣を用い、勇者ヘリオスは魔王を打ち滅ぼした。私は魔王が滅ん
だ際に、魔王の居城の崩壊に巻き込まれて、目を覚ましたら、なんと死んだ事にされていた! 聖剣の鞘という事で、勇者ヘリオスと婚約関係にあったけれども、彼の仲間の女性たちの嫉妬でほとほと嫌になっていた私は、死んだ事になったのを幸いと、隠れてこそこそ生きる事にしたのだが……運命はそれを許さなかったのだ!! 私は偶然から、処刑される魔王のしもべと偽りの友情関係を結ぶ事になり……?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 17:00:00
341360文字
会話率:42%
南蛮人、南蛮人って。わたくしはれっきとした倭人よ!
お江戸の町で与力をしている井上正道と、部下の高山小十郎は、二人の赤子をそれぞれ引き取り、千代と太郎と名付け育てることに。
月日は流れ、二人の赤子はすくすくと成長した。見目麗しい姿と珍しい
青眼を持つため、周囲からは奇異の眼で見られる。こそこそと噂をされるたび、千代は自分は一体何者なのだろうかと、自身の出自について悩んでいた。唯一同じ青眼を持つ太郎と悩みを分かち合おうにも、何かを知っていそうな太郎はあまり多くを語らない。それがまた千代を悶々とさせていた。
そんな千代を周囲の者は遠巻きに見ながらも、その麗しさに心奪われる者は多く、やがて年頃の千代にも縁談話が持ち上がる。
しかし、当の千代はそんなことには興味がなく。寄ってくる男を、口八丁手八丁で退けてばかり。
果たして勝気な姫様の心を射止める者が、このお江戸にいるのかっ!?
痛快求婚譚、これよりはじまりはじまり〜♪折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 21:30:00
139550文字
会話率:49%
──七年前、東京のある大学がフルダイブ技術を発明させた。世界に、新しい時代の幕が上がる。
フルダイブ技術発明から七年後、総務省の片隅でこそこそ仕事に勤しんでいた男・北条充《ほうじょうみつる》三十一歳は、ある日突然、大臣からじきじきに
出向を命じられる。
ヨルムンガンドオンライン
サービス開始から一年半を迎えたこのフルダイブMMORPGの仮想世界。
オフィスビルのサラリーマン生活から一転、剣と魔法のファンタジーワールドに飛ばされた彼の運命は……!?
「にっ、逃げろぉぉぉぉ!!!!」
※他サイトにも同時掲載しております。あらかじめご了承下さい。
※当作品は、《ユメカガク研究所MMORPG制作・運営委員会》によるシェアワールドとなっております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-02 22:10:43
243549文字
会話率:44%
漫画家の幼馴染みの女子は俺を漫画の主人公にして漫画を書いていた。長いこと会話すらしなくなった元仲良しの彼女はなぜ主人公を俺にしたのか? 引きこもりにの俺には分からなかった。久しぶりに口をきいたがいきなり喧嘩腰。口喧嘩した彼女の口から聞いた言
葉で目を覚ましゼロからやり直そうと立ち上がった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-21 15:34:11
344文字
会話率:0%
BB弾を打ち合うサバイバルゲーム、それが趣味だけど恥ずかしくて周りに言えず一人でこそこそ趣味を楽しんでいた。そんなこそこそ生活に終止符を打つ出来事が…
作者が深夜テンションでネーム(小説でも使っていいのかは知らん)考えてそのまま物語化された
シリーズ小説開幕折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-12 17:24:16
3375文字
会話率:0%
何時もダンジョンの第一層、そこでこそこそと弱い弱いモンスターを倒す。
それが何時もの日課。
だがそれも今日、終わる。
やっと必要な魔力が揃ったから。
召喚師として職を受けて今まで。
我慢してきた生活がやっと終わる!
最終更新:2024-06-21 13:30:57
6286文字
会話率:40%
《姿無き英雄》と呼ばれる存在が居る。人の前に姿を現さず、だけれども確かに存在し、人の手助けをしてきたもの。強さこそ全てとも言えるようなこの世界で強者として存在する《姿無き英雄》の正体は一人の少女だった。
―――この物語は、自身が前世でプレイ
していたVRMMOの未来の世界にやってきた少女が二度と死にたくないという思いから、自分より強者におびえながらも貪欲に強さを求め、ひたむきにこそこそと生きている話である。
※以前公開していたVRMMOの世界に転生した私の長編版
※我が道を行く少女の物語なので、人によっては不快な思いをするものもいるかもしれませんので注意してください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-09 19:00:00
1006977文字
会話率:27%
私はうつむいて歩く。
周りにいる女の子がニヤニヤしながらこそこそと私の悪口を言っている。
私の隣にはもう誰もいない。
ひとりぼっちだ。
世界に見放されたような気がして走り出す。
こういうのを孤立無援と言うんだよね。
私はそのまま道路へ、飛び
出してしまった。
キキッキー。
車のブレーキの音がする。
誰かが、悲鳴を上げたような気がする。
まさか。
と、私は笑う。
私に関わろうとする人なんてもう誰もいないもん。
この時は本気でそう思っていた。
葵くんと私の夏休みの間のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-27 22:16:16
2973文字
会話率:20%
ダンジョン化現象が世界におとずれて早数十年。
ダンジョン攻略はエンターテイメントとして社会に根付き、人類を楽しませていた。
鷗外みそらもその人だ。
もっとも彼はソロプレイ専門だが。
平凡・地味・冴えないメンズな彼にとって、ダンジ
ョン攻略は最高のストレス発散場となっていた。
「ふははっ……我が闇の力の前に消えよ!」
闇系スキルを極めた彼は魔王コスプレでなりきりプレイを楽しんでいた。
そんなある日。
いつものように魔王なりきりプレイを楽しんでいた彼のもとに、女の子の悲鳴が届く。モンスターから女の子を助けた彼は、相手がクラスメイトの甘城アルマだと気づく。
身バレを恐れた彼は、キャラを突き通す。
「我は魔王ガイデルである! 貴様ら人類の頂点に立つべき支配者よ!」
幸いなことに(不幸なことに)闇系スキルを極めていたこと。超高難易度ダンジョンでソロプレイしたことで、アルマは彼を魔王だと信じてしまう。
さらに幸いなことに(不幸なことに)。
「魔王さま……わたしは前世であなたと恋仲だった者です」
アルマは電ぱ……感性がかなり独特なお嬢さんだった。
しかもアルマが美少女配信者として有名だったことで、みそらの魔王なりきりプレイが盛大にバズってしまう。
魔王の巨大な力を狙い、さまざまな思惑がうずまいていく。
みそそら絶対に身バレしてなるものかと、最強の魔王さまを演じつづけるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-23 19:10:14
262942文字
会話率:33%
20の歳になる女子大生が異世界に引き込まれちゃってさぁ大変。まずは食料調達をしよう。
*注意*
作者が、こういう書き方はどうだろう?という実験をしまくった研究的作品なため、ツッコミどころが多々ありますので完成度の高さを期待してはいけない!
例…異世界転移先に親切に説明してくれる人が待っているなんて都合のいいことあるか?→説明人物いないとストーリーがすすまねぇや!
例…予定日まで1日1話で進んでいくとリアリティあるかな?→進行が遅く感じるだけだった!
例…各話の先頭に、未来からの回想の言葉を入れると、未来と今が重なった時燃えるんじゃね!?→着眼点は良かったと思うが作者の腕が足りなかった(回想のネタ切れつらい)
例…わき役のこと深く語るとリアリティ出るかな!?→ストーリーがすすまねぇや!
例…行方不明感を出すために、準主役を作るってどうだろう!?→準主役の話がすげぇ長くなってしまったぞおい
例…比喩表現っていいよね。描写っていいよね。書き書き→今読むとしつけぇが努力は認める
でも私を育ててくれた大恩ある先生のような作品なのです。こっそり連載継続中。
これからも実験していきたい(こそこそ)
つっこまれなくてもツッコミどころは私が一番わかってるよ!なので評価は受け付けません!ご了承ください!作者の成長遍歴を楽しめる人だけ読んでね!?
(他名義で小説家になろうに載せていたこともありましたが、アカウント忘れてたのでこちらに載せ直し)
(ホームページがシステム終了するので引っ越してきたよ長編編)
2006か2007年に書き始め(当時はデンパンブックスを利用。あのサイト結局サーバーダウンしたまま復活しなかったな)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-05 15:04:54
435680文字
会話率:32%
「おい、そこ。何こそこそしている。」
やばっ‼
「逃げて、涼華さん‼」
「ちっ、クソが。」
バン バン
乾いた銃声が、爽やかな秋空に響き渡った。
10月8日 午前11時 27分 32秒
えっ、俺死ぬの?ふいに俺は思った
『なんて素晴らしい世界なんだ…』
そんな俺は、意識がだんだんと薄れていく中で、ある声を聞いた。
「革命を起こせ悪魔」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-19 10:10:28
4660文字
会話率:45%
使いっパシリのゾルゲさんはいつもみんなのパシリさん。そんなんでも魔王軍十二将軍の一人でそこそこ偉いはずなんだ。パラソル持ってクルクル回して飛んだり跳ねたり消えちゃったりと、不思議な力を持つせいでいつもみんなにパシられる。
でもそんなゾル
ゲさんはみんなの見てないところで、こっそりこそこそなにかをやってるらしい。いったいぜんたいなんだろう?
これはそんなゾルゲさんのパシリっぷりをほんの一幕をちょっとだけ見れるお話だよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-21 11:49:19
53782文字
会話率:52%
ヤギ獣人の少女ウルリカは、幼なじみで一学年上のアイベックス獣人、アイベルンのことが小さいころからずっと好き。親同士も仲良しで、婚約はほぼ内定、と思っていたけれど、このごろ彼の様子がおかしい……。こそこそ隠れて、王立学園の七不思議に入れ上げて
るなんて、卒業間近にどうしちゃったの?! 失恋の予感に怯えつつ、大好きな人の心からの願いを応援したくて、ウルリカは、寮の同室で親友のシカ獣人スフィリア、生徒会の後輩でキラキラ貴公子のライオン獣人ブラッドフォードとともに、アイベルンの隠し事が何なのかをつきとめようとするが――――。
全15話構成、完結時には4万字程度の作品となる見込みです。初稿は書き上げ済み。
定期更新、完結までノンストップ予定ですので、お付き合いいただければうれしいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-01 09:21:19
46602文字
会話率:48%
「ゲェ、私の負けかぁ」
「イエーイ、勝ちー!」
「じゃあ約束通り、ちゃんと津島君に告白してよね」
「……わかったわよ」
――!
とある昼休み。
図書室に向かう途中、人気のない科学室の中で、僕と同じクラスの女子三人がこそこそとジャンケ
ンをしている光景を目撃してしまった。
ジャンケンに負けたのは、我がクラスのスクールカーストトップの冬森さん。
誰もが羨むような美貌を持つうえ、実家もお金持ちという、絵に描いたようなお嬢様。
そして津島というのは僕の名前だ……。
こ、この流れはまさか――!
僕は慌てて、その場から立ち去り教室に戻った。
「ね、ねえ津島君、放課後ちょっと話があるんだけど、裏庭まで来てくれない?」
「あ、はい」
教室で一人ボーっとしていると、案の定冬森さんから声を掛けられた。
――そして迎えた放課後。
「つ、津島君、実はずっと前から好きでした。私と付き合ってください」
「――!」
僕たち二人以外誰もいない裏庭で、抑揚のない声で冬森さんからそう告げられた。
いや、正確には僕たち以外にも、先ほど冬森さんとジャンケンをしていた二人も、草むらに隠れてニヤニヤしながらこちらを窺っている。
――噓告白キターーー!!!!(大歓喜)
毎月二十冊以上ラノベを読んでる僕だからわかる!
この流れは、ラノベの定番中の定番、『噓告白』だッ!
最初はドッキリで付き合っていたスクールカーストトップの美少女と、スクールカーストドベの陰キャボーイが段々と心を通わせていき、やがて本物の恋人同士になるという、ラノベ界の王道オブ王道!
盛 り 上 が っ て ま い り ま し た。
……お、おっと、一人でズンドコしてる場合じゃない。
ここは噓だとは気付いていないフリして、何にせよ告白は受けないとね!
「あ、うん、ぼ、僕なんかでよければ、喜んで」
僕は敢えて声を震わせ、オドオドしながらそう返事した。
「あ、ありがとう、とっても嬉しいわ」
微塵も嬉しくなさそうな、引きつった笑顔を向ける冬森さん。
それに反して草むらに隠れている二人は、満面の笑みでハイタッチを交わしている。
「……じゃあ、早速二人で帰りましょ」
「そ、そうだね」
さてと、見せてやるとしますかね、ラノベ主人公の力ってやつを(倒置法)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-04 21:12:57
4736文字
会話率:44%
のりたの過去をこそこそ書きます。
昭和、平成と時代的に古い話や新しい発見など、赤裸々に伝えます。
小三時代は水泳を脱走したり、先生や義父との葛藤、高校をやめ上京したこと。
挫折や喜びを繰り返す話しです。漫才師へ憧れ弟師になれず、あきらめて田
舎へ帰ったりと、そのほかぼちぼちと日記のように書いてあります。のりたがそうやったのだから、自分でも出来るなど人生の参考になればと思います。
ただ幼小中時代、中年、初老といかず、順番がおかしくなってしまいました。そこをご了承ください。生きていれば様々な経験があります。モチベーションを上げたいあなた、よろしければお読みください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-07 16:12:59
424452文字
会話率:18%
男は一年ほど前、飽きるほどやり込んだアクションゲームに登場するシルバーというモブキャラになっていた。
当初はモブキャラになってしまったことに絶望するが、悲惨な最後を遂げる主人公よりマシであることに気づき、優雅で自堕落に過ごせるであろう未
来に夢を馳せていた。
こそこそと目立たぬように暗躍し、着々と身の安全と保身を固め、遂に物語の扉は開かれる。
後は主人公を見守っていれば全て上手くいくだろう。
そう思っていたシルバーであったが、大きな誤解と誤算に頭を抱えることとなる……。
なぜなら、肝心の主人公があまりに弱すぎたから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-02 12:46:36
76008文字
会話率:55%
召喚士の名家で生まれ育った俺は、初めての召喚儀式で己が召喚のできない出来損ないであることを知る。召喚不能者とレッテルが貼られ婚約者と友人は手の平を返す。クラスメイトも教師も俺をいないものとして扱い一族も俺を追放する。途方に暮れる俺が見つけた
のは伝説の召喚獣リーディアだった。俺は自身を捨てた奴らを見返す為に、召喚のできない召喚士のまま学院のトップを目指すことにした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-14 19:00:00
103528文字
会話率:35%
公爵家の令嬢であるシェリル・アルカードーレはエイルーン国第三王子のマーカス・リッツ・エイルルと婚約を結んでいた、今日までは。
嫌がらせの数々をマチルダという伯爵令嬢にしたと責められ、婚約破棄を言い渡された。全て身に覚えがないというのに
彼は聞く耳持ってくれず、シェリルはそれを受け入れるしかない。
帰ろうと城を出たところでこそこそと話をする男二人の会話をシェリルは耳にする。なんと、その嫌がらせは全てマーカスと公爵家の当主、ロリアードが結託してやったことだった。
このままではロリアード卿の妻にされてしまうと知り、シェリルは両親へ助けを求めようとするも二人は信用してくれず。誰も味方になってくれないことにシェリルはこの国から逃げることを決意する。
隣国、狼の耳と尻尾を持つ人種=半獣人族・ウルフス族の国であるフルムルへと逃げたシェリルだったが、王都の近くの森で魔物に襲われそうになる。そんな彼女の前にウルフス族の青年が現れた。
彼に助けれたシェリルはこの国で身分を証明できない人間が暮らしていくには難しいことを教えられる。どうするか悩んでいると、青年は言った。
「俺がお前を雇ってやろうか」
これは青年、ラルフの家政婦として世話になることになったシェリルの逃亡恋愛劇。
※半獣人や獣人などにオリジナルの設定が含まれます。いろいろご注意ください。
この作品はカクヨムのほうでも投稿しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-04 12:00:00
100285文字
会話率:45%